30 / 96
第二十八話
腐男子、久しぶりの再会 ※
しおりを挟む
「……うっ、んあっ、やめ、やめて……」
「ヤマトッ……ウッ、気持ちイイ……好き、大好き……」
俺は仰向けでキールに深く突かれ続け、激しい快感に襲われながら尚もパニックになっていた。
(俺まだ16歳なのにもう妊娠エンド? ……ヤバイ、超ヤバイ)
キールから離れようとしてもがくと、キールは前立腺の部分に当たる様上向きに腰を振り出し、再び持ち上がってきた俺の息子も激しく擦りだした。
「っあぁっ! だ、駄目っ! そこ駄目ぇっ! 俺またイッちゃう……あぁっ、あっ!」
「……ッ、ヤマトも一緒に……一緒にイこう……」
ピンチなのに俺は快楽の渦に飲み込まれ、涙と涎を垂らして喘まくっている。
どうしよう、俺このままじゃ……!
『ったく、お主は……妊娠したいのかしたくないのか、どっちなんじゃ、ハッキリせい』
突然頭の中で水を差すように、幼女の声が響いてきた。
この声……聞き覚えがある。
俺を異世界へ転移させた……ハニエルだ……!
もうこの前で通信は最後とか言ってたから、存在事態忘れてた……
『色んな転移者や転生者の経過観察をしていたら、お主が面白い事になっとるからしばらく眺めてたんじゃが……ぐふふ……おっと、失礼』
ハニエル……ずっと楽しんで見てただろ……
『ゴホン、お主はチートで妊娠する能力はあるが、そっちの世界でも避妊具はあるから嫌な時は予防できる。
しかしお主がこの前犯されたロタの様に、常に携帯している者は少ない。
何せ、妊娠できる男自体、稀じゃからのう。
避妊具なんて滅多に使われていないようじゃ』
そうなんだ……って、ロタの時も見てたんかい!
俺のあのおねだりとかグフグフ言いながら見てたのか!? 超恥ずかしいんだけど!!
『で、お主はどうしたいんじゃ?
このままだと数分後には中出しされて、若くしてめでたくご懐妊になるが。
そこの男と子供とで幸せに暮らすのか?
せっかく時間停止能力を授けたのに、お主は快楽に溺れると忘れるようじゃのう』
そうなのだ。俺、時間停止能力があるのに、気持ち良い事されるとつい使いそびれてしまう。バカだ俺……
だってまだ16歳で、この前まで童貞だったんだもん……
強い快感には抗えない。
『まぁ今回は使わなくても大丈夫っぽいがな。もうすぐ邪魔が入る。
それじゃ、ワシはまた傍観者に戻るとするかの。
せいぜい頑張るんじゃぞ、大和』
……え? 邪魔が入る?
そう思っていたら、突然ノックの音がした。
《キール、ヤマト君、そこにいるー?》
!! ノインさんだ!! キールは俺の目を見てハッと我に返った。
キールから急いで離れようとすると、キールは俺の口を手で押さえ、穴の奥までズブズブ挿れた状態で止まり、俺が動けない様に上から押さえ込んだ。
(…………!! んうぅっ……う……!)
な、何してんだよキール……!! 口苦しい……! 抜いて……コレ抜いてって……!!
キールは俺の中深くに挿れたまま、フーフー肩で息をしながら、ドアの向こうのノインさんに返事をした。
「ハイ、ヤマトもいます……もう少ししたら新刊持って行きます……」
《分かった~。お客さんそろそろ増えてきそうだから、適当に切り上げて一緒に下りてきてね~》
ノインさんはそう言ってドアから離れて行った。床に響いていた足音が小さくなっていく。
(良かった、ノインさんにバレなかった……)
ホッとしているとキールは俺の口を塞いだまま、
「ノインさん、来ちゃったね……まさかこの倉庫の中で俺とヤマトがこんな事しているなんて、思ってないだろうねっ……ウッ……」
そう言って再び腰をゆっくりズプ……ズプ……と前後に動かし始めた。
いやいやいや、抜いて! マジでコレ抜いて!
