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第11章 クラス対抗魔法球技戦編
ギルドマスター会議①
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「みなさん。今回の球技戦もお疲れさまでした。では今回の球技戦における『スクールギルド選出最優秀選手』を決める会議を開きたいと思います」
円形に並んだ机に30名近くの生徒たちが座る会議室で、1人の生徒が号令をかけて会議が始まった。ここに集まっているのはディナカレア魔法学院に数多くあるスクールギルドの代表、すなわちギルド長たちだ。そこには風紀ギルドのギルドマスターであるマーシャや、魔法剣術ギルドのフェヒター・アウトリーテ、魔法調薬ギルドのピセア・スプルースの姿もあった。
ディナカレア魔法学院のスクールギルドは大きく4つに分けられる。
1つは『研究系ギルド』。魔法の研究や改良、新魔法の開発、新たな活用法など、魔法そのものを研究することを主な目的としたギルドである。スクールギルドの中では最も歴史が長いが、最近は魔法に関する研究はやや行き詰まりを見せていることもあり、以前ほどの人気はない。しかし、依然として一定の人気があり、ほとんどが中規模ギルドである。
2つ目は『競技系ギルド』。今回の魔法球技のような魔法を用いて行う競技を練習することを主な目的とするギルドで、今のスクールギルドの中で最も人気があるギルドである。魔法競技や魔法球技は一般の魔法使いの間でも親しまれていて、卒業後にそのままプロとして活躍する魔法使いも少なくない。対外試合も行われており大いに盛り上がるので人気が高く、中規模ギルドから大規模ギルドが大部分である。
3つ目は『生産系ギルド』。幅広く実生活で役立つ魔法の活用法を研究するギルドであり、ルーシッド達が在籍する魔法調薬ギルドも、この生産系ギルドに当たる。実生活では最も恩恵を得ている分野ではあるが、ギルドとしての人気はあまり高くなく、ほとんどが小規模ギルドである。魔法具開発ギルドは、生産系ギルドの中では最も人気が高く、中規模ギルドである。それに次いで魔法建築ギルドも人気があり、これも中規模ギルドである。
そして4つ目が特殊ギルド。生徒会ギルドや風紀ギルドがこれに当たる。また、迷宮探索ギルドなどもここに分類される。これらは学院限定のギルドであり、他のギルドのように、職業ギルドをもとにしていない特殊な形態をとるギルドである。
それらスクールギルドのギルドマスター達が集まって、必要なことを決定する場が『ギルドマスター会議』である。
会議を取り仕切るのは、自身も新魔法研究ギルドのギルドマスターであり、今年度の総ギルドマスター(ギルドマスターの中から投票によって選ばれる)を務める、4年生のセシディア・ストリチカだ。
セシディアは綺麗な長い黒髪にメガネをかけた、非常に厳格そうな生徒だった。しかし、感情やその時の雰囲気に流されることなく、常に理性的なその司会進行ぶりは、総ギルドマスターとしては相応しいと言えた。
ちなみにギルドマスター会議に生徒会ギルドは出席しないことになっている。ギルドマスター会議は、自主的に作られたスクールギルドの代表であり、生徒会ギルドとは独立した組織体として創設されたものだ。生徒会ギルドと歩調を合わせることもあれば、時として生徒のギルドの代表として生徒会ギルドに意見を述べる場合もある。基本的に生徒会ギルドと対等な立場でギルドを代表して交渉する存在である。
風紀ギルドもこの会議に出席する必要はないのだが、今のギルドマスターであるマーシャは自主的に出席できる時は出席していた。しかし、あくまで一ギルドとして出席しているのであって、風紀ギルドだからと言って、優遇されたり、発言権や影響力が強いという訳ではない。
ギルドマスター会議の決定はあくまで全ギルドの総意である。
「いつも通り意見がある方は挙手をどうぞ。では、はい。青魔法研究ギルドのヴィズさん」
「私としては1年5クラスのシアン・ノウブルを推薦します。今年の入学試験にも出題された、実現するための糸口すらわからなかった新魔法の1つ、『水の飛行魔法』を実現して見せたシアンさんは、最優秀選手にふさわしい秀才かと思います。それだけでなくあの子は、あのクラスの総リーダーであり、他にも複数の斬新な形状の魔法具を使用していました。青魔法研究ギルドのギルドマスターとしては、うちのギルドに在籍していてくれればというのが本音ではありますが。新魔法研究ギルドや魔法具開発ギルド、エリアボールギルドとしても同意なさるのでは?」
青魔法研究ギルドのギルドマスター、ヴィズ・ヴァッサーがそう述べた。ヴィズは綺麗な水色のボブヘアをした男子生徒で4年生。左目に付けた片眼鏡と、そこから垂れ下がりキラキラと輝く美しい天然魔石が印象的だった。肌の色が白く、体格もほっそりとしたやせ型で、声は物静かで、誰かを諭すような話し方をする生徒だった。
