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167.状態異常スキルを有効に使いました
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巨大な毒蠍に忍び寄る石化蛇。
なんともめんどくさい組み合わせではあったけれど、まさかまさかリルのブレスで冬眠まではいかないもののかなり速度を下げられることを発見してからはそこまで苦にならなくなった。
あの蠍でさえ動きが鈍るとなれば後はもうこっちのペース、無事スキルを収奪してフルストックのまま八階層へ向かうことができた。
素材もかなり手に入ったし今後はここを主戦場にしてもいいと思うぐらいだ。
普通はここで苦戦するらしいんだけど、リル様様だな。
「ほい、到着っと。」
「相変わらず暑い、っていうかやばい。」
「ちなみに外気温はこれで30度だね。」
「嘘だろ、35ぐらいあるんじゃないか?」
うだるような暑さに湿気、呼吸をするだけで体の中から熱せられるような不快感、こんな環境で暮らしていたら速攻で倒れてしまうだろう。
はぁ、まだ後二つ降りなきゃいけないとかマジで苦痛なんだが。
「ここからは熱中症リスクが高くなるからリルちゃんの氷タオルが必須、っていうかリルちゃんがいるだけでこんなに探索が快適でいいのかな。普通はこの時点で引き返したりするのにまだまだ余裕だもんねぇ。」
「むしろこのタオルなしでどうやって走破するんでしょう。」
「大型のクーラーボックスを引きながらか、大量の運搬人を雇ってそれらを運ぶかのどっちからしいよ。」
「うーん、金に物を言わせたやり方だなぁ。」
本当はもっと別のやり方があるんだろうけど誰でも走破しようとなるとそうなるんだろうな。
おそらく耐熱装備や耐熱スキルを所持して進むもんなんだろうけど、俺達にはリル様がいるので心配ご無用。
「ってかリルはそこまで暑さに参ってない感じだけどなんでだ?」
「わふ?」
「まぁ大丈夫ならそれでいいんだけどさ、その毛皮着てなんで行けるのかさっぱりわからん。」
「体の中に冷凍庫があったりして。」
「それはあり得るな。」
体の中を冷気が駆け巡っていてそれで体を冷やしている、そういうことにしておこう。
ひとまず氷タオルをつけなおして改めて八階層での戦い方を確認する。
ここに出るのはガーゴイルとジュエルスカラーべの二体。
ガーゴイルは石像に化けた魔物で、獲物が近づいたら動き出すという定番のやつ。
この階層からは趣が変わり坑道というよりも武庫ダンジョンのような石畳の通路へと変わっている。
蒸し暑さは変わらないもののザ・ダンジョンというような光景、その左右いたるところにトライデントを手にした小悪魔のような石像が並んでいるのだが、このうちの何体にガーゴイルが潜んでいるのでそれを探して進まなければいけないのでかなり時間がかかる場所だ。
時間をかければかけるほど体力が奪われ、油断したところ襲われるという何とも凶悪な場所ではあるけれど直感スキルある俺達にとってそこまで気を付ける必要はない。
「和人さん、います。」
「ってことは左右のどっちかか。」
「どっちにする?」
「そりゃ当ててみたらわかること、確率は二分の一だからむしろ外れてもらうほうがありがたい。」
収奪したスキルを使いたいんだが今回は動かないやつに使ってみたいんだよなぁ。
ってなわけで魔装銃を構えて右側の石像に弾を打ち込む。
ガキン!と火花が散り頭部が欠けるも動く気配はなし、ってことは左がガーゴイルのようだ。
「さて、とりあえず試してみようと思うんだけど聞かなかったら悪い。」
「何事も挑戦することは大事だから気にしなくても大丈夫!」
「そうですよ、うまくいったら新たな恒常化スキルの仲間入りかもしれませんね。」
