9 / 51
9.チャラ男公爵
しおりを挟む
「何してんの~?」
私が舞踏会の会場近くで掃除やら雑用などをこなしていると、軍服のような格好をした長身の男性が声をかけてきた。撫でつけられた金髪にワインレッドの瞳。とても整った顔の男だ。
見かけからして爵位の高い貴族だろうが、三角頭巾をつけた汚れた作業着の私によく声をかけたものだと思う。先ほどまで小汚い下働きだと指をさされて貴族共に笑われていたのに。ちょっとムカついたけど。さっきまで厨房で油を運んだりして見た目はかなり汚いから笑われても仕方がないけどさ。
「掃除ですけど。まだやり残した場所がありまして」
「若い女の子がこんな日くらい遅くまで働く事ないっしょ。舞踏会に参加しないのー?」
「参加したくてもドレスがないもので」
「え、ドレス持ってないってマジ?」
それが不思議だと言わんばかりな反応だ。金の心配しなくていい奴はお気楽でいいものである。
「本当ですよ。山育ちなもので」
「山育ち……へぇ……。この近辺の若い女の子宛全てに招待状送ったって聞いたけど、ドレスを持ってないそーゆー貧しい子もいるんだぁ。庶民の生活って大変そぉ」
「……まあ、はい」
庶民がそう簡単にドレスを手に入れられる家そのものが珍しいんですど。
「そりゃあ来てほしいのに来てくれない事情もあるってわけか。なるほどー。貧しい農村に住んでる娘だと難しいよねー」
金髪の人は頭をかきながら「哀れだなーアイツ」と呟いていた。何を言っているのかよくわからない。
「あの、どーゆーことで?」
「あー俺の親戚の奴がね~どうしても会いたい女の子がいるみたいでさ。なんとか来させようとはしてたんだけど、一向に現れてくれなくてヤキモキしてるって話」
「ふーん……そうなんですか。それなりに高価なドレスがないと参加できませんもんね」
「キミ宛にも招待状が届いたんじゃないの?」
「たしかに毎年届いてました。でも、私にはドレスがないし、帝都まで行く余裕もなかったです。それに好きな人がいるので男女の出会いには興味がなかったんすよ」
「へー好いた男がいんの。そりゃあ出会いを求める夜会なんて参加する気にならないよねー」
「そういう事です。ところであなたは……?」
「おっとゴメンゴメン!若い女の子相手に名乗りもせず失礼だったね。俺はフレッド。フレッド・アノーア・デューク」
「私はカーリィ・ヒューズです……って、デュークって公爵の方だったんですか!そ、そうとは知らずすんません!」
上位クラスの貴族じゃないか。慌てて自分が無礼を働いたのではないかと不安になり頭を下げる。不敬を働いて仕事をクビになりたくないからな。
「別にいーよ。キミ、結構俺のタイプだし」
「へ……タイプ?」
「あーいやなんでもない。俺ね、平民だろうと貴族だろうと俺は差別しない方でさ、そんじゃそこらのステレオタイプのバカ貴族とちゃうし。じゃなかったら始めから声かけてねーもん。それに俺は人の見る目だけはある方だよ。キミは可愛い。ドレス姿じゃなくてもね。胸を張りなよ」
「は、はあ……ありがとうございます」
可愛いだなんて言われた事がないので、言われて初めて嬉しいようなむず痒いような、なんだか変な気分だ。
何にせよ、悲しくはなるがこんな自分が可愛いなんて到底思えないので、きっと社交辞令のようなものだろうと取っておく。地味でガサツで男勝りな自分なんか、世間からすれば魅力になんて映らない。卑屈な考えだけど、村に住んでいた時に散々近所の悪ガキ共に筋肉貧乳ブスだとか、嫁の貰い手いねーぞって言われていたので、本当にそうなんだとそれが染みついている。今更その考え方はなかなか覆らないのだ。
「えーとカーリィちゃん、だったね。自分にもっと自信を持ちなよ。キミは磨けば光るような可愛い顔してんだから」
「フレッドサマ、でも……磨ける機会がないといいますかね……私、磨くってよくわからなくて」
「んじゃ、俺が磨ける機会を与えてあげる!任せといて!」
茶目っ気たっぷりにウインクをして見せるフレッドサマとやら。伸びてきた手をわけもわからず握られて引かれる。
「さあ、おいで。俺がキミを今から国一番のお姫様にしてあげる」
「あ、ちょ、ちょっと!私はまだ仕事の途中でして……」
「今から自分を磨きに行くのが仕事だよ。ほらほら行くよーん。あと、俺の事は様付けはなしにして。キミにはそう呼ばれたくないの」
「は、はぁ……ワカリマシタ。フレッドサン」
