グランストリアMaledictio

ミナセ ヒカリ

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最終章 【創界の物語】

最終章2 【炎の戦い】

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 炎の挑戦者が、クロノアベリーのリーダーをワンパンし、その他のメンバーをも一瞬で蹴散らしてしまうという動乱(?)があってから1時間後ーー

ヴァル「いやぁ、骨のねぇ奴らだったなー。あんなのが今年の優勝者かよー」

ゼイラ「ははは、元気そうで何よりです……」

 最早何事もなかったかのようにヘラヘラとするヴァルと、困惑しつつも、自分も何も見ていないという体で話をするゼイラ。そして、顔は笑っているが目は笑っていないシドウとアトラス国王が後ろにいる。

 ……正直、物凄く気まずい。

シドウ「姫。流石に処分を検討した方が良いかと……」

ゼイラ「シドウ。この御方はツクヨミ様の契約者であり、さらには主の立場にいる御方なのですよ」

シドウ「……分かりました」

 ネイりんの存在が私達にどれだけの幸福と自由をもたらしたのだろうか。些細なことでも、最近はしみじみそう思うようになっていた。いや、だとしてもヴァルのことは少しくらい怒ってください。じゃないと次もやりかねないので。

アトラス「えー……ゼイラが言うのであれば仕方ないが、次からは乱入者としてではなく、然りと大会参加者という形で参加して頂きたい。ーー見てて少し面白かったが」

 本音漏れてますよ……

 目が笑っていないのは相変わらずだが、とりあえずヴァルの所業は許されたっぽい。

ヴァル「じゃ、俺ら帰るわ。来年はグランメモリーズがまた天下取りに来てやるって今年熱くなれなかった奴らに言っといてくれ」

ゼイラ「分かりました。皆様のご武運をお祈り申し上げます。あと、ツクヨミ様によろしくお伝えください」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ヴァル「いやぁ、しっかし、本当弱ぇ奴らだったなー。何であんなのが優勝出来んだよ」

 帰りの馬車の中で、ヴァルは不満たらたらにそう言う。

「仕方ないよ。今年は一昨年の決勝進出ギルドがこぞって棄権したんだから」

ヴァル「その事なんだけどさ、何でグランメモリーズ出てねぇの?」

「あぁ、その事なんだけどさー」

 私は、旅に出ていたヴァルに今のグランメモリーズがどういった状況なのかを説明した。といっても、そこまで深刻な話じゃない。ただ単に、ヴァルのせいで人が出払っちゃったよーってことをオブラートに包んで話しただけだ。

ヴァル「人がいねぇから参加出来ねぇって、お前ら大会の時期くらい覚えとけよ」

「それ、ヴァルにだけは言われたくない……」

 多分、ギルドのみんなも似たようなことを口にするだろう。うちのギルドで1番時間に疎いのは誰だよって話。体に染み込んだことなら時間ピッタリにするが、それ以外のことは何事もなかったかのように忘れ、その度にフウロに怒られる。ネイがいるから大丈夫、なんて思った時期もあったけど、ネイはヴァル以上に時間に対してルーズだった。

 この人達に時間と日付を教えることはほぼ無意味なのである。ただ、やる時はやるから何とも言えなくなってくるのがみんなの本音である。

「ところでヴァル、どこでどんな修行して来たのかは知らないけど、結構強くなったよね?あの人達、確かに私達からすればよwa……手応えのない人達だったけど、今年の大会参加者の中じゃぶっちぎりの強さだったんだよ?」

ヴァル「へぇー、興味ない」

「……だよね」

ヴァル「まあ、来年はもっと手応えある奴が来んだろ。そん時に備えて今から特訓だぁー!」

「はいはい。帰ったらヴェルドあたりにでも八つ当たりしといて……」

 ヴァルの脳筋キャラはいつも通りだけど、それが私にまで飛び火してこないことをただただ祈る。

 
 帰りの馬車はゴトゴトと揺れ、思わぬ形で一緒に帰ることになれたヴァルとの距離を、ちょっと近づけておこうかと、私はそんなことを考えないわけでもない。ヴァルはネイと結婚してしまったが、私の心にはまだ迷いが残ったまま。

 ……ダメな子だよね。私。

 思えば、ヴァルと初めて出会ったあの日から、私の心はどこか遠くに行ってしまっている。そんな、遠くに行ってしまった心を、ダークソウルとの戦い、延いてはお父さんとの戦いの時に見つけてしまった。


 ……今だけ。今だけなら、ちょっとくらいは許してくれるかな?

 私は、寝たフリをして隣に座るヴァルの肩にもたれかかる。鍛え上げられた筋肉が少しゴツゴツしていて、若干寝心地は悪い。でも、悪い気はしないかな?

