グランストリアMaledictio

ミナセ ヒカリ

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最終章 【創界の物語】

最終章13 【私達の記憶】

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 光のマナが照らす我が家。今日は三日月が綺麗に輝く日で、いつもより明るく照らされている気がする。

 そんな我が家に、俺は今、1週間程前に仲間となったヒカリと対峙している。いや、ヒカリってのは偽名だな。確か、本当の名前はーー

「ラクシュミー・エーテルだったか」

ヒカリ「……なんの名前ですか?」

 一瞬、こいつの眉がピクリと動いた。多分、間違ってねぇんだろうな。

「ーー隠し事はなしでいこう、ラクシュミー」

ヒカリ「……」

 眉を動かしはしなかったが、次はピタリと黙り込んでしまった。まあいい、話を続けるまでさ。

「……いきなり本題に入る。お前の名前はラクシュミー・エーテル。解放軍とかいう異世界の組織に組みしており、明後日辺りにこの世界を侵略しに来る。いや、もう準備は万端だから、占領すると言った方がいいか?」

《バシュンっ!》

 そのセリフを吐いた瞬間、左頬スレスレを弾丸が通り抜けて行った。後ろ側の壁に小さな焼け跡が出来ている。

ヒカリ「どうしてバレたのかは知らないけど、そこまで知ってるのなら生かしてあげるつもりはないわね」

 明らかな敵意を目に込め、銃口をこちらに向けられる。そして、俺は腕組みをしたままドカッと座り込んでいる状態。

 どちらが不利かなんて一目瞭然だ。

 ーーだが、それでも俺は構わず座り込んだままの姿勢で話を続けようとする。なぜなら、こいつは俺を殺せないはずだからだ。俺には無い記憶がまだある。でも、それがきっと、こいつが俺に手出しが出来ないようにしている。ーーそんな気がする。

ヒカリ「すぐに殺すつもりは無いわ。ただ、ちょっと痛い目見るかもね」

 冷たい鉄の銃口が額に当たる。拷問でもする気か。

「お前は負ける。この先の未来でお前は俺達に負ける。そしてーー、俺の目の前で死ぬ」

ヒカリ「……脅しのつもりかしら。私が死ぬ?バカ言わせないでよ。ーー私はもう、とっくに死んでるのよ」

「とっくに死んでる……か」

ヒカリ「ええそうよ。6年前、いや、もっと前から私にロクな人生は与えられなかった。先生は拐われ、姉ちゃんは死に、友達になれたあの人も、もう私の味方じゃなくなった……!」

