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第2章 新たな仲間
第9話 機械の天才
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「繰上ソラ」……彼は、うちの学校では初めての「高校生ものづくりコンテスト全国大会」で何か優秀な賞を取った人物だということを今思い出した。
何故今思い出したかと言うと、さっき部室の横の教室に夢野と入り、僕が机2つ、夢野が椅子2つを持って教室を出ると、部室の目の前によく分からないデカい液晶のついた機械を置いて部室に入ろうとしているソラがいたからだ。
「ソラ……なにそれ……」
「ああ、これ? 俺が作ったとある機械さ」
「うん、機械なのはわかるけど、何の機械?」
「とりあえず、部室に入れてから話すとしよう。ちょっと手伝ってくれ」
人に手伝ってもらわないと入れれないのに、どうやって学校まで持ってきたんだろう?
「どうやって学校まで持ってきたんですか?」
と夢野が聞く。
「俺の「能力」で1回バラバラにしてここまで持ってきて、君たちがそこの教室にいる間に組み立てた。おい、アラタ慎重に持てよ」
と機械を持とうとした僕に言う。
ヤバいこの人。このよくわかんない機械をあんな短時間で組み立てるとかヤバすぎる。
とりあえず、部室に入れることはできたが……
「ソラ……結局この機械は?」
「聞いて驚け……なんと! この機械は影が現れるとその場所を画面に表示してくれるのだ!!」
「「な、なんだってー!」」
「なんだそのありふれた驚き方は……」
「あ、いやごめん。けど一体どうやって作ったの?」
「それは秘密だ。何せこの機械は自信作なので、他の人に情報は漏らしたくない」
僕達に言っても作れないし、別に言っても良いのでは? と思ったが言わないでおく。
「それで、どうやって使うんですか?」
と夢野がソラに聞く。
「ああ、とりあえず電源を入れて……」
と言いながらソラは画面の横にあるスイッチを押した。
すると画面が光り、この街の地図らしきものが表示された。
「おおー」
「影が現れるとその場所に赤い点が表情されるという訳だ、今はまだいないから放課後にでも見てるか。それじゃあまた後で」
と言ってソラは部室を出ていく。
「どうする?」
と夢野に聞く。
「とりあえず机、部室に入れちゃいましょう」
「ああ、そういえばそうだった……」
机と椅子を部室に入れている途中、夢野が不安そうに聞いてきた。
「もしかして、今後も部室にこんな感じの機械が増えるんでしょうか……」
「あー、なんか増えそうだね」
今回のは正直超ありがたいけど、その他にも本当になんなのか分からない機械も置いたりしそう。
「あれ、花霞も部室に何かデカい物とか持ってきたりしないよね?」
「花霞さんなら多分持ってこないと思います」
「なら良いけど……」
机を置き終わり、部室を見渡すとソラの持ってきた機械で部室がかなり狭くなっているのを感じた。
「今度ロッカー移動させますね……」
と夢野が言う。
「うん、そうしよう」
僕がそう言うと夢野はこちらを向き言う。
「アラタくん、ありがとうごさまいました! それじゃあまた放課後に」
「うん、また後で」
と言って夢野が部室を出る。
「ふぅ」
なんか物運びで疲れた。授業中にでも寝ようかな
などと思っていると1つ思いついた。
「もしかして「力」使えば、もっと速かった!?」
何故今思い出したかと言うと、さっき部室の横の教室に夢野と入り、僕が机2つ、夢野が椅子2つを持って教室を出ると、部室の目の前によく分からないデカい液晶のついた機械を置いて部室に入ろうとしているソラがいたからだ。
「ソラ……なにそれ……」
「ああ、これ? 俺が作ったとある機械さ」
「うん、機械なのはわかるけど、何の機械?」
「とりあえず、部室に入れてから話すとしよう。ちょっと手伝ってくれ」
人に手伝ってもらわないと入れれないのに、どうやって学校まで持ってきたんだろう?
「どうやって学校まで持ってきたんですか?」
と夢野が聞く。
「俺の「能力」で1回バラバラにしてここまで持ってきて、君たちがそこの教室にいる間に組み立てた。おい、アラタ慎重に持てよ」
と機械を持とうとした僕に言う。
ヤバいこの人。このよくわかんない機械をあんな短時間で組み立てるとかヤバすぎる。
とりあえず、部室に入れることはできたが……
「ソラ……結局この機械は?」
「聞いて驚け……なんと! この機械は影が現れるとその場所を画面に表示してくれるのだ!!」
「「な、なんだってー!」」
「なんだそのありふれた驚き方は……」
「あ、いやごめん。けど一体どうやって作ったの?」
「それは秘密だ。何せこの機械は自信作なので、他の人に情報は漏らしたくない」
僕達に言っても作れないし、別に言っても良いのでは? と思ったが言わないでおく。
「それで、どうやって使うんですか?」
と夢野がソラに聞く。
「ああ、とりあえず電源を入れて……」
と言いながらソラは画面の横にあるスイッチを押した。
すると画面が光り、この街の地図らしきものが表示された。
「おおー」
「影が現れるとその場所に赤い点が表情されるという訳だ、今はまだいないから放課後にでも見てるか。それじゃあまた後で」
と言ってソラは部室を出ていく。
「どうする?」
と夢野に聞く。
「とりあえず机、部室に入れちゃいましょう」
「ああ、そういえばそうだった……」
机と椅子を部室に入れている途中、夢野が不安そうに聞いてきた。
「もしかして、今後も部室にこんな感じの機械が増えるんでしょうか……」
「あー、なんか増えそうだね」
今回のは正直超ありがたいけど、その他にも本当になんなのか分からない機械も置いたりしそう。
「あれ、花霞も部室に何かデカい物とか持ってきたりしないよね?」
「花霞さんなら多分持ってこないと思います」
「なら良いけど……」
机を置き終わり、部室を見渡すとソラの持ってきた機械で部室がかなり狭くなっているのを感じた。
「今度ロッカー移動させますね……」
と夢野が言う。
「うん、そうしよう」
僕がそう言うと夢野はこちらを向き言う。
「アラタくん、ありがとうごさまいました! それじゃあまた放課後に」
「うん、また後で」
と言って夢野が部室を出る。
「ふぅ」
なんか物運びで疲れた。授業中にでも寝ようかな
などと思っていると1つ思いついた。
「もしかして「力」使えば、もっと速かった!?」
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