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婚約

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「・・・。」

とりあえず簡単に説明すると・・・

むか~し陰陽師の家系に、妖と結婚した者が居た。

その者は、陰陽師の一族から無鉄砲と呼ばれ!一族から追放された。

しかし、その者の家系は高い霊力を持つ者が生まれる事が多かったので・・・

元々の家系とは、別々の形で妖怪退治を行なっていったのが・・・

無鉄砲家!佳くんの一族である。

しかも、佳くんの家系は昔話に出て来る。

お話し・・・人の姿にも化けられる強い霊力を持つ妖。

雪女やベビ女、鶴の恩返し。
山女などと・・・ありとあらゆる。おとぎばなしに関係していて
その妖との子供達は、熊と相撲をしたり。

犬と猿とキジを連れて鬼退治をするなど、とても霊力も力も強い者までいて
数々の偉業を残した。

その為。佳くんの一族は、追放された後や現在の払いや陰陽師の中でも一目を置かれ。
最強の一族として、君臨しているらしい。

そして、佳くんの一族は本家を出て外で暮らすと妖の奧さんを連れ帰って来るらしく。

その際は、とても喜ばれるらしい。

そして、佳くんは外で暮らしている為。
確定で妖と結婚すると決まっていた。

その為。人の姿になれる元妖怪の私を連れて来た時点で・・・

ほぼ間違いなく!佳くんと私は、結婚するらしい。

との事だった・・・

その説明で、私はイマイチ納得出来なかったが・・・

佳くんの家系では、もう私が婚約者と言う。テイで、話が進んでいる。

「・・・はぁ~。」

私に何の説明もなく・・・話が進む。

まぁ・・・佳くんの一族らしいと言えばらしい。

こうして、私と佳くんの婚約が決まった。
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