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第30話 S級ランクの植物型ホムンクルス
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「これを使う!」
「そんなポーションでこの私に勝てるとでも……」
ベガは別の手段に出ようとしていたが、俺はその前にホムンクルスポーションを地面へ投げつけた。
すると人型の植物が現れた。
全身が緑で少女っぽい雰囲気。だが、確実にホムンクルスを思わせる異形。ただならぬ雰囲気があった。
『――――』
「な、なんだこの緑のモンスターは!」
「これは試作のホムンクルスさ。俺の言うことにしか従わない」
「ホムンクルスだと!? 馬鹿な! ホムンクルスはS級以上の錬金術師にしか造れない代物だぞ!! カイリ、お前はB級のはずだ!!」
全種類ポーション製造のおかげだ――とは言わないけどな。
「企業秘密さ」
それより、この植物型ホムンクルスはS級ランクの『ナイトスターリリー』というらしい。緑から美しい桃色の花を開花させた。
どうやら、光合成で“魔力”を増幅させる仕組みらしい。ホムンクルスの能力をアップさせ、進化を促す作用もあるようだ。
ナイトスターリリーは、物凄いスピードであのベガに向かっていく。
「こ、こんな不気味な植物ごときが!!」
『――!!』
ベガは何かで反撃しようとしたが、その前にナイトスターリリーが植物の拳をヤツの顔面にぶち込んだ。
「ぐふぉおおおおおおおお!?」
ドゴォォォっと鈍い音がした。
な、なんて威力だ。
転がっていくベガは、頑丈な壁に激突。メリ込んでいた。
「俺のホムンクルス、つえぇ……」
「カイリさん、凄いです!!」
グレイスもだが、周囲の冒険者も大絶賛だった。
「すげえ、あれがホムンクルス!?」「はじめてみたよ」「普通、S級以上の錬金術師しか扱えないからな」「ホムンクルスってあんな強いのかよ」「俺も錬金術師を目指そうかなあ」「桁違いの強さだ」
さすがの事態に衛兵がすっ飛んできた。
「何事だ!! ……って、またカイリ、貴様か!」
「ち、違いますよ。あのベガってヤツが襲ってきたんです。露店街の秩序を守ったんですよ」
「……あの赤いローブか」
俺も周囲の冒険者も頷いた。
良かった。目撃者がいて。
「というわけです。悪いのはベガですよ」
「まったく、トラブルが絶えないな。まあいい、あの赤いローブを連行する。もうあんまり目立つようなことはするなよ」
衛兵はベガを連行していく。
直後、歓声が上がった。
「おおおおおおおお!!」「さすがカイリ!!」「やっぱアイツがいないと露店街の平和は守られないな」「珍しいポーションも多いし」「カイリがいれば、ここは安心だな」「私、カイリさんのファンです!!」「……彼女とか募集してないかな」
なんか凄いことになっとる。
「カイリさんの人気凄いですね」
「そ、そうかな。行こうか、グレイス」
「はいっ」
平和になったところで、いつもの露店スペースを目指す。
* * *
露店スペースに腰掛け、俺はニューポーションやレッドポーション改など商品を並べていく。
まだ開店準備中にも関わらず、すでに長い行列が出来ていた。……もうこんなに。
「忙しくなりそうだよ」
「本当に凄いですね、こんなにお客様が並ばれるなんて信頼されている証拠ですね! カイリさんを尊敬していますっ」
俺の隣に座るグレイスが身を寄せてきた。……これは嬉しいな。
やる気もアップしたし、どんどん売っていくか!!
「そんなポーションでこの私に勝てるとでも……」
ベガは別の手段に出ようとしていたが、俺はその前にホムンクルスポーションを地面へ投げつけた。
すると人型の植物が現れた。
全身が緑で少女っぽい雰囲気。だが、確実にホムンクルスを思わせる異形。ただならぬ雰囲気があった。
『――――』
「な、なんだこの緑のモンスターは!」
「これは試作のホムンクルスさ。俺の言うことにしか従わない」
「ホムンクルスだと!? 馬鹿な! ホムンクルスはS級以上の錬金術師にしか造れない代物だぞ!! カイリ、お前はB級のはずだ!!」
全種類ポーション製造のおかげだ――とは言わないけどな。
「企業秘密さ」
それより、この植物型ホムンクルスはS級ランクの『ナイトスターリリー』というらしい。緑から美しい桃色の花を開花させた。
どうやら、光合成で“魔力”を増幅させる仕組みらしい。ホムンクルスの能力をアップさせ、進化を促す作用もあるようだ。
ナイトスターリリーは、物凄いスピードであのベガに向かっていく。
「こ、こんな不気味な植物ごときが!!」
『――!!』
ベガは何かで反撃しようとしたが、その前にナイトスターリリーが植物の拳をヤツの顔面にぶち込んだ。
「ぐふぉおおおおおおおお!?」
ドゴォォォっと鈍い音がした。
な、なんて威力だ。
転がっていくベガは、頑丈な壁に激突。メリ込んでいた。
「俺のホムンクルス、つえぇ……」
「カイリさん、凄いです!!」
グレイスもだが、周囲の冒険者も大絶賛だった。
「すげえ、あれがホムンクルス!?」「はじめてみたよ」「普通、S級以上の錬金術師しか扱えないからな」「ホムンクルスってあんな強いのかよ」「俺も錬金術師を目指そうかなあ」「桁違いの強さだ」
さすがの事態に衛兵がすっ飛んできた。
「何事だ!! ……って、またカイリ、貴様か!」
「ち、違いますよ。あのベガってヤツが襲ってきたんです。露店街の秩序を守ったんですよ」
「……あの赤いローブか」
俺も周囲の冒険者も頷いた。
良かった。目撃者がいて。
「というわけです。悪いのはベガですよ」
「まったく、トラブルが絶えないな。まあいい、あの赤いローブを連行する。もうあんまり目立つようなことはするなよ」
衛兵はベガを連行していく。
直後、歓声が上がった。
「おおおおおおおお!!」「さすがカイリ!!」「やっぱアイツがいないと露店街の平和は守られないな」「珍しいポーションも多いし」「カイリがいれば、ここは安心だな」「私、カイリさんのファンです!!」「……彼女とか募集してないかな」
なんか凄いことになっとる。
「カイリさんの人気凄いですね」
「そ、そうかな。行こうか、グレイス」
「はいっ」
平和になったところで、いつもの露店スペースを目指す。
* * *
露店スペースに腰掛け、俺はニューポーションやレッドポーション改など商品を並べていく。
まだ開店準備中にも関わらず、すでに長い行列が出来ていた。……もうこんなに。
「忙しくなりそうだよ」
「本当に凄いですね、こんなにお客様が並ばれるなんて信頼されている証拠ですね! カイリさんを尊敬していますっ」
俺の隣に座るグレイスが身を寄せてきた。……これは嬉しいな。
やる気もアップしたし、どんどん売っていくか!!
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