お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

クラスの花子さん

僕の名前は、無鉄砲　佳畏（むてっぽう　けいわい）

通称【佳くん】　と呼ばれている。

のろい中学に通う。

中学３年生！思春期、真っ盛り。

僕には、今とても気になる女の子がいる。

それは、クラスの1番後ろの席に座る。

【花摘　花子】　通称　花子さんだ。

僕は、花子さんの事が気になる点が2つある。

それは・・・

花子さんは、とても美人！

そして、クラスの人気者だ！

僕もクラスでは、人気があり。

クラスの皆んなと友達だ！

しかし・・・

花子さんと僕は、一度も話した事がない。

僕は、不思議に思った。

いつから同じクラスになり。

いつから一緒に授業を受けているのか･･･

転校生では無い花子さんは、初めからクラスにいたのだが

僕は、覚えがない。

僕は、花子さんの事で頭の中がいっぱいになった。

【これは、きっと！恋なのだろう。】

そう思った僕は、花子さんに告白する事にした。

放課後！皆んなが帰るのを待った。

花子さんは、全く帰ろうとしない。

（きっと！僕を待っているんだ！）

そう思った。

そうして、花子さんと2人っきりになると！

僕は、花子さんに話をかけた。

「ヤァー！花子さん。
君は、まだ帰らないのかベイビー･･････」

「あ！無鉄砲くん。
何か用意？」

「花子さん！僕の事は、佳で！いいよベイビー･･････」

「あ！そう･･･なら！　佳くん
私に、何か用意？」

「いや！実は、君に話があるんだ！」

「話し･･････なに？」

「実は、僕は君の事が・・・気になっているんだ！」

「へぇ～･･･もしかして、私の秘密に気づいちゃった･･･？」

「そ、そうさ！僕は、君の秘密（魅力）に気づいてしまったんだ！！！」

僕は、恥ずかしくなり。

目をつぶってしまった。

「なら！生かしておくわけには、いかないわね･･･」

僕は、自分の心臓の音で何も聞こえなくなっていた。

「だから・・・！！！」

一方で、花子さんは禍々しいオーラを纏い。

圭くんに襲い掛かろうとしていた。

そして、ぼくは！！！

「付き合ってください！！！」

大声で、叫んだ！！！

そして、手を伸ばすと･･････

何の反応もない！

僕は、恐る恐る目を開けると・・・

真っ赤になり。

手で顔を隠す花子さんが、そこに居た。

僕は、答･･････

「答えを聞かせてくれ！花子さん！！！」

「いや！ちょっ、と、、まって！」

「何故！？待つ！！！答えは一つ。
真実は、たった一つ！！！
僕と付き合ってくれ。」

「いや‥！その…！実は・・・！」

「何？ハッキリ言ってくれ！！！
拒否は、認めん！！！」

「いや！そうじゃなくて･･･」

「何？」

「実は、私！人じゃないの！」

「構わん。付き合ってくれ！」

「え？　いいの！？　人じゃないんだよ！」

「人じゃない？まぁー！可愛いから何でも、いいよ。」

「そんなに適当に決めて！いいの？」

「いいよ。別に！
僕が、好きなんだから。」

「ゔぅ～･･･。分かったわ！
付き合います。
これから、よろしくお願いします。」

「やったーーーー！！！」

僕は、飛んで喜び走り回った。

そして、落ち着くと……

「で？人じゃないって、どう言う事？？？」