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第3章 少年期 ミリア編
第五十五話「ランスロットと二人の盗賊」
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一方その頃。
「フンッ!」
ランスロットは一人、槍を振っていた。
相手は、大量の魔獣である。
ランスロットは目が覚めてからすぐに、魔物に絡まれていた。
人型の魔物から、動物型の魔獣まで。
その全てと、少々の手傷を負いながらも対峙していた。
殺しても殺しても、際限のない魔物たちの波。
まるで突如として押し寄せて彼らを流した波のように、絶え間なくランスロットを襲う。
それでも、ランスロットは一向に消耗している様子を見せない。
――否、消耗はほとんどしていないのである。
ランスロットはソガント族の戦士。
この程度の魔物の波など、蚊を相手にしているようなものだ。
つまるところ、多少の疲れはあるものの、何ら支障はないということだ。
「はァ……はァ……」
ランスロットにしては珍しく、息切れを起こしている。
かれこれ数時間、ほとんど休む間もなく槍を振り続けているのだ。
ランスロット自身は問題なくても、体の方は正直である。
目が覚めてから夜が明けるまで、殺した魔物は数百どころではない。
そこら中に、魔物の角やら武器やらが転がっている。
ランスロットは落ちている魔獣の肉を、生で喰らった。
魔術の類を使えないため、ベルのように何もないところから火を起こすことができない。
そのため、肉を焼く術がないのだ。
ソガント族含む竜人族は元来、狩猟を中心とした食生活を送っていたため、
その時の名残であるのか、生で肉を食っても平気なのだ。
ランスロットはベル達と出会う前まで、何十年も一人で放浪してきた。
故に、独りでいること、独りで戦うことには慣れている。
しかし、ランスロットは生まれて初めて、「寂しい」という感情を体感している。
いつも賑やかだったランスロットの周りは、寂れてしまっている。
「……やめだ」
ランスロットは首を振り、ベル達を捜し始めた。
「人だ……! アタイら以外に人がいるぞ!」
ふと、右手の方から声が聞こえた。
ランスロットは視線を声のする方へ移す。
そこには、瓦礫の中で二人、人間が座っていた。
ランスロットは槍を握ったまま、その三人に近づいていく。
「おい、アイツ、角があるぞ」
「竜人族か?」
「そうだ」
「すげえ! 本物だ!
てか、人間語が話せるのか?」
「わけあってな」
ランスロットはこの二人が敵ではないと判断し、槍を背中にしまった。
男と女が一人ずつ。
盗賊のような恰好をしている。
「お前もこっちに来いよ。
飯分けてやるから」
「……お前達は、俺が怖くないのか?」
「怖い? アタイら以外に生きてる人がいるってだけで心強いよ。
確かに見た目はちっと怖いけど、悪い奴ではなさそうだし。
な、ゾルト」
「ああ」
ランスロットは内心、呆気に取られていた。
人族は皆、竜人族を恐れていると思い込んでいたためだ。
ベルやエリーゼの場合は特殊であったが、ミリアの街を歩くだけで怯えたような眼差しを浴びることも多々あった。
手招きをされるままに、ランスロットはその瓦礫の山の中にある小屋のような場所に入った。
「名前はなんて言うんだ?」
「ランスロット・ソガンティアだ」
「かっちょいい名前だな。
オレはゾルトだ」
「アタイはダリアだ。よろしくな」
目の前に差し出された手を数秒見つめたのち、その手を握って握手を交わした。
ゾルトはランスロットに「食えよ」と、ビスケットを渡した。
ランスロットは思わぬ優しさに釈然としないながらも、そのビスケットを口にした。
「美味いだろ?」
「美味い」
「水が入ってちょっとシナシナだが、味自体はそう変わっちゃねぇな。
あっ、お前! ラスト一個だったのによぉ」
「油断は禁物だよ、ゾルト。
常に周りに気を張っておかなきゃ、命はすぐなくなっちまう」
「オレはそんなにスケールの大きい話をしてない!」
ランスロットが隣にいることを忘れているかのように、ビスケットを取り合う二人。
この二人が、ランスロットには何故か、ベルとエリーゼと重なって見えた。
「その……俺は人を捜しているのだ。
ビスケット、感謝する」
「おっ、奇遇だな。アタイらも人を捜してるんだ」
「良かったら、一緒に動かねぇか?
