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第13話 全種類ポーション製造が狙われている!?
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「なぜこんなことをした」
俺はウィルソンの体を支えつつ、リゲルとかいう男を睨みつけた。
飄々した表情で立ち尽くすリゲルは、剣を向けてきた。
「お前こそ錬金術師だな。だが、宮廷錬金術師ではないようだな」
「だったらなんだ」
「フォーマルハウトの居場所を教えろ。ヤツはブルーハーブを買い占めていると聞いた。貴重な魔力源を奪っているんだ」
「そりゃ金のあるヤツは買うだろ」
「馬鹿か。このまま買占めが続いたらブルーハーブはどんどん高騰する。ブルーポーションも値上がりするんだよ。そうなったら魔力の回復が大変になる」
なるほど、コイツの言っていることも分かる。冒険者からすれば魔力の回復は重大だ。魔力が底を尽けばスキルが使えない。
中級以上の冒険者ともなると、当たり前に魔力を使う。
更に言えば、魔法職にとっては死活問題だ。
ブルーハーブの買い占めが中級以上の冒険者にとっては大打撃ってことか。
「だからって暴力で解決するのか」
「もう一週間以上、買い占めが続いているんだぞ! ブルーポーションの販売もかなり少なくなっている。だから中堅、大手ギルドではすでに不満が爆発しているんだ。宮廷錬金術師のフォーマルハウトを探し、買い占めを止めさせないと大変なことになる」
「分かった。ブルーポーションが手に入れば良いんだな?」
「そうだ。だからこれ以上、邪魔するんじゃねえ」
「まて。俺がブルーポーションを売ってやる。それも普通のじゃない……改造ブルーポーションだ」
俺がそう言うと、周囲の野次馬が「おぉ~」と騒然となった。
「まさか、あのレッドポーション改のブルー版かよ!」「え、マジ! 新製品が出来たんか」「それなら買うしかないじゃん」「おいおい、並ぼうぜ!!」「多少高くても買うぜ。魔力は重要だからな」「わたしなんて魔術師だから、魔法たくさん使うの! 困ってるの!」「僕もだ。聖属性魔法の燃費が悪くてさ」
なんか既に客がついているんだけど……!?
だが、リゲルはそれでも怒りが収まらなかったようだ。
「錬金術師……貴様。お前もブルーハーブを買い占めしたな!」
「なんでそうなる。俺のは自分で採集してきたんだ。買い占めじゃない」
「あのヒッパルコスの森へ行ったのか。ひとりで? 不可能だ。あそこにはソルジャーゴブリンがうようよしているんだぞ。回復剤なしでいけるがわけが……いや、可能なのか」
「ああ、お前がボコボコにしてくれたウィルソンのおかげでな。というわけだ、まずは謝れ!!」
「あ? お前は何を言っているんだ。俺がやったんじゃねぇよ」
「ふざけるな! どうみたってお前だろ、リゲル!」
「寝言を言ってんじゃねぇよ。その男をボコったのは別人だ。おい、そうだろ!」
リゲルは他のヤツに聞いていた。
周囲の人間はうなずく。
マジか……犯人はリゲルじゃないのか。
ウィルソンに誰がやったのか聞こうとしても、気絶しているしな。
「じゃあ、誰が!!」
「ヤツは“爆炎の錬金術師”と名乗っていた」
「え……なんだって」
「俺はその男がズタボロにされていたから庇ってやったんだがな」
え、そうだったのか。
そういえば周囲の冒険者もリゲルを止める素振りがないし……悪口を言ったりすることもなかった。
俺の勘違いなのか。
ていうか、爆炎の錬金術師って……!
