【完】初恋相手が皇子とか勘弁しておくれよ

いとこんドリア

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32.アラン皇子の不思議な妄想世界

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 それにしても、先日見たカーリィの白い肌に俺だけが知っている綺麗な下の花園……思った以上に興奮した。綺麗で可愛いというか、聖域というか。

 穢れを知らないカラダというのか、処女特有の清廉さと初々しさがたまらなく下半身にキテ、流れ出た精の量に驚いた。一発しただけでいつもの三倍近くは出ていた気がする。

 やはり愛するカーリィだからこそ興奮もひとしお。もっとシタかったが、カーリィには初めてだったし体の負担にもなるので3回くらいで我慢したが、今もシたくてたまらない。

 後で会う時までに果たして我慢できるか。カーリィを次どんな風に可愛がるかの妄想が止まらない。

 カーリィが足を開いて『ここにイレテ』って言わせたい。挿れてほしくてたまらないカーリィは、頬を紅潮させて半泣きで俺に可愛いおねだりをする。だから下のオクチを望み通りいっぱいにしてやったら、鈴の音のような喘ぎ声をあげてうっとりする……。

 あーーそんな事を言うカーリィは犯罪級に可愛いすぎるだろうな。想像するだけで半勃ちである。くそ……俺ってこんなに妄想するの好きだったっけ?

 でも半裸のメイド服で、口でご奉仕して騎乗させたい願望もある。
 恥ずかしがりながらも、頑張って俺のために舌使いで気持ちよくさせようとするカーリィ。時々「のあくん、きもちいい?」って上目づかいで訊いてくるカーリィに俺はうっとりしながら頷いて、頑張るカーリィの頭や頬を撫でたりする。

 それから奉仕で綺麗になった俺の逸物にドキドキしながら腰を下ろして埋めていく。カーリィ自らが動くのが重要。動くたびに上下に揺れる可愛らしい小ぶりの乳房……くっ……なんて健気で助平で可愛い姿だ。想像するだけで完勃ち確定だ。

 ご奉仕メイド騎乗位か恥じらい全裸正常位か……甲乙つけがたい。俺からすれば究極の選択だ。選べない。

 何はともあれ、はやく可愛いカーリィに会いたい。ヤリたい。

「あ、あの……アラン様?」

 人には言えない濃厚なムフフ妄想を無表情でしている最中に、どうでもいい女の声で現実に引き戻される。

 ちっ、せっかくいい所なのに邪魔をしてくれるな、メンヘラ令嬢が。

「ああ、失礼いたしました。考え事をしていたんですよ。最近忙しいのです」

 ポーカーフェイスを装って、カーリィの可愛い裸とメイドカーリィの淫らな姿を妄想するのに忙しい。

「御公務も忙しいのですね」
「それなりにがんばってはいます」
「まあ、お仕事って大変なんですね。私は辛さを何も知らなくて。でも、仕事って男の人がやるものでしょう。女は家を守るのが役目ですから私は家で趣味を嗜んでいるんですの。お花の水やりとアロマを嗜みながらの刺繍かしら。最近はアロマトリートメントに凝っておりましてね、侍女に毎日やってもらって肌がツヤツヤなんですの」
「……そうですか。それは楽しそうですね」

 あまり動かない表情筋を精一杯自分なりに動かし、紳士の仮面をかぶりながら適当に返事をしておく。

 伯爵令嬢のくせして相変わらず公務を他人事みたいに言うのな、この女は。自分は家で呑気に趣味三昧。お金が湯水のように勝手に沸いて出てくるものだと思っていそうだ。

 今まで親が甘やかしてきた筋金入りの箱入りなのもあるが、苦労知らずで頭もよろしくない。根っからのわがままお嬢様気質なのが手に取るようにわかる。見た目だけは面食いが好きそうだが。

「わたくし、アラン様の妻として、次期皇妃として、アラン様を支えますわ」

 勝手に未来を決めるなよ。余計な婚約内定話をされてこっちは頭にきているのに頭がおめでたい女だ。すぐにでも侮蔑な眼差しをぶつけて追い返したいくらいだが、こちらも皇太子としての建前上紳士でいなくてはならない。

 あー面倒くせぇな、皇太子って。やってらんねー。  

「それは勿体ないお言葉。ですが、私は貴女に支えてもらわなくても結構ですよ」
「え……アラン様……?」

 この際だから本性を表してもいいだろ?と、そばにいたジャレットにアイコンタクトをとると「致し方ないな」とため息を吐かれた。今後も新聞各社に嘘をバラまかれたり、粘着されると思うとウンザリだからな。ハッキリ言っておかなければ。

「私は貴女の事をただの貴族の一人くらいしか思っておりません。……って事でさ、勘違いしないでくれるか?恋人ごっこはもうおしまいにしてほしいんだ。勝手に婚約したと世間に垂れ流しておいて自分が図々しいと思わないわけ?」
「あ、アラン様……そ、それは……」

 令嬢は俺の豹変した態度に困惑し、顔色が変わる。少しは罪悪感があったらしい。

「俺はそういう回りくどく来られるのが嫌いなんだ。こちらの迷惑も考えないような女がな」
「っ……あ、あの、も、申し訳ありません!たしかにそうしたのは悪いと思っていましたわ。ですが、わたくしは……」

 女は狼狽えながら俺に詰め寄る。ああ、近寄らないでほしい。心の準備なしにカーリィ以外の女に近寄られると鳥肌が立つんだ。

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