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132話 「お宝収集 その1」
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「くわぁ~」
「あら。メンテくん起きちゃったわね」
「うぐぅ?」
欠伸の後は体をぐーっと伸ばして状況確認をします。僕がお昼寝から目覚めると目の前にキッサさんがいました。周りを確認すると他のメイドさんもいますね。あれ? さっきまで一緒にいたカフェさんがいません。どこにいったのかな?
「……いっさ?」
「おしいわ。キッサよ。キッサ」
「いっさー!」
だいぶ名前も言えるようになってきたと思います。あと少しで完全な言葉になりそうです。
「カフェと交代したの。最近うちのバカが問題を起こすから疲れるのよね。何でもポンポンポンポン爆発させたり、奇跡とか変なこと広めてろくなことしないわ」
「うぐぅ~?」
「これよ、これ! じじいと違って子供は見ているだけで癒されるのわ~」
僕は誰のことを言っているかすぐ理解しちゃいましたね。でも知らないふりをします。何言ってんの? というポカーンとした顔でキッサさんを見つめます。難しいことは分からない赤ちゃんアピール成功ですね。
玄関を爆発させたのは僕のせいではないのです。とある執事が勝手にしたことです。その事件のせいで、玄関のドアが耐久性を重視した物になりました。戦争でも始めるんですかね? そのため猫の入口計画はおじゃんになりました。そのため猫達は我が家の裏口から入ることが多いです。
ちなみに奇跡と使用人達に広めたのも同じ執事ですね。あとその娘も。おかげで母は奇跡という言葉が嫌いになったそうです。
いろいろあってキッサさんは疲れているようですねえ。一応僕も関わっているんだよね。う~ん、これは何とかしてあげたいです。
よし、キッサさんを癒しましょう!
「きゃきゃー!」
「うん?」
僕はキッサに手を伸ばします。一緒に遊ぼうよとアピールです。
「キッサおばちゃんと遊びたいのかい?」
「うぐ~!」
「んふふ、可愛いわね~。じゃあ遊ぼうか」
「きゃきゃ!」
こうして僕はキッサさんとめっちゃ遊びました。
「きゃきゃー!」
「ふぅ~、ちょっと待ってメンテくん。キッサおばちゃん疲れちゃった。休憩しましょ。ね?」
「えぐぅ」
キッサさんはギブアップです。だいぶ笑顔になったと思います。
「体力ついてきたわね。やっぱり男の子なのね」
「んぐぅ?」←ポカーン顔
「まだこの話は難しいか。あっはっははは」
本当はすべて理解していますが、よく分からないという顔でキッサさんを見ます。可愛いでしょ? 僕ピュアなの。
「えぐぅ……」
僕も汗だくです。今日はめっちゃ動き回って遊んだからね。これは何か拭く物が必要ですよ。こういうときのために僕はハンカチを持っているのです。
ゴソゴソと服の中に手を突っ込みます。よいっしょっと。今日はこれで汗を拭きとりますよ。僕の自慢のコレクションのひとつです。汗をしっかり吸収してくれます。
「服の中から何か出て来たわね……」
「えぐぅ?」←ポカーン顔
おっと。キッサさんが目の前にいるのを忘れていました。当たり前のように服の中から出しちゃいましたよ。見られちゃったので仕方がありません。別にやましいことはないのでこのまま僕は汗を拭きます。よいしょ。ごしごし。
「……ん? ちょ、ちょちょちょ?! ちょっと待ちなさい?!!!」
「うー?」
キッサさんはバサッと音のする素早い動きで僕からハンカチを奪っていきました。
「これ下着じゃないの!? みなさん、掃除はあとでいいですから集合! 全員集合よ!」
パンパンと手を叩いてこの子供部屋にいるメイドを集めるキッサさん。あ、これ僕も怒られるやつかもしれません。
よし、絶対に怒られないようにするぞー!
◆
「これは誰の下着ですか! メンテくんが使っていましたよ!!」
キッサさんはメイド達の前でパンツを広げます。まるで若い子に嫉妬していじめているおばさんのような光景です。あまり見たくないので詳しい様子はスルーします。
ここで情報をまとめてみましょう。
現在、この部屋にいるのは僕を含めて6人です。そのうち1人はキッサさん。残りの4人は全員メイドさんなのですよ。キッサさんは、メイドの中の誰かが犯人だと思っているようですね。
ちなみに容疑者扱いされているのは、この4人のメイドです。名前が出るのは久々な方もいるので自己紹介もかねて。
①ニーホ・ヤモリン
ヤモリっぽい力を持っている。しっぽ遊びが上手。
②ロコロコ・リグンド
マッチョなドワーフ。男っぽい性格。
③ミスネ・ケアレス
よくミスをしちゃう人。僕の都合の悪いことは彼女に押し付けます。
④フウセン・バルーン
いつも浮いている。天上や高いところの掃除のエキスパート。
ここで問題です。僕が下着を持っていたのは、この中の誰かが協力してくれたからですよ。誰か分かるかな?
きっと犯人はキッサさんに怒られちゃいますね。でも僕は怒られたくないので必死に誤魔化しますよ!
