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翌朝、リオンはギルドに向かった。
向かう際に、出会った。モンスター
猪鹿蝶を数匹倒しボックスルームにしまった。
猪鹿蝶とは、猪の見た目に鹿の角。
小さな蝶の羽が背中に付いた魔物だ。
お肉の味は、豚肉に近いらしい、、、

ギルドに着き。オイスターから聞いた情報で、被害のあった村人のいる避難所へと向かった。

避難所に、着くと、、、
途方に暮れた村人達が、居た。
そして、リオン改め黒騎士は
壊れた村を復興することを伝えた。

「だからお前達も手伝え!」

口は悪いが、、、自分達を助けてくれる黒騎士に
村人達は、感謝した。

また明日来る事を伝え。黒騎士は、猪鹿蝶を一頭プレゼントして、、、
避難所を後にした。

リオンが、向かった先は
ダンジョンだ!
オイスターに鉱石を大量に集められるダンジョンを紹介してもらい。
1人でダンジョンに、潜った。

鉱石の取れるダンジョンだけあって、、、
出てくるモンスターも岩系ばかりだった。
倒した際に出てくるドロップアイテムも鉄のインゴットだったり鉄や銅の塊なので、それも都合がよかったため、
出てくるモンスターを、次から次へと殴り倒していった。
「所で、チェシャ、、、
パンチ力が、少し弱くなった気がするんだけど、、、。」

(そうね。手袋の効果ね!
いいじゃない!どっちにしろ、一発で倒せるのだから)

「まぁ。そうなんだが、、、
何が変な感じがする。」

(そう!?じゃあ。魔力量を少し上げてみたら、、、)

「、、、こうか、、、、!!!」

(そうね。そのくらいじゃないかしら。)

「試してみる。」

ドゴーーーーーン!!!
一撃でモンスターを粉砕!

「おお!いい感じ。」

(馬鹿みたいに魔力を消費してるけど、、、
バカみたいに魔力が、あるから問題ないわね。
魔力量の調整の練習にもなるし
一石二鳥だわ。)

「よし!どんどん行くぞー!!!」

それから、かなりの量の鉱石が集まり
王都で馬を一頭購入して村人に帰った。


次の日、、、
錬金術で作った馬車に乗り壊れた村に現れた。

「よし。皆んな降りてくれ!」

「はい!」

「まず我々は、何をすれば良いのですか?」

「まず壊れた村の村人には、自分の家の形と間取りをこの紙に書いてもらいたい。」

「はぁ~。はい。」

「それで、、、お前達には、家のあった場所に
この魔法陣を描いて欲しいんだ、、、」

「分かりました。」

「それじゃー。あとは、頼んだ。
俺は、少し試したい事があるから」

「分かりました。では、皆んな始めるぞー!!!」

「おぉぉぉー!!!」

それから皆んなは、言われた準備を始めた。
リオンは、と言うと、、、
山に向かい!川を探していた。

「あった!!!川だ。」

そして、川を見つけると、、、
昨日の鉱石、鉄で鉄の筒を作り土魔法で、地面に埋めた。

お昼ご飯を食べて。
午後からは、、、錬金術で家を建て始めた。

村人に建設材料を運んでもらい、、、
次から次へと家を建てていった。

「凄い、、、!!!
錬金術とは、こんなにも便利だとわ、、、」
ビックリする村人を尻目に、作業はどんどん進んで行った。

陽が落ちて来たため作業を終わりにし
夜ご飯の支度を始めた。
勿論リオンが、取って来た猪鹿蝶を調理し皆んなで食べた。
そして仮設のテントに寝て朝を迎えた。
そして
またリオンは、何処かへ行ってしまった。
家の形と間取りを描き終えた村人は、魔法陣を描く作業に移った。
一刻も早く村を復興するため皆んなで、力を合わせた。
しかしリオンは、午後からしか
戻って来ない!!!
それから数日、、、村の家も大体出来上がって来た頃。
リオンが、戻って来た。
「黒騎士様、今日はお早いのてますね。」

「ああ。こっちも大体終わりだ!」

「ここ数日、何をしてたのですか?」

「実は、、、これをな!」

これと言って指差す地面には、何もなかった。

「まぁ。出来てからの楽しみって事だな。」

「はぁ。分かりました」

こっちも後数日で、完成しそうだな。俺も急がないとな!」

そう言って道や家の近くに、魔法で穴を掘っては埋めるを繰り返す。
数日経ち全ての建物が完成。
村の中央には、リオンが1人で作った建物が、、、

「黒騎士様、、、この建物は?」

「これか!?これは、、、
銭湯だ!!!皆んな中に入ってくれ。」

「銭湯?」
「はい。分かりました」

「そう。これが銭湯!おっきな、風呂だ!!!」

「おっきな風呂。それは凄い!
しかし、こんなに大量の水を我々は
用意出来ませんが。黒騎士様専用と言う事てますか?」

「違う。水は川から引いといた」

「川から?どうやって!?」

「地面の中に鉄の筒を埋めて引いて来たんだ。」

「なるほど、、、だから黒騎士様は、地面を掘られていたのですね。」

「そう言う事、、、皆んなの家にも引いといたから好きなだけ使ってくれ!」

「どう?使えばいいのですか?」

「このバルブを捻ると水がでる。」

「、おおー!これは、凄い、、、
これならワザワザ水を汲みに行かなくても、いくらでも使えると言う事ですね。」

「素晴らしい!」

「下水【汚い水】もとうして近くの森に流れる様にしたから、トイレも綺麗に使えると思うぞ。」

「それは、そんな事が出来るとは。」

「でも一つ問題があるんだが、、、」

「問題とは?黒騎士様が分からない事を我々が解決出来るとは思いませんが、、、
お聞かせ下さい。」
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