グランストリアMaledictio

ミナセ ヒカリ

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Veritas2章 【運命の欠落点】

Veritas2章6 【花畑での出会い】

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クロム「頼むっ……!力を貸してくれ!」

 血で床を濡らしながら、一国の王子ともあろう人間が土下座をする。

ヴァル「おいおい、今度は何だ……」

アラン「私から説明させていただきます」

 みんなの視線を一身に浴び、アランも同じように血に濡れた顔で説明を始めた。

アラン「時間がないため、端的に申し上げます。我らの王、セレナ様がラグナロク軍に連れ去られました。どうか、救出のために力を貸してください」

 そう言うと、アランも落ち着いた動作で土下座した。

セリカ「えっと……セレナって、現聖王様だよね?」

ヴェルド「ん?え、じゃあ……」

ライオス「勘弁してくれ……と言いたいところだな」

 ……少し、予想と違う。

 ここでやって来るのはラグナロクが挙兵したという話を持ってやって来るはずのクロム。いきなりセレナ聖王の救出戦は、間を飛ばしてしまっている。

 歴史は同じように進まないと、ラナがよく言っていたが、これもそういうことなのだろうか。いずれにせよ、救出戦の前にラストを味方につけれていないのは手痛いところである。

ヒカリ(結局、あんたの未来脳でも役に立たないってことじゃない)

「そういうヒカリちゃんだって、読んだ物語は私が経験したものと寸分狂いはないはずですよ」

ヒカリ(ま、それもそうだけどさ。少し変わってよ。あの王子様には色々言っておきたいことがあるのよ)

 じゃあ……。

フェリシア「皆様、どうかお願いします!我らの聖王セレナ様がラグナロクに討たれたとなれば、戦争は最早回避しようがないんです!」

 同じく血塗れになった天馬騎士隊の若き衛兵フェリシアが心から叫ぶ。

「確か、物語上ではここで私達が奮戦してもセレナは死ぬ予定だったわよね」

ネイ(ヒカリちゃんと似たような感じですね。死んだように見せかけて実は生きていたってやつです。まあ、お互いにガチで死ぬ気ではありましたから、策でも何でもないんですけどね)

 まあ、そこら辺はどう足掻いてもそうなっちゃう運命だったわね。本当、あの時彼が助けてくれて良かった良かった。

フウロ「どうしますか、マスター」

ヴァハト「むぅ……難しい問題じゃ。うちからガキ共を貸してやりたい気持ちは山々じゃ。じゃが、死ぬ可能性の高いところにガキ共を送り込んで、それで死なれたらどうすればいい?」

クロム「……仲間達は絶対に死なせんっ!」

 ……イマイチ、信頼に欠ける言葉ね。

 クロムの自信のない態度が、ただただみんなの不安を煽ってしまっている。本来なら手を貸すはずのヴァルも、少し躊躇いを見せてしまっている。情けないわね。

「クロムさん。1ついいかしら」

クロム「……ヒカリ」

 私は立ち上がり、ネイが身に着けた和服をそのままに引きずり、土下座をするクロムさんの前に仁王立ちする。そしてーー

「一旦頭を冷やしなさい!」

 素足でクロムさんの頭を思いっきり踏んだ。地面に痕が出来るんじゃないかってくらいに力を込めて踏みつけてやった。少しスッキリ。

クロム「っ……!?」

フェリシア「く、クロム様!」

セリカ「え、ちょ、ねい、ヒカリん!?」

 私はクロムさんの頭を踏み続けたまま話をする。

「あんたみたいな自信家がそんな自信なさげな情けない声で死なせないって言っても、誰も信頼できないのよ!迷うなとは言わないけど、せめて自分が死んででも全員守るくらいの覚悟は見せられないわけ?」

フェリシア「あの、ちょっと……」

「いいかしら?今のあんたについていったら確実に全員死ぬ。そんなわけないって思うかもしれないけど、全員なんとなくな感じでそう察してるのよ!もしかしたら死んじゃうかもしれないって。死ぬって凄く怖いことだからね!」

 そう言い切り、ようやく私は頭から足をどけて、代わりにクロムさんの胸倉を掴んで視線を無理矢理合わせた。

「腹が立つのよ。あんたの、私頼りで適当に戦ってきたその態度が!」

クロム「っ……すまない」

「謝らないで頂戴。私は言いたいことが山ほどあったから言ったわけよ。……そうね、私もネイも、今のままじゃみんなを守るなんてほとんど不可能。だからね、私1人だけなら貸してやるわよ!」

クロム「っ!?」

「その代わり、これは大きな貸しにしといてやるからっ」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

「なんであんなこと言ったんだろ……」

ネイ(バカなんですか!?)