「姉ちゃんに先生か……」

 ここら辺も知っている。確か、ヒカリの姉は何者かに殺され、先生とやらは……なんだ?なぜか思い出せない。そんな大したことじゃなかった気がするのに……

ヒカリ「ねぇ、覚えてる?本当に忘れちゃった?」

「何がだ」

ヒカリ「……私には何も無い。私は、ずっと1人で、孤独に、悪魔として生きる……それしか、私に許された道はない」

「っ……なんでそう悲観的になるんだ!なんだお前は!お前は死に場所でも探してるっていうのか!」

 脳裏を過るヒカリの投身自殺。敵に悪魔という形に変えられかけ、精神的に追い詰められたこいつが選んだ道。それを必死なフリをして追いかけていた過去の俺。

 ーーもう嫌なんだ。ああやって、目の前で仲間が死んでいくのを見るのは……。全てを知っているわけじゃない俺の記憶が、大切なものは何かと問いかけてくる。

 俺はこいつを守りたい。過去の俺が出来なかったはずのことを俺がやる。だから、こいつには死んでもらうわけにはいかない。

ヒカリ「……ヴァル。私を殺してよ。変なことをしでかす前に……、全てを見透かした目をしているあんたの手で」

「断る。俺はお前を殺さないし、お前もお前を殺すことはさせない」

 俺は強くそう言い放った。

 ーーすると、なぜかヒカリは銃をその場に落とし、泣き崩れるようにして俺に抱きついてきた。

ヒカリ「……なんで、なんで知ってるのよ!私が、あんた達の敵だってことを!」

「……俺が、未来人だと言ったらどう思う?」

ヒカリ「ーーバカにしないでって、言うわ」

「だろうな。でも、俺は未来を知っている。結構限られてるけどな」

ヒカリ「……それで、私が裏切り者だって事も知ってるの」

「ああ知ってる。でも、お前は俺達の仲間だ。ただちょっと、素直に助けてって言えないだけのバカだ。そう記憶している」

 つっても、覚えてるのはこいつが死ぬところまで。そこから先はどうやっても思い出せない。

『まずは小さな事から思い出してくださいーー』

 あの時脳裏に響いてきた言葉。多分、その瞬間から俺の記憶は未来のものになっている。なら、その言葉の主に会えば、答え合わせをしてくれるはずだ。

 ーーそして、その言葉の主の場所も、今思い出せた。小さな事ってのが、こいつとの出会いだって事なんだろう。だから記憶の鍵が外れた、そんなところか。

ヒカリ「……あんたが未来人だって言うなら、私にどうしたいの?私は何をすればいいの?」

「とりあえず、俺も完全に未来のことを知ってるわけじゃない。だから、俺の記憶だけをあやふやなままこの時代に送り込んだ奴に話をしに行く」

ヒカリ「場所は分かってるの?」

「ああ、多分な」

ヒカリ「……ねぇ、覚えてる?」

「……何がだ?」

ヒカリ「……そう、やっぱり覚えてないんだ」

 そう言って、ヒカリは立ち上がり、落とした銃を回収する。

ヒカリ「なら、さっさと行きましょ。その、あんたをここに送り届けたっていう人のところまで」

「……ああ」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 月光が照らしてくるが、やはり深夜ともなれば十分暗い。しかも、俺達は深い森に入っているせいで、余計に暗い中を歩いている。

 ーー記憶が正しけりゃ、この森で会えるはずなんだ。

ヒカリ「ねぇヴァル。本当にこんな場所で会えるの……?」

 声が震えまくってるし、ガタガタと俺の腕にしがみついているヒカリがちょっと可愛く見えた。何だかんだで女の子……女の子関係あるかは知らねぇが、素直になったな。

 ーーでも、この先の未来で解放軍は必ずやって来る。そうなった時、ヒカリはどうするのだろうか?俺は多分、過去の何も知らない俺そのものに戻るだろう。でも、ヒカリはこのまま記憶を持った状態になるのだろうか?

 そこら辺は、神様次第……なんだろうな。

「……ここだ」

 ある程度進んだところで、周りの木より少しだけ太い木を見つけた。分かりやすく、色んな色のマナが漂っている。

「ヒカリ、メモリは持ってるか?」

ヒカリ「……それも知ってるのね」

「むしろ、知ってなきゃダメだろ」

 ヒカリがローブの中から赤色のメモリを取りだし、俺に差し出してきた。

 俺はそれをマナが密集する場所に挿し、鍵を開けるようにしてメモリを回す。すると、円形の扉が出来上がって、周りのマナを吸い込むように渦を巻いたホールのようなものが出来上がる。

 この先に、全てを知っている奴がいる。そいつと話をするだけ。

 俺の足は自然と前へと進み、この、さも異空間に繋がってるような感じを醸し出す扉に足を踏み入れる。ヒカリも後ろから付いてきており、目の前が一瞬だけ真っ暗になった後、俺の視界には真っ白な空と敷き詰められた本棚の世界が映り出していた。

ヒカリ「……ここは……世界の書庫ワールドアーカイブ?」

「知ってんのか?」

ヒカリ「知ってるも何も……って、ここら辺の話は未来の私に聞いたことがあるんじゃないの?」

 未来のこいつに?……もしかして、俺が思い出せてない辺りのところかな?

「よう来たな、お主ら」

 俺達が向いていた方に、突如として葡萄染色の髪をした和服の女の子が現れた。

「……お前は……だーー」

 誰だ、と言いかけて、俺はハッと息を飲んだ。

 誰だなんて言えない。俺はこいつを知っている。知っているし、大切な人だと覚えている。でもーー

「クソっ、思い出せねぇ……」

 記憶に蓋がかかっている。ここから先が見れないよう、真っ黒に塗り潰されている。せめて、名前だけでも思い出したい。なのに、なのにーー

「……分かっておる。記憶を呼び出せんのじゃろ?」

 女の子が俺の顔を覗き込むようにして迫って来る。こんな至近距離にまで来られても、俺は何も思い出せない。

 大切な、大切な人だったはずだ。なのに、なんで思い出せねぇんだ……

 頭がグラグラと回る。

 思い出さなきゃいけないはずのことを思い出そうとして、俺の脳が激しく熱を出している。

 分からない……

 ……なぜ、分からないんだ?

