空中転生 - 落ちこぼれニート、空の上でリスポーンしました -

蜂蜜

文字の大きさ
60 / 81
第3章 少年期 ミリア編

第五十九話「ランスロットVS『天王』」

しおりを挟む
 ウラヌスは、短剣を片手に、ランスロットに向かって走り出した。
 先ほどよりももっと速い速度で、鋭い攻撃を繰り出す。

 ランスロットは、それら全てを槍で弾く。
 それ以外に、方法がないのだ。

 ランスロットは、特別な能力を持っていない。
 ベルやシャルロッテのように魔術が使えるわけでもなければ、
 エリーゼのように属性を駆使した剣術を使えるわけでもない。

 単純な戦闘能力のみで、ここまで生きてきたのである。

 そんなランスロットはにとって、この戦闘はあまりにも不利だ。
 様々な異能を持つ敵に対して、正攻法しか攻撃する術を持たない。
 これでは、攻撃の手口が変わり映えしないため、ウラヌスは自然と慣れてしまうのだ。

 故に、現にランスロットは押されている。
 先の太腿への一撃も効いているのか、動きが衰えている。

「ぐっ……アァァァァ!」

 腹の底から声を上げるランスロット。
 ウラヌスはそれでも、攻撃の手を緩めることはない。

「これが、名高いソガント族の戦士ですか?」
「――」

 ウラヌスはランスロットを蹴り飛ばし、自らも後ろに退いた。
 ランスロットは、敢えて距離をとったウラヌスに腹を立て、地面を蹴って飛び出した。

 長い槍を振り回し、どうにかウラヌスに一撃を与えようと必死に攻撃する。
 ウラヌスはそれをもろともせず、涼しい顔で受け流し続ける。

 ウラヌスは後ろに飛び退き、五本の短剣をランスロットに飛ばす。
 ランスロットは体勢を低くして地面を蹴り飛ばし、それを躱した。

 太腿の刺し傷が、ランスロットの胸を焼くように痛む。
 歯を食いしばって痛みを堪え、雄たけびを上げて痛みを力に変換する。

「――っ!」

 ウラヌスは思わず、口を開けた。

 ランスロットが、ウラヌスが握っていた二本の短剣を弾き飛ばしたのだ。
 ランスロットは更に槍を振り、ウラヌスの首を狙った。

 ウラヌスは首を傾けて、ギリギリのところで躱した。

「クッ……!」

 完全に避けきることは、できなかった。
 ウラヌスの頬が、僅かに切れた。

 ――その傷が、ウラヌスの癪に障った。

「――!」

 ウラヌスは、今日一番の力で地面を蹴った。

 ウラヌスのいた場所は円形に抉れ、衝撃波が炸裂した。
 普通に走り出すだけでは発生するはずのない音が聞こえた直後には、ウラヌスは既にランスロットの鼻先にいた。

「終わりです」
「――まだ終わらせん!」

 ランスロットの首を捉えようかというところで、ランスロットはウラヌスの横腹に蹴りを入れる。
 凄まじい威力の蹴りに、二人の足元の地面から再び衝撃波が生まれる。
 吹き飛んでいくウラヌスを横目に見るランスロットの銀髪が、突風に吹かれて揺れた。