 雨がぽつぽつと降る中、私だけがクロムさん達の馬車に乗ってイーリアスを目指している。

 ハッキリ言って、カッコつけるためだったとは言えここまでする必要はなかった。どうせ死ぬ人を助けるためにわざわざ策なんて練らなくていいのに……いや、それはそれで寝覚めが悪くなる。

クロム「すまんな。本当なら2度と自警団なんかには関わりたくなかっただろうに」

「勝手に察しないで頂戴」

 イライラを思いっきり態度に表し、和服の振袖を強く握りしめて窓の外を見る。そういや、なんで服装変わってないのかしら?私とネイで意識を切り替えたら服まで自動的に変わってたのに。この着物、重いし動きにくいしで、なんでこんな格好であんなに動けるのかが不思議で仕方ないわ。

クロム「……なあ、ヒカリ。俺達が最初に出会った時のことを覚えてるか?」

「忘れられたらいいのに……」

 嫌味たっぷりにそう言ってやった。

 クロムさんとの出会い。何度思い返しても腹が立つ。なんでこんな男を見込んでしまったのか。なんでこの男をヴァルだと錯覚してしまったのか。そして、なんでこの男には不思議なほどに人を惹きつける魅力があるのか。

「そうね。暇だから私があの自警団にいた時に感じていたことを話してやろうかしら」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 静かな昼時。綺麗なピンク色の花畑。

「あー、人生辛い!」

 太陽の光を全身に浴びながら、この花畑に寝転がり続ける。

「いや、自分が悪いってのは分かってるんだけどさ、この世界広すぎない?平気で迷っちゃうじゃない」

 私達の貧乏な世界と違って、人の数は多く、資源も豊かで田舎に値する街でもそこそこに発展している。こりゃ、戦争のために利用するなんて言われても納得しちゃう世界だわ。まあ、選んだのは私なんだけど。

 やっぱり、見栄なんか張らずに兄ちゃんについていけばよかった。昔来たことのある世界だから大丈夫なんて言っちゃったけど、来たことがあるのは向こうの世界と大して変わらない山奥だけ。それ以外はなーんにも知らない。

「それに、会いたかったあの人にも会えないし、本当にこの世界で合ってたのかしらね」

 最早自分の記憶を疑うレベルである。

 この世界で間違いないはずなんだけどなぁ。広いから場所が違うとかいうオチなのかな?だとしたら、さっさと兄ちゃんと合流して別の場所に行かないと。

「おい、こんなところで寝てたら風邪引くぞ。まあ、お日様が出てるから日向ぼっこには丁度いいかもしれんが」

 唐突に聞こえてきた声に、私は反射で飛び蹴りをし、その勢いで後ろの方にバックステップで立ち上がった。

「グァっ!?」

「お兄ちゃん大丈夫!?」

「貴様!クロム様になんてことを!」

 敵は3人。甲冑姿の奴と、筋肉質な男(飛び蹴りを喰らわせた奴)、私と年齢ほぼ一緒と見られる女の子。余裕ね。

 懐から愛用の『MEG:シアンサイト』を取り出し、ブリザードのメモリを素早くセットして銃口を敵に向ける。

「悪いけど、私に出会ったのが運の尽きってことで死んでもらえないかしら?」

「その要求は呑めません!大人しく拘束されなさい!」

 甲冑の方が私が銃口を向けているというのに猛然と突っ込んでくる。それを右手の方で敵の頭を踏み、バク転で背後に回ってから銃口を装甲の薄い首元に当てる。

「勇気は100点。でも、技量がまるで0点かしら」

「あ、アラン!」

 筋肉質の男が痛みから立ち直り、私の方に近づいて来ようとしたので、ニルヴァーナを発射直前の状態にして向けることでそれを制した。

「声なんかかけずに素通りしていけば良かったのに。残念ね」

「ま、待てお前。俺達、お前に何かしたか!?」

「そ、そうだよ!お兄ちゃんはただ人がいたから声をかけただけだよ!」

 関係ないわね。

「私が敵だと判断したからあんた達に銃口向けてんの。それ以外の理由はないわ」

「す、凄まじい理不尽だな……」

 男は観念したかのように鞘ごと剣を投げ捨て、両手を上げて戦う意思がないことを告げてきた。隣の妹の方も、同じように両手を上げ、それを見た甲冑も武器を捨てて両手を上げた。

