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アニコン隊 結成!!
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お茶に毒が盛られていたと聞いたときはとても焦った。
その時は仕事の途中で頭が冴えていたため最悪の事態まで想定できてしまった。
40度以上の熱をだし咳をしてベットに横たわる弱々しい姿は見ていられなかった。
それから何日か危ない日があったが順調に回復していった。
「私は・・誰です・・か?」
それがアニの起きて始めていったことだった。
記憶喪失
それが医者の診断だった。
今回の場合、もう記憶が戻ることはもうないだろうとのこと。
私たち夫婦はまた一から正しい知識を教え、一から愛を注ぐことに決めた。
それには余りアニのことをよくは思っていなかった家のもの全てが同意してくれた。
今のアニは弱々しすぎて見ているだけで泣きそうになる。
アニも落ち着いてきたときある質問をした。
「アニ、結婚するなら好きな人としたい?」
「そうですね・・・家の事情なら仕方ないと思いますけど・・・やっぱり結婚する人は好きな人がいいですね」
アニはそう言って笑顔を見せた。
こんな笑顔は久し振りに見た。
叶えてあげたいと思った。
その勢いのまま俺は王城の国王の仕事場にいった。
「娘の婚約を破棄してもらいたい」
そう言うとすぐに返事が来た。
わかった。
あり得ない、あの王がこんな簡単に頷くわけがない。
認めてもらう為にお金も用意したのに・・・
そのまま婚約は解消され神妙な王を疑いながら部屋から出た。
家に帰る途中でノラカロン王太子と出会った。
「お久しぶりです。ノラカロン王子」
「・・・」
返事がない。
横を通りすぎていく。
さすがに生意気すぎやしませんかね???
どんどん怒りが募っていくのを感じた。
私はノラカロン王子の肩を掴むと「ノラカロン王子・・」と耳元で恨みを込めていった。
「うわっ・・いってーーーー」
肩がビクッとしてこちらを振り返った。
その時に本を持っていたようで本を足に落とし痛がっている。
ん?ちょっと待って。
あの傲慢アホ王子が本!?
やっと痛みがひいたのかゆっくりと立ち上がった王子は「私に用事ですか?」と私に尋ねてきた。
敬語!?しかも私!?
「えっと・・呼びかけても全くお気づきにならないのでどうしたのかと・・」
「えっ・・」
「えっ・・」
沈黙が流れる。
王子は本当に気づいていなかったようだ。
「そうだ・・私はノラカロンだ・・」
「当たり前じゃないですか、アホ王子。自分の名前を覚えていない王子なんて世界中探してもいませ・・・」
しまった!!
本音が出てしまった!!!
私は頬がひきつると王子は笑った。
大爆笑している。
息もままならないようだ。
けれどあるものを見るとピタッと笑いが収まる。
「申し訳ありませんローズレット公爵。ノラカロン王子!早くいきますよ!」
「え!あのローズレット公爵!ちょうどよかった。話がした・・
とりあえず助けてくれないかな・・・助けてください!お願いします!作法の勉強、メリッサに睨まれながらで地獄なんです!お願いします!ああああああああああ・・・」
王子はそのままメイドに首根っこ掴まれながら行ってしまった。
王子ってあんなんだったっけ?
私の愛娘、ヴィアニカルももう12歳になった。
12歳になったら必ず学園に行かなければならない。
それがこの国の義務だ。
一応入試があり、成績順でクラスが決まる。
入学式の日は親は行けない。
晴れ姿を一目見たかったが仕方がない。
アニが学園から帰ってくると、ローバニスの時と同じ様に「学園、どうだった?」と質問攻めをした。
けれどアニはボーッとして何も話してくれない。
そのまま部屋に帰っていってしまった。
実はアニには護衛をずっとつけている。
護衛を呼ぶと、顔が真っ赤だ。
何があったか聞いてみると驚くべきことが聞かされた。
入試の結果を見に行く途中で強い風がふき、番号の紙が飛ばされてしまった。
その時にある男子生徒がとってくれた。
その男子生徒とヴィアニカル様の目が合うと二人は硬直してしまった。
恐らくその時に互いに恋に落ちてしまったそうだ。
更にはその男子生徒は首席で教室の席も隣。勉強のペアにもなり、学級委員の委員長と補佐という関係になったそうだ。
「そんなもん許せるか!その男子生徒の名前を教えろ。殴ってくる。」
「おやおや父様、そんなものではダメですよ。暗殺しなければ、
国の暗殺部隊を雇いましょう。」
「えっと・・それが・・ノラカロン王子です・・」
「「はぁ。どうしてあいつなんか好きになったのかな・・一番暗殺しにくいやつなのに。でも容赦はしない。」」
初めて親子の意見が揃った瞬間だった。
それからすぐに婚約の申し込みが来た。
それを半分に折りそこで丁寧にちぎり一つをローバニス、もう一つをブルースがビリビリに破いた。
