お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

漫点

文字の大きさ
13 / 93

コックリさん

しおりを挟む
それは、あの有名な!

真ん中に鳥居を書き!となりに・・・
【YES】【NO】下に五十音を書いた紙!

そこに10円玉を置いて・・・準備完了。

2人は、10円玉に指を置くと!

「では・・・いきますよ!佳くん・・・」

「あ・・・うん・・・」

『コックリさん、コックリさん、いらしゃいましたら・・・お越し下さい・・・」

すると・・・

教室に禍々しい妖気が、立ち込めた!

「わたしを・・・呼んだのは・・・オマエ達・・・か・・・」

「うわっ!こんなんで、本当に現れた!」

「オマエ達・・・わたしを・・・バカにしているのかぁ・・・」

「いえ!バカには、していません。
お願い事があって、お呼びしました!」

「ほお・・・それは・・・なんじゃ・・・!?」

「実は・・・花子さんの呪いを解いてもらいたいんすよ~・・・」

「ほお・・・それは、それは!
じゃが・・・ならん。」

「それは、何でですか?」

「わたしは、人間が嫌いじゃ!だから・・・
人間の頼みなど!聞いてやらん。」

「へぇ~・・・何で?人間が嫌いなんですか・・・?」

「それは!!!人間が、わたしを・・・この学校に閉じ込めたからじゃ!!!」

「詳しく聞かせてもらっても良いですか・・・?」

ともともコックリさんは、近くの稲荷神社に仕えてたらしく・・・

ある時・・・

この学校で、コックリさんを行った生徒達のせいで・・・

この学校に召喚されたらしい。

しかし、何度かは帰ることができたらしいが・・・

また呼ばれる!

そして・・・

途中で止めて!コックリさんを鳥居に帰してくれなかった生徒達に頼んで帰してもらおうと思って、その子達に近づいたら・・・

1人の事が、階段を踏み外し!

捻挫をしてしまった。

それをコックリさんの呪い!とか言って!

コックリさんをやる者が、めっきり居なくなると・・・帰れなくなった。

「しかも・・・わたしを呼び出して!
聞いて来る事は、皆んな同じじゃ!!!
誰が!誰を好きだの!なんだの・・・
だれだれくんの好きな人を教えて!だの・・・

知らん!!!そんな事、どうでもいい!!!
くだらん事で、わたしを毎度毎度!呼び出しやがって・・・・・・・・・・・・!!!」

「それは、それは・・・お気の毒に・・・
では!こう言うのは、どうでしょう!」

「なんじゃ!!!」

「僕達が、コックリさんを戻してあげます!
ので・・・花子さんの呪いを解いて下さい。」

「嫌じゃ!!!」

「なぜ?」

「もし、お前に戻してもらった後に
誰かが、わたしを呼んだら!どうするんじゃ!!!意味がなかろう!!!」

「そうですね・・・」

「・・・」

「ならば!僕の式神になるのは、どうでしょう。」

「おぬしの・・・ふざけるな!
わたしが・・・何処の誰とも知らぬ小わっぱ!
なんぞに支えてたまるか・・・!!!」

「そうですかぁ・・・良い案だと思ったのですが・・・
仕方ないですね・・・なら殺します。」

「フンっ・・・お前みたいな小わっぱが、わたしに勝てるとでも思っているのか・・・
その思い上がり!後悔させてくれるわ!!」

「ヤレるもんなら、やってみろ!!!」

「ちわ!ちょ‥っと、佳くん!出来るだけ!
戦闘は、避けてって言ったじゃない!!!」

「え!ても・・・言う事聞かないから・・・」

「何で!上からなのよ・・・!!!」

「ごちゃごちゃ五月蝿い!行くぞ!小わっぱ・・・」

すると・・・

コックリさんは、隠していた九つの尻尾を伸ばして

その周りに、九つの青い火の玉を出し始めた。

「おお・・・!!!
九尾だったんだ!!!これは、強いね。」

「たから言ったじゃない!!!」

花子さんが、怒ると・・・

「喰らえー!!!」

コックリさんが、九つの火の玉を投げつけて来た!

僕は、それを・・・

右から左へ受け流すと・・・

残りを打ち返した!

「ほお・・・打ち返すとは・・・なかなか、やるようじゃな!小わっぱ・・・」

「へッ‥!
まだまだ!こんなもんじゃないぜ!!!」

僕は、カッチカチの妖怪退治棒ー!で、殴りかかると・・・

コックリさんが、それをかわすと・・・

僕が振った轟音が、鳴り響いた!

それに、ヒャッとしたのか・・・コックリさんは、僕から距離をとった。

僕は、休む事なく!ワイルドに襲いかかった!

そして・・・

バゴーーン!!!

コックリさんに一撃が、入ると・・・

「僕の方が、速いみたいだね。」

「ぬかせ!小わっぱ・・・」

それから・・・僕とコックリさんは、踊るような攻防を続けるも・・・

最後は、案外あっけないものだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

神木さんちのお兄ちゃん!

雪桜
キャラ文芸
✨ キャラ文芸ランキング週間・月間1位&累計250万pt突破、ありがとうございます! 神木家の双子の妹弟・華と蓮には"絶世の美男子"と言われるほどの金髪碧眼な『兄』がいる。 美人でカッコよくて、その上優しいお兄ちゃんは、常にみんなの人気者! だけど、そんな兄には、何故か彼女がいなかった。 幼い頃に母を亡くし、いつも母親代わりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?! そう思った華と蓮は、兄のためにも自立することを決意する。 だけど、このお兄ちゃん。実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった! これは、モテまくってるくせに家族しか愛せない美人すぎるお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ。 果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、恋人ができる日はくるのか? これは、美人すぎるお兄ちゃんがいる神木一家の、波乱万丈な日々を綴った物語である。 *** イラストは、全て自作です。 カクヨムにて、先行連載中。

処理中です...