青魔法研究ギルドは研究系ギルドのうち、ディナカレア魔法学院に複数ある『魔法研究ギルド』の1つで、主に青の魔力によって行使することができる水属性魔法や氷属性魔法などを研究するギルドであり、ディナカレア魔法学院にスクールギルド制が導入された当初から存在している、最古参ギルドの1つである。
「そうですね…。仮にその全てがシアンさん一人の業績だとすればの話ですが…。シアンさんはどこのギルドでしたっけか?」
セシディアがそう尋ねると、一人の生徒がおずおずと手を挙げた。
「えっと…私たち魔法料理ギルドです」
会議室に集まっているギルドマスターの中からは、少し戸惑ったようなひそひそ声が聞こえてきた。
魔法料理ギルドは小規模ギルドだ。決してメジャーなギルドと言うわけではないので、そんな優れた魔法使いが在籍しているギルドとは思えなかったのだ。
当のシアン本人は、もともと戦闘が得意ではなく、いずれも水の魔法が工程に関係している料理や裁縫は趣味でもあり得意でもあるため、魔法料理ギルドで楽しく活動していた。ちなみに、幼馴染のライム・グリエッタとシャルロッテ・キャルロットも同じ魔法料理ギルドに在籍していた。
「……そうでしたか。ハルカさんは、ギルドマスターとしてシアンさんの活躍についてどう感じていますか?」
「は、はい。正直、今回の魔法球技での活躍に驚いてます。いや、シアンさんが優秀な生徒であることは間違いないです。テストの成績もいいですし、魔法の腕も確かです。面倒見もいいですし、統率力もあって、手先も器用ですし、料理のセンスもありますし、段取りも完璧です。ほんと、うちのギルドにはもったいないくらいの素晴らしい子です」
魔法料理ギルドのギルドマスター、ハルカ・クッチーナは家庭的な雰囲気を醸し出している女生徒で、密かに男子生徒の間では人気があった。
「ただその…何といいますか…シアンさんのそれはあくまで一般的な範疇でのそれであって、今回の球技戦のような特別な才能というわけではないかと……
あ、あと、ギルドの活動の時に今回の球技戦の話になったのですが、その時彼女は『クラスに優秀な参謀がいるから心強い』と言っていました。それに球技戦に向けて魔法や魔法具の『練習をしている』って言っていました。なので多分、今回の魔法や魔法具は彼女が一人で開発したものではなくて、その『参謀』って言われてた子が関わっているんじゃないかと思います…」
「なるほど。真にすごいのはその『参謀』である可能性が高いということですか」
セシディアは特に感情を込めずにそう言った。
マーシャやピセアは、その『参謀』と呼ばれている生徒が、ほぼ間違いなくルーシッドであろうと思っていた。しかし、このギルドマスター会議において、ルーシッドという存在を広く知られることが果たして良いのか決めかねていた。それで、静観して会議の成り行きを見守ることに決めていた。
円形に並んだ机に30名近くの生徒たちが座る会議室で、1人の生徒が号令をかけて会議が始まった。ここに集まっているのはディナカレア魔法学院に数多くあるスクールギルドの代表、すなわちギルド長たちだ。そこには風紀ギルドのギルドマスターであるマーシャや、魔法剣術ギルドのフェヒター・アウトリーテ、魔法調薬ギルドのピセア・スプルースの姿もあった。
ディナカレア魔法学院のスクールギルドは大きく4つに分けられる。
1つは『研究系ギルド』。魔法の研究や改良、新魔法の開発、新たな活用法など、魔法そのものを研究することを主な目的としたギルドである。スクールギルドの中では最も歴史が長いが、最近は魔法に関する研究はやや行き詰まりを見せていることもあり、以前ほどの人気はない。しかし、依然として一定の人気があり、ほとんどが中規模ギルドである。
2つ目は『競技系ギルド』。今回の魔法球技のような魔法を用いて行う競技を練習することを主な目的とするギルドで、今のスクールギルドの中で最も人気があるギルドである。魔法競技や魔法球技は一般の魔法使いの間でも親しまれていて、卒業後にそのままプロとして活躍する魔法使いも少なくない。対外試合も行われており大いに盛り上がるので人気が高く、中規模ギルドから大規模ギルドが大部分である。
3つ目は『生産系ギルド』。幅広く実生活で役立つ魔法の活用法を研究するギルドであり、ルーシッド達が在籍する魔法調薬ギルドも、この生産系ギルドに当たる。実生活では最も恩恵を得ている分野ではあるが、ギルドとしての人気はあまり高くなく、ほとんどが小規模ギルドである。魔法具開発ギルドは、生産系ギルドの中では最も人気が高く、中規模ギルドである。それに次いで魔法建築ギルドも人気があり、これも中規模ギルドである。
そして4つ目が特殊ギルド。生徒会ギルドや風紀ギルドがこれに当たる。また、迷宮探索ギルドなどもここに分類される。これらは学院限定のギルドであり、他のギルドのように、職業ギルドをもとにしていない特殊な形態をとるギルドである。
それらスクールギルドのギルドマスター達が集まって、必要なことを決定する場が『ギルドマスター会議』である。
会議を取り仕切るのは、自身も新魔法研究ギルドのギルドマスターであり、今年度の総ギルドマスター(ギルドマスターの中から投票によって選ばれる)を務める、4年生のセシディア・ストリチカだ。
