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研究材料に過ぎないもんね
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「あ、この本おすすめだよ」
「どれですか?」
図書室に着いた俺たち。
お師匠様のおすすめの本を取りながら本棚を行ったりきたりしている。
「抱っこするのに」
「いえ、本も持ちたいですし子供じゃないので」
「大人しく抱っこされてたのに?」
「あれは…楽というか仕方がなかったというか…」
「じゃあ、」
「いえ!お師匠様のおすすめの本をたくさん読みたいので、たくさん教えてください。持ちます!」
「そんなかわいい顔でおねだりとは、どこで覚えてきたんだい?」
彼は、はぁーかわいい(*≧∀≦)💕と俺の両頬に両手を添えて、俺の頭に頬ずりをしてくる。
「お、お師、匠様、苦しいですっ、んぅぅうー💢」
ふにふにと俺のほっぺを揉んでくる両手を掴んで抵抗するも力が違いすぎて効かない。
「なんでこんなにかわいいんだろう、ねっ」
「ぐぁっ!!」
「!?」
彼は片方の手を離したかと思ったら、本棚に向かって拳を突き出した。
本棚から悲鳴が上がり、人が倒れ込む。
股間を押さえてぴくぴくと痙攣している。痛そ…
「今のは痛い」
「こんなところにまでいるなんて、やだねー。家庭の虫みたい」
「っ……う っ……ぁ、ぅ………」
言葉にならないほどの激痛にまだ苦しんでいる。可哀想に。
「そういえば調べたいことがあったんだった。痛みと快感は紙一重とも言うだろ?研究したいと思ってたんだ。なぁ、協力してくれよ」
「っ………う、だ、だれ、がっ.……!」
やっと絞り出した声で反抗したようだが、反抗する前に両手を上に縛り上げられ、両足は左右に折りたたまれた状態で拘束。足を大っぴらに広げた状態で拘束されていた。
「や、やめろっ!やめてくれ!」
「いいねぇ、その顔。大丈夫、あとは快楽だけだから」
彼の股間に魔法陣が展開され、下半身の布が破れて消し飛んだ。
「!?」
「これで纏うものは無くなった。では。IT'S research !」
その掛け声と共に魔法陣からぐにょぐにょした蔦のようなものが数本出てきて、暗殺者の股間をまさぐり、いじり始めた。
グチュグチッっという音と喘ぎのような声を彼は「うるさい」の一言で消音の魔法陣を展開。薄い黒い幕を張り、視界と音を消した。
「これから本を選ぶから5分くらいこのままで。じゃ、本選びの続きしようか」
俺の方に向き直り、本を選び始めた。
「お師匠様の変態」
彼の顔をじろりとあり得ないコイツ…の意を込めて見る。毎回思うが容赦がない。
「そんな顔しないでよ。あれ?もしかして反応しちゃった?」
「してません」
「そうだよね。あんなの研究材料に過ぎないもんね」
あんなのに反応してたら、この先大変だよ?と本を渡してくる。
「…………はぁ」
受け取りながら、そう思っているのはお師匠様だけです。と付け加えた。
「これなんか勉強になるよ。ここから新しい魔法いくつか作ったくらいだから、おすすめ。あとで教える」
「はい。へぇ、[魔法陣の再構築と編成方法について 別冊子:応用編付き] 面白そうですね」
他の本を机に置いて、受け取った本のページを捲る。文章と図面に補足などがこと細やかに書かれており、分かりやすくまとめられている。
「その図面を書き移して別紙に何枚か用意するといいよ」
「わかりました。用意します」
夢中になって読んでいると次の本を渡してきた。
「これも面白いよ」
「はい、読んでみます」
5分以上経ってから2人で持てるだけの本を出した。あとは帰って読むだけ。
「あ、忘れてた。どれどれ…」
閉じ込めてた暗殺者の幕をパチンと割ると顔を赤くした暗殺者が涙とヨダレでぐしょぐしょになった顔で気絶していた。全身ぐっしょりでいろいろヤバイことになっている…。うわ… (同情)
「これじゃあ研究材料にもならないね。失敗かな?おーい起きろー」
ツンツンと暗殺者の足をつつくと「ぁ…ん……っ、あっ!」
何もしてないのにビクビクと痙攣しながら勝手に達した。さらに濡らす。
「ちょっとやりすぎた?あの触手がよくなかったか?あれ催淫効果のある粘膜出すやつでさ、強過ぎたのかな?どう思う?」
彼はまたツンツンと暗殺者の足をつついて質問責めにしている。つつかれる度に喘ぎ、達する暗殺者。なんと憐れな光景か…。
「………お師匠様。この研究はまた次の機会にしませんか。今は一刻も早く本を読みたいです」
「そぅ?じゃあ、そのままこいつは転移で牢へ送るか。多分服が擦れても感じるだろうし」
パチンと指を鳴らすと暗殺者がシュッと消えた。
多分牢に送られた。
「さて、部屋に帰ろうか」
彼は積み重ねた本を魔法でふわりと浮かせ、俺をまた抱っこして歩き出した。
「お、早速読んでるね」
「はい。別冊も気になるので」
[魔法陣の再構築と編成方法について 別冊子 : 応用編付き]の本を部屋につくまで我慢できなくて、彼に抱っこされたまま続きを読み始める。
「そっか。わからないところあったら教えて、説明するから」
「はい、ありがとうございます」
彼はゆっくり歩いて、部屋に着いた頃には空に光が差し込みはじめていた。
「どれですか?」
図書室に着いた俺たち。
お師匠様のおすすめの本を取りながら本棚を行ったりきたりしている。
「抱っこするのに」
「いえ、本も持ちたいですし子供じゃないので」
「大人しく抱っこされてたのに?」
「あれは…楽というか仕方がなかったというか…」
「じゃあ、」
「いえ!お師匠様のおすすめの本をたくさん読みたいので、たくさん教えてください。持ちます!」
「そんなかわいい顔でおねだりとは、どこで覚えてきたんだい?」
彼は、はぁーかわいい(*≧∀≦)💕と俺の両頬に両手を添えて、俺の頭に頬ずりをしてくる。
「お、お師、匠様、苦しいですっ、んぅぅうー💢」
ふにふにと俺のほっぺを揉んでくる両手を掴んで抵抗するも力が違いすぎて効かない。
「なんでこんなにかわいいんだろう、ねっ」
「ぐぁっ!!」
「!?」
彼は片方の手を離したかと思ったら、本棚に向かって拳を突き出した。
本棚から悲鳴が上がり、人が倒れ込む。
股間を押さえてぴくぴくと痙攣している。痛そ…
「今のは痛い」
「こんなところにまでいるなんて、やだねー。家庭の虫みたい」
「っ……う っ……ぁ、ぅ………」
言葉にならないほどの激痛にまだ苦しんでいる。可哀想に。
「そういえば調べたいことがあったんだった。痛みと快感は紙一重とも言うだろ?研究したいと思ってたんだ。なぁ、協力してくれよ」
「っ………う、だ、だれ、がっ.……!」
やっと絞り出した声で反抗したようだが、反抗する前に両手を上に縛り上げられ、両足は左右に折りたたまれた状態で拘束。足を大っぴらに広げた状態で拘束されていた。
「や、やめろっ!やめてくれ!」
「いいねぇ、その顔。大丈夫、あとは快楽だけだから」
彼の股間に魔法陣が展開され、下半身の布が破れて消し飛んだ。
「!?」
「これで纏うものは無くなった。では。IT'S research !」
その掛け声と共に魔法陣からぐにょぐにょした蔦のようなものが数本出てきて、暗殺者の股間をまさぐり、いじり始めた。
グチュグチッっという音と喘ぎのような声を彼は「うるさい」の一言で消音の魔法陣を展開。薄い黒い幕を張り、視界と音を消した。
「これから本を選ぶから5分くらいこのままで。じゃ、本選びの続きしようか」
俺の方に向き直り、本を選び始めた。
「お師匠様の変態」
彼の顔をじろりとあり得ないコイツ…の意を込めて見る。毎回思うが容赦がない。
「そんな顔しないでよ。あれ?もしかして反応しちゃった?」
「してません」
「そうだよね。あんなの研究材料に過ぎないもんね」
あんなのに反応してたら、この先大変だよ?と本を渡してくる。
「…………はぁ」
受け取りながら、そう思っているのはお師匠様だけです。と付け加えた。
「これなんか勉強になるよ。ここから新しい魔法いくつか作ったくらいだから、おすすめ。あとで教える」
「はい。へぇ、[魔法陣の再構築と編成方法について 別冊子:応用編付き] 面白そうですね」
他の本を机に置いて、受け取った本のページを捲る。文章と図面に補足などがこと細やかに書かれており、分かりやすくまとめられている。
「その図面を書き移して別紙に何枚か用意するといいよ」
「わかりました。用意します」
夢中になって読んでいると次の本を渡してきた。
「これも面白いよ」
「はい、読んでみます」
5分以上経ってから2人で持てるだけの本を出した。あとは帰って読むだけ。
「あ、忘れてた。どれどれ…」
閉じ込めてた暗殺者の幕をパチンと割ると顔を赤くした暗殺者が涙とヨダレでぐしょぐしょになった顔で気絶していた。全身ぐっしょりでいろいろヤバイことになっている…。うわ… (同情)
「これじゃあ研究材料にもならないね。失敗かな?おーい起きろー」
ツンツンと暗殺者の足をつつくと「ぁ…ん……っ、あっ!」
何もしてないのにビクビクと痙攣しながら勝手に達した。さらに濡らす。
「ちょっとやりすぎた?あの触手がよくなかったか?あれ催淫効果のある粘膜出すやつでさ、強過ぎたのかな?どう思う?」
彼はまたツンツンと暗殺者の足をつついて質問責めにしている。つつかれる度に喘ぎ、達する暗殺者。なんと憐れな光景か…。
「………お師匠様。この研究はまた次の機会にしませんか。今は一刻も早く本を読みたいです」
「そぅ?じゃあ、そのままこいつは転移で牢へ送るか。多分服が擦れても感じるだろうし」
パチンと指を鳴らすと暗殺者がシュッと消えた。
多分牢に送られた。
「さて、部屋に帰ろうか」
彼は積み重ねた本を魔法でふわりと浮かせ、俺をまた抱っこして歩き出した。
「お、早速読んでるね」
「はい。別冊も気になるので」
[魔法陣の再構築と編成方法について 別冊子 : 応用編付き]の本を部屋につくまで我慢できなくて、彼に抱っこされたまま続きを読み始める。
「そっか。わからないところあったら教えて、説明するから」
「はい、ありがとうございます」
彼はゆっくり歩いて、部屋に着いた頃には空に光が差し込みはじめていた。
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