フレッドさんという恐れ多くも公爵の方に連れてこられた場所は、どこかの広い衣装部屋だった。
女性らしいピンク色の内装に豪勢な可愛いらしい鏡台。クローゼットというモノの中にはたくさんの色とりどりのドレスが並んでいる。
うわああすごい豪華な部屋だなぁ。視界全部がキラキラしてて、女の子らしい可愛い部屋だ。この部屋全体にいい匂いもするし。こんな華やかな部屋見たことがない。
茫然としている私を鏡台の前に座らせて、フレッドさんは自分専属の侍女に、
「この国一番のお姫様みたいにしてやって」なんて言っている。
あわわ、いいんですか。本当にいいんですか。私そんな着付け代のお金持ってませんよなんて言えば、フレッドさんは爆笑して「曲がりなりにも公爵だから。金死ぬほどあるから。奢ってあげる」と言われた。
それならいいのか?あとで請求してくんなよとオドオドしながらあれやこれやと着せかえされて、化粧も施されていった。
私が舞踏会の会場近くで掃除やら雑用などをこなしていると、軍服のような格好をした長身の男性が声をかけてきた。撫でつけられた金髪にワインレッドの瞳。とても整った顔の男だ。
見かけからして爵位の高い貴族だろうが、三角頭巾をつけた汚れた作業着の私によく声をかけたものだと思う。先ほどまで小汚い下働きだと指をさされて貴族共に笑われていたのに。ちょっとムカついたけど。さっきまで厨房で油を運んだりして見た目はかなり汚いから笑われても仕方がないけどさ。
「掃除ですけど。まだやり残した場所がありまして」
「若い女の子がこんな日くらい遅くまで働く事ないっしょ。舞踏会に参加しないのー?」
「参加したくてもドレスがないもので」
「え、ドレス持ってないってマジ?」
それが不思議だと言わんばかりな反応だ。金の心配しなくていい奴はお気楽でいいものである。
「本当ですよ。山育ちなもので」
「山育ち……へぇ……。この近辺の若い女の子宛全てに招待状送ったって聞いたけど、ドレスを持ってないそーゆー貧しい子もいるんだぁ。庶民の生活って大変そぉ」
「……まあ、はい」
庶民がそう簡単にドレスを手に入れられる家そのものが珍しいんですど。
「そりゃあ来てほしいのに来てくれない事情もあるってわけか。なるほどー。貧しい農村に住んでる娘だと難しいよねー」
金髪の人は頭をかきながら「哀れだなーアイツ」と呟いていた。何を言っているのかよくわからない。
「あの、どーゆーことで?」
「あー俺の親戚の奴がね~どうしても会いたい女の子がいるみたいでさ。なんとか来させようとはしてたんだけど、一向に現れてくれなくてヤキモキしてるって話」
「ふーん……そうなんですか。それなりに高価なドレスがないと参加できませんもんね」
「キミ宛にも招待状が届いたんじゃないの?」
「たしかに毎年届いてました。でも、私にはドレスがないし、帝都まで行く余裕もなかったです。それに好きな人がいるので男女の出会いには興味がなかったんすよ」
「へー好いた男がいんの。そりゃあ出会いを求める夜会なんて参加する気にならないよねー」
「そういう事です。ところであなたは……?」
「おっとゴメンゴメン!若い女の子相手に名乗りもせず失礼だったね。俺はフレッド。フレッド・アノーア・デューク」
「私はカーリィ・ヒューズです……って、デュークって公爵の方だったんですか!そ、そうとは知らずすんません!」
上位クラスの貴族じゃないか。慌てて自分が無礼を働いたのではないかと不安になり頭を下げる。不敬を働いて仕事をクビになりたくないからな。
「別にいーよ。キミ、結構俺のタイプだし」
「へ……タイプ?」
「あーいやなんでもない。俺ね、平民だろうと貴族だろうと俺は差別しない方でさ、そんじゃそこらのステレオタイプのバカ貴族とちゃうし。じゃなかったら始めから声かけてねーもん。それに俺は人の見る目だけはある方だよ。キミは可愛い。ドレス姿じゃなくてもね。胸を張りなよ」
「は、はあ……ありがとうございます」
可愛いだなんて言われた事がないので、言われて初めて嬉しいようなむず痒いような、なんだか変な気分だ。
何にせよ、悲しくはなるがこんな自分が可愛いなんて到底思えないので、きっと社交辞令のようなものだろうと取っておく。地味でガサツで男勝りな自分なんか、世間からすれば魅力になんて映らない。卑屈な考えだけど、村に住んでいた時に散々近所の悪ガキ共に筋肉貧乳ブスだとか、嫁の貰い手いねーぞって言われていたので、本当にそうなんだとそれが染みついている。今更その考え方はなかなか覆らないのだ。