「そうなればいいけど。」
七階層で収奪したのは毒液と石化(弱)の二種類、毒液はそのままで相手を毒にして石化は動きをわずかに止めることができる。
今回試すのは毒液の方、ガーゴイル等の擬態系の魔物は獲物が近づいた時だけでなく直接ダメージを受けた場合にも動き出す魔物だけど、状態異常などの攻撃を受けても反応することはないとギルドの資料に書かれていた。
そのわりに状態異常にはなるらしく毒などで弱らせてから攻撃すると楽に倒すことができるらしい。
とはいえダメージ無しで相手を毒にするにはスキルを使うしかなく、毒のスキル持ちは殆どいないので生かされることは殆ど無いけれど今の俺にはそれが出いるというわけだ。
【ポイズンスコーピオンのスキルを使用しました。ストックは後六つです。】
スキルを念じるといかにも毒!という紫色の液体が擬態したガーゴイルに降りかかるも動き出す気配はない、だが先ほどまで灰色だった石像の色が明らかに変わったのが分かった。
やはりあいつはガーゴイルだったらしい。
「やった!効いたね。」
「そうみたいだな。とはいえどのぐらい待てばいいんだ?」
「んー、分からないけど一般的な毒スキルを二時間ぐらい放置すると死んじゃうからそれぐらいじゃない?」
「・・・そこまで待つ必要があるのか。」
うーん、いくらリルの氷タオルがあるとはいえこの中を二時間も待ち続けるのは流石に苦痛すぎる。
とりあえずこの手の魔物に毒が効くことはわかったので、今後の参考にさせてもらおう。
「よし、やるか。」
「ガウ!」
「まったく、堪え性がないなぁ。」
「仕方ないだろ、こんな暑いところで戦ってられるか。それにもう一匹にも試したいことがあるからな。」
「そういうことならさっさとやっちゃいましょう!」
なんだかんだやる気十分の桜さんとリルの後ろから魔装銃を構え、最初同様頭を吹き飛ばすつもりで弾を打ち込む。
「よし、めいちゅ・・・う!?」
「リルちゃんいくよ!」
「ガウガウ!」
初のガーゴイル戦、擬態して襲ってくる以外にも非常に硬い石で出来た体は普通の攻撃を寄せ付けないはず・・・なんだけどなぁ。
「あれ?」
先程同様メイスをぶつける桜さん、普通ならその程度で崩れない筈のガーゴイルの腕が一撃で吹き飛ばされてしまった。
間髪入れずに振り下ろされたリルの爪がいともたやすく反対の腕を切り落とす。
「あれー?」
「なんでしょう、簡単に崩れちゃいました。」
両腕を切り落とされながらもふらふらと飛び上がり、体当たりを仕掛けてくるガーゴイルめがけて棍で突きあげるとまるで泥を貫通するかのようにたやすく胴体を貫いてしまった。
そのまま地面に叩きつけて足で頭を踏みつけながら収奪スキルを発動する。
「ドロー」
【ガーゴイルのスキルを収奪しました。擬態、ストック上限は後六つです。】
収奪を確認して躊躇なく頭を踏み抜くとそのまま破片が飛び散り地面に吸い込まれていった。
本来であればこんなことできないはずなのに毒液の効果だろうか。
因みにドロップは無し、稀に宝石の原石を落とすらしいけどそう簡単にはドロップしてくれなかったようだ。
まぁこっちには期待してないので別に構わないんだけど。
「収奪できた?」
「あぁ、予想通り擬態スキルだった。しかしあれだな、なんでこんなに脆くなったんだ?」
「普通はメイス程度じゃ欠けないはずなんだけどねぇ。」
「最初の毒液でしょうか。」
「可能性はゼロじゃない、前にストーンゴーレムもそれで弱くしたし・・・もしかすると岩とか石とかそっち系の魔物にはそういう効果があるのか?」
「そんなのきいたことないけどなぁ。」
俺だって聞いたことないけど誰も試していないのなら可能性はある。
もしそうだとしたらある意味革命的な話なんだが・・・とりあえず何もしなかった場合を試してみよう。
何事も挑戦、そして手に入れたスキルがあればもう一匹の魔物を確実に倒すことができるはずだ。
収奪スキルだからこそできる戦い方、状態異常の効果を見せてもらおうじゃないか。
なんともめんどくさい組み合わせではあったけれど、まさかまさかリルのブレスで冬眠まではいかないもののかなり速度を下げられることを発見してからはそこまで苦にならなくなった。
あの蠍でさえ動きが鈍るとなれば後はもうこっちのペース、無事スキルを収奪してフルストックのまま八階層へ向かうことができた。
素材もかなり手に入ったし今後はここを主戦場にしてもいいと思うぐらいだ。
普通はここで苦戦するらしいんだけど、リル様様だな。
「ほい、到着っと。」
「相変わらず暑い、っていうかやばい。」
「ちなみに外気温はこれで30度だね。」
「嘘だろ、35ぐらいあるんじゃないか?」
うだるような暑さに湿気、呼吸をするだけで体の中から熱せられるような不快感、こんな環境で暮らしていたら速攻で倒れてしまうだろう。
はぁ、まだ後二つ降りなきゃいけないとかマジで苦痛なんだが。
「ここからは熱中症リスクが高くなるからリルちゃんの氷タオルが必須、っていうかリルちゃんがいるだけでこんなに探索が快適でいいのかな。普通はこの時点で引き返したりするのにまだまだ余裕だもんねぇ。」
「むしろこのタオルなしでどうやって走破するんでしょう。」
「大型のクーラーボックスを引きながらか、大量の運搬人を雇ってそれらを運ぶかのどっちからしいよ。」
「うーん、金に物を言わせたやり方だなぁ。」
本当はもっと別のやり方があるんだろうけど誰でも走破しようとなるとそうなるんだろうな。
おそらく耐熱装備や耐熱スキルを所持して進むもんなんだろうけど、俺達にはリル様がいるので心配ご無用。
「ってかリルはそこまで暑さに参ってない感じだけどなんでだ?」
「わふ?」
「まぁ大丈夫ならそれでいいんだけどさ、その毛皮着てなんで行けるのかさっぱりわからん。」
「体の中に冷凍庫があったりして。」
「それはあり得るな。」
体の中を冷気が駆け巡っていてそれで体を冷やしている、そういうことにしておこう。
ひとまず氷タオルをつけなおして改めて八階層での戦い方を確認する。
ここに出るのはガーゴイルとジュエルスカラーべの二体。
ガーゴイルは石像に化けた魔物で、獲物が近づいたら動き出すという定番のやつ。
この階層からは趣が変わり坑道というよりも武庫ダンジョンのような石畳の通路へと変わっている。
蒸し暑さは変わらないもののザ・ダンジョンというような光景、その左右いたるところにトライデントを手にした小悪魔のような石像が並んでいるのだが、このうちの何体にガーゴイルが潜んでいるのでそれを探して進まなければいけないのでかなり時間がかかる場所だ。
時間をかければかけるほど体力が奪われ、油断したところ襲われるという何とも凶悪な場所ではあるけれど直感スキルある俺達にとってそこまで気を付ける必要はない。
「和人さん、います。」
「ってことは左右のどっちかか。」
「どっちにする?」
「そりゃ当ててみたらわかること、確率は二分の一だからむしろ外れてもらうほうがありがたい。」
収奪したスキルを使いたいんだが今回は動かないやつに使ってみたいんだよなぁ。
ってなわけで魔装銃を構えて右側の石像に弾を打ち込む。
ガキン!と火花が散り頭部が欠けるも動く気配はなし、ってことは左がガーゴイルのようだ。
「さて、とりあえず試してみようと思うんだけど聞かなかったら悪い。」
「何事も挑戦することは大事だから気にしなくても大丈夫!」
「そうですよ、うまくいったら新たな恒常化スキルの仲間入りかもしれませんね。」
「そうなればいいけど。」
七階層で収奪したのは毒液と石化(弱)の二種類、毒液はそのままで相手を毒にして石化は動きをわずかに止めることができる。