「……本当はこのままイッて、ヤマトの中に沢山出したかったんだけど……
そろそろ下に下りなくちゃいけないみたいだから、今日はこのまま終わりにするよ……残念だけど」
ホッ……良かった、キールはまだイッてないけど終わりにしてくれるらしい。
早く服を着て下に下りなくては……
って、キールがどけてくれない。
「……終わりにしたいけど、嫌だ……ヤマトの中から抜きたくない……ずっと挿れておきたい……」
何を言ってるんだキールは。早く俺の上からどけてコレ抜いてってば!
口を塞いでいた手を払い、キールを説得する。
「……っ……キール、今日はもう終わろう、あまり遅いとノインさんがおかしく思ってまた来ちゃうから……」
そう言うとやっとキールは俺から離れてくれた。
俺の体の中から、ズルズルッと圧迫していたものが抜け、ホッと安堵する。
キールが持っていたティッシュで濡れている体の部分や床を拭き、二人で服を直した後、キールが新刊がどっさり乗ったカートを動かしだした。
俺が倉庫のドアノブに手を掛け出ようとしたら、背後からキールが抱きしめてきた。
「……ヤマト、大好き、愛してる……
また今度、続きさせてくれる……?」
キールが俺の髪に顔をスリスリし、また髪の匂いを嗅いでハァハァしている。
そうだった、キールはまだイッてなかったんだった……
俺は少し考えてから
「……避妊してくれるなら……いいよ」
と返事をした。
嫌だって拒否したら、また何かのタイミングでキレたキールに捕まって、無理矢理中出しされそうだからな……
「本当!? 嬉しいよヤマト、分かった。
ヤマトをまた抱けるんなら、避妊するよ。
本当はヤマトとの子供が沢山欲しいけど……ヤマトが望むまで我慢する」
キールは俺の頭を手で撫でながら、嬉しそうな顔をして口にキスをしてきた。
(俺……自分が男とキスしたりセックスしたりは絶対無いと思ってたのに……滅茶苦茶気持ち良いんだもんな……
こういうのも……ま、いいか……)
俺は倉庫のドアの前で、キールに何度もキスをされた後、二人で新刊を一階へと運んで行ったのだった。
「ヤマトッ……ウッ、気持ちイイ……好き、大好き……」
俺は仰向けでキールに深く突かれ続け、激しい快感に襲われながら尚もパニックになっていた。
(俺まだ16歳なのにもう妊娠エンド? ……ヤバイ、超ヤバイ)
キールから離れようとしてもがくと、キールは前立腺の部分に当たる様上向きに腰を振り出し、再び持ち上がってきた俺の息子も激しく擦りだした。
「っあぁっ! だ、駄目っ! そこ駄目ぇっ! 俺またイッちゃう……あぁっ、あっ!」
「……ッ、ヤマトも一緒に……一緒にイこう……」
ピンチなのに俺は快楽の渦に飲み込まれ、涙と涎を垂らして喘まくっている。
どうしよう、俺このままじゃ……!
『ったく、お主は……妊娠したいのかしたくないのか、どっちなんじゃ、ハッキリせい』
突然頭の中で水を差すように、幼女の声が響いてきた。
この声……聞き覚えがある。
俺を異世界へ転移させた……ハニエルだ……!
もうこの前で通信は最後とか言ってたから、存在事態忘れてた……
『色んな転移者や転生者の経過観察をしていたら、お主が面白い事になっとるからしばらく眺めてたんじゃが……ぐふふ……おっと、失礼』
ハニエル……ずっと楽しんで見てただろ……
『ゴホン、お主はチートで妊娠する能力はあるが、そっちの世界でも避妊具はあるから嫌な時は予防できる。
しかしお主がこの前犯されたロタの様に、常に携帯している者は少ない。
何せ、妊娠できる男自体、稀じゃからのう。
避妊具なんて滅多に使われていないようじゃ』
そうなんだ……って、ロタの時も見てたんかい!
俺のあのおねだりとかグフグフ言いながら見てたのか!? 超恥ずかしいんだけど!!
『で、お主はどうしたいんじゃ?
このままだと数分後には中出しされて、若くしてめでたくご懐妊になるが。
そこの男と子供とで幸せに暮らすのか?
