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第二章〜エロのヴィーナス
その1 友達大作戦
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1
みなさん、好きなエロいコンテンツの形態はあるだろうか? 一般的には動画が1番、その座はこれからVRに取られてしまうかもしれないが、やはりこれらの形態が好きな人というのは、動いているだとか、実物に近い生々しさを求める事が多いであろう。
次に画像、これは静止画だ。動画に比べて実物感はある意味劣るのかもしれない。しかし、自分の一番好きなシーンやアングルを、時間とは関係なく眺めることが出来る。なので好きなシチュエーションへのこだわりが大きい人にはマストアテムとなるだろう。
そして、こちらが1番マニアックなのかもしれない小説や体験談などの文書だ。これはもちろんただの活字で、女体は一切目の前にない。文字で語られるそのシチュエーションを、脳内で自ら作り出し興奮する。ある意味最も原始的で、上級なエロの世界と言えるだろう。
なんにせよこの現代、エロの世界はインターネットをメインとして繰り広げられている。動画サイトに掲示板、体験談のまとめサイトや小説投稿サイトなんてのもある。
つまりなんでこんな話をするのかと言うと、今は誰だってエロいコンテンツの視聴者にも、配信者にもなれるってこと。そしてか弱き視聴者達には、昔ながらの悪いオッサンに騙されて脱いだ悲しみのエロスよりも、自分からノリノリで脱いだ喜びのエロスのほうを求めるものも多数いるだろう。
……モチロン俺もその一人。だっていざ女の子とするって時が来るのを想像したとき、すべてを諦めたような顔で『……早くして、目、瞑ってるから』って言われるより、笑ってる女の子に、『えへへー、今日はたくさん気持ちよくなろうね♪』とか言われた方が楽しいし興奮するってもんだ。半裸の可愛い女の子にそれを言われたらそれだけでもう……。それはエロ動画とか見てる時だって同じ。よし、今日からは全てのエロ関係の女神たちに感謝しながらエロを嗜むことにしよう。
2
「……どうよ? 結構可愛くない?」
「おー、確かに。しかもおっぱいでかいじゃん」
最近、学校で大型掲示板サイトが流行っていた。とは言っても流行っているのは特定のスレッドで、『女神スレ』というものだ。その女神スレは、掲示板にエロい女の子が自らの意思でエロ画像をあげてくれる。
例えば……
1: 名無し@さすらいスケベ ID:miraretaiko
『半裸で胸を隠し画像』
スタイル悪くて申し訳ないが
2: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
じゅうぶん可愛い
3: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
ふぅ……
4: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
もっと頼む
5: 名無し@さすらいスケベ ID:miraretaiko
ありがと、おしりー
胸は自信ない
『後ろ姿の画像、お尻が半分見えている』
6: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
おおー
7: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
ぬいた
4: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
四つん這い求む
……みたいな感じだ。
そんな素敵な女の子のことはその界隈では"女神"と呼ばれるらしく、おだてまくられ、次々と過激な写真をアップする。胸チラ、パンチラ、全裸、M字開脚、ハメ撮り、インターネット上には様々なエロ画像が溢れているけど、それをナウでやり取りしている女の子が見せてくれたらどうだろう? 普段のエロいネットサーフィンよりも、まるで"生"で見ているかのような、そんな生々しい興奮を味わえるのではないだろうか? 俺は味わえる。
そんな光景を見て、クラスの女子たちは、『サイテー』と男子を蔑むばかりではなく、『ていうか、その女もキモいよねー、どうせあれだよね? 学校とかで誰にも相手されないから簡単に脱いでさ、あはーん、あたしを見てー、みたいな? 絶対リアルでもキモいおっさんとかにやらせまくってるよね?』
みたいなことを言うやつがいる。
やめろ! お前らみたいな奴らの同性を貶める文化のせいで、本当はエロエロなのに、『健二くん抱いて~』って思ってるのに周りの目が怖くて言えない女の子がいたらどうするんだ! 人生の損失じやん! ……ホントにいるか確認できる方法があればいいのに。
みたいな戯言はさておき、男も女も他人のやってる事が正しいか間違ってるか、かっこいいかきもいか、判決を下したがるやつが多すぎる。てめーら全員将来は裁判官志望か? そんなにみんなでめざしたら倍率やばくなるよ? もしもの時の第二志望も考えときなよ? なんて心配をするくらいにそれは一般的に行われている。
誰がよく知りもしないでよく使われる手法に~が~やるなんてさー、~が~だから結局~して欲しいからに決まってんじゃん? みたいな感じで、『決まってんじゃん?』と、その行動の理由を勝手に決めつけて、なおかつ押し付ける手法が取られる。
お前見たんか? そう言ってるとこ見たんか? と言いたくなるほどに奴らのその理論は適当に決まる。
……別にいいじゃんよ? 女が裸見て欲しくたってさ。理由なんかわかんないよ、俺男だし、その娘じゃないしさ。だからこそこんな気楽な視点で言えるのかも知らんけども。
そんな俺だって、俺に言ってきてるわけでもない女子の会話を勝手にジャッジする裁判官の卵。六法全書買っとかなきゃ!