 瓦礫の山のない空中を、速度を落とさずに飛んでいく――否、飛ばされていくウラヌス。
 その表情には、余裕がない。

 止まることなく、景色が流れていく。
 切られた頬から出る鮮血が、ウラヌスの目に映る。
 そして後ろを見ると、もはや見慣れた瓦礫の山がみるみる近づいてくる。

 それを見て、ウラヌスの背筋が凍った。

「速度を落とさなければ……!」

 空中で腕を後ろに伸ばし、赤黒い壁を作り出す。
 ウラヌスは、勢いよくその壁に突っ込んだ。

 作り出した壁は柔らかく、ウラヌスを吸収するように受け止めた。

「―――っ!」

 ウラヌスは目を開くと、再び息をのんだ。

「……これだけの速さで飛ばされていたのに、どうして追いつけたのですか?」
「知らん。貴様の油断が招いた好機を、俺は逃さなかっただけだ」

 ランスロットは、瓦礫に背を預けるウラヌスに槍先を向ける。
 ウラヌスは、苦し紛れに笑っている。

 ポタポタと、ウラヌスの頬から血が滴り落ちる。
 ランスロットは血が滴る様子をじっと見つめる。

「これで、私を追い詰めたつもりですか?」
「誰がどう見たって、勝負はついている」
「――さて、それはどうでしょうか」
「――何ッ?!」

 ランスロットは、衝撃波に飛ばされた。
 何とか槍で衝撃を和らげて、地面に槍を突き刺して飛ばされないように踏ん張る。

 ウラヌスはゆっくりと立ち上がり、薄ら笑いを浮かべる。
 ランスロットは槍を構え、攻撃に備える。

 ウラヌスの立っている周りの空気が、悲鳴を上げている。
 転がっている小石は、カタカタと音を立てて揺れている。

「ハハハッ……フハハハハハッ!」

 高らかな笑い声をあげて、ウラヌスはランスロットに襲い掛かった。

「――ッ?!」

 ――速い。
 これまでで、一番速い。
 ランスロットでも、初見で目で追うことはできなかったほどだ。

 そして、ランスロットはウラヌスの握っている武器を見て、ランスロットは目を見張った。

 ――ウラヌスが握っているのは、短剣ではなかった。

 長い剣、いわゆる「長刃ちょうじん」だ。
 ウラヌスは短剣ではなく、武器種を変えて再起したのだ。

 赤黒く、長い刀身の長刃。
 ウラヌスを受け止めた壁と、同じ色である。

 先ほどまでとは打って変わって、リーチの長い武器。
 戦い方はまるで違う。
 ランスロットは一度距離を取ろうと、後ろに飛んだ。
 しかし――、

「――ッ」

 ウラヌスの長刃が、ランスロットの胸部を斬り付けた。
 もう少しランスロットが飛び退く距離が短ければ、
 ウラヌスの刃はランスロットの体を上下真っ二つにしていただろう。
 ランスロットが後ろに飛び退いたその一瞬という時間は、
 ウラヌスが距離を詰めるのに十分なのであった。

 ヒリつくような痛みが、再びランスロットの脳を焼く。
 しかし、痛がっている余裕などどこにもない。
 ウラヌスは狂気じみた笑みをこぼしながら、ランスロットへの攻撃を続ける。

 ランスロットは全ての痛みを忘れて、槍で攻撃を防ぎ続ける。

 連続した金属音が、波に流されて荒廃してしまった街中に響く。
 両者は、まさに目にもとまらぬ速さで攻撃と防御を繰り返す。

 異能を持つウラヌスと、槍一本で迎え撃つランスロット。
 二人の武器と武器がぶつかり合う音で錯覚してしまうが、確実に互いの体にダメージは刻まれている。

「どうした、ランスロットォ!」
「――」

 ウラヌスは、もう完全に冷静さを失っていた。
 穏健な口調から一転、狂人のような目をしながら剣を振り回している。
 ランスロットは動揺する様子もなく、相手の一挙一動を見逃すことなく戦う。

 ――否、見逃せないのだ。

 一瞬でも気を抜けば、ウラヌスの刃に首を捉えられる。
 ここで敗北することは即ち、ランスロットの「死」だけでなく、
 逃げたゾルトやダリアの「死」を意味する。
 相当な時間を稼いだため遠くに逃げたことは間違いないだろうが、彼らを追う途中で二人以外にも犠牲者が出る可能性もある。

 だから、ここでウラヌスを止めなければならない。
 それをできるのは、この場ではランスロットただ一人なのだ。

 これまでに戦ったどの敵よりも、手強い相手だ。
 ランスロットはその全霊をもって、槍を振り続ける。

 ――あの頃は、罪のない同族を殺してしまった。

 償えるとも、贖えるとも思わない。
 だが今は、守るべきものがたくさんできてしまった。

「――ッ!」

 ランスロットは一度、力を入れて攻撃を弾く。
 ウラヌスはあまりに強い衝撃に、バランスを崩しかける。

「私に勝てると、思うなァ!」
「――」
「ゴハッ……!」

 ウラヌスは、口から血を吐いた。
 脇腹に、ランスロットの槍が深々と刺さっている。

「クッ……!」

 だがそれと同時に、ランスロットの表情も歪む。
 ランスロットの肩にも、ウラヌスの長刃が刺さっているのだ。

「何故……! 何故そこまでして、お前は私を……!
 私を殺すことで、罪滅ぼしが出来るとでも……?」
「何度でも言おう。
 俺は、俺のために戦っているわけではない。
 俺は、人のために、お前を殺すのだ」

 ランスロットは低い声で、そう言った。
 ボタボタと、二人の傷口から血が滴る。
 ウラヌスは何とか抜け出そうと、ランスロットの顔面に拳を飛ばす。
 しかし、ランスロットはそれを素早く躱した。
 凄まじい威力だったためか、避けたのに頬が切れた。
 だが、ランスロットは表情を変えることなく、突き刺した槍は手放さない。

「俺は既に、貴様の権能を見破っている」
「――」

 ウラヌスの目が、小さく揺らぐ。
 ウラヌスは小さく笑って、

「さあ、どうでしょう」
「――自らの血を、武器や壁に変換する。
 それが、貴様の権能だろう」
「――!」

 今度ははっきりと、ウラヌスは動揺した。
 肩に突き刺した長刃を握る手が、カタカタと揺れ始めた。
 その揺れがランスロットの肩と脳を蝕む痛みとなるが、
 ランスロットはなおも槍を刺したままだ。

