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779.転売屋はおでんを仕込む
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アネットの薬のおかげで翌日には簡単な仕事ができるぐらいには回復した。
女達はまだ休めというが、今からするのは仕事じゃないのでこれは休暇だ。
そういう事にしておこう。
「ま、普通に考えても残るはずもないな。」
「ドリルホーン程の巨体をもってしてもこの街の胃袋は満たせなかったようです。とはいえそれ以外の素材はそれなりに買取できています。皮はブレラ様へ回してありますのでその後防具の内張や日用品に加工されるかと。」
「大変だっただろう。」
「大変でしたけどお肉のために頑張りました!シロウ様はもう大丈夫なんですか?」
「とりあえず今日は休暇ってことになってる、引き続き店番よろしくな。」
「はい!」
肉の在庫はほとんど残っていないが皮や角などはしっかりと確保してあるそうだ。
俺不在の状態ではあったが、絶妙な値段設定でそれなりに利益も出るだろう。
需要の多い皮はもう引き取り手が見つかっているんだとか。
問題は残った角と・・・。
「骨は使えても筋は残ったか。」
「他の可食部と違いスジ肉は硬くて食べられませんでした。」
「お肉屋さん曰く無理やり食べれないこともないそうなんですけど、めんどくさいそうです。」
『ドリルホーンの角。体長2mを越えるワイルドホーンの頭部に生える二本の角は螺旋を描くように絡まりあい、その巨体と鋭利な先端に掛かれば頑丈な岩も簡単に粉々なってしまう。その丈夫さと鋭さから主に矢じりや槍の先端に加工され使用されている。最近の平均取引価格は銀貨3枚、最安値銀貨1枚最高値銀貨7枚最終取引日は昨日と記録されています。』
角は加工してやれば色々と使い道はあるようだが、食べれない肉はただのゴミ。
巨体をさせるためにかなり強靭な作りになっているんだろう、普通に食べるのは難しそうだ。
「かなりの量がありそうだな。」
「廃棄されたものも多いですが、それなりの数残っていると思います。」
「珍しいだけに捨てるのはもったいないよなぁ。」
「え、でも食べられませんよね?」
現物を見てみたが中々に大きく、そして硬い。
流石の冒険者もこれを食べようとは思わなかっただろう。
とはいえ骨ではなく肉である。
食おうと思えば食える。
そしてこれを使った料理を、俺はいま欲している。
昨日の夜の様な無様な姿はもう見せられないからな。
とりあえず街に残っている他のを回収するように頼み、店に残っていたスジ肉を回収して一度屋敷へと戻る。
そのまま食堂へと向かい、大鍋に肉を放り込んだ。
「こんな肉、どうするんですか?硬い上に臭いもすごくて普通には食べられたもんじゃないですよ。」
「そりゃそのままじゃどうにもならないだろ、だから柔らかくなるまで煮る。とことん煮る。」
「煮る?」
「まぁ普通にやっても臭みは残るから色々と手は加えるけどな。」
せっかく最高のスジ肉があるのに捨てるなんてもったいない。
せっかく冬が来たんだし、ここはひとつお腹にやさしくかつ美味しい料理を作ってやろうじゃないか。
ついでに売りに行けば一石二鳥、いや三鳥?
つくるのはもちろん、おでんだ。
まずはスジ肉を大量のお水で茹で、アクが出た所でざるに空けてしっかり洗う。
次いでジンジンジャーの輪切りを数切れとダンシングオニオンの新芽を何本か丸ごとぶち込み再びお水から茹で直す。
何度も灰汁を取りながら茹でること二時間ほど。
スジ肉のエキスがたっぷりと出た煮汁を残しつつ、取り出したスジ肉を小さく切って串に刺していく。
その横ではおでんに入れる大量の具材をハワードに仕込んでもらった。
そういやこっちに来てからあまり練りものを食べていない気がする。
全くないわけではないようだが、ちくわぶとかかまぼことか結構簡単に作れそうなものだが見かけないなぁ。