……俺、学校向いてないのかな。
3
「あー、言うなー、女子そーいうの。けどよ? 俺らだってそうじゃね? ネットにチ○コ晒してる奴いたら馬鹿にすんだろ?」
「……まぁ、間違いなくおちょくるな、けどよ? 影であんなマジんなって批判したりはしないよ?」
「……てめーよ、そりゃあちっと自分勝手なんじゃねーか? 別に誰が人のことどう思おーがそいつの勝手だろ?」
「そ~なんだけどさー……、なんつーか」
放課後、帰りながら先程の教室で感じたモヤモヤを雅人に話した。雅人はこういう時、妙にカラッとしてるというか、やたらと男前だ。そんな彼の意見は、ナルホド! とばかりに感心する場合と、イラッとする場合が50:50だ。
「ま、大変なんだろ? あいつらもよ? なんかスクールカーストっての? 俺らはまぁ良くも悪くも外れちまってんけどさ、やっぱ立場悪くなんのはつれーだろ? それ守るためならわからねーことわからねーまま取り敢えず喋んなきゃなんねー時だってあんだろ」
どうやら今回は前者のパターンのようだ。感心した。確かに俺も、電車とかで不良がガンくれてきたら、カバンに入れてる本をおもむろに取り出して熱中して読んでるふりしてやり過ごすし、部屋で一人"いたして"いる時にカーちゃんが入ってきそうになったら光の速さでズボンを上げてPCのコンセントを引っこ抜く。これらは意識してやっているわけではなく反射だ。……と考えると他人が自分守るためにやってることをとやかく謂うのは無意味だし筋違いか。
「……それもそーだな」
「だろ? んなどーでもいーことよりよ? これ見ろよ?」
そう言いながら雅人はこちらにスマホの画面を向けてくる。表示されているのは、昼休みクラスの奴らが盛り上がってた女神スレの女の子、右手で口元を隠しながら左腕でおっぱいを抱き寄せる半裸の写真。痩せすぎず太すぎず丁度良い柔らかそう具合の上半身に少しあどけない感じの顔立ち。いや、口元は手で隠しているが、一重なのにクリッとした感じの目で、『ん?』とでも言いたげに首を傾げる感じが愛らしい。愛らしくはあるが。
「……これがどーしたの? いや、エロいけど」
今更こいつがこの程度のものを俺に対して話題として振ってくるなんて珍しい。いや、エロいよ? ただの半チチ画像よりは断然ぐっとくるよ? けどこいつは最早そんなんで小躍りするレベルの男ではないはずだ。確か雅人が初めて素人系エロ画像にハマっていたのは小学校高学年あたりだったか。今も好きなんだとしてもそれは最早日常すぎる。普通の奴に例えると、『おう! 見てくれよ! 右足上げるじゃん? 前に出して下ろすじゃん? 左足でも同じことするじゃん? これずっと繰り返したら前に進めるんだぜ!』って言ってるようなもん。……と俺が訝しんでいると雅人は言う。
「いやよ、俺、こいつ多分見た事あんだよ、多分……西高の生徒なはずだ」
「はあ?」
いやいや、見たことあるって……、この写真じゃわかんないだろ。口元隠してるし、目元もなんか加工してるっぽいし。
「いやいや、マジなんだって! 先週よー、駅前のマックに西工の制服着たこの女がいたんだって! そんで、まあまあかわいいなーって思ってしばらく見てたら振り返るかなんかした時よー、ちょっとパンツ見えてよ?」
ふむ、ならば本当だな。なぜなら雅人はパンツを見た女の子の顔は絶対に忘れないからだ。
「なるほど、じゃあそうなんだろね」
「だろ?」
得意げにニヤリと笑う雅人。いやいや、その特技普通キモいからね。
……ふむ、スレの女神が特定可能か。確かにちょっと、いや、かなり興奮するシチュエーションだ。一目見るだけでもかなりテンション上がるよな。しかし、その行為はある種ストーカーチックなのではないだろうか……?