外には何故か魔物がたくさんいるし、オレ達だけじゃ心細くてよ」
「……」
ランスロットは少し考えこむ。
利害は一致するが、一緒に行動するとなれば、動きも限られてくる。
あくまで最優先なのは、エリーゼ、シャルロッテと合流し、そこからベルを捜すこと。
この二人の捜し人まで捜してやる余裕は、はっきり言って、ない。
だが、
「分かった」
ランスロットは、断ることをしなかった。
理由は一つ。
「ビスケットの借りだ」
ランスロットは、非常に義理堅い人間である。
---
「それで、ランスロットが捜してる人ってのは、誰なんだ?」
「名前か?」
「ああ。名前を叫んでみたら、応答があるかもしれないからよ」
「捜し人は三人だ。
エリーゼ、シャルロッテ、そしてベルだ」
「分かった、その三人の名前を……っておい、最後の名前はなんだって?」
「ベルだ」
「ベル?! アンタもしかして、ベルの知り合いなのかい?!」
「知り合いというか、仲間だ。
お前達の方こそ、ベルと知り合いなのか?」
ランスロットの言葉に、ダリアとゾルトは思わず足を止めた。
「オレ達は、ベルの隣の牢屋に入れられてた囚人なんだ」
「……そうなのか?」
ゾルトはやや興奮気味に、ランスロットにそう伝えた。
一方、ランスロットは冷静である。
というより、この二人の話はほとんど頭に入っていない。
周囲の警戒を一瞬でも怠れば、命の危険があるからだ。
ランスロット一人ならまだしも、二人人間を抱えているとなると、普段以上に警戒しなければならない。
ベルとエリーゼ、そしてシャルロッテは背中を任せるに足る戦士だと認識しているため、
普段はそこまで気を張っていない。
だが今回は、戦えるかどうかも分からない人間を守らなければならないのだ。
ゾルトとダリアはそんなことも知らずに、談笑をしている。
本当に人探しをする気はあるのかと半ばイラついているランスロットだが、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
「――ランスロット! 横だ!」
「!」
深呼吸の最中、ゾルトの声で我に返った。
常人ならば目で追うことすらできないほどの速度で槍を引き抜き、敵を突いた。
「……助かった 感謝する」
「気にすんな。後よ、オレ達も一応人並みくらいには戦えるから、安心しろ。
超人的な動きはできねえけどよ」
「元々盗賊をやってたから、コソコソ動いたり、パパッと動いたりするのは得意だしな。
動体視力には自信があるから、背後は任せな」
「……そうか。ならば、背中は任せた」
ゾルトが居なければ、危なかったかもしれない。
不覚をとったことを反省しつつ、ゾルトとダリア、二人の盗賊に背中を任せることにした。
「そういえば―――」
刹那。
ランスロットの背後で、ドサッと倒れる音が聞こえた。
ランスロットが振り返ると、そこにはゾルトを庇ったダリアが血を流して倒れていた。
「ダリア……? ダリア! おい!」
「うっ……!」
ダリアが血を流しているのは、背中からだ。
「ゾルト! 絶対に動くな!」
「わ、分かった……。
何なんだよ、もう……!」
ランスロットは、その場での静止を命じた。
ゾルトは言われた通り、ダリアの応急処置をしながらその場に留まっている。
槍を構え、周囲を見回す。
しかし、それらしい姿は見当たらない。
先ほどの奇襲は魔獣によるものであったが、今回は明らかにそうではなかった。
空間認知能力に長けているはずの盗賊が、振り返る間もなく背後からやられた。
これはどう考えても、魔獣や魔物の類ではないだろう。
360度を、ゆっくりと見渡す。
ランスロットの鼓動が、早くなっていく―――
「!」
キンという甲高い金属音が、瓦礫だらけの荒地に響いた。
ランスロットは、ノールックで攻撃を防いだのだ。
「――おや、竜人族の方ですか?」
「……貴様は、誰だ」
いつもよりも遥かに低いトーンで、ランスロットは尋ねた。
未だ、その姿は見えていない。
「私は、『九星執行官・第八位』、『天王』ウラヌス。
名前だけでも覚えて、お逝きなさい」
ようやく姿を現したかと思えば、瞬きする頃にランスロットの鼻先まで刃先が飛んできていた。