そもそも魚を食う文化がないから仕方ないのかもしれないけど。
煮汁に昆布もどきと鰹節モドキを入れて出汁を作り、後は残りの具と肉を入れて弱火で煮る。
とろっとろになるまで煮てやれば、夕食までにおでんが完成した。
「うむ、美味い。」
「前のと全然違いますね、こっちはなんていうかスープのようです。」
「あの時は茹で汁を使わずに昆布出汁だけで作ったからな、あれは出汁が透き通ってただろ?」
「そう言われれば確かに。」
「俺はあっちの方が好きなんだが、せっかくの茹で汁を捨てるのはもったいないからな。スジは良い感じで柔らかいし、卵やホワイトラディッシュは良い感じにしみてる。これなら腹を下す心配はなさそうだ。」
昨日もステーキなんて食わなければあんな失態を犯す事もなかったのだが、アレは食欲が勝ってしまったせいだ。
病み上がりにステーキが食えるのはエリザとアネットぐらいだろう。
一般人は大人しく胃にやさしい物を食えって話だ。
「それじゃあ後は宜しく。」
「お一人で大丈夫ですか?」
「今回の量なら問題ないだろう。」
秋に石焼き芋を売るように使っていた荷車を再び改造し直し、おでんの入った寸胴鍋を乗せて街へと繰り出す。
もちろん赤い魔灯をつけるのを忘れたりはしない。
屋敷から大通りを抜けて畑へと荷車を引いていっただけなのに、気付けば長蛇の列が出来上がっていた。
「シロウさん!おでんですよね!」
「まだ開店前だぞ、っていうか鍋を出すな鍋を。」
「え、ダメなんですか?」
「今回はあまり量がないんだ、前みたいに大量に売るのは難しい。」
「えー、マジっすか。」
「代わりに今回の目玉はスジ肉だ、最高だぞ。」
「じゃあそれ一本!」
「だからまだ開店前だっての。」
冒険者に手伝ってもらいながら屋台を固定して、巨大な鍋に火をかける。
再び温まった出汁の香りが当たりに広まる頃には、待ちきれなかった客たちが酒盛りを始めていた。
「そら、ドリルホーンのスジ肉銅貨8枚だ。」
「え、あのかったいスジ肉ですか?」
「それがこんなにプルプルになるのか。」
「やべぇ、むっちゃウマい!出汁が飲める!」
「おい、エール持ってこい!これ肉だぞ!」
いやいや元から肉だから。
昨日しこたま肉を喰らった冒険者たちだが、どうやらこっちの肉も気に入ってもらえたようだ。
大量の冬野菜に卵、それとスジ肉。
他にもだし巻き卵的な物も用意してくれたようだ。
一つ一つの値段は安いが、おでんのいい所は数が食えること。
気付けば銅貨40枚にも50枚にも値段が膨れ上がっているなんてのは良くある話だ。
とはいえ、今回は時間もなかったのでそこまでの量を作ることが出来なかった。
何とか一巡したころにはもうまともに具材が残っていない。
「悪いな、もう店じまいだ。」
「えぇぇぇ、マジっすか。」
「スジ肉最高に美味かったのに。何ですかあれ、あの硬いのがこんなに柔らかくなるなんて。」
「手間さえかければ誰でも作れるぞ。」
「その手間をかけるのが嫌なんですって。」
「知ってる。」
そんな手間をかけるなら金にものを言わせて美味い物を気軽に食いたいのが冒険者。
いや、最近じゃ料理に凝ってるやつもいるそうだが流石にここまではやらないだろう。
「また明日もやるんですか?」
「そうだな、スジ肉はまだあるらしいから尽きるまでは売るつもりだ。」
「これに合う酒とか有ったら持ってきてくださいよ。エールもいいんですけどなんか違うんですよね。」
「酒なぁ。」
おでんといえば日本酒。
出汁を煮るのと一緒に徳利も温めて飲む酒は格別だ。
特に出汁で割った酒はたまらなく美味い。
ポイントは七味を入れる事だが、生憎とこの世界ではまだ出会ってないんだよなぁ。
唐辛子はあるから作れなくはないんだろうけど、それよりもまず清酒を探さない事には始まらない。
どぶろくっぽいのはあるから清酒もあるはずなんだが、残念ながら西方からこっちには流れてこないようだ。
いや、入ってきていてもここまで流れてこないのか。
港町ですら見かけないってことはかなり珍しいと考えられるんだが・・・。
久々に飲んでみたいものだ。
「あったら高くても飲むか?」
「え、高いんですか?」
「そりゃ珍しい酒だからな。一杯銀貨3枚か、それとも5枚か。」
「たけぇ。」
「でもこれに合うなら飲んでみたいっすね。」
「じゃあお前のおごりな。」
「あ、ずるいぞてめぇ!」
そうか、食い物に合う酒か。
いつもはマスターに任せっぱなしだが、抱き合わせで仕入れてみても面白いかもしれない。
モーリスさんに聞けば何か知っているかもしれないし、なんならシュウに頼むという手もある。
この前のスパークリングワインもそうだが、基本酒には金を出すからなこいつらは。
最後に残った出汁をカップに注ぎ、一息に飲み干す。
暖かな昆布と肉の旨味が胃袋いっぱいに広がり、ため息は白い吐息となって空へと昇って行った。
冬の夜は長い。
おでんは無くなっても彼らの騒ぎはまだまだ終わる感じはなさそうだ。
女達はまだ休めというが、今からするのは仕事じゃないのでこれは休暇だ。
そういう事にしておこう。
「ま、普通に考えても残るはずもないな。」
「ドリルホーン程の巨体をもってしてもこの街の胃袋は満たせなかったようです。とはいえそれ以外の素材はそれなりに買取できています。皮はブレラ様へ回してありますのでその後防具の内張や日用品に加工されるかと。」
「大変だっただろう。」
「大変でしたけどお肉のために頑張りました!シロウ様はもう大丈夫なんですか?」
「とりあえず今日は休暇ってことになってる、引き続き店番よろしくな。」
「はい!」
肉の在庫はほとんど残っていないが皮や角などはしっかりと確保してあるそうだ。
俺不在の状態ではあったが、絶妙な値段設定でそれなりに利益も出るだろう。
需要の多い皮はもう引き取り手が見つかっているんだとか。
問題は残った角と・・・。
「骨は使えても筋は残ったか。」
「他の可食部と違いスジ肉は硬くて食べられませんでした。」
「お肉屋さん曰く無理やり食べれないこともないそうなんですけど、めんどくさいそうです。」
『ドリルホーンの角。体長2mを越えるワイルドホーンの頭部に生える二本の角は螺旋を描くように絡まりあい、その巨体と鋭利な先端に掛かれば頑丈な岩も簡単に粉々なってしまう。その丈夫さと鋭さから主に矢じりや槍の先端に加工され使用されている。最近の平均取引価格は銀貨3枚、最安値銀貨1枚最高値銀貨7枚最終取引日は昨日と記録されています。』
角は加工してやれば色々と使い道はあるようだが、食べれない肉はただのゴミ。
巨体をさせるためにかなり強靭な作りになっているんだろう、普通に食べるのは難しそうだ。
「かなりの量がありそうだな。」
「廃棄されたものも多いですが、それなりの数残っていると思います。」
「珍しいだけに捨てるのはもったいないよなぁ。」
「え、でも食べられませんよね?」
現物を見てみたが中々に大きく、そして硬い。
流石の冒険者もこれを食べようとは思わなかっただろう。
とはいえ骨ではなく肉である。
食おうと思えば食える。
そしてこれを使った料理を、俺はいま欲している。
昨日の夜の様な無様な姿はもう見せられないからな。
とりあえず街に残っている他のを回収するように頼み、店に残っていたスジ肉を回収して一度屋敷へと戻る。
そのまま食堂へと向かい、大鍋に肉を放り込んだ。
「こんな肉、どうするんですか?硬い上に臭いもすごくて普通には食べられたもんじゃないですよ。」
「そりゃそのままじゃどうにもならないだろ、だから柔らかくなるまで煮る。とことん煮る。」
「煮る?」
「まぁ普通にやっても臭みは残るから色々と手は加えるけどな。」
せっかく最高のスジ肉があるのに捨てるなんてもったいない。
せっかく冬が来たんだし、ここはひとつお腹にやさしくかつ美味しい料理を作ってやろうじゃないか。
ついでに売りに行けば一石二鳥、いや三鳥?
