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初めてのリピーター
しおりを挟む前回、初めての女装子さんとプレイした話を覚えていらっしゃるだろうか。
彼がまた、やってきたのだ。それも一か月と開けずにやってきた。
私は驚いた。先輩女王様に戻ってくるのは早くて一か月。と言われていたからだ。
スタッフさんも驚き、とても褒めてくれたのを今でも覚えている。
彼は私の足元に跪き、S様の事が忘れられず、こんなに早くに来てしまいました。
そう言って熱い視線を送って来た。
私は煙草を吸いながら、この視線を疎ましく思った。
何故なら、その熱い視線はただの奴隷が女王様に向けるものではない事が
わかったからだ。きっとこの視線はSとMの関係ではなく、男女関係を欲している。
そうと分かった私は、優しくする事を辞めた。
化粧を施し、衣装を着せてやっても、奴隷として厳しく躾けた。
飴と鞭の割合が7:3になるようにした。
躾ながらも、快楽責めを繰り返し、寸止めを繰り返し
彼が本当に泣き叫ぶまで、90分間ただ責め続けた。
そして、私は初めて快楽責めで気絶させる事に成功した。
何度も何度も、乳首とアナルを責め続け、体が痙攣し
声すら出なくなっていた頃、彼は過呼吸を起こし始めた。
驚いた私は、一度プレイを中断し呼吸を落ち着かせるようにした。
しかし、彼は私の脚にすがりつき、泣いて懇願した。
「やめないでください!」
未だ震える体で、懇願する彼を浅ましい、と罵り
言われたままに、やめずに責め続けた。
すると、今度は「もうイきたくない!」と叫ぶのだ。
もう、わけがわからない。しかし、やめないでくれ、と言われた手前
やめるわけにもいかない。ひたすら責め続けると、今までに見た事がないほどに
痙攣し始めた。そして歯を食いしばり、思い切り体を丸めたかと思えば
白目をむいて気絶したのだ。
どれほど、恐ろしかったか。
声をかけても反応がなく、恐る恐る頬を叩いても反応がない。
死んでしまったのではないか。そう思った時、思い切り息を吸う音と共に
彼が跳び起きた。その動作がとても怖く、一瞬息が止まった。
「凄い・・・凄い・・・」
うわ言のように、そう繰り返す彼。
そして、私を見て言うのだ。
「もう、S様から離れる事が出来ません。」
その光の無い目を見て、私は体中の血が冷えた気がした。
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