二人とも共犯。
これからも頑張ろうとアニコン隊が結成された。
その時は仕事の途中で頭が冴えていたため最悪の事態まで想定できてしまった。
40度以上の熱をだし咳をしてベットに横たわる弱々しい姿は見ていられなかった。
それから何日か危ない日があったが順調に回復していった。
「私は・・誰です・・か?」
それがアニの起きて始めていったことだった。
記憶喪失
それが医者の診断だった。
今回の場合、もう記憶が戻ることはもうないだろうとのこと。
私たち夫婦はまた一から正しい知識を教え、一から愛を注ぐことに決めた。
それには余りアニのことをよくは思っていなかった家のもの全てが同意してくれた。
今のアニは弱々しすぎて見ているだけで泣きそうになる。
アニも落ち着いてきたときある質問をした。
「アニ、結婚するなら好きな人としたい?」
「そうですね・・・家の事情なら仕方ないと思いますけど・・・やっぱり結婚する人は好きな人がいいですね」
アニはそう言って笑顔を見せた。
こんな笑顔は久し振りに見た。
叶えてあげたいと思った。
その勢いのまま俺は王城の国王の仕事場にいった。
「娘の婚約を破棄してもらいたい」
そう言うとすぐに返事が来た。
わかった。
あり得ない、あの王がこんな簡単に頷くわけがない。
認めてもらう為にお金も用意したのに・・・
そのまま婚約は解消され神妙な王を疑いながら部屋から出た。
家に帰る途中でノラカロン王太子と出会った。
「お久しぶりです。ノラカロン王子」
「・・・」
返事がない。
横を通りすぎていく。
さすがに生意気すぎやしませんかね???
どんどん怒りが募っていくのを感じた。
私はノラカロン王子の肩を掴むと「ノラカロン王子・・」と耳元で恨みを込めていった。
「うわっ・・いってーーーー」
肩がビクッとしてこちらを振り返った。
その時に本を持っていたようで本を足に落とし痛がっている。
ん?ちょっと待って。
あの傲慢アホ王子が本!?
やっと痛みがひいたのかゆっくりと立ち上がった王子は「私に用事ですか?」と私に尋ねてきた。
敬語!?しかも私!?
「えっと・・呼びかけても全くお気づきにならないのでどうしたのかと・・」
「えっ・・」
「えっ・・」
沈黙が流れる。
王子は本当に気づいていなかったようだ。
「そうだ・・私はノラカロンだ・・」
「当たり前じゃないですか、アホ王子。自分の名前を覚えていない王子なんて世界中探してもいませ・・・」
しまった!!
本音が出てしまった!!!
私は頬がひきつると王子は笑った。
大爆笑している。
息もままならないようだ。
けれどあるものを見るとピタッと笑いが収まる。
「申し訳ありませんローズレット公爵。ノラカロン王子!早くいきますよ!」
「え!あのローズレット公爵!ちょうどよかった。話がした・・
とりあえず助けてくれないかな・・・助けてください!お願いします!作法の勉強、メリッサに睨まれながらで地獄なんです!お願いします!ああああああああああ・・・」
王子はそのままメイドに首根っこ掴まれながら行ってしまった。
王子ってあんなんだったっけ?
私の愛娘、ヴィアニカルももう12歳になった。
12歳になったら必ず学園に行かなければならない。
それがこの国の義務だ。
一応入試があり、成績順でクラスが決まる。
入学式の日は親は行けない。
晴れ姿を一目見たかったが仕方がない。
アニが学園から帰ってくると、ローバニスの時と同じ様に「学園、どうだった?」と質問攻めをした。
けれどアニはボーッとして何も話してくれない。
そのまま部屋に帰っていってしまった。
実はアニには護衛をずっとつけている。
護衛を呼ぶと、顔が真っ赤だ。
何があったか聞いてみると驚くべきことが聞かされた。
入試の結果を見に行く途中で強い風がふき、番号の紙が飛ばされてしまった。
その時にある男子生徒がとってくれた。
その男子生徒とヴィアニカル様の目が合うと二人は硬直してしまった。
恐らくその時に互いに恋に落ちてしまったそうだ。
更にはその男子生徒は首席で教室の席も隣。勉強のペアにもなり、学級委員の委員長と補佐という関係になったそうだ。
「そんなもん許せるか!その男子生徒の名前を教えろ。殴ってくる。」
「おやおや父様、そんなものではダメですよ。暗殺しなければ、
国の暗殺部隊を雇いましょう。」
「えっと・・それが・・ノラカロン王子です・・」
「「はぁ。どうしてあいつなんか好きになったのかな・・一番暗殺しにくいやつなのに。でも容赦はしない。」」
初めて親子の意見が揃った瞬間だった。
それからすぐに婚約の申し込みが来た。
それを半分に折りそこで丁寧にちぎり一つをローバニス、もう一つをブルースがビリビリに破いた。
二人とも共犯。
これからも頑張ろうとアニコン隊が結成された。
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