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第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
第296話 目覚める研究者
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「……はぁ!? こ、ここは!?」
目が覚めると、私はいかいやの自分の部屋のベッドで横になっていた。
確か私は、大学院でダンジョンに遭遇して、みんなとモンスターを倒して、それで……。
「と、とにかくみんなは!?」
私は起き上がり、下へと下がった。
居間が明るい……ということは。
「み、みんな!」
「ルリルリ!?」
「瑠璃はん!」
居間に入ると、リンとラピスが抱き着いてきた。
「大丈夫? 体調は?」
「け、怪我とかないんか?」
「私は大丈夫……」
どうやらあの後私は、倒れてそのまま眠りについてしまったらしい。
「瑠璃ちゃん、無事でよかったよ」
「全く、心配させやがって」
「叔母さん、ゴルド、心配かけてごめんね」
ゴルドと叔母さんにも心配かけさせちゃったな……あれ?
「キセノンはどこ?」
「「「「……」」」」
キセノンの居場所を聞くと……4人は黙ってしまった。
ま、まさか!?
「キセノン……ダンジョンで……」
「あ、いやいや! ノンノンは無事……なんだけど……」
……私はリンから、ダンジョンで私が謎の怪物に襲われて暴走したこと、その怪物が意思を持つ魔道具だったこと、その魔導具が今キセノンとダイヤさん、アリスさんと一緒に地下室にいること、3人が魔道具の対処の為にもう数時間以上戻ってきていないことを話した。
「……それで、3人ともずっと地下室に?」
「うん……あれからずっと戻って来てなくて、バリ心配なんだよね」
「わ、私、様子見に行ってくる!」
私が地下室に向かおうとしたその時……居間の扉がゆっくりと開いた。
「……き、キセノン!? それにダイヤさん!」
居間の扉を開けたのはキセノンとダイヤさんだった。
2人は……アリスさんを抱えて、ゆっくりと入ってきた。
「あ、アリスさん! だ、大丈夫!?」
「アリスちゃん……魔力切れで……気を……失ってる」
「えぇ!?」
「大変だった……けど……なんとか……」
よく見ると、キセノンも疲弊していて、今にも倒れそうだった。
私はキセノンを支え、椅子に座らせた。
目が覚めると、私はいかいやの自分の部屋のベッドで横になっていた。
確か私は、大学院でダンジョンに遭遇して、みんなとモンスターを倒して、それで……。
「と、とにかくみんなは!?」
私は起き上がり、下へと下がった。
居間が明るい……ということは。
「み、みんな!」
「ルリルリ!?」
「瑠璃はん!」
居間に入ると、リンとラピスが抱き着いてきた。
「大丈夫? 体調は?」
「け、怪我とかないんか?」
「私は大丈夫……」
どうやらあの後私は、倒れてそのまま眠りについてしまったらしい。
「瑠璃ちゃん、無事でよかったよ」
「全く、心配させやがって」
「叔母さん、ゴルド、心配かけてごめんね」
ゴルドと叔母さんにも心配かけさせちゃったな……あれ?
「キセノンはどこ?」
「「「「……」」」」
キセノンの居場所を聞くと……4人は黙ってしまった。
ま、まさか!?
「キセノン……ダンジョンで……」
「あ、いやいや! ノンノンは無事……なんだけど……」
……私はリンから、ダンジョンで私が謎の怪物に襲われて暴走したこと、その怪物が意思を持つ魔道具だったこと、その魔導具が今キセノンとダイヤさん、アリスさんと一緒に地下室にいること、3人が魔道具の対処の為にもう数時間以上戻ってきていないことを話した。
「……それで、3人ともずっと地下室に?」
「うん……あれからずっと戻って来てなくて、バリ心配なんだよね」
「わ、私、様子見に行ってくる!」
私が地下室に向かおうとしたその時……居間の扉がゆっくりと開いた。
「……き、キセノン!? それにダイヤさん!」
居間の扉を開けたのはキセノンとダイヤさんだった。
2人は……アリスさんを抱えて、ゆっくりと入ってきた。
「あ、アリスさん! だ、大丈夫!?」
「アリスちゃん……魔力切れで……気を……失ってる」
「えぇ!?」
「大変だった……けど……なんとか……」
よく見ると、キセノンも疲弊していて、今にも倒れそうだった。
私はキセノンを支え、椅子に座らせた。
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