3 翡翠とセキレイさん、うっかり双子に転生してしまう

華山富士鷹

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敗北宣言

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 夜も更け、問題になってくるのは寝床のポジションについてだ。
 翡翠は俺の部屋のベッドで寝ていて、俺はその部屋の前に布団を敷いて寝ている、となると風斗はリビングのソファーか親父のベッド、又は物置きで雑魚寝という事になるが……
「んで、親父のベッドかリビングのソファーか物置きで雑魚寝か選べ」
 俺がリビングのソファーで翡翠の膝枕を受けながら寛ぐ風斗に打診すると、彼は掛け時計に目をやり『もうそんな時間か』と立ち上がった。
「翡翠と同じベッドで寝る」
 イラッ
 ただでさえ翡翠とのイチャイチャを見せつけられてイライラしているというのに、少しくらい言う事聞けや。
「親父のベッドかソファーか物置きで雑魚寝と言った」
 こいつ、話聞いてんのか?
「どれもやだよ」
 イラッ
「お前のワガママ遺伝子は転生してもそのままなのか?誰が、ハタチ越えた男子大学生とJKを同じベッドで寝かすかよ、ロリコン」
「年の差で考えると全然そうでもないじゃん。翡翠だって嫌がってない筈だよ?」
『ね、翡翠?』と風斗が目配せすると、翡翠は困ったように笑って横目で俺の顔色を窺った。
 翡翠的には風斗と寝るのに抵抗は無いようだが、俺の機嫌が悪くなる事の方が心配らしい。なんか俺と風斗の板挟みにさせて可哀想だな。こいつらは前世で夫婦だったんだから同じベッドで寝るのは当たり前なんだ。でも、けど、だけど、これは俺の我儘かもしれないが、同じ屋根の下でチョメチョメとかされるのはどうしても抵抗がある。いくら二人の交際を認めたとしても、どうあっても献上の儀式の悪夢が蘇ってしまう。
「駄目だ。嫁入り前の娘を変態と寝かせられるか」
「嫁入り前の彼女とパコパコしてたくせに?」
「……」
 てめえ。
 翡翠の前でパコパコとか言うな。てか揚げ足を取るな。
「俺の大事な妹を穢すなって事だよ」
「その大事な妹がいいって言ってるんだからいいんだよ。それにこの現代において婚前交渉しない人なんてもはや化石だよ?」
「でも駄目だ。何故なら俺が嫌だからだ」
「なんで?」
 俺に何を言わせたいのか、風斗がニコニコしながら尋ねた。
「なんでって、そりゃ──」
 その大事な妹を愛しているから、なんて、本人の前で言えるか。
「……」
「分かった分かった。今日のところは物置きで雑魚寝するよ。さすがに叔父さんのオジサンベッドで寝るのには抵抗があるし、ソファーは首が死ぬしね」
 俺が返答に困って苦虫を噛み潰していると、風斗が根負けしたように折れてくれた。


「それで、お前はこの先に何の用がある?」
 各々寝床に着いてから30分、さっそく動きがあった。風斗が割と堂々と俺を跨いで翡翠が眠る部屋へと侵入しようとしてきた。俺は風斗の足首を掴み、それを未然に阻止する。
「ああ、ごめんごめん、起こした?」
 風斗は悪びれるでもなくヘラヘラしていた。
 ここまでは想定内だ。
「未成年に手を出す気か?」
「18ならもう大人だよ。翡翠だって前世の記憶があるんだから経験者も同然なんだし」
「お前、全然懲りないな」
「仕方無いよ。ずっと恋い焦がれてたんだから」
 そりゃ俺も同じだ。
「頼むよ、少しだけ」
「駄目だ」
「いいじゃん、先っちょだけ」
「てめっ……」
 俺の、風斗の足首を握る手に力が入る。
「イテテ、不本意だけどちゃんと避妊するからさあ」
 風斗は部屋のドアにしがみつき、それでも前へ進もうとしている。
 凄い執念だな。
「そういう事じゃない」
「何なら覗いててもいいし」
「そういう事でもない」
 まったくどういう趣味をしてるんだか。
「それで、セキレイの部屋にあったゴムってさあ──」
 ギクッ、そんな擬音がぴったりだと思った。
「なんだよ」
 翡翠から聞いたのか?
「彼女に使おうと思って用意してたの?それとも──」
 その先、風斗が何を言わんとしているのかすぐに分かった。
「別に、たまたま余ったのがあっただけだよ」
 あまり答えになってないな、てのは自分でも分かっている。でも堂々と『翡翠に使おうと思って用意していた』なんて他人に知られたら、それこそ鬼畜や変態と非難されるだろうと思った。それが当たり前の世界なのは嫌ってほど知っている。
「たまたま、ねぇ……」
 風斗の、全てを見越したような表情が月明かりによってニヒルに照らしだされる。
 なんだよ、その『ハハーン』て顔。
「何?」
「セキレイ、それだけは絶対駄目だよ」
「別に何も言ってないだろ」
「翡翠と仲良くするのは認めるよ。でも体の関係だけは駄目だ」
「だから何も言ってないだろ。駄目なのは知ってる。ついでにお前も駄目だ」
「俺はいい。従兄妹だし、そもそも夫婦だからね」
 それがまかり通るのは重々承知だし、二人の邪魔をするのは美徳とは言えない。だが駄目だ。まだ俺の心の整理がつかない。
「駄目だ。俺がいるこの家でギシギシするような事はするな」
「え、しないしない。パチュパチュはするかもしれないけど」
 言い方ぁ!!
「ギシギシもパチュパチュも駄目だ。早く寝ろ!」
 俺が風斗の足首を引き返そうとすると、風斗が物凄い力でそれに対抗してきて、互いに一歩も譲らぬ鍔迫り合いとなる。
 すげー執念だなしかし。
「分かった分かった、翡翠に手は出さないから、一緒にいさせてよ。それくらいの権利はあるはずだ」
 物凄い嫌だ、けれど、俺にそれを止める権利は無い。
「分かったよ」
 俺がそうして渋々風斗を解放すると、彼は満面の笑みで『どうも』と言って翡翠が眠る部屋へと消えて行った。
 本当にこれで良かったんだろうか?
 もしも部屋の中から本当に『ギシギシ』とか『パチュパチュ』なんて音がしたらすぐにでも止めに入るからそれはそれでいいが、俺の気持ち的に霧が晴れない。
 仕方無いのは分かってるんだけどな──
 あーぁ、二人はおやすみのキスをして、抱き合って眠るんだろうな。俺が風斗なら辛抱たまらんと思うけど。
「……」
 俺は二人のいる部屋に耳をそばだて、目を瞑って己の聴力に集中、しようとして止めた。
 風斗を信用しよう。正直信用出来ないが、俺には二人の仲を引き裂く権利は無い。無駄に盗み聞きをしたところで嫉妬に苦しむだけだ。
 俺が翡翠に会いたくて身を焦がした一方で、風斗や翡翠だって互いに再会したくて焦がれた筈。それが元夫婦なら尚更だ。だって二人は俺なんかよりずっと長い時間を共に過ごし、深い絆で結ばれていたんだから。子供だって……
「なんか、双子なのに俺だけ他人みたいな疎外感だ」
 二人に近付けば近付く程、その感情は強くなる。
『風斗さん…………………』
 二人の居る部屋から微かに翡翠の声がして、俺は起き上がった。
「物置きで寝るか」
 俺はついさっきまで二人の動向を盗み聞きしようとしていたのに、自分が苦しむのが怖くて物理的に距離を置く事にした。
 そうだ、翡翠から距離を置いて自分の感情をやり過ごせば前世のように遠くから二人の幸せを願ってやれる。
 兄の俺が妹の幸せを妨害するようでは兄失格だからな。
 俺は布団をそのままの形で引き摺り、物置きに入って戸を閉めると、自分の殻に閉じ籠もれた気がして少しだけ落ち着きを取り戻せた、が、やっぱり初日の夜は眠れなかった。


