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03. 狡い教師
ブーブー、という振動音が耳に届いて、絋生はぼんやりと目蓋を上げた。
寝ぼけたながら音の主を探ると、ベッド脇のナイトテーブルの上に無造作に置かれたスマホが鳴っていた。
「昴、電話」
鳴っているのは絋生のものではなく、昴のスマホだ。
そっと手に取ってみれば、アラームでもトークアプリやSNSの通知でもなく、通話の呼び出し画面が表示されていた。さすがに勝手に出るのは気が引けて、隣で眠る昴の肩を揺らした。
「ん……なに……」
「お前のスマホ、電話鳴って——あ、切れた」
昴にスマホを渡すところで、コールが途絶える。
起き上がった昴にそのままスマホを渡すと、彼は寝ぼけ眼ながらも履歴を開いて……苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた。眠気は一気に覚めたらしく、眉根を寄せてスマホの画面を睨みつけている。
「昴」
名前を呼ぶと、恋人は気まずそうに顔を上げた。
「嫌かもしんないけど、ちゃんと掛け直せよ?」
「…………」
「俺はリビングのほう行ってるから。電話が終わったらお前も来い。な?」
いまだ不機嫌顔の恋人の頭をくしゃくしゃと撫でて、絋生はベッドを降りて寝室を出た。
昴のスマホ画面に表示されていた名前は、遠野雅臣。
絋生は遠くから顔を見かけたことしかないが、昴の実父である。
昴は父親と折り合いが悪い。
別に虐待されていたとか、過保護すぎるとか、ネグレクトだったとか、そういうことはないらしい。ただ、勉学に関しては厳しく育てられたところはあり、その一方で放任主義的な一面もあるようだ。一言で言うなら「なすべきことはやれ。そうすれば口出ししない」といったところか。放任主義というよりは無関心気味な親のようだった。
そんな父親と折り合いが悪いのは、関係構築が上手くいっていないというよりは、性格的に馬が合わないのが原因のようだ。
母親とは幼少期に離別しているらしく、父と子の間を取り持つ人物がいなかったのも、折り合いの悪さに拍車をかけたのだろう。同性同士の気安さよりも、同性だからこそ感じる妬みや苛立ちのようなものが二人の間に生まれてしまっているのだと、絋生は推測している。
「コーヒーでも淹れておくか」
昴は電話を折り返したくなさそうだったが、絋生はちゃんと電話をするように伝えた。彼としては嫌だろうが、もともと素直なタイプなので絋生の言うこと聞いて、今ごろ電話をしているはずだ。
話の内容はわからないが、それがなんであれ昴にとってあまり好ましくないものであることは想像に容易い。
元日の朝——時計を見れば午前十時を回ろうとしていた——好きでもない親との電話で機嫌が今ひとつであろう恋人のために、絋生は豆からコーヒーを淹れることにした。
キッチンの棚からコーヒーを淹れるセットを取り出す。
アンティーク風の手動式コーヒーミルに、コーヒーサイフォン。電気ケトルで湯を沸かす間、フィルターをサイフォンにセットする。それからコーヒー豆が入ったキャニスターから豆を適量を取り出してミルに入れ、ゆっくりと香りを楽しみながら手で挽いていく。
ハンドルを三回も回せば立ち込めてくる、ほろ苦い香り。
朝方まで体を貪りあっていた怠惰な元日にはちょうどいいと思いながら、ハンドルを回し続けていると、電気ケトルの湯が沸く。
二杯分のコーヒー豆が挽けたところで、フラスコとマグカップにお湯を注ぎ、マッチで火をつけたアルコールランプをフラスコの下へと置く。絋生の職業は化学教師なこともあり、一連の作業は手慣れたものだ。
「ここからが面白いんだよな」
ロートをフラスコに差し込んで、垂れた鎖で湯の状態を確認したら、ロートを一度外して手挽きのコーヒー粉を投入してやる。再びロートを差し込みしばらくすればフラスコからお湯が上ってきた。さあお楽しみの始まりだと、絋生が丁寧に粉の世話をしてやれば、泡と粉と液体に別れた三つの層がロートの中にできた。