「……よしよし。辛かったんじゃろ?」

「……!」

 葡萄染色の女の子が、腕を伸ばして俺の頭を優しく撫でてくる。袖がヒラヒラとしていて、少し重たいのか、若干腕を伸ばすのに苦労をしている。それでも、優しく、子供を宥めるように頭を撫でてくる。

ヒカリ「あの、そろそろ口を出していいかしら?」

「ーーあぁ、悪ぃ。俺もちょっと混乱してた」

 無理に思い出そうとしても、思い出せずに爆発するだけ。俺は深く深呼吸をして、ヒカリの方を向いた。

ヒカリ「ーーあんたの記憶が完全じゃないことは分かってるわ。でも、1つだけ説明して頂戴。その子、誰なの?」

「……」

 説明しろ、と言われても、俺には何も分からない。

 説明してくれるか?という期待を込めて女の子の方を向く。

「そうじゃの、一旦説明するか」

 どうやったのかは知らないが、女の子が適当な本を取りだし、それを雑に投げ捨てると、そこに机と椅子3つが現れた。

 ーー座れってことか。

 俺達は素直に席に腰を着け、女の子と対面するような形になった。

「先に言っておこう。妾の名はツクヨミ。この世界の神様、と言った方がヒカリには早く伝わるじゃろうな」

ヒカリ「……信じないって言ったら?」

「信じるじゃろ。何せ、お主は過去にこの場で別の神に出会っておるのじゃからな」

ヒカリ「ちっ」

 何でこいつ、今舌打ちした?するような場面だった?

ツクヨミ「で、ヴァル。お主にはこっちの名を名乗ろう」

「……?」

ツクヨミ「妾、いや、私の本当の名前はネイ。ネイ・ゼグラニルです」

「!?」

 今、こいつ『ゼグラニル』って名乗らなかったか?

 ーーゼグラニルなんて名前、俺が勝手に着けた名前なのだから、他の奴が名乗れるわけがない。いや、名乗ってもらっちゃ困る。

「……お前、いや、ネイ。なんでゼグラニルなんて名前を……」

ネイ「……やっぱり、そこは思い出せてないんですね」

 雰囲気が変わるのと同時に、ネイの和服姿が紫色を基調とした長スカートにベルトを雑に留めたワンピース姿になる。

 ーーこの格好……やっぱり、どっかで見た気がする。けど思い出せねぇ。

ネイ「あと2日遅ければ、もう少し記憶もちゃんとした状態になってたかもしれません。ですが、何分ゼウス達の攻撃が早かったものですからね~。ヒカリちゃんが送り届けるだけで精一杯だったんですよ?」

「ヒカリ?」

 俺は思わずヒカリの方を見る。ヒカリはさっぱり分からんといった感じに肩をすくめる。

ネイ「ああ、ヒカリちゃんと言っても、未来の方ですよ。ヴァルはヒカリちゃんが死ぬところまで思い出せてるかと思いますけど、実はそこでヒカリちゃんは死んでないんですよ」

 ……正直、驚いたとかいう感想は出てこない。だって、俺はこいつに生きていてほしいと願っていたからだ。それに、なぜか未来では一緒に暮らしてると思っていたからでもある。

 記憶の蓋が開きかけてはいるんだが、イマイチ決定打に欠ける。何か、もっとこう、ガツンとしたものがないと……

ネイ「ーー多分、私が話してるだけじゃ思い出せませんよね。ならば、ヴァルには自分が経験してきたことを追体験してもらいましょうか」

 ネイの目の前に、1冊の分厚い本が現れた。

「追体験?」

ネイ「ええ。覚えていないのなら、もう一度経験するまでです。それ~」

 ネイが本をデコピンでこちらに飛ばして来た。

 開かれた状態の本が顔に当たりそうになり、思わず目を瞑ってしまうが、何秒経っても痛みの感覚は伝わって来なかった。代わりに、目の前に映り込んできたものはーー

『……成長したね。ヴァルクレア』

 ……母さん?

 目の前に映る母の姿。ーーそう、間違いなく母の姿だ。

 手を伸ばした。でも、触れることは出来なかった。

 俺は遠くからこの光景を眺める傍観者に過ぎないのだ。

『俺だってもう19だ。もう、母さんがゼグラニルに預けた頃とは全然違うんだよ』

 もう1人、母を己の膝で膝枕をするように座った青年がいる。

 ーー俺だ。

 ……記憶の蓋が少しだけ開く。俺はここで母と決別したんだ。未来を生きていくって、約束をした。

 記憶の旅が始まったーー

 ……

 ……

 ……
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