牧師に飼われた悪魔様

リナ

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第七章「純潔の一角獣」

ペアのお誘い

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 ***


 コンコン

 オレはその音を聞き目を覚ました。ベッドで死んだように眠っていた体を起こす。

 コンコン

 音はまだ続いてる。一つしかない出入り口、玄関から聞こえてくるそれはすぐにノック音だとわかった。オレはだるい体を動かし玄関に向かう。

「はい」

 がちゃり

 鍵を開ける。その瞬間外から光が溢れてきて、とっさにフードをかぶろうと頭を触る。

「。。。」

 何もない。ああ、今服着てなかったか。もちろん下は着てるが上はついつい忘れてしまう。オレがぼーっとそんなことを考えていると、扉の外にいる人間はわたわたと慌てた。そりゃそうか、ドアから上半身裸の男が出てくれば驚くよな。ま、誰でもいいか。寝起きは苦手だ。何も考えれない、ぼーっとする。

「お、おいエス…」
「?!」

 突然聞こえた声に今度はオレが驚いた。この声はまさか。

「ルト!?」
「う、うん、俺だけど」

 肯定するように頷くルト。太陽の光をキラキラと反射させる白い髪。青く澄んだ瞳。白くなめらかな肌。とっさに喉がなりそうになるその体から目を離し俯いた。

「ど、どうして、ここに」

 ここはオレのアパートで、ルトはここのことを知らないはず。というかオレのアパートにどうしてルトが??しかもあの悪魔の気配がない。

(一人できたのか・・・?)

 混乱するオレを見つめ、少々申し訳なさそうな顔をするルト。

「えっと、ごめんエス。とりあえず中に入っていいか?さすがにお前がその体じゃここでもアウトだし、俺も腕が疲れた」
「あ、ああすまない」

 手に買い物袋を持ったままのルトに気づき、急いでそれを受け取り中を案内する。

「買い物帰りか?」
「そうそう。エスんとこ行くついでに食材調達をさ。って、おお~。ここがエスの部屋か。っあだあっ?!」

 玄関の横にあったゴミにつまづくルト。そんな姿もかわいい。でも大丈夫なのか。こんなに簡単に男の部屋に入ってきて。昼間だし月も満ちてない。今なら吸血鬼化して暴走することはないが別の危険が潜んでいるわけで。

「あいてっ!もーっ!こんなとこに時計置いとくなよ」
「。。。」

 オレの心配など露知らず呑気に文句をつけてくるルト。その無邪気な姿を眺めているとなんだか馬鹿馬鹿しく思えてきた。きっとルトにとっては、友達の家に遊びに来たぐらいの気楽なものなんだろう。ならオレもあまり深く考えない方がいい。

(ただ、これは確認しておいた方がいいな)

「ルト、悪魔は?」
「ん?ザクならどっか行ってるよ」
「。。。」

 思ったとおりあの悪魔は今日いないらしい。

(変だな)

 先日ルトを傷つけたとはいえルトへの過保護さ(いや、オレへの警戒心か)はオレもよく知っていた。そんな悪魔が、オレの部屋にルトを一人で行かせるなんておかしい。

 どさ

 オレは考え事をしつつ、ルトのもっていた買い物袋を比較的片付いてる床に起き、ベッドに座り込んだ。

「えーっと」

 部屋はごちゃごちゃと汚い。座る場所を探せず結局ルトもオレの隣に座ってきた。

「ここの場所はバンに聞いたんだよ、勝手に聞いちゃってごめんな、でもちょっとエスに用があってさ」
「用?」
「うん、実はこれ、」
「?」

 ポケットから紙、いやチケットか。チケットを出してオレに手渡してくる。無駄に豪華な装飾だなとか思いながら裏返した。

「“世界を魅了する歌い手シオンのコンサートペアチケット”?どうしたんだ、これ」
「もらったんだ」

 意外だった。ルトはこういう娯楽、あまり興味なさそうなイメージがあった。

「これ一緒にきてくれないか」
「。。。オレが?」
「ああ」

 こくり、と頷くルト。

「。。。」
「あ、空いてないならいいんだ!断ってくれて全然いいからさ。別に俺一人でもいけるし」
「。。。いや、行く」
「!!・・・ほんとか?!」
「ああ」
「ありがとう!」

