お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

漫点

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体探し2

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そうして、学校に着くと!

クラマは、人の姿へと戻った。

「とりあえず何処から探そうか!」

そう言うと・・・

「屋上から探しましょう。」

そう花子さんが、言ったので!階段を登り上へと向かった。

屋上に着くと外は、もう真っ暗。

「手分けして、探そうか。」

そう提案するが・・・

懐中電灯が、一つしか無い為!手分けして探せ無い事に気づくと・・・

クラマが9本のうちの6本を青い火の玉に変えた。

「これなら見えるじゃろう!」

そうして、手分けして探すが・・・全く見つからない!

「屋上に隠すかな・・・?」

「何で?違うと思うの!?」

「いや!何となく・・・隠せる場所もあまり無いし・・・多分!屋上は、違うと思うよ。」

「そうかしら・・・」

「うん・・・僕なら見つからないように地下に隠すと思う。」

「私もその意見に賛成じゃ!」

「そうかなぁ・・・」

「・・・?
とりあえず違う場所も探してみよう。」

「・・・分かったわ。」

そうして、僕達は来た道を戻り!一階に降りる事に・・・

途中!鏡じじいを引っ張り出そうと思ったが、まだロックがかかっている為に

鏡じじい引き出し作戦は、失敗した。

それから一階に着くと・・・

色んな場所の特に地面を調べたが、見つからなかった。

「う~ん・・・この学校に地下室が、ある場所が分かれば・・・」

そんな事を言っていると・・・

花子さんが、また屋上を調べたい!と言って来たので・・・

また屋上に戻り!

調べる事に・・・

「花子さん・・・なんか、屋上を気にしているようだけど!
心当たりでも、あるの?」

「全く!無いわ。」

「全く無いのかよ!」

僕がツッコむ!とクラマが・・・

「やはり!屋上では、ない!!!」

そう宣言をした。

「何で?そう思うの・・・クラマ!?」

「断言は、出来んが・・・屋上には鏡がないからじゃ!」

「なるほど・・・」

「何か分かったの?」

「いや!別に大した事では、無いけど・・・
鏡じじいが、隠したなら
その場所には、きっと鏡がある!
クラマは、それを言いたいんだと思う。」

「そうじゃ!」

「ならヤッパリ!地下だよね。」

「それは、分からんが・・・」

「一度、一階に戻ろうよ!」

「そうじゃな!」

「・・・そうかなぁ・・・・・・・・・。」

「花子さん・・・本当に!探す気ある?」

「えっ!あるわよ!!!」

「・・・だよね。
自分の体だもんね・・・
とりあえず!一階に戻ろう!」

そう言って、一階に戻ると・・・

「まだ、探してない!体育館に行ってみようよ!!!」

「おお!体育館・・・地下室もありそうじゃのぉ・・・」

「だよね!だよね!」

そうテンションの上がる佳とクラマをよそに

花子さんは・・・

「多分・・・体育館では、無い気がする・・・」

「・・・」

「・・・何で、そう思うの?」

「分からない!でも、違う気がするの・・・」

「・・・」

「何を言っておるのじゃ・・・お主!?」

「とりあえず!試しに行ってみようよ・・・」

「なら、私は行かないわ!」

「・・・。
クラマ!とりあえず、花子さんと一緒にいて!」

「あい!分かった。」

「じゃー!見てくるね。」
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