65 / 167
3章 将軍っていらないよね
12.新しい軍
よし、この件に関してはもういいな。
軍人たちに指示を出した後は、すぐに将軍の執務室に転移して戻る。
急に現れたせいで副将軍が後ろに倒れたけど、仕方ないよね。
廊下に転移すると、他の者に見られちゃうからね。
「ただいま。副将軍、ちょっとショーンというものを呼んでくれないか?」
「は、っはい!すぐに呼びます!」
転移してきたのが俺だとわかって安心したのか、嬉しそうに部屋から出て行った。
まもなく執務室にショーンを連れて副将軍が戻って来た。
とりあえず疲れたからソファに座って、二人にも座ってもらう。
「さっきはありがとう、助かったよショーン。」
「いえ、こちらに帰って来たということは無事に解決しましたか?」
「ああ、大丈夫。アンヌ嬢は侯爵家に送り届けるように言ってきたよ。
護衛についていた軍人たちも無事だ。安心していい。」
「わかりました。」
「さて、大事な話はここからだ。
陛下から、将軍の任命権ももらってきてある。
ちゃんとした任命は後でにして、今はとにかく早く軍を動かしたい。
王都の治安の悪さを一刻でも早く何とかしなきゃいけない。
だから、副将軍?」
「はい?」
「副将軍に将軍を任命するよ。」
「ええ!?」
「だって、他を探してる場合じゃないんだ。わかるだろう?」
「ええ。確かにそれはそうです。」
「一人でやるのは大変だろう?だから、ショーン?」
「え?俺ですか?はい?」
「うん、君は将軍補佐に任命する。」
「ふぇ?」
「ショーンは軍人たちに詳しいだろう?
人が少ない中、配置しなきゃいけない。
それには軍人たちをよく知っている人間が必要だ。
ショーンの仕事は、将軍の補佐として配置を決めることと、
軍人を増やす部署を統括すること。わかった?
簡単に言うと、人事と新しい軍人を募集してね、てこと。」
「は、はい。」
二人とも思っても見なかったのだろう。カチコチになってしまっている。
「一刻も早く王都の治安を戻して、民を守らなければいけない。
これ以上の犠牲者を出すな。わかったな?」
「「はい!」」
王都の治安の悪さを思い出したのだろう。顔つきが変わった。
この二人に任せておけば大丈夫かな。
とにかく、今は動かなければいけない。
「じゃあ、任命書は置いていく。
陛下に報告に行くから、後は各自で動いて。」
「レオルド様は将軍にならないのですか?」
「ああ、俺が一時的に将軍になったのは、
元将軍よりも上の立場にならないとダメだったから。
邪魔なものを排除して、軍を正常に動かせる人に任せようと思っていた。
最初からそのつもりで陛下から任命書をあずかってきたんだ。
俺はここには戻ってこない。二人に任せるから、しっかり頑張ってね。」
「「は、っはい!」」
軍人たちに指示を出した後は、すぐに将軍の執務室に転移して戻る。
急に現れたせいで副将軍が後ろに倒れたけど、仕方ないよね。
廊下に転移すると、他の者に見られちゃうからね。
「ただいま。副将軍、ちょっとショーンというものを呼んでくれないか?」
「は、っはい!すぐに呼びます!」
転移してきたのが俺だとわかって安心したのか、嬉しそうに部屋から出て行った。
まもなく執務室にショーンを連れて副将軍が戻って来た。
とりあえず疲れたからソファに座って、二人にも座ってもらう。
「さっきはありがとう、助かったよショーン。」
「いえ、こちらに帰って来たということは無事に解決しましたか?」
「ああ、大丈夫。アンヌ嬢は侯爵家に送り届けるように言ってきたよ。
護衛についていた軍人たちも無事だ。安心していい。」
「わかりました。」
「さて、大事な話はここからだ。
陛下から、将軍の任命権ももらってきてある。
ちゃんとした任命は後でにして、今はとにかく早く軍を動かしたい。
王都の治安の悪さを一刻でも早く何とかしなきゃいけない。
だから、副将軍?」
「はい?」
「副将軍に将軍を任命するよ。」
「ええ!?」
「だって、他を探してる場合じゃないんだ。わかるだろう?」
「ええ。確かにそれはそうです。」
「一人でやるのは大変だろう?だから、ショーン?」
「え?俺ですか?はい?」
「うん、君は将軍補佐に任命する。」
「ふぇ?」
「ショーンは軍人たちに詳しいだろう?
人が少ない中、配置しなきゃいけない。
それには軍人たちをよく知っている人間が必要だ。
ショーンの仕事は、将軍の補佐として配置を決めることと、
軍人を増やす部署を統括すること。わかった?