 顔を輝かせて微笑むルト。その笑顔を見てるとなんでもいい気がしてしまう、が、ここは聞いておかなければ。

「なんで、悪魔と行かないんだ?」
「え」

 目を見開き、オレを見る。

(ペアなら人型のあいつと行けばいいだろうに)

 ルトはすぐに目をそらし部屋の隅に視線を泳がした。怪しい。そもそもあの悪魔がルト一人でオレの部屋に行くのを許すわけがない。オレの不審を感じ取ったのかルトが慌てて誤魔化した。

「な、なんでもないって!ザクが公演中じっとできるとは思えないしさ!それにほら、あの、その」
「。。。はあ。また喧嘩か」

 やれやれと肩をすくめる。この二人はいつも喧嘩やら何やらしている気がする。

「エス、一緒に来てくれないか…?」
「ああわかった。行こう」

 オレの肯定の言葉を聞き、嬉しそうに笑顔を浮かべるルト。かわいい。こうして笑っていると本当に天使みたいだった。

「やった!!は~安心した…」
「安心するも何も、ルトの誘いをオレが断るわけがない」
「そういう問題じゃないんだよ!誘うのは勇気がいるんだって。ていうか、今更だけど汚いなこの部屋」
「。。。まあ、普通だろ」
「俺も他人のこと言えないけどこれだと足の踏み場すらないじゃん。あ、そうだ!コンサートに付き合ってくれるお礼に、部屋片付けてあげようか」
「いらない」
「ええ…即答はないだろ。あ、さてはエロいモノでも隠してるんじゃ」
「隠してる」
「否定しても無駄だぞー…って言っちゃったし!!」
「。。。」
「やばい、エスの嗜好すんげー気になる!!」

 とっさについた嘘だったのに、さらっと信じられてしまった。

(面倒くさくてそう言ったんだが・・・)

 きらきらと目を輝かせて探索を始めたルトを見て、今更嘘だとも言えなくなる。

「どれどれ、どこにあるのかな~?」

 部屋の中をガサガサと探し回るルトの背中にため息をついた。少しやらせておくか。なんかかわいいし。

「これか!・・・って何この高そうなスーツ!床に置いとくなよ!!」
「すまん」

 寝ぼけた頭のままオレはぼーっとルトの宝探しを見守ることにしたのだった。


 ***


 ひとしきりオレの部屋を堪能(&掃除)したところでいい時間になった。ルトは一度教会に戻り買い物袋を置いてくるとのこと。オレはささっと身だしなみを整えてから教会に向かった。道を半分ほど行ったところで教会から出てきたルトと会う。いつもの牧師服だが髪を整えているため少し雰囲気が違って見えた。

「お」

 オレを見てルトは意外そうな顔をする。

「いつものパーカーじゃないのか」
「さすがにそれはな」

 コンサートを普段着で行くのは抵抗がある。そのため先ほどルトが掘り出してくれた、城から持ちだした数少ない荷物の一つ、黒スーツを着てきた。ルトはオレのスーツ姿が見慣れないのか、そわそわしてる。

「オレのスーツ、変か?」
「いや全然!やっぱ似合うなーって思ってたんだ」
「。。。ありがとう」

 ルトに褒められ、オレまで落ち着きがなくなってきた。顔が赤くなっても今はフードがないため隠せない。誤魔化すようにオレはルトに背を向けた。

「じゃあ、いくか。」
「ん」

 街の中心部に向け歩いていく。コンサート会場に近づくにつれ人が増えてきた。すれ違う人たちは皆きらびやかな衣装をまとって会場に向かっている。そして口々にコンサートのことを話していた。

「シオン様と会えるのね~~!きゃー!」
「あの美しい歌声を生で!!夢みたい」
「目が合っちゃったらどうしよう~!」

 千人もいる会場で主役と目が合うわけないだろうと、心の中でつっこんでいると。

「千人もいて、目あうわけないだろ」
「。。。」

 同時にルトが同じようなことを呟き驚いた。小さく笑う。

「ん?今笑った?」
「いや」

 ごまかしつつ早足になりそうなのを必死に堪える。こうやってルトと二人でいられるのは中々ない。オレらしくもなく心がはずんでいた。楽しい。ルトがオレだけを見てくれてる。いつもこうして隣にいてくれたら、オレだけを見てくれたら・・・と、心がどんどん欲張りになっていく。

