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2章
しおりを挟むそれから・・・佳くんをゆっくりと寝かせると!
パチっ! と目を開いた。
「花子さん、おはよう。僕・・・寝ぼけてた?」
「あ・・・うん。」
寝かせると起きるなんて子供か!? と思ったけど・・・
それもまた、佳くんらいしと思った。
それから私達は、学校の準備を整え。
学校に向おうと家を出ると・・・
「花子さん・・・」
「はい。」
「花子さんって、学校に行っても大丈夫なの?」
「・・・分かりません。」
「そっかー・・・そうだよね。
まぁ~行ってみれば分かるか!」
「そうですね。」
2人が、歩きながら話していると・・・
「問題ない!」
「問題ありませんよ!」
隣には、狐のクラマとミラがいた。
「うわっ!ビックリしたー・・・」
ミラーの名前は、安直過ぎると花子さんを助けた後に佳が、改めて命名した。
「で、! 大丈夫って、どう言う事?」
「それは、私達の方で色々とやっておきました。」
「さすが、ミラ仕事が早いね!」
「いえ・・・クラマ様の協力あっての物!
労いの言葉ならクラマ様にお伝え下さい。」
「そうなの。
クラマありがとう!」
「なんの主人の為ならば、協力するに決まっておるじゃろう!」
すると、花子さんが・・・
「ありがとうございます。
ミラ、クラマ。」
「気にするな!花子・・・
お主は、未来の主人の妻じゃ!
そこに協力するは、主人の願い。
当たり前の事をしたまでじゃ・・・」
「・・・でも・・・もし、圭くんが、他の誰かを好きになったら・・・私は・・・」
「それは、無いよ!花子さん。」
「何故そう言い切れるの・・・?」
「・・・何だろう!
家柄!?上手く説明は、出来ないけど・・・
とりあえず!今日、お爺ちゃんの所にでも行ってみようか!」
「何故・・・お爺さん?」
「おお!ギンコかぁー!!!それは、楽しみ!私も行くぞー!!!」
「分かった。分かった。
みんなで行こう!」
「・・・私の質問が・・・・・・。」
騒ぐクラマのせいで・・・私は、理由を聞けぬまま学校に着いてしまった。
そして、学校が終わり!放課後・・・
私達は、佳くんの本家である。
お爺さんの家に向かう事になった。
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