《ドーーーン!!!》

 ……私、本当運が無いと思う。

 折角の僅かな幸せすらすぐにぶち壊されてしまう。あーあ、何でこうなるかなぁ。

 私達が乗っていた馬車が、突然の轟音と共に激しく吹き飛ばされた。くだらない事を考えていた私でも、流石にこれはヤバいと思える状況だということはすぐに理解し、すぐさまヴァルに飛びついた。

ヴァル「っやべ!セリカ、離れんなよ!」

「うん!」

 ヴァルはすぐさま鍛え上げられた脚力で馬車を脱出し、何が起きたのかを空から確認した。すると、馬車が走っていた場所に複数の白い影があった。

 白い影……?影って、普通黒……だよね?

 まあ、それは私の常識感がそう言ってるだけであって、実際白い影も存在するのかもしれない。ーーんなわけあるかァ!

ヴァル「不気味な奴らだ」

 ヴァルはゆっくりと地上に着地し、すぐさま攻撃の態勢に切り替えて白い影を攻撃した。しかし、奴らは影というだけあってか、ヴァルの攻撃は全てすり抜けていくばかり。

 丁度、馬車を飛ばされはしたももの、無傷だった馬主のおじさんがいるのが目に見えたので、私は戦闘をヴァルに任せておじさんを避難させた。逃げる先があるのかどうかは分からないけど、私達が敵を引き付けておけば多分大丈夫なはず。

「サモンズスピリット・エキドナ!アルラウネ!」

エキドナ「はーい、お呼びですかー」

アルラウネ「任務任されました!」

 私は双剣でヴァルをサポート出来そうなエキドナと、何かあった時のために回復役のアルラウネを召喚する。

ヴァル「極龍王の咆哮!」

 後ろにいるはずの私にまで伝わってくるほどの熱波が、周囲の影を焼き尽くす。しかし、影は攻撃を喰らったそばから何事もなかったかのように定位置に存在し、次の攻撃を仕掛けてくる。具体的には、爆発系の魔法と時々光の刃を出してくるくらいだ。

ヴァル「クソっ、攻撃効かねぇ系の相手とかもうしたくなかったんだがな」

「激しく同意」

ヴァル「このまま、次の街に出るまでどんくらい距離あったっけ?」

「王都から馬車で1時間くらいの場所に次の街があったはずだから、多分相当は離れてるはず」

ヴァル「なら、存分に暴れて大丈夫だな!極龍王の狂軍!」

 ヴァルが背後に無数の魔法陣を展開させ、そこから極龍王の咆哮をも超える威力の火炎魔法を放つ。

「あっつ……!」

アルラウネ「きゃぁ!」

「ごめんアルラウネ!」

 私はまだ大丈夫な方だけど、アルラウネはかなりのダメージを負ってしまった。すぐさま鍵でアルラウネを強制送還し、何とかこれ以上の被害を防ぐ。エキドナは、元々火属性に対して耐性があるから大丈夫だったけど、それでも若干の汗を流している。

 私も、見れば素肌になっていた腕に若干の火傷を負い、これ本当に敵に向けて撃った技?と疑いたくなった。

 ヴァルは強くなった。強くなりすぎてしまったかもしれない。大会に乱入したヴァルは、ほんの1%の力も出していなかったのかもしれない。

「……っ!」

 ヴァルの炎は凄まじかった。だけど、白い影は火傷1つすら付けていなかった。

ヴァル「クソ……痛みすら感じてなさそうだな……」

「どうするの?ヴァル。必要なら精霊まだ出せるけど」

ヴァル「精霊じゃどうにもならなそうだ。……そうだな。あのおっちゃんが完全に安全な場所に逃げるまで時間を稼いで、そしたら退散すんぞ!」

 まあそうなるよね。こういう時は逃げるのが1番だ。……逃げれたらの話だけど。

ヴァル「セリカ。逃げるなら今だぞ」

「グランメモリーズの一員なのに、仲間見捨てて逃げられるわけないでしょ」

ヴァル「だよな!ただ、焼き殺しちまうかもしれねぇからしっかり自分の身守っとけよ!」

「うーー」

ヴァル「極龍王の戦陣!」

「えぇぇぇ!?」

 私が防御魔法を敷く前に、ヴァルが私と影全てを巻き込んだ炎の陣を作り出した。

「あっつ……!」

 急いで防御魔法を発動させるけど、またしても少し火傷が出来てしまった。少しは加減と落ち着きを知ってよ……

 まあでも、四の五の言ってられない状況なのはよく分かっている。それくらい、今までの戦いで幾度となく経験してきた。

「エキドナ!一旦戻って」

 精霊の召喚によるマナの減少を止め、私は支援魔法の方に全力を注げるように体勢を整える。この支援魔法は、ヴァルが旅立ってからの1年間で身につけたもの。まともな戦闘能力のない私が、今更フウロやヒカリんみたいに攻撃魔法とか武器による攻撃技を習得できるわけがないので、せめてみんなを助けられるようにとエフィに習った。

 流石は神童のエフィ。教え方がすごく丁寧で、原理を理解するのは簡単だった。実際に使いこなせるようになるまではかなりの時間がかかったけど。でも、今こうして必要な場面で必要なことが出来ている。

「アタックライズ!ヒールライズ!」

 ヴァルに魔法威力増強の効果と、自然治癒の効果を同時にかける。これだけで、ヴァルは相当戦いやすくなるはずだ。

ヴァル「サンキューセリカ!神話奥義・天照らす、神話の炎!」

 ヴァルが放つ、最高威力の炎が白い影全てを焼き尽くす。倒せない。それは分かっていても、少しだけ期待してしまうところがある。

 お願い。これで倒れるか退くかのどちらかをして……

 ……

 ……

ヴァル「ちっ、まだ足りねぇってのかよ……」

「どうするの?もう尻尾撒いて逃げてもいい頃だと思うよ」

ヴァル「そうだな。んじゃ、尻尾撒いて逃げるか!」

「きゃっ」

 ヴァルは突然、私をお姫様抱っこの要領で抱え、足に火を灯して飛び出した。

 白い影は私達を見つめてはいたが、やがて諦めたかのように消えた。そう、"消えた"のである。瞬きも何もしていないのに、気づいたら……いや、気づいたらとかじゃなくて、それまでが幻だったかのように消えたのだ。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ヴァル「あー、危なかった~」

 日が落ち、暗闇に包まれる世界で、私達は何とか隣街にまで辿り着けた。私が持っていたお金で宿を借り、ひとまずは安心かな?と思える状態にはなった。

 突如として現れた白い影。まず間違いなく、私達を狙って現れたと思う。でないと、あんなにも私達に固執して攻撃はしてこないだろう。それに、あの爆発は明らかに私達を狙ってたわけだしね。

ヴァル「何もんだったんだろうな、あいつら……」

「分からない。ネイりんあたりにでも聞いてみないと……」

ヴァル「あいつまだ帰ってきてねぇんだろ?」

「……うん」

 頼りたい時に頼れる人がいない。ネイりんに依存しすぎなのは自分達で分かってはいるんだけど、やっぱりこういう時はネイりんがいてくれた方が助かる。

 あの白い影は何で私達の前に現れたのか。そして、なぜ私達に攻撃してきたのか。考えても、答えもヒントもないから分かりっこない。

 ……こういう時は、こっちに残ってる神の片割れに聞くのが1番かな?

「ヒカリんに聞いてみる?」

ヴァル「あいつ?近くにいるのか?」

「どうだろう?」

ヴァル「……あいつ、何してるんだ?まさか、あいつも旅に出たとか言うんじゃねぇだろうな」

「一応、ヒカリんはイーリアスでクロム達と一緒に働いてるとは聞いたんだけど……」

ヴァル「だけど?」

「今、クロム達というか、ヒカリんが単独で各国を回ってイーリアスとのコネ作りをしてるらしいの。この間手紙にたくさんの愚痴と一緒に書いてた」

ヴァル「外務官みたいな仕事してんな、あいつ……」

 まあ、ヒカリんだしね。何だかんだで人が困ってたら見逃さないし、何よりクロムに対して表面上は隠してるつもりなんだろうけど、バレバレな好意を抱いてるからね。クロムからの頼み事は何だかんだで聞いてそう……。

「ヒカリんには、いざという時のための連絡手段があるけど、それ使うならギルドに戻らないといけないの」

ヴァル「んじゃ、ギルドに向けて帰るってのは変わらねぇんだな」

「うん。けど……」

 あの白い影がまた襲って来ないという確証はない。むしろ、次もまた必ず遅いに来るだろう。

 強くなったヴァルの攻撃が一切効かず、私の精霊だって意味を成さない相手。正直、怖い。

ヴァル「大丈夫だ。安心しとけ」

 そんな私の不安を感じとったのか、ヴァルは立ち上がって優しく私の頭をポンポンと叩いてくる。

ヴァル「仲間は誰1人として俺の目の前では死なせねぇよ。セリカ、お前だって例外じゃねぇ」

「……うん」

ヴァル「とりあえず、今日はもう寝ようぜ。疲れただろ」

「……うん」

 私はまた、こうしてヴァルの優しさに浸ってしまうのである。
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