せっかく時間停止能力を授けたのに、お主は快楽に溺れると忘れるようじゃのう』
そうなのだ。俺、時間停止能力があるのに、気持ち良い事されるとつい使いそびれてしまう。バカだ俺……
だってまだ16歳で、この前まで童貞だったんだもん……
強い快感には抗えない。
『まぁ今回は使わなくても大丈夫っぽいがな。もうすぐ邪魔が入る。
それじゃ、ワシはまた傍観者に戻るとするかの。
せいぜい頑張るんじゃぞ、大和』
……え? 邪魔が入る?
そう思っていたら、突然ノックの音がした。
《キール、ヤマト君、そこにいるー?》
!! ノインさんだ!! キールは俺の目を見てハッと我に返った。
キールから急いで離れようとすると、キールは俺の口を手で押さえ、穴の奥までズブズブ挿れた状態で止まり、俺が動けない様に上から押さえ込んだ。
(…………!! んうぅっ……う……!)
な、何してんだよキール……!! 口苦しい……! 抜いて……コレ抜いてって……!!
キールは俺の中深くに挿れたまま、フーフー肩で息をしながら、ドアの向こうのノインさんに返事をした。
「ハイ、ヤマトもいます……もう少ししたら新刊持って行きます……」
《分かった~。お客さんそろそろ増えてきそうだから、適当に切り上げて一緒に下りてきてね~》
ノインさんはそう言ってドアから離れて行った。床に響いていた足音が小さくなっていく。
(良かった、ノインさんにバレなかった……)
ホッとしているとキールは俺の口を塞いだまま、
「ノインさん、来ちゃったね……まさかこの倉庫の中で俺とヤマトがこんな事しているなんて、思ってないだろうねっ……ウッ……」
そう言って再び腰をゆっくりズプ……ズプ……と前後に動かし始めた。
いやいやいや、抜いて! マジでコレ抜いて!
「……本当はこのままイッて、ヤマトの中に沢山出したかったんだけど……
そろそろ下に下りなくちゃいけないみたいだから、今日はこのまま終わりにするよ……残念だけど」
ホッ……良かった、キールはまだイッてないけど終わりにしてくれるらしい。
早く服を着て下に下りなくては……
って、キールがどけてくれない。
「……終わりにしたいけど、嫌だ……ヤマトの中から抜きたくない……ずっと挿れておきたい……」
何を言ってるんだキールは。早く俺の上からどけてコレ抜いてってば!
口を塞いでいた手を払い、キールを説得する。
「……っ……キール、今日はもう終わろう、あまり遅いとノインさんがおかしく思ってまた来ちゃうから……」
そう言うとやっとキールは俺から離れてくれた。
俺の体の中から、ズルズルッと圧迫していたものが抜け、ホッと安堵する。
キールが持っていたティッシュで濡れている体の部分や床を拭き、二人で服を直した後、キールが新刊がどっさり乗ったカートを動かしだした。
俺が倉庫のドアノブに手を掛け出ようとしたら、背後からキールが抱きしめてきた。
「……ヤマト、大好き、愛してる……
また今度、続きさせてくれる……?」
キールが俺の髪に顔をスリスリし、また髪の匂いを嗅いでハァハァしている。
そうだった、キールはまだイッてなかったんだった……
俺は少し考えてから
「……避妊してくれるなら……いいよ」
と返事をした。
嫌だって拒否したら、また何かのタイミングでキレたキールに捕まって、無理矢理中出しされそうだからな……
「本当!? 嬉しいよヤマト、分かった。
ヤマトをまた抱けるんなら、避妊するよ。
本当はヤマトとの子供が沢山欲しいけど……ヤマトが望むまで我慢する」
キールは俺の頭を手で撫でながら、嬉しそうな顔をして口にキスをしてきた。
(俺……自分が男とキスしたりセックスしたりは絶対無いと思ってたのに……滅茶苦茶気持ち良いんだもんな……
こういうのも……ま、いいか……)
俺は倉庫のドアの前で、キールに何度もキスをされた後、二人で新刊を一階へと運んで行ったのだった。
4
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる