グランストリアMaledictio

ミナセ ヒカリ

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第6章 【龍の涙】

第6章10 【地龍と血の刃】

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「さぁーて!皆様!昨日はよく眠れたでしょうかァ!私はワクワク過ぎて10時間しか眠れませんでした!」

「儂は12時間は眠れたな」

「あの、ツッコミをした方がよろしいんでしょうか?」

「さて!今日は、昨日に引き続き、実況は私、モルゴと解説にケビンさん!そして、ゲストてして王国の最前線を行くファッションモデル、エスメラルダさんです!」

「よ、よろしくお願いします」

「一応聞いておくのですが、大会の方はよろしいのでしょうか?」

「今日は1対1の殴り合いと聞いております。ここで眺めていてもなんの問題もありませんよ」

「はい!というわけで、エスメラルダさんの言ったように、今日は1対1のガチンコ勝負!獲得出来る点は低めですが、昨日負けてしまったギルドの皆さん!ここで少しでも追いつきましょう!では、選手の紹介です!」

「今日も個性的なメンバーが集まっておりますな」

「ええ!ええ!では、1回戦!第1試合、グランメモリーズAチーム、グリード選手!VS!シェミスターライト、ブラッド選手だぁ!」

「ブラッド選手は、例年の参加でよく分かりますが、グランメモリーズのグリード選手は分からないことだらけですな」

「そうですね。でも、決勝まで勝ち上がるということは、それなりに強いギルドなんでしょう。昨日の戦いでは、惜しくも下から2番目になってしまいましたが」

「ええ!ですが、ここで勝てば追い上げはまだまだ可能です!期待の高まる1戦!オラ、ワクワクすっぞ!では、第2試合、コールドミラーリアム選手VS、トゥインクルアスタロトカスミ選手だぁ!」

「カスミちゃん頑張ってー!」

「こちらも、中々に濃い戦いになりそうです!さて、第3試合、マジックアルケミストミーニャ選手VS、ハイドロオーシャンズスー選手だぁ!」

「はたして初出場VS、例年参加のギルドではどちらが強いんでしょうかな」

「ええ!初出場ながらも、決勝に進んだハイドロオーシャンズ。例年参加の優勝候補の1つ、マジックアルケミスト!これもまた目が離せませんね!続いて、本日最後になる第4試合!グランメモリーズBエレノア選手VS、ダークソウルソウセイ選手だぁ!」

「復活ギルドVS、新生ギルド。展開が全く読めませんね」

「ええ!そういう意味でも、1番緊張感の高いバトルとなるでしょう!ヒャッフー!」

「えぇ、それでは選手の皆さんは準備をよろしくお願いします」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ミラ「グリード、頑張ってきてねー」

グリード「おう、任せとけ!ケツから2番目がなんだ!一瞬でテッペンまで追い上げてやんよ!」

ライオス「それでこそ地の龍だな」

グリード「期待して待ってろよォ」

シアラ「期待はするんですけど、Bチームの方は大丈夫でしょうか?」

グリード「あァ?なんかあったのか?」

シアラ「いえ。ただ、ヴェルド様達がせわしくしていたなぁって」

グリード「んなもん気にしなくて大丈夫だァ。あいつらの強さはお前らも知ってんだろォ」

ミラ「ええそうね。私達は私達で1位を目指すだけよ」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

「......うぅ」

「......!あんた、大丈夫かい!?」

 目が覚めると真っ白な天井。見知らぬお婆さん。私は、なぜかベッドに横たわっていた。

「何があったか覚えているかい?」

「......確か、ヴァルと散歩してたら、空き缶のゴミを見つけて......」

 その先が思い出せない。多分、この時に何かあったのだろう。

「覚えてないのならそれでいいよ。一応言っておくが、あんたがここに運び込まれてから7時間は経ったよ。よく眠るもんだね」

 7時間......確か、フウロが戦ってた途中からだから......今は夜の9時......?

「......!しまった!早く次の策を決めておかないと......!」

 すぐさま立ち上がり、部屋を出ようとするが、足がふらついて壁にぶつかってしまった。

「まだ無理しちゃダメだよ!」

「でも......」

 私がヴァル達に迷惑をかけるわけにはいかない......。無理をしてでも頑張らないと......

「何があったのか知らないのなら話してあげるよ!あんた、対龍人用の麻酔弾とかいうやつでやられたんだよ!」

 対龍人用の麻酔弾......?

 なんでそんなものが私に......

