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2、世界の仕組み
おいしい料理のお届け
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「肉の代わりに人肉を食べてはならない理由は何一つないと台詞を言った人間がいるけれど、知っているかな?」
良平さんは黒いスーツを着て、西洋風のリビングのソファに腰掛けて僕に話しかける。
誕生日パーティから、僕は人間なのに首輪をして、尻穴からフサフサの尻尾を生やして、もちろん尿道に変な塊を入れられて絶えず気持ちよさでドロドロとちんぽを透明な液体で濡らす変態になってしまった。
人を襲わないようにと、貞操帯まで付けられて鍵は没収された。
「しらない…ですけど……」
「お行儀が悪いから、大人しく座ってなさい。佐々木様は、怒らせると怖いからな。ここら一帯の奴隷商だ。」
キョロキョロと周囲を見回す僕を良平さんはたしなめる。
「あぁ!いやー、待たせて悪かったね!」
部屋のドアがバンッと開き、小太りの男が入ってきた。
僕たちは、街にある大きな屋敷に来ていた。いきなり、出かけると言われて小包を持たされた次第だ。
「それで、頼んでいたものは?」
男は、待ちきれないという様子でソワソワしながら向かいのソファに腰掛けた。
「佐々木様、先日はありがとうございました。こちらに、ありますよ。」
良平さんは僕の持っていた小包をテーブルの上に置くと、どうぞ。と相手に手のひらを向けて促す。
「いやあ!君の作る料理はいつも!おいしいからねえ!!」
いそいそと包みを開けると、器に《料理》が盛り付けられていた。
「ゔっ……」
口を押さえて嘔吐く僕の膝に、さっと袋が置かれる。
「なんだ、柚木くんの所の子なのに、慣れてないのか? 」
男は、興が削がれたと悲しそうにしながら、使用人に料理の保管を任せる。
「大変申し訳ありません。後でゆっくりと、お楽しみいただけますか?」
頭を下げる良平さんに申し訳ない気持ちになるが、そもそも《こんなもの》を楽しむ趣味を持つ方が悪い。と、僕は心の中で悪態をつく。
「すぐにでもと思い、今日は何も食べてないんだが…柚木くんの所の子は、一体何なんだ?」
折角の楽しみが邪魔をされたと、男は僕を睨む。
「奴隷ですよ。拾いまして、気に入って育てている所です。」
何も特別なことでは無いといった口振りで、良平さんは出された紅茶のカップに口をつける。
「ほぉ……最近の奴隷は、洋服を着て平民と同じようにソファを使うのか」
だんだんと、雲行きが怪しくなってきた。
「……陽斗、着ているものを脱ぎなさい。」
「良平さ……」
「ご主人様。」
オロオロと2人の顔を見て、名前を呼ぶ僕を冷たい目で一瞥して、良平さんは言い直せと圧をかけてくる。
「ごしゅじんさま……」
嫌な予感しかしない。
「早く立ちなさい。」
僕は促されて、身につけているものを1つずつ脱いでいった。
「お詫びとしては足りないかもしれませんが、これで許して頂けないでしょうか。」
僕は良平さんに首根っこを捕まれ、下に力をかけられ思わず膝をついて、そのまま力に抗えずに顔を床につけて四つん這いにさせられる。
手が離れたと思ったら、肩のあたりを踏みつけられて身動きが取れなくなった。
「どういうお詫びだね?これは」
「食用ではないですが、お楽しみ頂けるようにはなっています。」
その言葉を聞いて、僕は思わず良平さんの足首を掴んだ。
「おいおい、柚木くん……躾がなっていないようだな」
「…お見苦しい所をみせて申し訳ないです。佐々木様、道具をお借りしても良いでしょうか?」
「構わんよ。好きなものを用意させよう。」
「私は本当は、少しずつ楽しみたい方なんですがね……」
「なら、少し配慮してやるといい。」
