58 / 60
58.聖女様、占領する ◇
しおりを挟む
「もう限界なんですか?」
「あぁ……早くしてくれ……」
「ふふふ、分かりました、ではお望み通り……もうやめてくれって言うまで攻めてあげますからね……」
私は指を抜き、両手で彼の腰を掴み、自分の槍を彼の門の前に構える。
唾液を垂らし、入れやすいようにする。
「では……入れますよ?」
私はそう言うと、彼の門を突き破り、占領を開始する。
「くはぁ!? はぁ……はぁ……」
彼のお城の中はやはり狭かった。
いけませんね、私が過ごしやすくなるように拡張してあげないと……。
「では……動きますからね」
私は腰をしっかりと掴み、前後の運動を始める。
動くたびに彼の肉壁が私の槍を刺激する。
先端の裏側部分が刺激され、熱が体を駆け巡っていた。
彼の体温はとても熱くなっていて、私の槍からその熱が伝わってくる。
「あぁ……はぁ……はぁ……」
「くは……あぁ……はぁ……」
お互いに声を上げている。
口では言わなかったが、ずっとこうして一つでいたかった。
無様な声を上げるスタッグ様を見下ろしつつ、彼の体温を感じ、快感を得る。
こんな最高な状態、こういう事でしか味わえない。
「あ……はぁ……あぁ!」
「う……はぁ……はぁ!?」
前後の運動を激しくするたびに、そんな最高な状態がより高い純度を誇る。
この感触……最高です……。
だが、そんな快楽もじきに限界を迎えてしまう。
「はぁ……そろそろ……限界です……」
「お、俺も……」
「ふふふ……貴方もですか? はぁ……はぁ……」
どうやら同じらしい。
……ですが、彼より先に出すのは、どこか嫌な気持ちがあった。
負けたくなかった私は、腰を掴んでいた片方の手を彼の股間に伸ばし、刺激を始めた。
「うはぁ……かはぁ……はぁ……はぁ……」
しごき始めると、彼は大きな声で喘ぎ始める。
「どうです? 気持ちいいですか? はぁ……はぁ……」
「お、お前……そんなことしたら……俺……もう……」
前と後ろ、両方攻められている彼は、あまりの快楽に早くも限界を迎えようとしているらしい。
情けないが……愛おしい。
「もう限界ですか? では……もっと激しくしてあげますからね!」
「くはぁ!? あぁ! はぁ……はぁ……」
動きを激しくすると、彼の槍は既に火傷をするくらい熱く、硬くなっていた。
そろそろ……私も……。
「はぁ……はぁ……ディナステス……」
「はぁ……はぁ……なんですか?」
「お、俺……もう……出る……限界だ……」
「そ、そうですか……わ、私も……」
私は腰の前後の運動を激しくしつつ、彼の槍を攻める手の運動も激しくする。
溶岩が既に火口まで到達していて、もう……限界だった。
「ディナステス……俺もう出る……出る!」
「わ、私も……もう限界です!」
快楽から解放されるために、私は最後の力を振り絞って、彼を攻めた。
「い、いく……出る……出る!」
……先にいったのは彼だった。
自信のものから白い溶岩を噴き出し、ベッドと私の手を汚していく。
彼の溶岩を感じ取った私は、我慢の限界になっていた。
「わ、私も……出る……出ます! はぁ……はぁ……あぁ!」
槍を前後に動かし、私は彼の中で、愛情を注ぎこんだ。
私の中で作られた愛情が彼の中に入っていき、お互いにそれを分かち合う。
力が抜けた私は、彼の城から退散し、彼の屈強な背中へと飛び込んだ。
「……ディナステス」
「……なんですか?」
「……申し訳ないが……重たい」
「……」
重たい……ですか。
その言葉……女性に対しても言っているのですかね? だとしたら相当失礼だと思いますけど。
私は彼の言葉を無視し、彼の身体を包み込んだ。
「お、おい……」
「貴方は重たいでしょうが、私は運動をして疲れてしまったので、しばらくこうさせてください」
「わ、分かったよ……」
私たちはしばらくの間……こうしていた。
「あぁ……早くしてくれ……」