「フンッ!」
ランスロットは一人、槍を振っていた。
相手は、大量の魔獣である。
ランスロットは目が覚めてからすぐに、魔物に絡まれていた。
人型の魔物から、動物型の魔獣まで。
その全てと、少々の手傷を負いながらも対峙していた。
殺しても殺しても、際限のない魔物たちの波。
まるで突如として押し寄せて彼らを流した波のように、絶え間なくランスロットを襲う。
それでも、ランスロットは一向に消耗している様子を見せない。
――否、消耗はほとんどしていないのである。
ランスロットはソガント族の戦士。
この程度の魔物の波など、蚊を相手にしているようなものだ。
つまるところ、多少の疲れはあるものの、何ら支障はないということだ。
「はァ……はァ……」
ランスロットにしては珍しく、息切れを起こしている。
かれこれ数時間、ほとんど休む間もなく槍を振り続けているのだ。
ランスロット自身は問題なくても、体の方は正直である。
目が覚めてから夜が明けるまで、殺した魔物は数百どころではない。
そこら中に、魔物の角やら武器やらが転がっている。
ランスロットは落ちている魔獣の肉を、生で喰らった。
魔術の類を使えないため、ベルのように何もないところから火を起こすことができない。
そのため、肉を焼く術がないのだ。
ソガント族含む竜人族は元来、狩猟を中心とした食生活を送っていたため、
その時の名残であるのか、生で肉を食っても平気なのだ。
ランスロットはベル達と出会う前まで、何十年も一人で放浪してきた。
故に、独りでいること、独りで戦うことには慣れている。
しかし、ランスロットは生まれて初めて、「寂しい」という感情を体感している。
いつも賑やかだったランスロットの周りは、寂れてしまっている。
「……やめだ」
ランスロットは首を振り、ベル達を捜し始めた。
「人だ……! アタイら以外に人がいるぞ!」
ふと、右手の方から声が聞こえた。
ランスロットは視線を声のする方へ移す。
そこには、瓦礫の中で二人、人間が座っていた。
ランスロットは槍を握ったまま、その三人に近づいていく。
「おい、アイツ、角があるぞ」
「竜人族か?」
「そうだ」
「すげえ! 本物だ!
てか、人間語が話せるのか?」
「わけあってな」
ランスロットはこの二人が敵ではないと判断し、槍を背中にしまった。
男と女が一人ずつ。
盗賊のような恰好をしている。
「お前もこっちに来いよ。
飯分けてやるから」
「……お前達は、俺が怖くないのか?」
「怖い? アタイら以外に生きてる人がいるってだけで心強いよ。
確かに見た目はちっと怖いけど、悪い奴ではなさそうだし。
な、ゾルト」
「ああ」
ランスロットは内心、呆気に取られていた。
人族は皆、竜人族を恐れていると思い込んでいたためだ。
ベルやエリーゼの場合は特殊であったが、ミリアの街を歩くだけで怯えたような眼差しを浴びることも多々あった。
手招きをされるままに、ランスロットはその瓦礫の山の中にある小屋のような場所に入った。
「名前はなんて言うんだ?」
「ランスロット・ソガンティアだ」
「かっちょいい名前だな。
オレはゾルトだ」
「アタイはダリアだ。よろしくな」
目の前に差し出された手を数秒見つめたのち、その手を握って握手を交わした。
ゾルトはランスロットに「食えよ」と、ビスケットを渡した。
ランスロットは思わぬ優しさに釈然としないながらも、そのビスケットを口にした。
「美味いだろ?」
「美味い」
「水が入ってちょっとシナシナだが、味自体はそう変わっちゃねぇな。
あっ、お前! ラスト一個だったのによぉ」
「油断は禁物だよ、ゾルト。
常に周りに気を張っておかなきゃ、命はすぐなくなっちまう」
「オレはそんなにスケールの大きい話をしてない!」
ランスロットが隣にいることを忘れているかのように、ビスケットを取り合う二人。
この二人が、ランスロットには何故か、ベルとエリーゼと重なって見えた。
「その……俺は人を捜しているのだ。
ビスケット、感謝する」
「おっ、奇遇だな。アタイらも人を捜してるんだ」
「良かったら、一緒に動かねぇか?