「わかりました。なら、簡単な道具をお借りしたいです。準備が整うまで、佐々木様はこちらで楽しんでいただいて……」
良平さんは首輪にリードを付けられ、地面にあるフックにリードを括り付けられて身動きが出来ない僕の腕を背中にねじり、紐か何かで固定する。
「やだ、やだ!!」
「こんな物を着けて、誘っておいて……白々しいのお?柚木くん?」
「ええ、本当に。ゆっくりご堪能下さい。」
口に布が押し込められ、尻尾が引き抜かれ、熱い塊が押し当てられる。
「ん゙ー!!」
僕が叫ぶと、良平さんが冷たい目で僕を見ながら、僕の頬を靴で踏んで、グリグリと力を込めてくる。
「たまらんなあ!これは!」
バチュバチュと音がして、腹の中が抉られて腰が勝手に動く。
何時間も小太りの男に犯されて、意識が朦朧とする。もう、死んでも地獄とか最悪だ。
僕が泣いていると、いきなり手の甲に痛みが走る。目をやると、いつの間にか自由になった自分の手があった。良平さんが片膝を立てて座り、もう一方の足の膝を僕の手の甲に置いて力をかけている。
「佐々木様、準備が出来ました。」
「おお!私もイくぞ!!」
右手の指の先になにか冷たいものがあたったーー……とおもうと、指先に激痛が走る
「ん゙ー!!んーー!」
「おお!腹がうねってたまらんなあ!!」
僕は痛みで、思いっきり膝から手を引き抜こうとするが、かかる力が強くてビクともしない。
5本の指全てに激痛が走り、僕が痛みで動けなくなって震えている所を眺めながら、良平さんがゆっくり立ち上がる。
「佐々木様、お楽しみ頂けましたか?」
「あぁ、とてもよかった。たまに貸し出してほしいくらいだ。」
「はは……それは…。その変わり、またおいしい料理と、佐々木様用の奴隷をお持ちします。」
「そうか、楽しみにしているぞ。」
小太りの男は、もう僕には興味が無いようで……満足そうに笑って、着替えて部屋を去っていった。
「……帰るぞ、陽斗。」
良平さんは、床に固定されたリードを外して手に持つと、僕に尻尾をつけ直してぐいっとリードを引っ張った。
洋服は良平さんが持っていて、僕は裸で迎えの車に乗り込むしかなかった。
良平さんは黒いスーツを着て、西洋風のリビングのソファに腰掛けて僕に話しかける。
誕生日パーティから、僕は人間なのに首輪をして、尻穴からフサフサの尻尾を生やして、もちろん尿道に変な塊を入れられて絶えず気持ちよさでドロドロとちんぽを透明な液体で濡らす変態になってしまった。
人を襲わないようにと、貞操帯まで付けられて鍵は没収された。
「しらない…ですけど……」
「お行儀が悪いから、大人しく座ってなさい。佐々木様は、怒らせると怖いからな。ここら一帯の奴隷商だ。」
キョロキョロと周囲を見回す僕を良平さんはたしなめる。
「あぁ!いやー、待たせて悪かったね!」
部屋のドアがバンッと開き、小太りの男が入ってきた。
僕たちは、街にある大きな屋敷に来ていた。いきなり、出かけると言われて小包を持たされた次第だ。
「それで、頼んでいたものは?」
男は、待ちきれないという様子でソワソワしながら向かいのソファに腰掛けた。
「佐々木様、先日はありがとうございました。こちらに、ありますよ。」
良平さんは僕の持っていた小包をテーブルの上に置くと、どうぞ。と相手に手のひらを向けて促す。
「いやあ!君の作る料理はいつも!おいしいからねえ!!」
いそいそと包みを開けると、器に《料理》が盛り付けられていた。
「ゔっ……」
口を押さえて嘔吐く僕の膝に、さっと袋が置かれる。
「なんだ、柚木くんの所の子なのに、慣れてないのか? 」
男は、興が削がれたと悲しそうにしながら、使用人に料理の保管を任せる。
「大変申し訳ありません。後でゆっくりと、お楽しみいただけますか?」
頭を下げる良平さんに申し訳ない気持ちになるが、そもそも《こんなもの》を楽しむ趣味を持つ方が悪い。と、僕は心の中で悪態をつく。
「すぐにでもと思い、今日は何も食べてないんだが…柚木くんの所の子は、一体何なんだ?」
折角の楽しみが邪魔をされたと、男は僕を睨む。
「奴隷ですよ。拾いまして、気に入って育てている所です。」
何も特別なことでは無いといった口振りで、良平さんは出された紅茶のカップに口をつける。
「ほぉ……最近の奴隷は、洋服を着て平民と同じようにソファを使うのか」
だんだんと、雲行きが怪しくなってきた。
「……陽斗、着ているものを脱ぎなさい。」
「良平さ……」
「ご主人様。」
オロオロと2人の顔を見て、名前を呼ぶ僕を冷たい目で一瞥して、良平さんは言い直せと圧をかけてくる。
「ごしゅじんさま……」
嫌な予感しかしない。
「早く立ちなさい。」
僕は促されて、身につけているものを1つずつ脱いでいった。
「お詫びとしては足りないかもしれませんが、これで許して頂けないでしょうか。」
僕は良平さんに首根っこを捕まれ、下に力をかけられ思わず膝をついて、そのまま力に抗えずに顔を床につけて四つん這いにさせられる。
手が離れたと思ったら、肩のあたりを踏みつけられて身動きが取れなくなった。
「どういうお詫びだね?これは」
「食用ではないですが、お楽しみ頂けるようにはなっています。」
その言葉を聞いて、僕は思わず良平さんの足首を掴んだ。
「おいおい、柚木くん……躾がなっていないようだな」
「…お見苦しい所をみせて申し訳ないです。佐々木様、道具をお借りしても良いでしょうか?」
「構わんよ。好きなものを用意させよう。」
「私は本当は、少しずつ楽しみたい方なんですがね……」
「なら、少し配慮してやるといい。」
「わかりました。なら、簡単な道具をお借りしたいです。準備が整うまで、佐々木様はこちらで楽しんでいただいて……」
良平さんは首輪にリードを付けられ、地面にあるフックにリードを括り付けられて身動きが出来ない僕の腕を背中にねじり、紐か何かで固定する。
「やだ、やだ!!」
「こんな物を着けて、誘っておいて……白々しいのお?柚木くん?」
「ええ、本当に。ゆっくりご堪能下さい。」
口に布が押し込められ、尻尾が引き抜かれ、熱い塊が押し当てられる。
「ん゙ー!!」
僕が叫ぶと、良平さんが冷たい目で僕を見ながら、僕の頬を靴で踏んで、グリグリと力を込めてくる。
「たまらんなあ!これは!」
バチュバチュと音がして、腹の中が抉られて腰が勝手に動く。
何時間も小太りの男に犯されて、意識が朦朧とする。もう、死んでも地獄とか最悪だ。
僕が泣いていると、いきなり手の甲に痛みが走る。目をやると、いつの間にか自由になった自分の手があった。良平さんが片膝を立てて座り、もう一方の足の膝を僕の手の甲に置いて力をかけている。
「佐々木様、準備が出来ました。」
「おお!私もイくぞ!!」
右手の指の先になにか冷たいものがあたったーー……とおもうと、指先に激痛が走る
「ん゙ー!!んーー!」
「おお!腹がうねってたまらんなあ!!」
僕は痛みで、思いっきり膝から手を引き抜こうとするが、かかる力が強くてビクともしない。
5本の指全てに激痛が走り、僕が痛みで動けなくなって震えている所を眺めながら、良平さんがゆっくり立ち上がる。
「佐々木様、お楽しみ頂けましたか?」
「あぁ、とてもよかった。たまに貸し出してほしいくらいだ。」
「はは……それは…。その変わり、またおいしい料理と、佐々木様用の奴隷をお持ちします。」
「そうか、楽しみにしているぞ。」
小太りの男は、もう僕には興味が無いようで……満足そうに笑って、着替えて部屋を去っていった。
「……帰るぞ、陽斗。」
良平さんは、床に固定されたリードを外して手に持つと、僕に尻尾をつけ直してぐいっとリードを引っ張った。
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