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第2章 新たな仲間
第6話 初めまして
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時は10月のある日、影との戦いから1日たった日のこと、外は肌寒く、制服だけだとなかなか辛い。
そんな中、僕と夢野はラビ助のお墓に添える花を買いに少し遠くの商店街にある花屋まで来ていた。
「今日は少し寒いですね……」
「うん、今の気温って何度くらいなんだろう?」
と言うと夢野は制服のポケットからスマホを出し、今の気温を確認した。
別に確認しなくても自分でしたのに。
「どうやら今は8℃みたいですね…」
「嘘でしょ!? まだ10月の初めなのに、完全に終わりの方の気温じゃん……」
「あ、けど明日からは気温が上がっていくそうですよ!」
「調べるの早!」
などと話していると花屋に着いた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
花はカスミソウを買うことにした。
夢野曰く
「花言葉に「感謝」があるのでこれにしましょう!」
とのことだった。
花屋を出てしばらくし、商店街を出たところら辺で夢野と何気ない話をしている中、後ろから人がついてきていることに気がついた。
「それで、その後……ってどうしたんですか?」
「いや、さっきから誰かにつけられている気がして」
と言い、後ろを確認する。
パーカーを来てフードを被り、サングラスにマスクをした人物が歩いていた。
怪しい……怪しすぎる!
そういえば、ここ最近この商店街周辺で不審者が出たりしていたらしい。もしかするとこのフードの人物が……
と思ったが下を見るとスカートだったので女性らしい。しかも、うちの学校の制服と同じ。例の不審者ではないのかもしれない。
とりあえず声をかけてみる。
「「ちょっといいですか? あっ……」」
被った、完全に被った。
不審者(仮)と僕がほぼ同時に声をかけてしまい、少しの間沈黙が流れる。
「……えっと、先にどうぞ」
と不審者(仮)が言ってくれたので、僕から言う。
「さっきからつけられている気がしたので、どうしたのかなと……」
「いやー、すいません。ちょっと用事があって話しかけようとついて行ったんですけど、タイミングを逃してしまって……」
「あー、なるほど……で用事とは?」
「えっと、ですね……」
と、そこで夢野が
「あのー、すいません。寒いので部室で話しませんか? その人同じ学校みたいですし」
そういえば、そうだった。
「じゃあもう学校に戻ろう」
と言い、歩き出す。
が1つ先に聞いておこう。
「そういえば、君名前は?」
と聞くと彼女はフードを取りオレンジ色の髪が露わになり、サングラスとマスクも取って言った。
「1年D組の花霞イチカ!よろしく!」
「僕はA組の湊宮アラタ、よろしく」
「私はC組の夢野ツムギです。よろしくお願いします」
そして僕達は学校へと帰って行った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学校に着き、ラビ助のお墓に3人で花を置いた後、部室に来た。
「あ、そういえば椅子が2つしかないです……」
と夢野が言った。
「じゃあ僕は立ってるね」
「すみません……」
「大丈夫だよ。それで用事ってなに?」
と僕は花霞に聞いた。
「あ、そういえばそうだったね。昨日、2人が影と戦ってるのを見てて、私も仲間に入れて欲しいなーって……」
「いつからいつまで見ていたんですか?」
と夢野が質問する。
「えっとツムギちゃんが「能力」でバットを2本出した辺りから、影が逃げるまでだね。」
「それなら良かったです」
と夢野が安心する。
どうやら昨日のラビ助のことはあまり知られたくないらしい。
「良かったって何が?」
と花霞が不思議そうに質問する。
「いえ、特に何も」
「え、ああそう、ならいいわ」
とここで少し気になった。
「「能力」のことを知っているということは、君ももしかして……」
「そういうこと。じゃあさっそく私の「能力」を見せるね」
と言い彼女はカバンの中からカッターを取り出して右手に持ち、左腕へと向ける。
「え、ちょっとストッ……」
止めようとするが間に合わず、カッターは彼女の左腕を切り裂く。
「痛ー! ヤバい力加減間違えた……」
彼女の左腕から血が垂れ、床へと落ちる。
「あ…ああ……早く血を止めないと……絆創膏……絆創膏……」
夢野の顔が青くなり、半分パニック状態になる。
「あー……別にそんな心配しなくても大丈夫だよ」
花霞はそう言うと、カッターを机に置き、右手を左腕の傷口にかざす。
彼女の右手が光り、その光が左腕を包み込む。
そうして間もなく左腕の傷口から血が止まり、傷口も塞がっていく。
「はいっ! これでオーケー!」
「ふぅ、良かったです……」
夢野が安心したように息を吐く。
「と言うことは、君の「能力」は……」
「そう、傷口に手をかざすと傷が治る。もちろん他人にも使えるよ」
「治せる怪我に限度とかってあるんですか?」
と夢野が聞く。
「無い。死にかけの人でも治せるよ」
と真剣な顔で言った。
「その様子だと、実際に死にかけの人を治した感じ?」
「そういう感じ。トラックに轢かれて死にかけの少年を治したよ」
「へぇ、ちなみにいつくらい?」
「あなた達が戦ってるのを見終わってからだから……昨日の17時半くらいかなー。私の「能力」に他に質問はあるかな?」
と夢野に聞く。
「いえ、特に」
「アラタくんもない感じ?」
「うん、そうだね」
「じゃあ、2人の「能力」について聞こうかな……」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ふーん、なるほど……アラタくんのは別にいいけど、ツムギちゃんの「能力」は便利だね……」
「僕のは別にいいのか……」
「正直地味というか……」
「地味だから良いんだよ」
と開き直るが、そこで夢野が
「あのー、もう外も暗いので影を探しに行きませんか?」
スマホで時間を確認するともう5時20分くらいになっていた。
「確かにもう暗いね。今日は私も参加していい?」
「もちろん良いよ。戦力は多いことに越したことはないからね」
「やったー! 頑張るぞー!!」
と言うことで今日は3人で影を探すことにした。
そんな中、僕と夢野はラビ助のお墓に添える花を買いに少し遠くの商店街にある花屋まで来ていた。
「今日は少し寒いですね……」
「うん、今の気温って何度くらいなんだろう?」
と言うと夢野は制服のポケットからスマホを出し、今の気温を確認した。
別に確認しなくても自分でしたのに。
「どうやら今は8℃みたいですね…」
「嘘でしょ!? まだ10月の初めなのに、完全に終わりの方の気温じゃん……」
「あ、けど明日からは気温が上がっていくそうですよ!」
「調べるの早!」
などと話していると花屋に着いた。
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花はカスミソウを買うことにした。
夢野曰く
「花言葉に「感謝」があるのでこれにしましょう!」
とのことだった。
花屋を出てしばらくし、商店街を出たところら辺で夢野と何気ない話をしている中、後ろから人がついてきていることに気がついた。
「それで、その後……ってどうしたんですか?」
「いや、さっきから誰かにつけられている気がして」
と言い、後ろを確認する。
パーカーを来てフードを被り、サングラスにマスクをした人物が歩いていた。
怪しい……怪しすぎる!
