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特別な放課後デート
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教室へ戻り、午後の授業を受けていく。
午前中にあった魚谷事件の影響で少しばかりバタついていたが、それでも授業は進んでいった。
隣の席で真面目に授業を受ける関さん。
時折、こちらに視線を向けて笑ってくれる。
ただそれだけなのに俺は、気持ちが昂る一方だった。関さんの顔を見ているだけで……胸がドキドキする。
そんな中、関さんが“何か”を飛ばしてきた。……これは手紙か。
それを開くと可愛らしいメモ帳の切れ端だった。なんか良い匂いもするぞ。いや、それよりも内容だが……。
『放課後、どこか遊びに行かない?』
なんと関さんからお誘いが。
断る理由なんてない。
俺はサムズアップで応えた。
すると関さんも可愛らしいサムズアップを返してくれた。決まりだっ。
* * *
外は茜色に染まりつつあった。
放課後を告げるチャイムの音。
部活へ行ったり、家へ帰る瞬間だ。
俺はもちろん、関さんと遊びに行く。つまり、これはデートってわけだ。楽しみだなぁ。ワクワクする。
「関さん、行こうか」
「うん、とりあえず学校を出ようか。早くしないとナンパが来るからさ」
「ナ、ナンパ!?」
「うん、ナンパというかデートに誘われるというか」
関さんってそんなにモテるんだなぁ。いや、そうだよな。こんな明るくて可愛い美少女だ。男からすれば一緒に遊びたい、付き合いたいと思うのは当然の欲求だ。俺だってそのひとりではあった。
だが現在、関さんの隣は俺が占有している。もう誰も俺と関さんの間を引き離すことはできない。“許嫁”という最強すぎる『特殊カード』があるからな。
その札を見せた瞬間、相手は即死だ。
「これからは、俺がいるって堂々と言っていいよ。それなら男も諦めるだろ」
「そうするね。旦那様がいるって」
「だ、だ、旦那様!?」
いきなり言われ、俺は顔が沸騰した。
……それは破壊力抜群すぎるって!
まさかこんな唐突に言われるとは思わなかった。
「あ、有馬くんってば顔が赤いよ~? 照れちゃったー?」
「く、くぅ……。そういうのに免疫とかないんだ。いつも鼓動が早いよ」
「そっか~。でもね、わたしもドキドキしてるよ。男の子と付き合うの初めてだもん」
俺の手を握りながら、関さんは笑う。
手……手ェ!?
女子から手を握られてしまった。
しかも、かなりガッツリと。
嬉しすぎて、俺は卒倒する寸前だったが――なんとか意識を保った。……あぶねぇ、危うく昇天するところだったぞ。
「そ、そうなんだ。意外だな……関さんみたいな可愛い女子なら、誰かしらとデートとか」
「今まで全部断ってきた。だって、有馬くんと許嫁だからね」
いったい、いつから俺と関さんは許嫁だったのかな。全部断ってきたってことは、相当前からなのだろうか。やはり、一度親父を確保して吐かせないとな。
「ああ、そうだ。どこへ行こうか」
「とりあえず、近くの公園へ行こ。ほら」
関さんは、俺の手を引っ張ってくれる。
歩いて近所の鬼塚公園へ。
ここは散歩道が広範囲にあり、体育館やテニスコートも完備されている。もちろん、子供向けの遊具や広場も複数存在する。
割と大規模な公園だ。
少し歩けばベンチもそこら中にある。
適当な場所を探し、木製のベンチに腰掛けた。
「ここはのどかだよな~」
「有馬くん、ちょっとちょっと」
「ん?」
「わたしの膝の上に頭を乗せてくれる?」
「え……それって」
ひ、ひざまくら!?
マ、マジかっ。
マジかよ!!
難易度高すぎだろ……!
手を繋ぐのでもハラハラしたのに、今度はひざまくら!? やばい。やばいって! 他人に見れたら恥ずかしくて死んでしまう。
「大丈夫。ここそんなに人は通らないから」
「けど……」
困惑していると、関さんが小さな頭を俺の膝の上に――いいいいいいいいいい!?
って、逆ぅー!
それ逆~~~~~~!!