外には何故か魔物がたくさんいるし、オレ達だけじゃ心細くてよ」
「……」
ランスロットは少し考えこむ。
利害は一致するが、一緒に行動するとなれば、動きも限られてくる。
あくまで最優先なのは、エリーゼ、シャルロッテと合流し、そこからベルを捜すこと。
この二人の捜し人まで捜してやる余裕は、はっきり言って、ない。
だが、
「分かった」
ランスロットは、断ることをしなかった。
理由は一つ。
「ビスケットの借りだ」
ランスロットは、非常に義理堅い人間である。
---
「それで、ランスロットが捜してる人ってのは、誰なんだ?」
「名前か?」
「ああ。名前を叫んでみたら、応答があるかもしれないからよ」
「捜し人は三人だ。
エリーゼ、シャルロッテ、そしてベルだ」
「分かった、その三人の名前を……っておい、最後の名前はなんだって?」
「ベルだ」
「ベル?! アンタもしかして、ベルの知り合いなのかい?!」
「知り合いというか、仲間だ。
お前達の方こそ、ベルと知り合いなのか?」
ランスロットの言葉に、ダリアとゾルトは思わず足を止めた。
「オレ達は、ベルの隣の牢屋に入れられてた囚人なんだ」
「……そうなのか?」
ゾルトはやや興奮気味に、ランスロットにそう伝えた。
一方、ランスロットは冷静である。
というより、この二人の話はほとんど頭に入っていない。
周囲の警戒を一瞬でも怠れば、命の危険があるからだ。
ランスロット一人ならまだしも、二人人間を抱えているとなると、普段以上に警戒しなければならない。
ベルとエリーゼ、そしてシャルロッテは背中を任せるに足る戦士だと認識しているため、
普段はそこまで気を張っていない。
だが今回は、戦えるかどうかも分からない人間を守らなければならないのだ。
ゾルトとダリアはそんなことも知らずに、談笑をしている。
本当に人探しをする気はあるのかと半ばイラついているランスロットだが、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
「――ランスロット! 横だ!」
「!」
深呼吸の最中、ゾルトの声で我に返った。
常人ならば目で追うことすらできないほどの速度で槍を引き抜き、敵を突いた。
「……助かった 感謝する」
「気にすんな。後よ、オレ達も一応人並みくらいには戦えるから、安心しろ。
超人的な動きはできねえけどよ」
「元々盗賊をやってたから、コソコソ動いたり、パパッと動いたりするのは得意だしな。
動体視力には自信があるから、背後は任せな」
「……そうか。ならば、背中は任せた」
ゾルトが居なければ、危なかったかもしれない。
不覚をとったことを反省しつつ、ゾルトとダリア、二人の盗賊に背中を任せることにした。
「そういえば―――」
刹那。
ランスロットの背後で、ドサッと倒れる音が聞こえた。
ランスロットが振り返ると、そこにはゾルトを庇ったダリアが血を流して倒れていた。
「ダリア……? ダリア! おい!」
「うっ……!」
ダリアが血を流しているのは、背中からだ。
「ゾルト! 絶対に動くな!」
「わ、分かった……。
何なんだよ、もう……!」
ランスロットは、その場での静止を命じた。
ゾルトは言われた通り、ダリアの応急処置をしながらその場に留まっている。
槍を構え、周囲を見回す。
しかし、それらしい姿は見当たらない。
先ほどの奇襲は魔獣によるものであったが、今回は明らかにそうではなかった。
空間認知能力に長けているはずの盗賊が、振り返る間もなく背後からやられた。
これはどう考えても、魔獣や魔物の類ではないだろう。
360度を、ゆっくりと見渡す。
ランスロットの鼓動が、早くなっていく―――
「!」
キンという甲高い金属音が、瓦礫だらけの荒地に響いた。
ランスロットは、ノールックで攻撃を防いだのだ。
「――おや、竜人族の方ですか?」
「……貴様は、誰だ」
いつもよりも遥かに低いトーンで、ランスロットは尋ねた。
未だ、その姿は見えていない。
「私は、『九星執行官・第八位』、『天王』ウラヌス。
名前だけでも覚えて、お逝きなさい」
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