つくるのはもちろん、おでんだ。
まずはスジ肉を大量のお水で茹で、アクが出た所でざるに空けてしっかり洗う。
次いでジンジンジャーの輪切りを数切れとダンシングオニオンの新芽を何本か丸ごとぶち込み再びお水から茹で直す。
何度も灰汁を取りながら茹でること二時間ほど。
スジ肉のエキスがたっぷりと出た煮汁を残しつつ、取り出したスジ肉を小さく切って串に刺していく。
その横ではおでんに入れる大量の具材をハワードに仕込んでもらった。
そういやこっちに来てからあまり練りものを食べていない気がする。
全くないわけではないようだが、ちくわぶとかかまぼことか結構簡単に作れそうなものだが見かけないなぁ。
そもそも魚を食う文化がないから仕方ないのかもしれないけど。
煮汁に昆布もどきと鰹節モドキを入れて出汁を作り、後は残りの具と肉を入れて弱火で煮る。
とろっとろになるまで煮てやれば、夕食までにおでんが完成した。
「うむ、美味い。」
「前のと全然違いますね、こっちはなんていうかスープのようです。」
「あの時は茹で汁を使わずに昆布出汁だけで作ったからな、あれは出汁が透き通ってただろ?」
「そう言われれば確かに。」
「俺はあっちの方が好きなんだが、せっかくの茹で汁を捨てるのはもったいないからな。スジは良い感じで柔らかいし、卵やホワイトラディッシュは良い感じにしみてる。これなら腹を下す心配はなさそうだ。」
昨日もステーキなんて食わなければあんな失態を犯す事もなかったのだが、アレは食欲が勝ってしまったせいだ。
病み上がりにステーキが食えるのはエリザとアネットぐらいだろう。
一般人は大人しく胃にやさしい物を食えって話だ。
「それじゃあ後は宜しく。」
「お一人で大丈夫ですか?」
「今回の量なら問題ないだろう。」
秋に石焼き芋を売るように使っていた荷車を再び改造し直し、おでんの入った寸胴鍋を乗せて街へと繰り出す。
もちろん赤い魔灯をつけるのを忘れたりはしない。
屋敷から大通りを抜けて畑へと荷車を引いていっただけなのに、気付けば長蛇の列が出来上がっていた。
「シロウさん!おでんですよね!」
「まだ開店前だぞ、っていうか鍋を出すな鍋を。」
「え、ダメなんですか?」
「今回はあまり量がないんだ、前みたいに大量に売るのは難しい。」
「えー、マジっすか。」
「代わりに今回の目玉はスジ肉だ、最高だぞ。」
「じゃあそれ一本!」
「だからまだ開店前だっての。」
冒険者に手伝ってもらいながら屋台を固定して、巨大な鍋に火をかける。
再び温まった出汁の香りが当たりに広まる頃には、待ちきれなかった客たちが酒盛りを始めていた。
「そら、ドリルホーンのスジ肉銅貨8枚だ。」
「え、あのかったいスジ肉ですか?」
「それがこんなにプルプルになるのか。」
「やべぇ、むっちゃウマい!出汁が飲める!」
「おい、エール持ってこい!これ肉だぞ!」
いやいや元から肉だから。
昨日しこたま肉を喰らった冒険者たちだが、どうやらこっちの肉も気に入ってもらえたようだ。
大量の冬野菜に卵、それとスジ肉。
他にもだし巻き卵的な物も用意してくれたようだ。
一つ一つの値段は安いが、おでんのいい所は数が食えること。
気付けば銅貨40枚にも50枚にも値段が膨れ上がっているなんてのは良くある話だ。
とはいえ、今回は時間もなかったのでそこまでの量を作ることが出来なかった。
何とか一巡したころにはもうまともに具材が残っていない。
「悪いな、もう店じまいだ。」
「えぇぇぇ、マジっすか。」
「スジ肉最高に美味かったのに。何ですかあれ、あの硬いのがこんなに柔らかくなるなんて。」
「手間さえかければ誰でも作れるぞ。」
「その手間をかけるのが嫌なんですって。」
「知ってる。」
そんな手間をかけるなら金にものを言わせて美味い物を気軽に食いたいのが冒険者。
いや、最近じゃ料理に凝ってるやつもいるそうだが流石にここまではやらないだろう。
「また明日もやるんですか?」
「そうだな、スジ肉はまだあるらしいから尽きるまでは売るつもりだ。」
「これに合う酒とか有ったら持ってきてくださいよ。エールもいいんですけどなんか違うんですよね。」
「酒なぁ。」
おでんといえば日本酒。
出汁を煮るのと一緒に徳利も温めて飲む酒は格別だ。
特に出汁で割った酒はたまらなく美味い。
ポイントは七味を入れる事だが、生憎とこの世界ではまだ出会ってないんだよなぁ。
唐辛子はあるから作れなくはないんだろうけど、それよりもまず清酒を探さない事には始まらない。
どぶろくっぽいのはあるから清酒もあるはずなんだが、残念ながら西方からこっちには流れてこないようだ。
いや、入ってきていてもここまで流れてこないのか。
港町ですら見かけないってことはかなり珍しいと考えられるんだが・・・。
久々に飲んでみたいものだ。
「あったら高くても飲むか?」
「え、高いんですか?」
「そりゃ珍しい酒だからな。一杯銀貨3枚か、それとも5枚か。」
「たけぇ。」
「でもこれに合うなら飲んでみたいっすね。」
「じゃあお前のおごりな。」
「あ、ずるいぞてめぇ!」
そうか、食い物に合う酒か。
いつもはマスターに任せっぱなしだが、抱き合わせで仕入れてみても面白いかもしれない。
モーリスさんに聞けば何か知っているかもしれないし、なんならシュウに頼むという手もある。
この前のスパークリングワインもそうだが、基本酒には金を出すからなこいつらは。
最後に残った出汁をカップに注ぎ、一息に飲み干す。
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