恋をされたがする気がない。

ポン

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プロローグというか自己紹介。w

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春の日差しも暖かくなってきた四月。
俺は教師としてこの学校にやってきたのが、全ての間違いだったのかもしれない。
矢貫満、28歳、歴史教師。
大学を出て6年、新卒で教員採用され初めての転任。
区立花見咲高校に赴任した。教師7年目という実績だけでとりあえずまぁって話で
いきなり1年生を受け持つことになった。担任の経験がないわけではないが最初三年は講師。
そこからの三年間は副担任と教師として授業、テスト作成、成績評価など当たり前のことはやってきたが
クラスを持つのは実は初めてでしかも1年生って管理職は何にも考えてないんかよ。って思って迎えた入学式が
今日だった。
最初のホームルーム。
「初めまして。皆さんの担任になりました、矢貫です。28歳で、既婚者です。奥さんは看護婦をしています。
 担任は皆さんのことを受け持つのが初めてです。よろしくお願いします。」
やってしまった…完全に超堅苦しい。俺に近づくなよ?ってオーラ全開でやってしまった。
静まり返る教室。葬式が始まったかのような静けさだ。
「先生。」
葬式会場に息を吹き込んだのは1人の女生徒。
彼女は確か、久保田陽菜。どこのクラスでもいるような委員長タイプって感じの生徒だ。
「なんですか?久保田さん。」
すっと立ち上がる久保田。整えられた髪、真新しい制服に身を纏った凛とした立ち姿。
大きく息を吸って発せられた質問。
「先生は、不倫したことありますか?」
意味のわからない問いかけから私の担任教師生活の幕が開いた。
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