そういえば、ここ最近この商店街周辺で不審者が出たりしていたらしい。もしかするとこのフードの人物が……
と思ったが下を見るとスカートだったので女性らしい。しかも、うちの学校の制服と同じ。例の不審者ではないのかもしれない。
とりあえず声をかけてみる。
「「ちょっといいですか? あっ……」」
被った、完全に被った。
不審者(仮)と僕がほぼ同時に声をかけてしまい、少しの間沈黙が流れる。
「……えっと、先にどうぞ」
と不審者(仮)が言ってくれたので、僕から言う。
「さっきからつけられている気がしたので、どうしたのかなと……」
「いやー、すいません。ちょっと用事があって話しかけようとついて行ったんですけど、タイミングを逃してしまって……」
「あー、なるほど……で用事とは?」
「えっと、ですね……」
と、そこで夢野が
「あのー、すいません。寒いので部室で話しませんか? その人同じ学校みたいですし」
そういえば、そうだった。
「じゃあもう学校に戻ろう」
と言い、歩き出す。
が1つ先に聞いておこう。
「そういえば、君名前は?」
と聞くと彼女はフードを取りオレンジ色の髪が露わになり、サングラスとマスクも取って言った。
「1年D組の花霞イチカ!よろしく!」
「僕はA組の湊宮アラタ、よろしく」
「私はC組の夢野ツムギです。よろしくお願いします」
そして僕達は学校へと帰って行った。
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学校に着き、ラビ助のお墓に3人で花を置いた後、部室に来た。
「あ、そういえば椅子が2つしかないです……」
と夢野が言った。
「じゃあ僕は立ってるね」
「すみません……」
「大丈夫だよ。それで用事ってなに?」
と僕は花霞に聞いた。
「あ、そういえばそうだったね。昨日、2人が影と戦ってるのを見てて、私も仲間に入れて欲しいなーって……」
「いつからいつまで見ていたんですか?」
と夢野が質問する。
「えっとツムギちゃんが「能力」でバットを2本出した辺りから、影が逃げるまでだね。」
「それなら良かったです」
と夢野が安心する。
どうやら昨日のラビ助のことはあまり知られたくないらしい。
「良かったって何が?」
と花霞が不思議そうに質問する。
「いえ、特に何も」
「え、ああそう、ならいいわ」
とここで少し気になった。
「「能力」のことを知っているということは、君ももしかして……」
「そういうこと。じゃあさっそく私の「能力」を見せるね」
と言い彼女はカバンの中からカッターを取り出して右手に持ち、左腕へと向ける。
「え、ちょっとストッ……」
止めようとするが間に合わず、カッターは彼女の左腕を切り裂く。
「痛ー! ヤバい力加減間違えた……」
彼女の左腕から血が垂れ、床へと落ちる。
「あ…ああ……早く血を止めないと……絆創膏……絆創膏……」
夢野の顔が青くなり、半分パニック状態になる。
「あー……別にそんな心配しなくても大丈夫だよ」
花霞はそう言うと、カッターを机に置き、右手を左腕の傷口にかざす。
彼女の右手が光り、その光が左腕を包み込む。
そうして間もなく左腕の傷口から血が止まり、傷口も塞がっていく。
「はいっ! これでオーケー!」
「ふぅ、良かったです……」
夢野が安心したように息を吐く。
「と言うことは、君の「能力」は……」
「そう、傷口に手をかざすと傷が治る。もちろん他人にも使えるよ」
「治せる怪我に限度とかってあるんですか?」
と夢野が聞く。
「無い。死にかけの人でも治せるよ」
と真剣な顔で言った。
「その様子だと、実際に死にかけの人を治した感じ?」
「そういう感じ。トラックに轢かれて死にかけの少年を治したよ」
「へぇ、ちなみにいつくらい?」
「あなた達が戦ってるのを見終わってからだから……昨日の17時半くらいかなー。私の「能力」に他に質問はあるかな?」
と夢野に聞く。
「いえ、特に」
「アラタくんもない感じ?」
「うん、そうだね」
「じゃあ、2人の「能力」について聞こうかな……」
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「ふーん、なるほど……アラタくんのは別にいいけど、ツムギちゃんの「能力」は便利だね……」
「僕のは別にいいのか……」
「正直地味というか……」
「地味だから良いんだよ」
と開き直るが、そこで夢野が
「あのー、もう外も暗いので影を探しに行きませんか?」
スマホで時間を確認するともう5時20分くらいになっていた。
「確かにもう暗いね。今日は私も参加していい?」
「もちろん良いよ。戦力は多いことに越したことはないからね」
「やったー! 頑張るぞー!!」
と言うことで今日は3人で影を探すことにした。
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