(オレは心が狭いんだな)

 ルトを通して自分の一面を知る。

「にしても人多いな。わらわらと…虫みたいだ」
「相変わらずルトは本音を隠さないな」
「うっごめんなさい」
「いや、オレも思ってるから同罪だ」

 戸惑うルトの方を向き、軽く笑いかけた。それを見たルトはもっと顔を赤くして俯いてしまう。ルトに対して笑うことは、そう珍しくないのだがどうしたんだろうか。不思議に思いつつ視線を前に戻した。すると目的の建物が目に入る。

「あれが会場か」
「でっか!」

 歴史的建造物であるコロシアムに大勢の人間が入っていく。改装されコロシアム(闘技場)の目的で使われることはなくなったシャンセラコロシアムは今、多様な理由で使用されていた。今日はコンサートということで道には民族風の旗が立たされている。それに合わせ会場全体がシオンのテーマカラーである薄水色のライトアップで照らされていた。殺風景なだけのコロシアム前が、今じゃパレードを行ってるかのような明るさになっている。

「中も、広っ」
「もう結構人がいるな」
「俺らの席は…」
「あそこか?」

 先に見つけたオレがわかるように指差す。その席は舞台に一番近い席だった。舞台の真正面の席。

「。。。こんな場所よくとれたな」

 素直に感心してしまった。ルトってこんなに熱心だったっけ。言われたルトは言葉を濁しつつ応える。

「その、関係者にもらってさ」
「なるほど」
「――来てくれたのだな、ルトよ!」
「っげ!」
「?」

 それほど音量が大きいわけでもないのにやけに通る声。それに反応し振り返った。

「よく来たな、ルト!」

 豪華な衣装を身にまとった美人がこちらに近づいてきた。

「シオン…!リハーサルは?」

 ルトが驚きつつ男に向き直る。

(シオン?って、このコンサートの主役だよな?)

 どうしてここに?というかルトの名前を呼んでいたが知り合いなのか?突然の事に脳の処理が追いつかない。

「裏手からルトが見えてな、抜け出してきた」
「ばか!ちゃんとやれっていっただろ!」
「心配はいらん、舞台はばっちりこなすぞ」
「あのなあ…はあ」

 ため息をつくルト。どうやら面識のある仲のようだ。ていうかもしかしてこのチケットをもらった相手って、シオン本人だったりするのか?

「。。。」
「――む?こっちの男はなんだ、朝のとは違うな」
「エス、友達だよ」
「てっきりあれと来ると思っていたが、まあいいだろう。あれにわたしの力を見せつけれないのは悔しいが顔を見ずにいられるのはこちらとしてもありがたい。」
「。。。」

 朝の男。多分あの悪魔のことだな。なんて考えていたらその偉そうな美人がオレの前に立ち塞がってきた。ルトとはまた別系統の美人だ。同じ男とは思えないほど繊細で美しい顔。まあだからって別に羨ましくはならないが。

「ふむ」

 美人は偉そうにオレを見下ろし(身長は同じくらいだ)堂々とした声で言った。

「ルトを少し借りるぞ」
「。。。」

 ルトを見る。すぐ戻るというようなジェスチャーを送られたので、頷いた。

「ほう、こちらの番犬はお利口だな」
「。。。」
「もういいだろ!ごめんなエス、ちょっと行ってくる。ほらシオン!行くぞ!」
「ではな、犬」
「。。。」

 そうして一人、オレは座席に取り残されたのだった。いろいろ突っ込みたいところがあったが、

「。。。何故、犬?」

 呟かずにはいられなかった。

「お!エスじゃないか!お前も来てたのか?」
「。。。バン」

 声の方を見れば、正装に着替えたバンが紫髪の女性と共に歩いてくるのが見えた。毛先だけ巻いた紫色の髪の美しい女性。胸もとのあいた大胆なドレスに負けないほどの色っぽさがにじみ出てるその女性は、オレを見るとニコリと笑い軽く会釈してきた。