「……そんなことされたら殺す気がなくなっちゃうじゃない」

「それは都合がいいな」

「……」

 別に殺さなきゃいけない絶対的な理由はないわけだし、と思い、銃を懐に仕舞った。

「じゃあねぇ~、今のは遊びだったってことにしておいて頂戴」

 そのまま何事もなかったかのように立ち去ろうとしたが、急に体が言うことを聞かなくなり、私はその場に倒れてしまった。

「お、おい!大丈夫か!?」

 さっきあんな目に遭わせてしまったというのに、男が倒れた私に近づいて心配そうな目でこちらを見ていた。

「バッテリーが切れただけ……」

「ば、バッテリー?」

「要するに、お腹が空いたってこと」

「「「 …… 」」」

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

「どうしよう……借りを作ってしまった……」

 まさかまさかの王城に案内され、そこでごくごく普通なカレーをご馳走になってしまった。まだこの世界の人間との関りは持つべきでないのに、思いっきりやらかしてしまった。

クロム「随分と残念そうに言うな。食ってる姿は幸せそのものだったが」

「うるさいわね。腹が減ってたのよ」

 真正面に座る男『クロム』は終始私が食べている姿をずっと見続けていた。人が食べてる姿ってそんなに面白いものかしらね?まあ、別にいいけど、なんでよりにもよって飛び蹴りした相手が一国の王子様なのよ。おかしいでしょ普通。不意打ちみたいな形で攻撃したんだから、普通牢にでも入れるもんでしょ。なのに、なんでこうして腹が減ったと言う罪人に飯を与えて普通に王城に招き入れてるのかしらね。私達の世界の王とはえらい違いだわ。

クロム「さて、腹も満たされただろうし、そろそろ名前くらい教えてくれないか?」

「なんで?」

クロム「まさかお前、食い逃げするつもりじゃないだろうな?」

「お金なんて持ってないけど」

クロム「だろうな」

 しばらく互いに無表情で見つめ合った。

クロム「……実はな、今、俺の自警団は人手を募集してるんだ。それも、ただの雑兵じゃなく、切れ者で動きの素早い奴を」

「断る」

クロム「まだ何も言ってないだろ」

「言わなくても分かるわよ、そんな切り出し方してんだから」

 さーってどうしよっかな。このままここにいたんじゃ、確実に傭兵として雇われるな、こりゃ。こちとらスパイとして来てんのに、目当てのものとは全然違うところに潜り込みたくはない。出来ればあの人が働いてそうなところがベストなんだけど、全然見つかんないし……

 かといって、とりあえずの情報を集めるにしては、この場所はあまりにも良くない。一見、王国直属の自警団だからこの世界についてを色々知れそうだけど、私はこの男が嫌なのである。特に深い訳があるわけじゃないけど、なんとなくこの男のところにいるのが嫌だ。

 どう伝えたらこの男に伝わるだろうか。

クロム「……なあ」

「断る。ごちそうさまでした」

 結局逃げ出すのが一番手っ取り早いと思い、私はこの場を後にしようとした。するとーー

クロム「頼む!お前しか頼れないんだ!」

「ほーかーをー!あーたーりーなーさい!」

 足を掴まれ、タイヤを引っ張ってるみたいに足が動かなくなる。見た目だけじゃなく、ちゃんと力もあるっぽいのが無駄に腹立つ。いや、こんなことに腹立てても仕方ないんだけどさ。

「離れなさいよ!このセクハラ王子!飯は美味しかったけど、私とあんたの関係はここまでよ!所詮、他人以上知り合い以下なんだから!」

クロム「頼む!」

 しつこい……。

 これで王子様って言うんだから、世の王子様達へのイメージガタ落ちだわ!

アラン「失礼します!クロムさ……ま……?」

 ーーと、互いに譲らぬ状況でいると、切迫した様子のアランが入ってきて、この状況を見てそーっと帰っていこうとする。

「待ちなさい!あんたの主君なんだからどうにかしなさいよ!」

クロム「そうだ!アラン!お前もこいつをどうにか俺達の自警団に引き留められるよう言ってやってくれ!」

「引き留めるって、まだあんたらの自警団に入ってないし今後も入るつもりはないわよ!」

アラン「あー、えっと……」
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