簡単に言うと、人事と新しい軍人を募集してね、てこと。」
「は、はい。」
二人とも思っても見なかったのだろう。カチコチになってしまっている。
「一刻も早く王都の治安を戻して、民を守らなければいけない。
これ以上の犠牲者を出すな。わかったな?」
「「はい!」」
王都の治安の悪さを思い出したのだろう。顔つきが変わった。
この二人に任せておけば大丈夫かな。
とにかく、今は動かなければいけない。
「じゃあ、任命書は置いていく。
陛下に報告に行くから、後は各自で動いて。」
「レオルド様は将軍にならないのですか?」
「ああ、俺が一時的に将軍になったのは、
元将軍よりも上の立場にならないとダメだったから。
邪魔なものを排除して、軍を正常に動かせる人に任せようと思っていた。
最初からそのつもりで陛下から任命書をあずかってきたんだ。
俺はここには戻ってこない。二人に任せるから、しっかり頑張ってね。」
「「は、っはい!」」
あなたにおすすめの小説
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
夫は私を愛していないそうなので、遠慮なく離婚します。今さら引き止められても遅いです
藤原遊
恋愛
王妃付き護衛騎士である夫に、「お前を愛したことはない」と告げられた。
理由は単純。
愛などなくても、仕事に支障はないからだという。
──そうですか。
それなら、こちらも遠慮する必要はありませんね。
王妃の機嫌、侍女たちとの関係、贈り物の選定。
夫が「当然のように」こなしていたそれらは、すべて私が整えていたもの。
離婚後、少しずつ歯車は狂い始める。
気づいたときにはもう遅い。
積み上げてきた信用は、静かに崩れていく。
一方で私は、王妃のもとへ。
今さら引き止められても、遅いのです。
【完結】夫は私に精霊の泉に身を投げろと言った
冬馬亮
恋愛
クロイセフ王国の王ジョーセフは、妻である正妃アリアドネに「精霊の泉に身を投げろ」と言った。
「そこまで頑なに無実を主張するのなら、精霊王の裁きに身を委ね、己の無実を証明してみせよ」と。
※精霊の泉での罪の判定方法は、魔女狩りで行われていた水審『水に沈めて生きていたら魔女として処刑、死んだら普通の人間とみなす』という逸話をモチーフにしています。
旦那様から彼女が身籠る間の妻でいて欲しいと言われたのでそうします。
クロユキ
恋愛
「君には悪いけど、彼女が身籠る間の妻でいて欲しい」
平民育ちのセリーヌは母親と二人で住んでいた。
セリーヌは、毎日花売りをしていた…そんなセリーヌの前に毎日花を買う一人の貴族の男性がセリーヌに求婚した。
結婚後の初夜には夫は部屋には来なかった…屋敷内に夫はいるがセリーヌは会えないまま数日が経っていた。
夫から呼び出されたセリーヌは式を上げて久しぶりに夫の顔を見たが隣には知らない女性が一緒にいた。
セリーヌは、この時初めて夫から聞かされた。
夫には愛人がいた。
愛人が身籠ればセリーヌは離婚を言い渡される…
誤字脱字があります。更新が不定期ですが読んで貰えましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
婚約者は妹のような幼馴染みを何より大切にしているので、お飾り妻予定な令嬢は幸せになることを諦めた……はずでした。
待鳥園子
恋愛
伯爵令嬢アイリーンの婚約者であるセシルの隣には『妹のような幼馴染み』愛らしい容姿のデイジーが居て、身分差で結婚出来ない二人が結ばれるためのお飾り妻にされてしまうことが耐えられなかった。
そして、二人がふざけて婚姻届を書いている光景を見て、アイリーンは自分の我慢が限界に達そうとしているのを感じていた……のだけど!?
何もできない王妃と言うのなら、出て行くことにします
天宮有
恋愛
国王ドスラは、王妃の私エルノアの魔法により国が守られていると信じていなかった。
側妃の発言を聞き「何もできない王妃」と言い出すようになり、私は城の人達から蔑まれてしまう。
それなら国から出て行くことにして――その後ドスラは、後悔するようになっていた。
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫」と笑った夫。~王宮から私が去ったあと「愛していた」と泣きついても、もう手遅れです~
水上
恋愛
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫だ」
夫である王太子はそう笑い、泣き真似が得意な見習い令嬢ばかりを優先した。
王太子妃セシリアは、怒り狂うこともなく、静かに心を閉ざす。
「左様でございますか」
彼女は夫への期待というノイズを遮断し、離縁の準備を始めた。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。