「そうか、すまん」
「いや、俺はブルーポーションが手に入ればそれでいいが……けどな、買い占めは許さん。見つけ次第、フォーマルハウトは倒す」
「分かった。今は俺の作ったブルーポーションで我慢してくれ」
「……ああ」
リゲルは少しは納得して背を向けた。
さて、ウィルソンの回復を急がないと。
なかなか深い傷だぞ。
どうするべきか焦っていると、ヴァルハラがこう言った。
「カイリさん、カイリさん」
「なんだ、ヴァルハラ。俺は今、ウィルソンを病院に連れていこうと思ったんだ。けど、ここからは遠くてな」
「分かりました。わたしが治療しましょう」
「え、そんなことが出来るの?」
「猫のままでも可能です。ただ、魔力がないので……回復剤が必要ですが」
「分かった。ブルーポーションを飲んでくれ」
俺は、ブルーポーションをヴァルハラに飲ませた。
魔力が回復したようだ。
「ありがとうございます。では、ウィルソンさんに近づきますね」
ヴァルハラは、トコトコと歩いていき――ウィルソンのおでこに肉球を当てた。すると、ピカピカと光りはじめた。
「なんの光だ?」
「大丈夫。これは回復魔法です! ……ヒール!」
神々しいライムグリーンの光がウィルソンを覆う。すると、血が消えて傷が完治した。直後、意識を取り戻していた。
ウソ……ヒールが使えるのか!
「……ん、ここは」
「ウィルソン! 良かった、無事で」
「なぜ自分は……」
「お前は“爆炎の錬金術師”にやられたらしいな。本当か?」
「ああ……そうだ。突然襲われて……それでカイリのことを聞かれたんだ」
「俺のことを?」
「お前の頭に乗せているヴァルハラについて聞かれたよ。知らんと答えたら、この有様さ」
そうか、俺のせいだったのか。
くそっ……大切な友達を巻き込んでしまった。
「すまない、ウィルソン」
「なぜお前が謝る。悪いのはその爆炎の錬金術師だ」
「だけど……」
「気にするな。幸い、死んではいないし……今はあれだ。お客さんを待たせてやるな。今日も商売だろ?」
「その予定だ。でも、今はウィルソンの体調の方が!」
「自分は平気だ。あとで詳しいことを話すからさ」
「……分かった。俺は露店をするから後で来てくれ」
「もちろんだ」
衰弱しているウィルソンを運び、バズさんに任せた。
俺は露店へ向かった。
「なあ、ヴァルハラ」
「分かっています。爆炎の錬金術師ですね」
「そうだ。この国にいたのかよ」
「そうでしょうね。だって、わたしを狙っていたのですから」
「なぜ狙う」
「さあ、分かりません。ですが、覚えがあるとしたら……『全種類ポーション製造』でしょうね」
「……!」
聞き返そうと思ったけど、露店には既に列が出来ていた。三十人以上は並んでいた。……まずはブルーポーション改を売ってからだな。
俺はウィルソンの体を支えつつ、リゲルとかいう男を睨みつけた。
飄々した表情で立ち尽くすリゲルは、剣を向けてきた。
「お前こそ錬金術師だな。だが、宮廷錬金術師ではないようだな」
「だったらなんだ」
「フォーマルハウトの居場所を教えろ。ヤツはブルーハーブを買い占めていると聞いた。貴重な魔力源を奪っているんだ」
「そりゃ金のあるヤツは買うだろ」
「馬鹿か。このまま買占めが続いたらブルーハーブはどんどん高騰する。ブルーポーションも値上がりするんだよ。そうなったら魔力の回復が大変になる」
なるほど、コイツの言っていることも分かる。冒険者からすれば魔力の回復は重大だ。魔力が底を尽けばスキルが使えない。
中級以上の冒険者ともなると、当たり前に魔力を使う。
更に言えば、魔法職にとっては死活問題だ。
ブルーハーブの買い占めが中級以上の冒険者にとっては大打撃ってことか。
「だからって暴力で解決するのか」
「もう一週間以上、買い占めが続いているんだぞ! ブルーポーションの販売もかなり少なくなっている。だから中堅、大手ギルドではすでに不満が爆発しているんだ。宮廷錬金術師のフォーマルハウトを探し、買い占めを止めさせないと大変なことになる」
「分かった。ブルーポーションが手に入れば良いんだな?」
「そうだ。だからこれ以上、邪魔するんじゃねえ」
「まて。俺がブルーポーションを売ってやる。それも普通のじゃない……改造ブルーポーションだ」
俺がそう言うと、周囲の野次馬が「おぉ~」と騒然となった。
「まさか、あのレッドポーション改のブルー版かよ!」「え、マジ! 新製品が出来たんか」「それなら買うしかないじゃん」「おいおい、並ぼうぜ!!」「多少高くても買うぜ。魔力は重要だからな」「わたしなんて魔術師だから、魔法たくさん使うの! 困ってるの!」「僕もだ。聖属性魔法の燃費が悪くてさ」
なんか既に客がついているんだけど……!?