あ、
あ、
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……!!!!!(※幸せの叫び)
午前中にあった魚谷事件の影響で少しばかりバタついていたが、それでも授業は進んでいった。
隣の席で真面目に授業を受ける関さん。
時折、こちらに視線を向けて笑ってくれる。
ただそれだけなのに俺は、気持ちが昂る一方だった。関さんの顔を見ているだけで……胸がドキドキする。
そんな中、関さんが“何か”を飛ばしてきた。……これは手紙か。
それを開くと可愛らしいメモ帳の切れ端だった。なんか良い匂いもするぞ。いや、それよりも内容だが……。
『放課後、どこか遊びに行かない?』
なんと関さんからお誘いが。
断る理由なんてない。
俺はサムズアップで応えた。
すると関さんも可愛らしいサムズアップを返してくれた。決まりだっ。
* * *
外は茜色に染まりつつあった。
放課後を告げるチャイムの音。
部活へ行ったり、家へ帰る瞬間だ。
俺はもちろん、関さんと遊びに行く。つまり、これはデートってわけだ。楽しみだなぁ。ワクワクする。
「関さん、行こうか」
「うん、とりあえず学校を出ようか。早くしないとナンパが来るからさ」
「ナ、ナンパ!?」
「うん、ナンパというかデートに誘われるというか」
関さんってそんなにモテるんだなぁ。いや、そうだよな。こんな明るくて可愛い美少女だ。男からすれば一緒に遊びたい、付き合いたいと思うのは当然の欲求だ。俺だってそのひとりではあった。
だが現在、関さんの隣は俺が占有している。もう誰も俺と関さんの間を引き離すことはできない。“許嫁”という最強すぎる『特殊カード』があるからな。
その札を見せた瞬間、相手は即死だ。
「これからは、俺がいるって堂々と言っていいよ。それなら男も諦めるだろ」
「そうするね。旦那様がいるって」
「だ、だ、旦那様!?」
いきなり言われ、俺は顔が沸騰した。
……それは破壊力抜群すぎるって!
まさかこんな唐突に言われるとは思わなかった。
「あ、有馬くんってば顔が赤いよ~? 照れちゃったー?」
「く、くぅ……。そういうのに免疫とかないんだ。いつも鼓動が早いよ」
「そっか~。でもね、わたしもドキドキしてるよ。男の子と付き合うの初めてだもん」
俺の手を握りながら、関さんは笑う。
手……手ェ!?
女子から手を握られてしまった。
しかも、かなりガッツリと。
嬉しすぎて、俺は卒倒する寸前だったが――なんとか意識を保った。……あぶねぇ、危うく昇天するところだったぞ。
「そ、そうなんだ。意外だな……関さんみたいな可愛い女子なら、誰かしらとデートとか」
「今まで全部断ってきた。だって、有馬くんと許嫁だからね」
いったい、いつから俺と関さんは許嫁だったのかな。全部断ってきたってことは、相当前からなのだろうか。やはり、一度親父を確保して吐かせないとな。
「ああ、そうだ。どこへ行こうか」
「とりあえず、近くの公園へ行こ。ほら」
関さんは、俺の手を引っ張ってくれる。
歩いて近所の鬼塚公園へ。
ここは散歩道が広範囲にあり、体育館やテニスコートも完備されている。もちろん、子供向けの遊具や広場も複数存在する。
割と大規模な公園だ。
少し歩けばベンチもそこら中にある。
適当な場所を探し、木製のベンチに腰掛けた。
「ここはのどかだよな~」
「有馬くん、ちょっとちょっと」
「ん?」
「わたしの膝の上に頭を乗せてくれる?」
「え……それって」
ひ、ひざまくら!?
マ、マジかっ。
マジかよ!!
難易度高すぎだろ……!
手を繋ぐのでもハラハラしたのに、今度はひざまくら!? やばい。やばいって! 他人に見れたら恥ずかしくて死んでしまう。
「大丈夫。ここそんなに人は通らないから」
「けど……」
困惑していると、関さんが小さな頭を俺の膝の上に――いいいいいいいいいい!?
って、逆ぅー!
それ逆~~~~~~!!
あ、
あ、
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……!!!!!(※幸せの叫び)
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