「初めまして。私はナーシャ。記者よ」
「。。オレは」
「吸血鬼の王子様よね?」
「!!」

 何故ばれてる?!まさかバンが言ったとか?急いでバンを見たが笑っているだけだった。

「ははは、俺じゃないぞ。この人もそれなりに情報通なんだ」
「。。。」
「驚かせてごめんなさい。でも私達、お城で一度お会いしてるのよ?」
「!!失礼しました。無礼をお詫びします」
「やーね、そんなに硬くならないで~!」

 ナーシャとよばれる女性は「気楽に行きましょう」と言いながらオレの背中を叩いてくる。オレは助けを求めるようにバンの方を向くが肩をすくめられるだけだった。仕方なく自分で話題を変える事にする。

「。。。二人もコンサートを見に?」
「ええ、シオン様に良い席をいただけたものだから」
「なるほど」
「エスこそ誰かと来たのか?」
「ルトに誘われてきた」
「「えっ」」
「?」

 二人が声を揃えて驚きの声をあげた。何事だと目を丸くしてるとナーシャさんが口を開く。

「いえ、てっきりザクといくのかと思ってたわ」
「俺もだ。でも確かにエスの方がこういう場に慣れてそうだよな~スマートだし!」
「そうねえ。あいつが大人しく音楽鑑賞するとは思えないし。何より面白く思ってないものねシオン様の事。それで肝心のルトくんは?」

 ナーシャがキョロキョロと辺りを見回してる。オレが聞きたいぐらいだ。

「。。。席を外している」
「そうなの?残念、話したかったわ。うーん、でも開演までまだ時間あるし…あそうだ!吸血鬼のことで少し聞いてもいいかしら!」

 返事をいうより先にルトの席に座ってきた。オレは自分の席に腰掛け、腕組みしながら黙り込む。これだけで「話すつもりはない」というオレの意思が伝わってるはずだが・・・さすが記者というだけあって図太いらしい。挫けることなく聞いてくる。

「ハーフなのよね、どう違うのかしら」
「。。。」
「血は?欲しくならないの?」
「。。。」
「おじい様は伝説の吸血鬼だって聞くけれどあなたは何か知らない?」
「。。。」
「~~~!ちぇーだめかー!」
「無駄だってナーシャ。そんなデマ掘り下げてどうするんだよ」
「デマじゃないわよ!吸血鬼はいるのよ!でもこの子口が堅そうだし独占インタビューは期待できそうにないわね」

 諦めてくれたようだ。体が離れていく。

(・・・そうだ、あの男の事を聞いてみようか)

 ちょうど情報通の二人がそろっているんだし聞いてみてもいいかもしれない。

「。。。シオン」
「ん?どうしたエス」
「シオン、ってどんなやつなんだ」

 ルトと馴れ馴れしく話していた。偉そうな奴だけど二人の雰囲気の感じから知り合いなのはわかった。

「彼は吟遊詩人よ。すごく有名で人気のね。でも最初は普通のどこにでもいる吟遊詩人だったみたいなのよ。各地をまわるにつれて段々人気になっていたという感じかしら。いつまで経っても年を取らなくて美しいままだからミステリアスだし。なんたってあのお顔、スタイル、美声!女性は放っておかないわよね~」
「年をとらない。。。」
「あとあれだ。ハリンベルの出身だったか?あそこらへんは美声の美人が多いって聞くけどほんとなんだな~男でも綺麗だよな。ま、ルトには負けるけど!ははっ」
「。。。ルト」

 白い肌に美声。ルトもハリンベル出身だと聞いた。同じ出身地なら、そこで知り合ったとか?

「。。。」

 いや、やめよう。こんな詮索するような事するべきじゃない。そもそも、オレには関係ない事なのだ。あの悪魔ならまだしも、ただの友人のオレが知った所でどうしようもない。ルトの友人ならそれでいいんだ。

(ただし、ルトを傷つける奴なら...)

 容赦しない。

「やだ、怖い顔してるわよ?」
「ははは、エスはいつもこんな感じだぞ」
「。。。」

 喋り続けるこの二人は放っておき俺は目を瞑って仮眠をとることにした。
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