だが、リゲルはそれでも怒りが収まらなかったようだ。
「錬金術師……貴様。お前もブルーハーブを買い占めしたな!」
「なんでそうなる。俺のは自分で採集してきたんだ。買い占めじゃない」
「あのヒッパルコスの森へ行ったのか。ひとりで? 不可能だ。あそこにはソルジャーゴブリンがうようよしているんだぞ。回復剤なしでいけるがわけが……いや、可能なのか」
「ああ、お前がボコボコにしてくれたウィルソンのおかげでな。というわけだ、まずは謝れ!!」
「あ? お前は何を言っているんだ。俺がやったんじゃねぇよ」
「ふざけるな! どうみたってお前だろ、リゲル!」
「寝言を言ってんじゃねぇよ。その男をボコったのは別人だ。おい、そうだろ!」
リゲルは他のヤツに聞いていた。
周囲の人間はうなずく。
マジか……犯人はリゲルじゃないのか。
ウィルソンに誰がやったのか聞こうとしても、気絶しているしな。
「じゃあ、誰が!!」
「ヤツは“爆炎の錬金術師”と名乗っていた」
「え……なんだって」
「俺はその男がズタボロにされていたから庇ってやったんだがな」
え、そうだったのか。
そういえば周囲の冒険者もリゲルを止める素振りがないし……悪口を言ったりすることもなかった。
俺の勘違いなのか。
ていうか、爆炎の錬金術師って……!
「そうか、すまん」
「いや、俺はブルーポーションが手に入ればそれでいいが……けどな、買い占めは許さん。見つけ次第、フォーマルハウトは倒す」
「分かった。今は俺の作ったブルーポーションで我慢してくれ」
「……ああ」
リゲルは少しは納得して背を向けた。
さて、ウィルソンの回復を急がないと。
なかなか深い傷だぞ。
どうするべきか焦っていると、ヴァルハラがこう言った。
「カイリさん、カイリさん」
「なんだ、ヴァルハラ。俺は今、ウィルソンを病院に連れていこうと思ったんだ。けど、ここからは遠くてな」
「分かりました。わたしが治療しましょう」
「え、そんなことが出来るの?」
「猫のままでも可能です。ただ、魔力がないので……回復剤が必要ですが」
「分かった。ブルーポーションを飲んでくれ」
俺は、ブルーポーションをヴァルハラに飲ませた。
魔力が回復したようだ。
「ありがとうございます。では、ウィルソンさんに近づきますね」
ヴァルハラは、トコトコと歩いていき――ウィルソンのおでこに肉球を当てた。すると、ピカピカと光りはじめた。
「なんの光だ?」
「大丈夫。これは回復魔法です! ……ヒール!」
神々しいライムグリーンの光がウィルソンを覆う。すると、血が消えて傷が完治した。直後、意識を取り戻していた。
ウソ……ヒールが使えるのか!
「……ん、ここは」
「ウィルソン! 良かった、無事で」
「なぜ自分は……」
「お前は“爆炎の錬金術師”にやられたらしいな。本当か?」
「ああ……そうだ。突然襲われて……それでカイリのことを聞かれたんだ」
「俺のことを?」
「お前の頭に乗せているヴァルハラについて聞かれたよ。知らんと答えたら、この有様さ」
そうか、俺のせいだったのか。
くそっ……大切な友達を巻き込んでしまった。
「すまない、ウィルソン」
「なぜお前が謝る。悪いのはその爆炎の錬金術師だ」
「だけど……」
「気にするな。幸い、死んではいないし……今はあれだ。お客さんを待たせてやるな。今日も商売だろ?」
「その予定だ。でも、今はウィルソンの体調の方が!」
「自分は平気だ。あとで詳しいことを話すからさ」
「……分かった。俺は露店をするから後で来てくれ」
「もちろんだ」
衰弱しているウィルソンを運び、バズさんに任せた。
俺は露店へ向かった。
「なあ、ヴァルハラ」
「分かっています。爆炎の錬金術師ですね」
「そうだ。この国にいたのかよ」
「そうでしょうね。だって、わたしを狙っていたのですから」
「なぜ狙う」
「さあ、分かりません。ですが、覚えがあるとしたら……『全種類ポーション製造』でしょうね」
「……!」
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