少し火を弱めてやって、しばし様子を見る。一分もしないうちにアルコールランプを退けてやって火を止めた。そこからさらに攪拌すれば、今度はロートからフラスコへコーヒーが落下していくのを見て、絋生は満足げに微笑んだ。
昔からこの手の作業が好きだ。
サイフォンでコーヒーを淹れるのは祖母の趣味だった。小学一年のときに両親を交通事故で亡くし、絋生は祖母に育てられた。子供の頃はサイフォンのからくりが不思議で仕方なくて、祖母に何度もねだったものだ。
絋生が化学教師になったのは、そういう思い出からかもしれない。
その祖母も大学生のときにこの世を去ったので、一人っ子の絋生にはもはや親戚と呼べるような人はいない。遠縁ならいるようだが、別に会いたいとも思わない。
「絋生さん、気を遣わせてすみません。電話、終わりました」
温めておいたマグカップにちょうどコーヒーを注いでいたところで、寝室から昴が出てきた。
「いんや。コーヒー飲むだろ?」
「はい、いただきます」
昨夜とは違ってダイニングへとマグカップを置けば、昴は定位置の椅子に座って絋生が淹れたコーヒーに口をつけた。
「美味しい」
「そりゃよかった」
絋生も自分の椅子に座って、コーヒーを啜った。
お気に入りの豆で淹れた一杯は格別だ。
「さっきの電話なんですけど……」
「うん」
話を切り出したのは昴だ。
絋生は話したいなら話せばいいし、話したくないなら聞くつもりもなかったが、本人が言いたいのならと、静かに相槌を打つ。
「……父が、顔見せに来いって」
「へえ」
少し苛立ちを含んだ昴の声が続く。
「正月なんて、もう何年も帰ってないし、今まで言ってきたこともないのに。いまさら勝手だなって」
「何か理由が?」
「ううん。でも今年から弟も家を出てるから。それで今、颯が帰ってるみたいで『お前も来ないのか』ってことらしくて」
昴には三歳下の弟がいる。名前は遠野颯。
颯は、昴とは異なる大学の経営学部へ通っていて、やはり兄と同様にして大学入学を機に実家を出ている。もっとも弟が一人暮らしを始めた理由は自立をするためらしく、折り合いの悪さから来るものではない。そのため、頻繁に実家に顔を出していて、父親とは兄よりも良好な関係だそうだ。
「それから、大学はどうだ、ちゃんと勉強してるのか、とかなんとか」
「まあ、親としちゃ至極普通の心配だろうな」
「別に問題なんか起こしてないのに。大学だってちゃんと行ってるし、成績だっていいの、絋生さんも知ってるでしょ」
「俺は、な。それ、親にはあんま言ってないんだろ」
「それは、まあ……」
昴が薬学部に通っているのは、将来を見越してのことだ。
昴の父は製薬会社を経営している。
国内でも有名な企業の跡を継げと言わんばかりに育てられた昴は、内心で色々思うところはありながらも、ひとまず非難されないような大学へ入学した。
本人としては社長として会社を継ぐ気はないらしい。会社を継ぐのは弟で、自分は研究員として貢献できればいいのだと話していた。
「あとは?」
「……」
「ほかにも何か言われた?」
顔を見せろや、勉学がどうだと言われただけでは、そう不貞腐れた顔はしない。
新年早々、あまり仲良くない父親と、電話越しとはいえ話さなければいけなかったことの忌まわしさはあるだろうけれど、きっとそれだけではないのだ。
他に何か、昴の心の柔らかいところを突くようなことを言われたから、昴は絋生に話を聞いてもらいたくて、こうして向かい合っている。
そんな恋人のいじらしさを、絋生はコーヒー片手に優しく受け止めてやっていた。
「…………恋人に、会わせろって」
戸惑いながらも、昴は言った。
「お前、男と付き合ってることは言ってるんだっけ?」
「まあ一応。俺、女とは結婚しないし、子供も作らないって伝えてます」
「反対は?」
「されてはないです」
それなら、少なくとも同性愛者であることへの叱咤はなさそうだ。
親として思うところはあるかもしれないが、表面上でも反対はされてないのなら、一番難関であろう一歩目はクリアしていると言える。
なのに、そんなに昴が戸惑っているのはなぜだろう。
そう疑問に思っていると、彼は伏せ目がちに言葉を継いだ。
「ただ……相手が先生だって、言ってない」
ああ、なるほど。
「まーそりゃ言いづれぇよな。教師と不埒な関係になりましたーなんて」
言いづらいどころか、真っ当な感覚を持っていれば言うのに相当の勇気がいるはずだ。実際、絋生も「なっちまったもんは仕方ない」とは思っているが、友人知人にむやみやたらに話すつもりはない。まして職場の同僚には論外だ。
狡いとは思っていたが、二人暮らしを始めたときも、親への挨拶は不要だという昴の優しさにつけ込んで、自ら挨拶に行こうとはしなかった。
絋生とて、よろしくない行為であった認識はある。
だから、バレなければいいと思っていた。隠し通せればそれでよし。しばし年下の恋人との恋人生活を楽しもうと享楽的な道を選んだ。若い男との恋愛だ。絋生がそうでなくても、いつ終わるともわからない関係だからと目を瞑った部分もある。
一方で、いつかこの問題に向き合わなければいけないことにも気づいてはいた。
同棲を始めてそろそろ丸四年。むしろ十分に保ったほうだろう。
「先生に迷惑かけたくない」
昴は眉を寄せながら言った。
教師と生徒の恋愛となると、問題視されるのは教師側だ。それは道理であって、絋生もそこに異論はない。たとえ手を出してきたのは昴だとしても、それを止めるのが教師の役目だと理解している。
理解していたのに体を明け渡したのだから、問題なのは絋生のほうだ。
迷惑をかけるかもと恐れる昴に、絋生はコーヒーを飲んでから口を開いた。
「あのさ」
絋生はなるべく落ち着いた声色で言葉を紡いだ。
「俺はお前の親父さんに会ってもいいぜ」
「えっ」
思いがけない発言だったのか、昴は目を丸くする。
こういうとき、子供っぽい表情を浮かべる昴を愛しく思いながら、絋生はなんて事はないといった様子で話を続けた。
「教師が生徒に手出しやがってって言われたら、まー頭下げるしかないけどな。だって事実だし」
ははっ、と笑う。
そう、どう捏ねくり回そうが教師と生徒の関係だったときに恋仲になったのは事実だ。
まあ恋人だなんだという前に体を繋げてしまったことは、さすがに墓まで持っていこうと思っているが。なんにせよ、昴が卒業する前に恋人という関係になってしまったことは事実である。
あえて言い訳をするならば、恋人になったのは昴が大学合格を決めたあとだし、体を繋げた時点で昴は十八歳にはなっていた。どちらも大した免罪符にはならないが、絋生も絋生なりに気を遣った部分がありはする。
だが、どう言ったところで言い訳だ。
卒業を待ってからすぐに付き合い始めたと優しい嘘をつくこともできるが、昴に嘘をつかせることを絋生はよく思いはしない。
自分だけならいくらでも嘘をつくのだが。
「それで職失っても、自業自得といえばそうだしな」
「でもそれじゃ絋生さん、困るでしょ……」
「いいや? まあ辞めたくはねえけど、いざとなったら他にも仕事はあんだろ。女生徒孕ませたんならともかく、野郎とセックスして恋仲になってってくらいじゃ、大きな騒ぎにもならねーよ。なったとして、どうにかなるよ」
教員に大それた夢や野望を抱くほど熱心な教育論を持っているわけではないが、一度手にした職業だ。多感な年頃の生徒の相手はそれなりに大変だが、嫌いではない。
だから続けてはいきたいのだが、別に教師を辞めざるを得なければ、他の仕事を探せばいい。転職活動は面倒だが、まあやれなくはないのだ。
それに、ゲイだのホモだの騒がれたとして、痛くも痒くもない。絋生は昴が恋人であることは隠しているが、同性愛者であることは職場でもプライベートでもカムアウトしているからだ。
