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第五十二話 先生
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「さて、昼ご飯食べようか、真城さん」
「そうね、食べよ」
と僕と真城さんは二人教室で昼ご飯を食べ始めた。
そして食べ終わり、僕はトイレに向かった。
そんな時、屋上の方から、降りてくる伊藤先生を見つけた。
「お~い、伊藤先生!」
「ん?花園くん!」
先生は僕の方に寄ってきた。
そして
「なんで最近、屋上に来てくれないんだ!」
「え…」
突然大きな声で先生が言った。
近くにいた生徒たちがこちらを見る。急に大声で話し始めるから注目を浴びてしまう。
「先生、ちょっと場所変えましょう!他の生徒の目があって話しづらいです」
「あ…ごめん、そうだね」
「はい、屋上に行きましょう」
と僕と先生は屋上に向かった。
「で、どうしてきてくれなくなったの?もしかして、私のこと嫌いになったのかい」
と心配そうに聞いてきた。
「もう、そんな不安そうな顔をしないでくださいよ。僕が先生を嫌いになるわけないじゃなですか」
「そう…ならなんで?」
先生にだったら少し恥ずかしけど、いってもいいか。
「実は最近、真城さんと一緒にお昼食べてるんです」
と僕は正直に話した。すると、ほっとしたような顔をした。
「本当に私のことを嫌いになったわけではないらしいね。でもよかったじゃないか」
と自分のことのように喜んでくれた。しかし
「でも、これから一人で昼食というのも悲しいな」
と本当に悲しそうにいった。僕と一緒に食べるのが、そんなに先生には楽しいことだったらしい。
僕は、どうにかしたいと思った。先生とも食べたいし、真城さんとも食べたい…
僕は考えた結果、こうした。
「先生、真城さんも誘って、三人で一緒ではどうですか?」
と提案した。もちろん、今考えたことなので、真城さんには何の許可も得ていない。
でも、今考えられることで、これが最善ではないかと思った。
「え、もちろん私は構わないよ!でも、いいのかい?」
「えっと、まぁまだ真城さんには許可とってにですけど、多分大丈夫でしょう」
と何の根拠もなく僕は答えた。
「そうなの!じゃあ、任せるよ!もし大丈夫だったら、明日から頼むよ」
「わかりました。では、明日ここでまたお昼に」
「うん!では、私は職員室に戻るよ」
そう言って先生は先ほどとは違い、上機嫌で屋上を後にした。
さて、僕も戻らないと
僕も、先生に続いて屋上を後にした。
「そうね、食べよ」
と僕と真城さんは二人教室で昼ご飯を食べ始めた。
そして食べ終わり、僕はトイレに向かった。
そんな時、屋上の方から、降りてくる伊藤先生を見つけた。
「お~い、伊藤先生!」
「ん?花園くん!」
先生は僕の方に寄ってきた。
そして
「なんで最近、屋上に来てくれないんだ!」
「え…」
突然大きな声で先生が言った。
近くにいた生徒たちがこちらを見る。急に大声で話し始めるから注目を浴びてしまう。
「先生、ちょっと場所変えましょう!他の生徒の目があって話しづらいです」
「あ…ごめん、そうだね」
「はい、屋上に行きましょう」
と僕と先生は屋上に向かった。
「で、どうしてきてくれなくなったの?もしかして、私のこと嫌いになったのかい」
と心配そうに聞いてきた。
「もう、そんな不安そうな顔をしないでくださいよ。僕が先生を嫌いになるわけないじゃなですか」
「そう…ならなんで?」
先生にだったら少し恥ずかしけど、いってもいいか。
「実は最近、真城さんと一緒にお昼食べてるんです」
と僕は正直に話した。すると、ほっとしたような顔をした。
「本当に私のことを嫌いになったわけではないらしいね。でもよかったじゃないか」
と自分のことのように喜んでくれた。しかし
「でも、これから一人で昼食というのも悲しいな」
と本当に悲しそうにいった。僕と一緒に食べるのが、そんなに先生には楽しいことだったらしい。
僕は、どうにかしたいと思った。先生とも食べたいし、真城さんとも食べたい…
僕は考えた結果、こうした。
「先生、真城さんも誘って、三人で一緒ではどうですか?」
と提案した。もちろん、今考えたことなので、真城さんには何の許可も得ていない。
でも、今考えられることで、これが最善ではないかと思った。
「え、もちろん私は構わないよ!でも、いいのかい?」
「えっと、まぁまだ真城さんには許可とってにですけど、多分大丈夫でしょう」
と何の根拠もなく僕は答えた。
「そうなの!じゃあ、任せるよ!もし大丈夫だったら、明日から頼むよ」
「わかりました。では、明日ここでまたお昼に」
「うん!では、私は職員室に戻るよ」
そう言って先生は先ほどとは違い、上機嫌で屋上を後にした。
さて、僕も戻らないと
僕も、先生に続いて屋上を後にした。
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