「バカな男子高校生が女子校に入学しました！」

第三十話 当たって砕けろ！

｢うぉぉぉぉおーー！！｣
今日は気合が入っていた。
なぜなら、そうでもしないと僕の心は壊れてしまうからだ。
それだけ、今から受けるであろう精神のダメージは計り知れないのだ。

｢あ、おはよう、真城さん！｣
僕は朝のチャイムがなるギリギリで来た、真城さんに向かって挨拶をした。
しかし、
｢……｣
返事が帰ってくることは無かった。
それどころか…ギロッ。
今まで見せたことのない目で僕のことを見てくる。その目はまるで、僕に対して怒っているかのようだった。
やっぱり、なにかしたんだろうか僕？

と言った具合で、僕のことを無視してくる真城さん。
今日の僕は頑張った。
休み時間の度に話しかけては、無視られた。
そんな半日が終わった。
もう、昼休みである。
僕はいつも通りに昼飯を食べる。
そして…