「えーとカーリィちゃん、だったね。自分にもっと自信を持ちなよ。キミは磨けば光るような可愛い顔してんだから」
「フレッドサマ、でも……磨ける機会がないといいますかね……私、磨くってよくわからなくて」
「んじゃ、俺が磨ける機会を与えてあげる!任せといて!」
茶目っ気たっぷりにウインクをして見せるフレッドサマとやら。伸びてきた手をわけもわからず握られて引かれる。
「さあ、おいで。俺がキミを今から国一番のお姫様にしてあげる」
「あ、ちょ、ちょっと!私はまだ仕事の途中でして……」
「今から自分を磨きに行くのが仕事だよ。ほらほら行くよーん。あと、俺の事は様付けはなしにして。キミにはそう呼ばれたくないの」
「は、はぁ……ワカリマシタ。フレッドサン」
フレッドさんという恐れ多くも公爵の方に連れてこられた場所は、どこかの広い衣装部屋だった。
女性らしいピンク色の内装に豪勢な可愛いらしい鏡台。クローゼットというモノの中にはたくさんの色とりどりのドレスが並んでいる。
うわああすごい豪華な部屋だなぁ。視界全部がキラキラしてて、女の子らしい可愛い部屋だ。この部屋全体にいい匂いもするし。こんな華やかな部屋見たことがない。
茫然としている私を鏡台の前に座らせて、フレッドさんは自分専属の侍女に、
「この国一番のお姫様みたいにしてやって」なんて言っている。
あわわ、いいんですか。本当にいいんですか。私そんな着付け代のお金持ってませんよなんて言えば、フレッドさんは爆笑して「曲がりなりにも公爵だから。金死ぬほどあるから。奢ってあげる」と言われた。
それならいいのか?あとで請求してくんなよとオドオドしながらあれやこれやと着せかえされて、化粧も施されていった。
0
あなたにおすすめの小説
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男嫌いな王女と、帰ってきた筆頭魔術師様の『執着的指導』 ~魔道具は大人の玩具じゃありません~
花虎
恋愛
魔術大国カリューノスの現国王の末っ子である第一王女エレノアは、その見た目から妖精姫と呼ばれ、可愛がられていた。
だが、10歳の頃男の家庭教師に誘拐されかけたことをきっかけに大人の男嫌いとなってしまう。そんなエレノアの遊び相手として送り込まれた美少女がいた。……けれどその正体は、兄王子の親友だった。
エレノアは彼を気に入り、嫌がるのもかまわずいたずらまがいにちょっかいをかけていた。けれど、いつの間にか彼はエレノアの前から去り、エレノアも誘拐の恐ろしい記憶を封印すると共に少年を忘れていく。
そんなエレノアの前に、可愛がっていた男の子が八年越しに大人になって再び現れた。
「やっと、あなたに復讐できる」
歪んだ復讐心と執着で魔道具を使ってエレノアに快楽責めを仕掛けてくる美形の宮廷魔術師リアン。
彼の真意は一体どこにあるのか……わからないままエレノアは彼に惹かれていく。
過去の出来事で男嫌いとなり引きこもりになってしまった王女(18)×王女に執着するヤンデレ天才宮廷魔術師(21)のラブコメです。
※ムーンライトノベルにも掲載しております。
身を引いたのに、皇帝からの溺愛が止まりません ~秘された珠の還る場所~
ささゆき細雪
恋愛
五年前、内乱の混乱のなかで姿を消した最愛の妃・白瑤華(はくようか)。
彼女を失った皇帝・景玄耀(けいげんよう)は、その後ただ一人を想い続けながら執務に追われていた。そんなある日、書類に彼女の名前を発見し、居ても立っても居られなくなる。
――死んだはずの彼女が、生きている?
同姓同名かもしれないが確かめずにいられなくなった彼は地方巡察を決行。そこで、彼によく似た幼子とともに彼女と再会、地方官吏として働く瑤華と、珠児(しゅじ)を見て、皇帝は決意する――もう二度と、逃がさないと。
「今さら、逃げ道があると思うなよ」
瑤華を玄耀は責めずに、待ちの姿勢で包み込み、囲い込んでいく。
秘された皇子と、選び直した愛。
三人で食卓を囲む幸福が、国をも動かすことになるなんて――?
* * *
後宮から逃げ出して身を引いたのに、皇帝の溺愛は止まらない――これはそんな、中華風異世界ロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる