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20.帰り道
竜帝国での滞在は三日間の予定だった。
だが、初日に問題が起きてしまったため、二日目の午後には帰ることになってしまった。
「ラディア姉様、イザーク兄様、お気をつけて」
「ありがとう、アロイス」
「落ち着いたらまた来てくださいね」
「もちろんよ」
初日の夕食で紹介されたアロイス王子は私の一つ下だった。
身体は大きいが優しくて素直なアロイス王子とはすぐに仲良くなることができた。
その上、私は王妃の生家スカンツィ侯爵家の養女となったため、
アロイス王子にとって私は従姉になる。
アロイス王子は父方の従兄であるイザークを兄様と呼んでいるので、
母方の従姉になる私も姉様と呼ばれることになった。
広い王城の中を見学することができず残念だけど、
見送りに来てくれたアロイスに手を振ってイルミール公爵領へと戻る。
その数時間前には私とイザークの結婚を知らせる使者が、
エンフィア王国の王宮へと向かった。
数日後には王宮だけでなく、エンフィア王国の貴族たちにも知らされる予定だ。
イルミール公爵家に戻るのを待てないほど急いで知らせる理由はわからないが、
これだけ急ぐということは何かあったのだろう。
「せっかく来たのに竜帝国の街を見せてやれなくて悪いな」
「そうね、それは残念だったけど、また来ることもあるんでしょ?」
「まぁ、そうだな。夜会には出ないが公式行事には参加する。
次はアロイスの婚約式になるんじゃないかな」
「相手はまだ生まれたばかりなんだよね?いつになるの?」
「おそらく相手が三歳になる頃にはするんじゃないかな」
「三歳……そっか」
アロイスは相手の公爵令嬢が気に入ったらしく、可愛らしい子なんですと言ってたが、
十七歳差の婚約者。結婚するのは令嬢が十五歳になってからだそうだ。
エンフィア王国は婚約は十六から。結婚は十八からと決まっていた。
だが、竜帝国にはそういう決まりはなく各家で判断する。
「ラディア、多分そう遠くないうちに呼び出されると思う。
エンフィア国王から結婚の報告に来いと」
「国王に会っても大丈夫かな。私だってバレない?」
「どのくらいの頻度で会ってたんだ?」
「年に一度くらい?」
よほどのことがなければ私が後宮から出ることはなかった。
釣書を送るための姿絵を描いた時、婚約が決まったと言われた時、
後は王子や王女と顔合わせした時くらいかな。
「なら大丈夫だろう。髪色は染めれば変わるが、
目の色までは変えられないからな。
それに背も伸びてきたし、気がつかれないだろう」
「それならいいけど」
「名前はどうする?ラディアのままでいいのか?」
「うん。名前はお母様がつけてくれた大事な名前だから」
「わかった。そのままにしよう」
もしこれが国王なんかがつけた名前だったら変えたと思う。
だけど、これはお母様が私に残してくれた唯一のものだから。
「スカンツィ侯爵家の三女ラディアとして嫁いで、
ラディア・イルミールになったということでいいのよね」
「そうだ。そのうちスカンツィ侯爵家の者たちにも会う機会はあるだろう」
アリーヌ王妃の生家であるスカンツィ侯爵家の養女に決まったのは、
帝王に近い立場に私を置きたかったことだけではなかった。
スカンツィ侯爵家は代々娘が生まれることが多いので、
一人くらい増えても誰も気にしないだろうという理由だそうだ。
まだ会っていないが、姉妹が四人。私をいれて五人姉妹ということになった。
四人も娘がいれば一人くらい増えても気にしないというのもわかる気がする。
「レオナ、なんだか疲れている?眠そうだね」
「あーちょっと寝つきが悪かったのよね。でも、大丈夫よ。
そうそう、公爵領に戻ったら私の手伝いをしてくれない?」
「薬を作るの?いいよ、することないし」
「薬草畑も作りたいのよ」
「ん。わかった」
「二人とも、ほどほどにな。
今までのように大量に作る必要はないからな」
「そうなの?」
後宮にいた時には毎日レオナの手伝いをしていた。
一日に作れる量は決まっているから、さぼることはできなかった。
大量に作った薬はエンフィア王家が他国に売っていた。
どの国も欲しがる薬だったから、売らなくなって困っているはず。
だから、今度はイルミール家が代わりに売るのだと思っていた。
「アレッサンド国に売るのは禁止した。
竜帝国に売るのも量を制限することにする」
「どうして?」
「エンフィア王家が売っていた薬が売らなくなって、
代わりにイルミール公爵家が売るようになったら、
そのうちレオナが作っていることも知られてしまうだろう」
「……レオナが危ないってこと?」
「できるかぎり知られないほうがいい。
だからエンフィア王国内には流さない。
イルミール公爵家でも秘密が守れるとこでしか使用しない。
竜帝国にも帝王の手の者に直接売ることにした」
「そうすればレオナは大丈夫?」
「大丈夫だよ。レオナももうイルミール公爵家の一員だ。
何かあったとしても守るよ」
「ふふ。そっか。じゃあ、大丈夫だね」
レオナを見たら、ちょっと複雑そうな顔をしている。
いつも私を守ってばかりのレオナが守られるのはめずらしい。
どういう顔していいかわからないのかもしれない。
それでも少しだけ耳が赤いから、本当はうれしいんだとわかる。
「帰ったらやることいっぱいだね。
まずは畑の場所を決めなきゃ」
「とりあえず帰ったら数日は休むこと」
「ええ?」
「まだ変化の途中なんだ。無理はするな」
「はぁい」
髪色はほぼ銀色になったし、目も紫に近くなった。
それでもまだ竜人にはなっていない。
あと三か月以上はかかると言われている。
「早く竜人になれないかなぁ」
「あせらないでいい。ゆっくり、な」
楽しそうにイザークが私の頭をなでる。
子ども扱いな気がして、少しだけ頬をふくらます。
それなのにイザークはますますうれしそうに笑う。
そんな顔を見たら、すねるのも馬鹿らしくなって一緒に笑った。
エンフィア王国の国王から手紙が届いたのは、それから三週間後だった。
婚約の報告に来るようにと書かれていた。
こちらからしたのは結婚の報告だったのに、婚約となっている。
「結婚を認めるつもりはないってことだろうな」
「どうするの?」
「どうやって認めさせようかな。認めないと言われても従う気はないけど」
だが、初日に問題が起きてしまったため、二日目の午後には帰ることになってしまった。
「ラディア姉様、イザーク兄様、お気をつけて」
「ありがとう、アロイス」
「落ち着いたらまた来てくださいね」
「もちろんよ」
初日の夕食で紹介されたアロイス王子は私の一つ下だった。
身体は大きいが優しくて素直なアロイス王子とはすぐに仲良くなることができた。
その上、私は王妃の生家スカンツィ侯爵家の養女となったため、
アロイス王子にとって私は従姉になる。
アロイス王子は父方の従兄であるイザークを兄様と呼んでいるので、
母方の従姉になる私も姉様と呼ばれることになった。
広い王城の中を見学することができず残念だけど、
見送りに来てくれたアロイスに手を振ってイルミール公爵領へと戻る。
その数時間前には私とイザークの結婚を知らせる使者が、
エンフィア王国の王宮へと向かった。
数日後には王宮だけでなく、エンフィア王国の貴族たちにも知らされる予定だ。
イルミール公爵家に戻るのを待てないほど急いで知らせる理由はわからないが、
これだけ急ぐということは何かあったのだろう。
「せっかく来たのに竜帝国の街を見せてやれなくて悪いな」
「そうね、それは残念だったけど、また来ることもあるんでしょ?」
「まぁ、そうだな。夜会には出ないが公式行事には参加する。
次はアロイスの婚約式になるんじゃないかな」
「相手はまだ生まれたばかりなんだよね?いつになるの?」
「おそらく相手が三歳になる頃にはするんじゃないかな」
「三歳……そっか」
アロイスは相手の公爵令嬢が気に入ったらしく、可愛らしい子なんですと言ってたが、
十七歳差の婚約者。結婚するのは令嬢が十五歳になってからだそうだ。
エンフィア王国は婚約は十六から。結婚は十八からと決まっていた。
だが、竜帝国にはそういう決まりはなく各家で判断する。
「ラディア、多分そう遠くないうちに呼び出されると思う。