今回試すのは毒液の方、ガーゴイル等の擬態系の魔物は獲物が近づいた時だけでなく直接ダメージを受けた場合にも動き出す魔物だけど、状態異常などの攻撃を受けても反応することはないとギルドの資料に書かれていた。
そのわりに状態異常にはなるらしく毒などで弱らせてから攻撃すると楽に倒すことができるらしい。
とはいえダメージ無しで相手を毒にするにはスキルを使うしかなく、毒のスキル持ちは殆どいないので生かされることは殆ど無いけれど今の俺にはそれが出いるというわけだ。
【ポイズンスコーピオンのスキルを使用しました。ストックは後六つです。】
スキルを念じるといかにも毒!という紫色の液体が擬態したガーゴイルに降りかかるも動き出す気配はない、だが先ほどまで灰色だった石像の色が明らかに変わったのが分かった。
やはりあいつはガーゴイルだったらしい。
「やった!効いたね。」
「そうみたいだな。とはいえどのぐらい待てばいいんだ?」
「んー、分からないけど一般的な毒スキルを二時間ぐらい放置すると死んじゃうからそれぐらいじゃない?」
「・・・そこまで待つ必要があるのか。」
うーん、いくらリルの氷タオルがあるとはいえこの中を二時間も待ち続けるのは流石に苦痛すぎる。
とりあえずこの手の魔物に毒が効くことはわかったので、今後の参考にさせてもらおう。
「よし、やるか。」
「ガウ!」
「まったく、堪え性がないなぁ。」
「仕方ないだろ、こんな暑いところで戦ってられるか。それにもう一匹にも試したいことがあるからな。」
「そういうことならさっさとやっちゃいましょう!」
なんだかんだやる気十分の桜さんとリルの後ろから魔装銃を構え、最初同様頭を吹き飛ばすつもりで弾を打ち込む。
「よし、めいちゅ・・・う!?」
「リルちゃんいくよ!」
「ガウガウ!」
初のガーゴイル戦、擬態して襲ってくる以外にも非常に硬い石で出来た体は普通の攻撃を寄せ付けないはず・・・なんだけどなぁ。
「あれ?」
先程同様メイスをぶつける桜さん、普通ならその程度で崩れない筈のガーゴイルの腕が一撃で吹き飛ばされてしまった。
間髪入れずに振り下ろされたリルの爪がいともたやすく反対の腕を切り落とす。
「あれー?」
「なんでしょう、簡単に崩れちゃいました。」
両腕を切り落とされながらもふらふらと飛び上がり、体当たりを仕掛けてくるガーゴイルめがけて棍で突きあげるとまるで泥を貫通するかのようにたやすく胴体を貫いてしまった。
そのまま地面に叩きつけて足で頭を踏みつけながら収奪スキルを発動する。
「ドロー」
【ガーゴイルのスキルを収奪しました。擬態、ストック上限は後六つです。】
収奪を確認して躊躇なく頭を踏み抜くとそのまま破片が飛び散り地面に吸い込まれていった。
本来であればこんなことできないはずなのに毒液の効果だろうか。
因みにドロップは無し、稀に宝石の原石を落とすらしいけどそう簡単にはドロップしてくれなかったようだ。
まぁこっちには期待してないので別に構わないんだけど。
「収奪できた?」
「あぁ、予想通り擬態スキルだった。しかしあれだな、なんでこんなに脆くなったんだ?」
「普通はメイス程度じゃ欠けないはずなんだけどねぇ。」
「最初の毒液でしょうか。」
「可能性はゼロじゃない、前にストーンゴーレムもそれで弱くしたし・・・もしかすると岩とか石とかそっち系の魔物にはそういう効果があるのか?」
「そんなのきいたことないけどなぁ。」
俺だって聞いたことないけど誰も試していないのなら可能性はある。
もしそうだとしたらある意味革命的な話なんだが・・・とりあえず何もしなかった場合を試してみよう。
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