つまり、昴の心配は有り難いが、若干二十二歳の若造が頭を悩ませることなど、何一つないのだ。
「お前はどうしたいの、昴」
コトリとマグカップを置いて、絋生は昴に問う。
「お前が父親と性格が合わないのは知ってる。親でも他人なんだから合う合わないってのはあるよな。だから、そう簡単に仲良くできないのは仕方ないって思うよ」
「絋生さん……」
「でも合わなくても、俺のこと、ずっと隠したいわけじゃないんだろ? 本当は親に『この人が自分の恋人です』って紹介して、ちゃんと認めてほしいって思ってるの、俺は気づいてたよ」
同棲を始めるときに紹介なんて流れにならなかったのは、昴の優しさであり、後ろめたさであり、一風変わった形だが、親への反抗的態度や自立への憧れのようなものだったことを絋生は理解している。
その優しさや弱さを利用して、自分も享楽に身を委ねたが、結果として昴が『タイミング』を失ってしまったのは年上の恋人としては良くなかったと今さらながら思う。
だが、絋生は狡い大人なのだ。
だから、昴に委ねて、昴に決めさせる。
トリガーに手をかけさせるのは絋生でも、引き金を引くのは昴自身であるように言葉を重ねて誘導してやる。
このまま、誰と付き合ってるか隠し続けてもいい。
絋生としては命拾いする面もあるので、否定はしない。
でも昴の希望に付き合う心づもりはとっくにできている。
「俺はもうお前に紹介できる家族はいないから、お前の悩みを全部わかってはやれてはない。でも性格が合わなくても、向き合い方がわかんなくても、お前が家族に伝えたいこと、話したいことがあるなら、ちゃんと話をしたほうがいいことくらいはアドバイスしてやれる」
狡い言い方だ。
絋生に家族と呼べる相手がいないことは昴も知っている。だから、こうやって天涯孤独の身であることを含ませて、諭すようなことを言うと、昴は遣り切れないような顔をして、絋生の話を真剣に聞く。
真剣に聞いて、よくよく考えて、ちゃんと答えを出す。
いじらしくて、愛らしい、素直な恋人。
「昴。お前はどうしたいの」
こたつが欲しいだとか、セックスがしたいだとかは素直に絋生に言うくせに、家族——特に父親に関することになると我儘とも言わないような要望を素直に言えない恋人の背中をそっと押す。
絋生のことよりも、自分がどうしたいのかを、考えてよいと。
すると、じっと考え込んでいた昴は何度か口を開いては閉じてを繰り返して、ようやく気持ちを吐き出した。
「——絋生さんのこと、父さんと颯に紹介したい」
「ん」
「でももう少し時間がほしい。絋生さんのこと悪く言われたくないから、ちゃんと心の準備をして、大切な人ですって自分の言葉で紹介したい」
「わかった」
昴の答えを聞いて、絋生は頷いた。
今日明日にでも彼の実家に行くことを覚悟はしていたが、昴にはもう少し時間が必要だという。
その答えに僅かにでもホッとしてしまったのは、やはり狡いだろうか。
「それから、明後日、実家に顔出してくるよ。そこで、今度連れてくるって前振りしておく」
「喧嘩腰にならないようにな?」
「……気をつけます」
ある程度、向き合う覚悟はできたようなので、絋生もそのときのために考えておかなくてはいけないことは多々ある。
だが、絋生は失うものがほとんど何もないような生き方だ。それに気を張ることには慣れていない。
どうとでもなるだろうと、気楽に構えることにする。
「さて、と。そんじゃ何か食べて支度したら、初詣にでも行くか。腹減っただろ?」
「うん。何か作る?」
「昴は『三日に帰る』って親父さんに連絡しとけよ。その間に雑煮でも作っとく」
恋人の覚悟が萎まぬうちにと、昴には新たなミッションを課して、絋生は冷めたコーヒーを飲み干してからキッチンへと立った。
◇◇◇
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