 そういえば、あの空き缶から煙が出ていたような......まさか、あれが対龍人用の麻酔弾だというのか。

「歴史書で見た限りじゃ、対龍人用の麻酔弾は強力なやつらしいよ。ってか、それくらいあんたなら知ってるだろ。今は大人しくしてな」

「そうは言われても......」

「いいから大人しくしてな。医者としての指示だ」

 仕方ない。ここで考えてヴァル達が来るのを待つか......

 次の試合は1対1の戦い。一番無難なのはフウロだが、今日の戦いで疲弊している。万全な体勢では挑めないと考えると、適してるのは、動きの早いヴァルか、守りの堅いヴェルド。もしくは、3属性での戦い方が豊富なエレノア。

 うーん......相手にもよるなぁ......

 動きが早くても、動きを抑えられたらヴァルは何も出来ない。かといってヴェルドは正面対決で戦うのが苦手。長期戦には向かない。

 エレノアかな......。フウロと同じように3属性を扱うことが出来る。何より、戦い方が豊富な方がタイマンには向いている。

 でも......彼女の力はあまり見た事がない。それが出来ると聞かされているだけ。

 考えれば考えるほどいろんな状況が見えてくる。どうしよう......

「あんた。休めと言ってるのに全然休んでる様子がないね」

「え?あー、えーっと......」

「監督ってのも大変だね。そんなんだから体調崩してばっかなんだよ」

「な、なんで知ってるんですか!」

「顔を見たら分かるよ。相当無理してるね。まともに寝てないんじゃないのかい」

「いや、睡眠時間は15時間から18時間くらいです......」

「......普通の人間は逆だよ」

 普通じゃないので......

「あんたがギルドに入ってあーだこーだの騒ぎを起こしてる時、私は夜も眠れなかったよ。いつか、私のところに運び込まれてくるんじゃないかってね。まあ、そんな事はなかったけどさー」

「す、すみません......」

「体調には十分気をつけるんだよ。あんた、早死しそうな顔してるから」

 実際はその逆で、超長生きなのだけれど......

 でも、この人の言うことには一理ある。まだ無理をしてるのかな?自由奔放にやってるとは思っていたのだが、まだまだかな。

「おい、ネイー元気になったかー」

「......!ヴァル!」

「お、すっかり目が覚めてんじゃねえか。心配したんだぞ」

「これくらいでくたばりはしません」

「あんた、この子はまだ無理をしている。しっかり見てやれよ」

「ばっちゃんもありがとな」

「礼を言うのは構わないが、しっかり見守ってやれよ」

「分かってるって」

 なんで私が子供扱いをされなきゃいけないんだ......。

「ネイ、起きたばっかで悪いが、明日のメンバーを決めてほしい。早急にだ」

「それならもう決めています」

「誰だ?俺か?」

「......エレノアです」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

「さあ!お待たせしました!第2回戦、第1試合!グリードVSブラッドの開始だァ!」

「ちっ、やかましい解説だ。おい、毎年こうなのか」

「知らん」

「愛想のねえやつだ。なァんで強そうな奴はみんなそうなんだよォ」

「興味ない。始めるぞ」

 こりゃ、一切合切話のできねえやつだな。少しくらい、親睦を深めようと思ったんだがねぇ。

 奴が使う刀?は、まるで血をそのまま浴びたかのようにドス黒い赤色をしていた。

「ちっ、気持ち悪ぃ。地龍の咆哮!」

「......」

 真っ直ぐに迫ってくる相手に対し、遠距離技から撃っていくが、まあ避けられる。でも、これは誰でも予想できること。ここからの動きが大事だ。

 さあ、どう来る?