では、次回に続きます。
「あら。メンテくん起きちゃったわね」
「うぐぅ?」
欠伸の後は体をぐーっと伸ばして状況確認をします。僕がお昼寝から目覚めると目の前にキッサさんがいました。周りを確認すると他のメイドさんもいますね。あれ? さっきまで一緒にいたカフェさんがいません。どこにいったのかな?
「……いっさ?」
「おしいわ。キッサよ。キッサ」
「いっさー!」
だいぶ名前も言えるようになってきたと思います。あと少しで完全な言葉になりそうです。
「カフェと交代したの。最近うちのバカが問題を起こすから疲れるのよね。何でもポンポンポンポン爆発させたり、奇跡とか変なこと広めてろくなことしないわ」
「うぐぅ~?」
「これよ、これ! じじいと違って子供は見ているだけで癒されるのわ~」
僕は誰のことを言っているかすぐ理解しちゃいましたね。でも知らないふりをします。何言ってんの? というポカーンとした顔でキッサさんを見つめます。難しいことは分からない赤ちゃんアピール成功ですね。
玄関を爆発させたのは僕のせいではないのです。とある執事が勝手にしたことです。その事件のせいで、玄関のドアが耐久性を重視した物になりました。戦争でも始めるんですかね? そのため猫の入口計画はおじゃんになりました。そのため猫達は我が家の裏口から入ることが多いです。
ちなみに奇跡と使用人達に広めたのも同じ執事ですね。あとその娘も。おかげで母は奇跡という言葉が嫌いになったそうです。
いろいろあってキッサさんは疲れているようですねえ。一応僕も関わっているんだよね。う~ん、これは何とかしてあげたいです。
よし、キッサさんを癒しましょう!
「きゃきゃー!」
「うん?」
僕はキッサに手を伸ばします。一緒に遊ぼうよとアピールです。
「キッサおばちゃんと遊びたいのかい?」
「うぐ~!」
「んふふ、可愛いわね~。じゃあ遊ぼうか」
「きゃきゃ!」
こうして僕はキッサさんとめっちゃ遊びました。
「きゃきゃー!」
「ふぅ~、ちょっと待ってメンテくん。キッサおばちゃん疲れちゃった。休憩しましょ。ね?」
「えぐぅ」
キッサさんはギブアップです。だいぶ笑顔になったと思います。
「体力ついてきたわね。やっぱり男の子なのね」
「んぐぅ?」←ポカーン顔
「まだこの話は難しいか。あっはっははは」
本当はすべて理解していますが、よく分からないという顔でキッサさんを見ます。可愛いでしょ? 僕ピュアなの。
「えぐぅ……」
僕も汗だくです。今日はめっちゃ動き回って遊んだからね。これは何か拭く物が必要ですよ。こういうときのために僕はハンカチを持っているのです。
ゴソゴソと服の中に手を突っ込みます。よいっしょっと。今日はこれで汗を拭きとりますよ。僕の自慢のコレクションのひとつです。汗をしっかり吸収してくれます。
「服の中から何か出て来たわね……」
「えぐぅ?」←ポカーン顔
おっと。キッサさんが目の前にいるのを忘れていました。当たり前のように服の中から出しちゃいましたよ。見られちゃったので仕方がありません。別にやましいことはないのでこのまま僕は汗を拭きます。よいしょ。ごしごし。
「……ん? ちょ、ちょちょちょ?! ちょっと待ちなさい?!!!」
「うー?」
キッサさんはバサッと音のする素早い動きで僕からハンカチを奪っていきました。
「これ下着じゃないの!? みなさん、掃除はあとでいいですから集合! 全員集合よ!」
パンパンと手を叩いてこの子供部屋にいるメイドを集めるキッサさん。あ、これ僕も怒られるやつかもしれません。
よし、絶対に怒られないようにするぞー!
◆
「これは誰の下着ですか! メンテくんが使っていましたよ!!」
キッサさんはメイド達の前でパンツを広げます。まるで若い子に嫉妬していじめているおばさんのような光景です。あまり見たくないので詳しい様子はスルーします。
ここで情報をまとめてみましょう。
現在、この部屋にいるのは僕を含めて6人です。そのうち1人はキッサさん。残りの4人は全員メイドさんなのですよ。キッサさんは、メイドの中の誰かが犯人だと思っているようですね。
ちなみに容疑者扱いされているのは、この4人のメイドです。名前が出るのは久々な方もいるので自己紹介もかねて。
①ニーホ・ヤモリン
ヤモリっぽい力を持っている。しっぽ遊びが上手。
②ロコロコ・リグンド
マッチョなドワーフ。男っぽい性格。
③ミスネ・ケアレス
よくミスをしちゃう人。僕の都合の悪いことは彼女に押し付けます。
④フウセン・バルーン
いつも浮いている。天上や高いところの掃除のエキスパート。
ここで問題です。僕が下着を持っていたのは、この中の誰かが協力してくれたからですよ。誰か分かるかな?
きっと犯人はキッサさんに怒られちゃいますね。でも僕は怒られたくないので必死に誤魔化しますよ!
では、次回に続きます。
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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