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第三十六話 水族館
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僕と真城さんは、一緒に電車を降りて、一緒に水族館に向かっていた。
目的地が同じなので、必然的に一緒に行動していた。
まるで、デートしてるみたいだと思いながら、歩いていた。
僕は先ほど電車の中で話していた話の話題を変えて話し始めた。
「水族館で待ち合わせとかしてるの?」
と聞いた。
「いえ、していません」
と少し不機嫌のように聞こえた。
まずい、僕はなんてデリカシーのない質問をしてしまったんだ。真城さんが、他人と遊ぶわけないじゃないか!
とまた失礼なことを考えながら…
「実は、僕もなんだよ。やっぱり、水族館は1人出来た方が、気が楽でいいよね!」
「…あなたも1人なんですか?」
「うん、そうだよ」
「そうなんですか…」
と真城さんは答えた。
どうしようか。
ダメもとでちょっと、言ってみるか!
と気持ちを引き締めてから、真城さんにこう言った。
「それでさぁ、もしよかったら、僕と一緒に水族館回らない?」
とまるで、ナンパしているみたいにいう。
この方が、断られた後のダメージが少ないと考えたからだ。
「え…さっきの会話からどうしてそうなるんですか?」
と真城さんは答えた。
そして不思議そうに僕のことを見ている。
無理もない、さっきから、1人の方が気が楽でいいよね、とか言っておいて今は、一緒に水族館回らないって言っているのだから、無理もないだろう。
それでもここは押してみる。
なぜだろう、この偶然出会った今を無駄にする訳にはいかない。
そして、少しでも、学校で話せるように情報を得て、今までどうり仲良くできるようにしたいのだ。
だから、ここで下がるわけにはいかない!
「えっと…ほら、こうして出会ったのも何かの縁だし…まぁ、君が良かったらなんだけど…」
と僕ははぎれが悪くはなす。
すると、真城さんは、僕の言ったことを聞いて、少し考えていた。
僕は、その答えが帰ってくるまで、黙り、待つ。
そして、少ししてから、真城さんの口が動いた。
「…分かりました。こんな私でよければ、良いですよ」
と答えてくれた。
「ありがとう!」
そういって感謝を伝えた。
もう、目の前には水族館が見えていた。
よっしゃー。
水族館デートの始まりだ!
と僕は胸を踊らせていた。
目的地が同じなので、必然的に一緒に行動していた。
まるで、デートしてるみたいだと思いながら、歩いていた。
僕は先ほど電車の中で話していた話の話題を変えて話し始めた。
「水族館で待ち合わせとかしてるの?」
と聞いた。
「いえ、していません」
と少し不機嫌のように聞こえた。
まずい、僕はなんてデリカシーのない質問をしてしまったんだ。真城さんが、他人と遊ぶわけないじゃないか!
とまた失礼なことを考えながら…
「実は、僕もなんだよ。やっぱり、水族館は1人出来た方が、気が楽でいいよね!」
「…あなたも1人なんですか?」
「うん、そうだよ」
「そうなんですか…」
と真城さんは答えた。
どうしようか。
ダメもとでちょっと、言ってみるか!
と気持ちを引き締めてから、真城さんにこう言った。
「それでさぁ、もしよかったら、僕と一緒に水族館回らない?」
とまるで、ナンパしているみたいにいう。
この方が、断られた後のダメージが少ないと考えたからだ。
「え…さっきの会話からどうしてそうなるんですか?」
と真城さんは答えた。
そして不思議そうに僕のことを見ている。
無理もない、さっきから、1人の方が気が楽でいいよね、とか言っておいて今は、一緒に水族館回らないって言っているのだから、無理もないだろう。
それでもここは押してみる。
なぜだろう、この偶然出会った今を無駄にする訳にはいかない。
そして、少しでも、学校で話せるように情報を得て、今までどうり仲良くできるようにしたいのだ。
だから、ここで下がるわけにはいかない!
「えっと…ほら、こうして出会ったのも何かの縁だし…まぁ、君が良かったらなんだけど…」
と僕ははぎれが悪くはなす。
すると、真城さんは、僕の言ったことを聞いて、少し考えていた。
僕は、その答えが帰ってくるまで、黙り、待つ。
そして、少ししてから、真城さんの口が動いた。
「…分かりました。こんな私でよければ、良いですよ」
と答えてくれた。
「ありがとう!」
そういって感謝を伝えた。
もう、目の前には水族館が見えていた。
よっしゃー。
水族館デートの始まりだ!
と僕は胸を踊らせていた。
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