 朝になり、風斗が先に寝室から出て来ると、俺の顔を見るなり──
「心配しなくても優しくしたさ。翡翠は単に寝坊してるだけ。別に俺がめちゃくちゃして起きれないんじゃあないから」
 そう言って冷蔵庫の牛乳を勝手にがぶ飲みした。
 待て待て待て、ちょっ、待て、今、なんつった!?
「いやいやいやいや、パチュパチュしないって約束しただろが」
 なんで言われたその場で破るんだよ。
 俺は風斗に詰め寄り、牛乳をあおる彼の腕を自分側に引っ張った。
「した。けど俺だけの問題じゃないから。言っておくけど無理強いして暴力を振るったり凌辱したりなんてしてないから」
 それはつまり、翡翠も合意の上で性行に及んだという事か。
 全く知りたくなかった事実。いや、この場合、翡翠の合意があったと安堵するべきか?
 それでも翡翠の貞操が奪われたのは今世始まって以来の大ショックだ。
 それにいかに風斗が優しくしたと言えど、初めは血も出るしかなりの激痛だと聞く、今日のところは学校を休ませた方がいいんじゃないか?
「おはようございます」
「お、おう」
 俺がぐるぐると考えを巡らせていると、翡翠がいつも通りにリビングに現れた。
「セキレイさん、どうしたんですか、顔色が真っ青ですよ」
 スタスタと俺の方へ寄って来る翡翠はちょっと気恥ずかしそうにはしていたが、特段どこかを負傷しているようには見えない。
「俺と翡翠がギシギシパコパコしてたんじゃあないかって青くなってたんだよ」
 風斗がクスクス笑ってそう言うと、翡翠は口元を押さえて顔を真っ赤にした。
「ち、違います違いますっ。風斗さんとはレ、レクリエーションしてただけです」
 レクリエーションてナニー?
 この感じでいくと、どうやら俺は風斗に一杯食わされたらしい。
 俺が風斗を横目で睥睨すると、奴は自身の鼻に唇を持ち上げておどけて見せた。
 ブッコロ───
 しかし何にせよ翡翠が無事で良かった。
「はーーーーーっ、お前が無事で本当に良かった」
 俺は心の声を漏らすと同時に、うっかり翡翠にハグをしていた。
「えっ、いやぁ、別に殺される訳じゃないんですから」
「そうだけど、まだ俺の……兄の腕の中にいてほしいんだよ」
 こうなったらずっと子供のまま、俺だけの妹でいてほしい。
 ハァ、細くて軟らかい。猫みたいだ。
「フツー、旦那の目の前で人の奥さん抱くかなぁ?翡翠だって困ってんでしょー?」
「ん?あぁ」
 風斗からそう指摘され、俺が恥ずかしがる翡翠を解放してやると、彼女はケツに火でも着いたみたいにダッシュで洗面所へ行った。
 かわいい、けど複雑な気分だ。
「それにしても、お前が、よく我慢出来たもんだな」
「我慢したんじゃなくて、大事にしてるって事だろ?」
「良い心掛けだ」
 それもいつまで続くか不明だが。
「俺は別に翡翠に無理強いするつもりは無いし、向こうから欲しがれば応えるし、ケースバイケースってとこかな」
 翡翠から欲しがるケースもあるって事なのか。想像すると結構ショックだ。
「ハァ、サッパリ」
 翡翠がタオルで顔を拭きながら洗面所から出て来て、俺はその襟元の乱れに一瞬ドキッとする。
 翡翠のはだけた胸元に顎から雫が滴り、ズボンは斜めにずり落ちている。
 俺は条件反射で慌てて翡翠の着衣を正す。
「おまっ、こんなあられもない姿で人前に出て来るなよ」
「えっ?あぁ、すみません。襟元が濡れるのが嫌で開けたままでした」
 翡翠は寝起きで頭が回らないのか俺にされるがままだ。
「過保護だね~俺達二人は翡翠の裸なんかとっくに見た事があるのに」
 風斗がそう言って冷蔵庫を荒らすのに対し、俺と翡翠は何とも気まずい空気で目も合わせられない。
「ええと……とりあえず着替えて来い」
「あ、はい」
 俺は翡翠を寝室へと送り出し、軽く風斗を睨みつける。
「さらっと変な事言うな」
「事実じゃん。調教師時代に好きなだけ翡翠の裸を見て、本番以外のエロい事しまくってたんでしょ?」
 言い方ぁ。
「事実だが今世では口にするな」
「はいはい。適当に朝ご飯作るけど卵料理でいいよね?」
「え?まあ、いいけど」
 そう言えばこいつ、一人暮らししてたから料理も出来るのか。なんか本当に王じゃなくて普通の大学生なんだな。
 手際良く朝食の準備をする風斗を見ていると、将来、翡翠の良き夫になりそうだなと思ってしまった。そこに翡翠も合流し、息の合った様子であっという間にダイニングテーブルに美味しそうな朝食が並んだ。
「風斗さんはフォークでいいですよね?」
「うん。翡翠とセキレイは箸だよね?」
 そんな会話を聞いていると、改めて二人は夫婦なんだなと実感してしまう。
 凄く自然に夫婦関係を再現してる。
 もはや嫉妬する気力も無いというか、羨ましいくらい良い関係なんだなと思った。
 俺の完敗だ。
 例え二人が肉体関係を結んでいようといまいと、始めから俺に勝機はなかったのだ。
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