 ――『捧血ほうけつちぎり』。
 九星執行官・第八位、『天王』ウラヌスの権能だ。

 ウラヌスの体内に流れている血を代償に戦う、という権能だ。
 赤黒い短剣の雨も、
 赤黒い壁による防御も、
 そして、赤黒い長刃も、
 全てウラヌスの血液を犠牲にして作り出されたものなのだ。
 
 つまり体外への出血というのは、ウラヌスにとってかなりのハンデとなる。
 武器や防御壁をつくるための血を失ってしまえば、戦えなくなるのだ。

「……驚きました。まさかそこまで見破られているとは」
「これだけ大量に出血していれば、もう満足に戦うことはできないだろう。
 投降しろ、ウラヌス」
「そうですね……これ以上やり合っても、私に勝ち目はないでしょう」

 ウラヌスは目を閉じ、ため息をつく。
 叫び出しそうな痛みを堪え、ランスロットの肩に刺している長刃を素早く抜こうとする。

「――!」
「――逃がさん」

 だが、その長刃は抜けない。
 深々と突き刺さった長刃は、微動だにしない。

 ウラヌスは、逃走を図ろうとした。
 ガッシリと地に足をついて踏ん張り、突き刺した槍を力いっぱいに握る。
 ランスロットの肩からは、血がとどまることなく流れ続けている。
 しかし、ランスロットはもはや、痛みなどとうに忘れてしまっていた。

 (まずい……逃げなければ! 死んでしまう!)

 ウラヌスは立ち上がろうと、脚に全力を込める。
 何とか尻は浮いたが、しっかりと立ち上がることはできない。
 腹部に突き刺さった槍はウラヌスの体を貫通し、瓦礫に刺さっている。
 ウラヌスの体は、固定されてしまっていたのだ。

「ウアァァァァァァ!」
「――」

 まるで魔物の咆哮のような声が、開けた街中に木霊する。
 これは、ウラヌスの口から発せられた声である。
 ランスロットはそれでも、槍を握って離さない。

「退けェェェェェェェ!」
「――ッ」

 人間の力とは思えない力で、ウラヌスはその場から離れようと踏ん張る。
 ランスロットも同じように、地面に釘を打っているかのようにしっかりと足を固定している。

「――ガッ」

 ランスロットの背中に、何かが刺さった。
 二本の、短剣だ。
 ウラヌスはせめてもの抵抗に、残り少ない血を振り絞って、短剣を作り出したのだ。
 ランスロットの視界が、一瞬揺らぐ。
 少しでも気を緩めれば、ランスロットは倒れてしまう。

「――んぐッ?!」
「――アァァァァァァァァァ!」

 ランスロットもまた、魔物のような咆哮を上げる。

 痛みも、憎しみも、も全て忘れる。
 感情の一切を捨て、ランスロットは槍を捻る。

「グッ……アァァァァァァァ!」
「ウオアァァァァァァァ!」

 二人の雄叫びが、共鳴し合うように鳴り響く。
 それが互いの鼓膜を破り、体の髄まで響き渡る。

 徐々に、ウラヌスの体が斬れていく。
 背中に突き刺さった短剣の痛みも、もう何も感じなくなった。

 今はただ、この男を葬り去るために――、

「ウアァァァァァァァァ!!」
「やめッ……やめろ……」

 懇願するようなウラヌスの声も、もうランスロットの耳には届かない。
 顔を見れば、懇願しているのは分かる。
 しかし、ランスロットは腕の力を緩めようとはしない。

 肩にも、背中にも、刃は刺さっている。
 ランスロットの体力も、既に限界を超えている。
 それでも、ここでやらなければならない。

 ――――例え、ここで相討ちになろうとも。

「――アァァァァァァァァァァ!」

 振り抜いた。
 ランスロットは、槍を横に振り抜いた。

 ――ウラヌスの体は、上下に真っ二つになった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜

櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。 パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。 車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。 ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!! 相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム! けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!! パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!

妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。 彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。 公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。 しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。 だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。 二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。 彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。 ※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。

男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる

暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。 授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

英雄の番が名乗るまで

長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。 大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。 ※小説家になろうにも投稿

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ

如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白? 「え~…大丈夫?」 …大丈夫じゃないです というかあなた誰? 「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」 …合…コン 私の死因…神様の合コン… …かない 「てことで…好きな所に転生していいよ!!」 好きな所…転生 じゃ異世界で 「異世界ってそんな子供みたいな…」 子供だし 小2 「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」 よろです 魔法使えるところがいいな 「更に注文!?」 …神様のせいで死んだのに… 「あぁ!!分かりました!!」 やたね 「君…結構策士だな」 そう? 作戦とかは楽しいけど… 「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」 …あそこ? 「…うん。君ならやれるよ。頑張って」 …んな他人事みたいな… 「あ。爵位は結構高めだからね」 しゃくい…? 「じゃ!!」 え? ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

処理中です...