「ふふふ、分かりました、ではお望み通り……もうやめてくれって言うまで攻めてあげますからね……」
私は指を抜き、両手で彼の腰を掴み、自分の槍を彼の門の前に構える。
唾液を垂らし、入れやすいようにする。
「では……入れますよ?」
私はそう言うと、彼の門を突き破り、占領を開始する。
「くはぁ!? はぁ……はぁ……」
彼のお城の中はやはり狭かった。
いけませんね、私が過ごしやすくなるように拡張してあげないと……。
「では……動きますからね」
私は腰をしっかりと掴み、前後の運動を始める。
動くたびに彼の肉壁が私の槍を刺激する。
先端の裏側部分が刺激され、熱が体を駆け巡っていた。
彼の体温はとても熱くなっていて、私の槍からその熱が伝わってくる。
「あぁ……はぁ……はぁ……」
「くは……あぁ……はぁ……」
お互いに声を上げている。
口では言わなかったが、ずっとこうして一つでいたかった。
無様な声を上げるスタッグ様を見下ろしつつ、彼の体温を感じ、快感を得る。
こんな最高な状態、こういう事でしか味わえない。
「あ……はぁ……あぁ!」
「う……はぁ……はぁ!?」
前後の運動を激しくするたびに、そんな最高な状態がより高い純度を誇る。
この感触……最高です……。
だが、そんな快楽もじきに限界を迎えてしまう。
「はぁ……そろそろ……限界です……」
「お、俺も……」
「ふふふ……貴方もですか? はぁ……はぁ……」
どうやら同じらしい。
……ですが、彼より先に出すのは、どこか嫌な気持ちがあった。
負けたくなかった私は、腰を掴んでいた片方の手を彼の股間に伸ばし、刺激を始めた。
「うはぁ……かはぁ……はぁ……はぁ……」
しごき始めると、彼は大きな声で喘ぎ始める。
「どうです? 気持ちいいですか? はぁ……はぁ……」
「お、お前……そんなことしたら……俺……もう……」
前と後ろ、両方攻められている彼は、あまりの快楽に早くも限界を迎えようとしているらしい。
情けないが……愛おしい。
「もう限界ですか? では……もっと激しくしてあげますからね!」
「くはぁ!? あぁ! はぁ……はぁ……」
動きを激しくすると、彼の槍は既に火傷をするくらい熱く、硬くなっていた。
そろそろ……私も……。
「はぁ……はぁ……ディナステス……」
「はぁ……はぁ……なんですか?」
「お、俺……もう……出る……限界だ……」
「そ、そうですか……わ、私も……」
私は腰の前後の運動を激しくしつつ、彼の槍を攻める手の運動も激しくする。
溶岩が既に火口まで到達していて、もう……限界だった。
「ディナステス……俺もう出る……出る!」
「わ、私も……もう限界です!」
快楽から解放されるために、私は最後の力を振り絞って、彼を攻めた。
「い、いく……出る……出る!」
……先にいったのは彼だった。
自信のものから白い溶岩を噴き出し、ベッドと私の手を汚していく。
彼の溶岩を感じ取った私は、我慢の限界になっていた。
「わ、私も……出る……出ます! はぁ……はぁ……あぁ!」
槍を前後に動かし、私は彼の中で、愛情を注ぎこんだ。
私の中で作られた愛情が彼の中に入っていき、お互いにそれを分かち合う。
力が抜けた私は、彼の城から退散し、彼の屈強な背中へと飛び込んだ。
「……ディナステス」
「……なんですか?」
「……申し訳ないが……重たい」
「……」
重たい……ですか。
その言葉……女性に対しても言っているのですかね? だとしたら相当失礼だと思いますけど。
私は彼の言葉を無視し、彼の身体を包み込んだ。
「お、おい……」
「貴方は重たいでしょうが、私は運動をして疲れてしまったので、しばらくこうさせてください」
「わ、分かったよ……」
私たちはしばらくの間……こうしていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
39
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる