1度目の人生より、2度目の人生の異世界生活に好きになるのは、欲張りですか?

神谷ラノベ

文字の大きさ
1 / 2

プロローグ

しおりを挟む
一宮夏樹いちみやなつきさん、初めまして。私は人々を導く神様アイリスと言います。
 唐突に言いますけど、これが現実なのでお分かり頂きたいです。
 あなたは、つい先ほど不幸な事でお亡くなりました」


 彼女は俺に唐突に告げた言葉が分からず一見静かになる。
 部屋を見渡すと、真っ暗な部屋で灯一つもなく寂しい部屋だった。
 それより、さっき俺に告げた人、自分で神様って言ってたよな。
 神様ってこんな暗闇の部屋で住んでるとは思わなかったわ。
 神様と言うと、雲の上の存在で下界を見渡す人と思っていたけど、そうじゃなかったのか。
 神様って以外に可愛そうな場所で住んでるんだな。
 しかし、神様が本当に存在するならこれはこれで違うだろ。
 神様って、ヒゲを生えてお爺さん見たいなと思ったけど、こんなに美人な女性な神様とは思わないだろう。

 紅くて印象的な長い髪。
 外国人見たいな明るい茶色の眼。
 見た目は二十歳前後ぐらいかな。しかも俺より年上かよ。
 白く透き通ったスカートとポロシャツ。
 しかし、神様ってエロい服装してるんだな。

 俺は夢中で美人な神様を見つめると、彼女は俺に喋りかける。
「どうしましたか、一宮夏樹さん。
 そんなに見つめると恥ずかしいです」
 頬が赤くなり、恥ずかしさで照れ始める。
 そんな恥ずかしさの顔を見ると、ますます可愛いらしさが見える。
 これ以上見つめると、俺の性欲が止まらないからあまり見つめないようにしよう。
 そして、何故俺がこの場所に居るのか先ほどまでの記憶を思い出す。


 ……そう、あの日俺はいつも通り学校に行かず家に引き篭もりをしていた。
 部屋には、沢山のゲーム機やソフト、そしてラノベの本。
 俺はいつも通りラノベの本を読んだり、ゲームをしたりしている三昧でいつもこんな日常をしている。
 世間では、俺みたいな引き篭もりをしている人をクズと呼ぶだろう。

 机に置いているパソコンを開き、今一番気になっているラノベの最新刊の発売日を調べると、まさか明日発売と書いてあり今日は明日の為に寝る準備を始める。
 いつもは朝まで起きているけど、明日の朝発売日と知ったから今日は早めに寝た。
 朝早く起き、今日はラノベの最新刊の発売日だから今日は珍しく外出をした。

 本日発売の人気ラノベの本、今買うと初回限定版でヒロインのフィギュアを手に入れるため、朝早く起き行列を並ぶ。
 インターネットで本を買えるけど、初回限定版はお店しか手に入れないから珍しく外出をしたって言う訳。
 開店時間になり、行列を並んで約5分経ちやっとラノベの本と初回限定版を手に入れ、興奮のあまりに外で大声を出し喜んでしまう。
 通りすがりの人々は、俺の方に視線を向けられ俺は恥ずかしさで視線を下に向け家の方に走り出す。

 そんな時だった。
 自宅に帰る途中、先ほど明るい天気だったけど突然雨が降り始める。
 俺は傘も雨具も持っていなく身体中ずぶ濡れになる。
 急いで自宅に帰る途中、眩しい光と轟音が鳴り響く。

 そして……。

 ……俺は先ほどの記憶を思い出し、落ち着いた表情で目の前の女性に尋ねた。
「俺、まさか死んだのか? 家に帰る途中、雷に打たれて……」
 俺の質問に彼女は頷き返答する。
「はい、貴方の言う通り落雷で落とされお亡くなりました」
「まじかよ! 俺の死に方って落雷で亡くなったのかよ。
 もっとカッコよく死にたかったわ」

 俺は落雷で死んだ事を把握し、俺は何故この場所に居るのかだんだんと分かった。
 つまりここは、死んだ人が呼ばれる部屋って事だな。
「それで、俺はこれからどうなるんだ?
 天国行きか地獄行きを決めるのか?
 もしそうなら、俺は天国に行きてぇな!
 なぁ頼むよ神様」
「そうですね、貴方は地獄じゃなく天国行きの方に勧めますけど、貴方の生活を見ると貴方ラノベ大好きですよね。しかも異世界系の!
 もし貴方が宜しければ天国行きじゃなく、貴方が大好きな異世界系の世界に転送しますけど、どうします一宮夏樹さん」



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~

楠富 つかさ
ファンタジー
 ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。  そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。 「やばい……これ、動けない……」  怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。 「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」  異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!

転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。 しかし職業は最強!? 自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!? ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。

泥まみれの英雄譚 〜その手が掴んだ温もりは〜

夢見中
ファンタジー
彼は異世界召喚に巻き込まれるが、そこで待っていたのは「ハズレ」の烙印と、城からの追放だった。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~

北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。 実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。 そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。 グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・ しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。 これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。

処理中です...