セシディアは綺麗な長い黒髪にメガネをかけた、非常に厳格そうな生徒だった。しかし、感情やその時の雰囲気に流されることなく、常に理性的なその司会進行ぶりは、総ギルドマスターとしては相応しいと言えた。
ちなみにギルドマスター会議に生徒会ギルドは出席しないことになっている。ギルドマスター会議は、自主的に作られたスクールギルドの代表であり、生徒会ギルドとは独立した組織体として創設されたものだ。生徒会ギルドと歩調を合わせることもあれば、時として生徒のギルドの代表として生徒会ギルドに意見を述べる場合もある。基本的に生徒会ギルドと対等な立場でギルドを代表して交渉する存在である。
風紀ギルドもこの会議に出席する必要はないのだが、今のギルドマスターであるマーシャは自主的に出席できる時は出席していた。しかし、あくまで一ギルドとして出席しているのであって、風紀ギルドだからと言って、優遇されたり、発言権や影響力が強いという訳ではない。
ギルドマスター会議の決定はあくまで全ギルドの総意である。
「いつも通り意見がある方は挙手をどうぞ。では、はい。青魔法研究ギルドのヴィズさん」
「私としては1年5クラスのシアン・ノウブルを推薦します。今年の入学試験にも出題された、実現するための糸口すらわからなかった新魔法の1つ、『水の飛行魔法』を実現して見せたシアンさんは、最優秀選手にふさわしい秀才かと思います。それだけでなくあの子は、あのクラスの総リーダーであり、他にも複数の斬新な形状の魔法具を使用していました。青魔法研究ギルドのギルドマスターとしては、うちのギルドに在籍していてくれればというのが本音ではありますが。新魔法研究ギルドや魔法具開発ギルド、エリアボールギルドとしても同意なさるのでは?」
青魔法研究ギルドのギルドマスター、ヴィズ・ヴァッサーがそう述べた。ヴィズは綺麗な水色のボブヘアをした男子生徒で4年生。左目に付けた片眼鏡と、そこから垂れ下がりキラキラと輝く美しい天然魔石が印象的だった。肌の色が白く、体格もほっそりとしたやせ型で、声は物静かで、誰かを諭すような話し方をする生徒だった。
青魔法研究ギルドは研究系ギルドのうち、ディナカレア魔法学院に複数ある『魔法研究ギルド』の1つで、主に青の魔力によって行使することができる水属性魔法や氷属性魔法などを研究するギルドであり、ディナカレア魔法学院にスクールギルド制が導入された当初から存在している、最古参ギルドの1つである。
「そうですね…。仮にその全てがシアンさん一人の業績だとすればの話ですが…。シアンさんはどこのギルドでしたっけか?」
セシディアがそう尋ねると、一人の生徒がおずおずと手を挙げた。
「えっと…私たち魔法料理ギルドです」
会議室に集まっているギルドマスターの中からは、少し戸惑ったようなひそひそ声が聞こえてきた。
魔法料理ギルドは小規模ギルドだ。決してメジャーなギルドと言うわけではないので、そんな優れた魔法使いが在籍しているギルドとは思えなかったのだ。
当のシアン本人は、もともと戦闘が得意ではなく、いずれも水の魔法が工程に関係している料理や裁縫は趣味でもあり得意でもあるため、魔法料理ギルドで楽しく活動していた。ちなみに、幼馴染のライム・グリエッタとシャルロッテ・キャルロットも同じ魔法料理ギルドに在籍していた。
「……そうでしたか。ハルカさんは、ギルドマスターとしてシアンさんの活躍についてどう感じていますか?」
「は、はい。正直、今回の魔法球技での活躍に驚いてます。いや、シアンさんが優秀な生徒であることは間違いないです。テストの成績もいいですし、魔法の腕も確かです。面倒見もいいですし、統率力もあって、手先も器用ですし、料理のセンスもありますし、段取りも完璧です。ほんと、うちのギルドにはもったいないくらいの素晴らしい子です」
魔法料理ギルドのギルドマスター、ハルカ・クッチーナは家庭的な雰囲気を醸し出している女生徒で、密かに男子生徒の間では人気があった。
「ただその…何といいますか…シアンさんのそれはあくまで一般的な範疇でのそれであって、今回の球技戦のような特別な才能というわけではないかと……
あ、あと、ギルドの活動の時に今回の球技戦の話になったのですが、その時彼女は『クラスに優秀な参謀がいるから心強い』と言っていました。それに球技戦に向けて魔法や魔法具の『練習をしている』って言っていました。なので多分、今回の魔法や魔法具は彼女が一人で開発したものではなくて、その『参謀』って言われてた子が関わっているんじゃないかと思います…」
「なるほど。真にすごいのはその『参謀』である可能性が高いということですか」
セシディアは特に感情を込めずにそう言った。
マーシャやピセアは、その『参謀』と呼ばれている生徒が、ほぼ間違いなくルーシッドであろうと思っていた。しかし、このギルドマスター会議において、ルーシッドという存在を広く知られることが果たして良いのか決めかねていた。それで、静観して会議の成り行きを見守ることに決めていた。
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