「......!真っ直ぐ来たかァ!」

 なら、正面から受け止める。

「......!」

「止めたぞコノヤロォ!」

 刀をこちら側に抑えた。だが、奴はすぐに機転を利かせてサマーソルトで攻めてくる。

「へぇー......やるじゃねえか」

 体技が得意な相手か......。こりゃ、俺がやりやすい相手だ。

「地龍の血脈!」

 地面にひびを入れて、そこから相手の足元をドンドンと崩す。

 大抵の奴は、この攻撃を避けるために空に逃げることを選択する。

「もらったァ!地龍の鉄砕!」

「ブラッドドレイン」

「な!?」

 まずい。腕を掴まれて、そこからマナを吸われていってる。

「地龍の鉄砕牙!」

 腕に噛みつき、なんとか、相手から離れることが出来た。

「ブラッディレイン」

 今度は血の雨かよ......。こういうのは、当たらない方が吉。土壁を作って頭上をカバーする。

「ブラッドシルバー」

「くっ......」

 こいつ、思った以上に早い。ヴァルよりも数段に早いと感じる。

「アンブラドレイン」

 逃げた先に、血の塊で出来た腕が構えている。為す術もなしに掴まり、再びマナが吸われていく。

「クソっ......!」

「アンブラインパクト」

「おいおいおいおい!」

 血の塊が爆発して辺りに飛散する。直で喰らった俺の体は大変なことになっている。

「......汚ねえ色だ」

「血の色は良い。全てを消し去ってくれる」

 シェミスターライトって、もっと明るいギルドだって聞いたはずなんだけどなァ。こんな根暗な奴もいるのか。うちみたいに十人十色ギルドか。

「ブラッディレイン」

「させねえ!地龍の咆哮!」

 あの血を降らせると厄介だ。あれが、地面に染み渡って各所からの攻撃を仕掛けてくる。

「なら、地脈硬化!」

 なら、血を染み渡らせなければいい。血は地の上に留まり、最終的に蒸発する。今日みたいな天気であれば、細々こまごまとした粒は一瞬だ。

「ブラッドドレイン」

 流石に、分が悪いと突っ込んできたか。だが、それこそ俺が待ち望んでいたもの。

「オラッ!」

 ブラッドの進行方向に、幾重もの土壁を用意する。奴は、馬鹿正直に全部ぶっ壊して突っ込んでくる。

「ブラッドシルバー」

「地龍の蹴激!」

「ブラッドインパクト!」

 俺の足蹴りに合わせて、奴が自分も巻き添えになるほどの距離で爆発を起こす。

 ......

 ......

 ......

「......」

「おぉっと......これは、グリード選手の姿が見えなくなりましたァ!まさかまさか、先程の爆発で......?」

「ちったァ喋ったらどうだァ!」

「......!」

「滅龍奥義・天下地龍業てんかちりゅうごう!」

「......!」

「へっ。一瞬の油断が命取りだったなァ」

 ブラッドが立ち上がろうとするが、バタンと仰向けになる。

「ぐ、グリード選手の勝利だァ!」

「へっ。見たかコノヤロウ」

「......」

 しかし、終始ほとんど喋らなかったな、こいつは。

「おいお前。なんか言ったらどうだァ」

「......グランメモリーズには、まだ強いやつがいるんだな」

「あァ?」

 舐めんなよ他のギルドの者共がァ。俺たちゃ強くなるためにここにやって来たんだ。この程度で強いとか言うな。

「おめェ、中々に骨のある奴だったなァ。一瞬でケリがついちまったのがアレだが、今度また、勝負しようや」

「......ならば、決勝までに参加不可能にならないことだな」

 よく言うぜ。おめェが立ち上がれない状態になってんのになァ。

 勝つって、いい事なんだなァ。なんだか、清々しいやァ。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

「さて!第1試合から大きな盛り上がりを見せた第2回戦!ガチンコ勝負!第2試合は、優勝候補、コールドミラーのリアム選手VS、トゥインクルアスタロトのカスミ選手だぁ!」

「やっほー」

「カスミちゃん頑張ってー!」

「こらこら。この席にいる者は、平等に応援することですぞ」

「はーい」

 コールドミラーの光龍の称号を持つリアムと、トゥインクルアスタロトの中では、比較的落ち着いているカスミ。

 両者共に、最強の一角ではあるが、この勝負はリアム優勢。リアムのヴァル達と同じような龍殺しの魔法に対し、カスミは支援魔法中心の戦い。全ての魔法を崩す龍殺し相手に、この戦い方は無理がある。

「さぁ!エスメラルダさん!この勝負、どちらが勝つと思いますか!」

「......厳しいことを言うと、カスミちゃんの負けかなって」

「ほう。そう思う理由は?」

「龍殺しの魔導士相手に、支援魔法中心の戦い方は分が悪いかな、と。もちろん、精一杯頑張って、勝って欲しいですけれど厳しいかなって」

「なるほど。龍殺し相手に、支援魔法中心の戦いは難しいと。これはハズレくじを引いてしまったといったところでしょうか!でも、運命はどちらに転ぶかは分かりませんよ?それでは、バトル、スタートです!」

「お、お手柔らかに頼むよ......」

「滅龍奥義・光波絶命斬こうはぜつめいざん

「え?え?え?えぇぇぇぇぇ!?」

「......」

 これには、会場の人達も揃って開いた口が塞がらない状態。

「しょ、勝者、リアム選手」

「さ、流石は優勝候補と言ったところですな......」

「か、カスミちゃ~ん......」

「いいか。俺達は生温い戦いを望まない。殺す気で来い!」
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