エンフィア国王から結婚の報告に来いと」
「国王に会っても大丈夫かな。私だってバレない?」
「どのくらいの頻度で会ってたんだ?」
「年に一度くらい?」
よほどのことがなければ私が後宮から出ることはなかった。
釣書を送るための姿絵を描いた時、婚約が決まったと言われた時、
後は王子や王女と顔合わせした時くらいかな。
「なら大丈夫だろう。髪色は染めれば変わるが、
目の色までは変えられないからな。
それに背も伸びてきたし、気がつかれないだろう」
「それならいいけど」
「名前はどうする?ラディアのままでいいのか?」
「うん。名前はお母様がつけてくれた大事な名前だから」
「わかった。そのままにしよう」
もしこれが国王なんかがつけた名前だったら変えたと思う。
だけど、これはお母様が私に残してくれた唯一のものだから。
「スカンツィ侯爵家の三女ラディアとして嫁いで、
ラディア・イルミールになったということでいいのよね」
「そうだ。そのうちスカンツィ侯爵家の者たちにも会う機会はあるだろう」
アリーヌ王妃の生家であるスカンツィ侯爵家の養女に決まったのは、
帝王に近い立場に私を置きたかったことだけではなかった。
スカンツィ侯爵家は代々娘が生まれることが多いので、
一人くらい増えても誰も気にしないだろうという理由だそうだ。
まだ会っていないが、姉妹が四人。私をいれて五人姉妹ということになった。
四人も娘がいれば一人くらい増えても気にしないというのもわかる気がする。
「レオナ、なんだか疲れている?眠そうだね」
「あーちょっと寝つきが悪かったのよね。でも、大丈夫よ。
そうそう、公爵領に戻ったら私の手伝いをしてくれない?」
「薬を作るの?いいよ、することないし」
「薬草畑も作りたいのよ」
「ん。わかった」
「二人とも、ほどほどにな。
今までのように大量に作る必要はないからな」
「そうなの?」
後宮にいた時には毎日レオナの手伝いをしていた。
一日に作れる量は決まっているから、さぼることはできなかった。
大量に作った薬はエンフィア王家が他国に売っていた。
どの国も欲しがる薬だったから、売らなくなって困っているはず。
だから、今度はイルミール家が代わりに売るのだと思っていた。
「アレッサンド国に売るのは禁止した。
竜帝国に売るのも量を制限することにする」
「どうして?」
「エンフィア王家が売っていた薬が売らなくなって、
代わりにイルミール公爵家が売るようになったら、
そのうちレオナが作っていることも知られてしまうだろう」
「……レオナが危ないってこと?」
「できるかぎり知られないほうがいい。
だからエンフィア王国内には流さない。
イルミール公爵家でも秘密が守れるとこでしか使用しない。
竜帝国にも帝王の手の者に直接売ることにした」
「そうすればレオナは大丈夫?」
「大丈夫だよ。レオナももうイルミール公爵家の一員だ。
何かあったとしても守るよ」
「ふふ。そっか。じゃあ、大丈夫だね」
レオナを見たら、ちょっと複雑そうな顔をしている。
いつも私を守ってばかりのレオナが守られるのはめずらしい。
どういう顔していいかわからないのかもしれない。
それでも少しだけ耳が赤いから、本当はうれしいんだとわかる。
「帰ったらやることいっぱいだね。
まずは畑の場所を決めなきゃ」
「とりあえず帰ったら数日は休むこと」
「ええ?」
「まだ変化の途中なんだ。無理はするな」
「はぁい」
髪色はほぼ銀色になったし、目も紫に近くなった。
それでもまだ竜人にはなっていない。
あと三か月以上はかかると言われている。
「早く竜人になれないかなぁ」
「あせらないでいい。ゆっくり、な」
楽しそうにイザークが私の頭をなでる。
子ども扱いな気がして、少しだけ頬をふくらます。
それなのにイザークはますますうれしそうに笑う。
そんな顔を見たら、すねるのも馬鹿らしくなって一緒に笑った。
エンフィア王国の国王から手紙が届いたのは、それから三週間後だった。
婚約の報告に来るようにと書かれていた。
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