「で、だからといってどーすんの? またあれか? 弱み握ろうとあとつけたりすんの? もう俺やだよ? 前回ホント死ぬかと思ったしさ」
こないだの車塚晶の件は本当にヤバかった。流石にあんな恐ろしい女はそうそういないだろうけど。
「バーカ、てめーはいつもウンコみてーな発想しかできねーな? いいか? もし、もしよ? その女がノリノリで楽しくちょっと感じちゃったりなんかしながらエロ画像をアップしてたとしよう」
「ふむ」
表現はオヤジ臭いがそのシチュエーションがかなりそそることは俺にもわかる。
「で、そのノリノリ女の跡を付け回し、やっとこさ弱みを掴んでエロいことをさせる! するとどうだろう、そいつは恐怖に怯えながら、唇を噛み締めて俺たちに奉仕するんだ、どこへいった? あの頃のノリノリは? なあ、どこへいったんだ!!」
……!? 確かにそうだ。なんて勿体無い。……いや、それ以前に最低だけどさ。いや、そんな脅したりとかしたいわけじゃないよ? 一ミリも思ってないよ? ホントだよ?
「じゃあなんもしない方がいいんじゃん? それともこっそり見に行くだけ行くか?」
雅人は、ふっと息を吐きニヒルな笑みを浮かべる。
「いやいや、俺はただ、せっかくの希少な、エロスをノリノリで楽しむ女の笑顔を壊すのは勿体無いっつってるだけだもしも、もしもだ……」
勿体付けるが如く溜めを作る雅人。
「……もしも?」
「もしも俺たちがその女と"友達"になれたなら?」
「……っ!?」
つまりあれか? その西高の女の子は友達が二人増えただけで損はないし、俺達はなんも悪いことはしていない。
そんで、友達になるってことはつまり、……つまり!
「もしも自分の"友達"がこっそり女神やってて、一緒に遊んで帰ったあとなんとなくネットで掲示板を眺めてたらそこに"友達"が写真を、しかもメッチャエロいやつを、ノリノリでアップしていたなら?」
おう……。なんかちょっと順番が前後してるというか、なんか無理があるような気もしないではないが、しかし、……それはそれは。
「……すげぇエロいべ?」
「……あぁ、すげぇエロいべ。けど、そんなんできんの?」
「まかせな、作戦はもう考えてある」
3
「……なぁ、ホントにやんの?」
「何今更ビビってんだよ? 最初はノリノリだったくせによ」
そーはいっても、なんかヤバそうというか、恥ずかしいというか。
……俺と雅人は今、例の女神に会うために西高付近の路地にいる。西高の正門前は片側1車線ずつ2歩道のついた、太くも細くもない道路。雅人の調べによると、正門を出た生徒たちは左右に別れて下校していくが、大通りに抜けられるのは左側で、よほど学校の近くに住んでる奴以外は左に曲がって下校するらしい。そして左に曲がった生徒たちは、隠れて公園にタバコを吸いに行くわけでもない限りはバス停のある大通りへの最短ルートを目指すので、必ずこの路地を通るということ。つまり、目当ての人間が学校のすぐ近くに住んでいなくてタバコも吸っていないのならここで待っていればいずれは会えるということだ。
「……うまくいくとは思えないんだけど」
「そりゃよ? 100パーうまくいくとは俺だって言えねーよ。けどおめー、うまくいきゃあれだぜ? 友達がエロい写真をだ……うっ!」
股間を抑えてしゃがむ雅人。普段彼からは勃起してもバレないようにパンツの下に革製の拘束具をつけている。そのせいでマックスに勃つと圧迫されてとても痛いらしい。
「自分で言いながら興奮すんなよ、……気持ち悪いな」
「……っと、まあそれくらいやべーってことだ!」
立ち上がりながら得意げに言う雅人。
「ま、別に一人でやってもいーけど、そんならお前後から美味しいとこだけ取ろうとすんなよ?」
「……わかったよ、やるよ」
4
下校する女子をジロジロと観察たり、ガンをつけてくる男子に目をそらしたりしながら女神を探すこと20分。生徒たちもあら方下校し終えたのか、ほとんど姿が見られなくなった。
「なあ、もう帰ったんじゃないの? 逆のほうから」
地面にあぐらをかいた俺は言う。
「部活入ってるかもしんねーだろ? やなら帰れよ?」
スクーターのシートの上で寝そべる雅人がこちらを見もせず返す。
待つ、という行為に飽きた俺達は、暇すぎて気が立っていた。本人が通ったら見逃すわけにはいかないのでスマホで暇を潰すこともできず、ただ路地を睨みつけるだけの時間は非常に過ぎるのが遅い。
「なあ」
「んだよ?」
「今日は帰らないか?」
「あー、そうだなー、けどなー、部活してるかもしんねーしなー」
もしも彼女が部活に入っているのなら、あと2~3時間は出てはこないだろう。
「一旦時間潰さない? 部活終わりそ~な頃また戻ってくりゃいーじゃん」
「……それもそうだな。けどどこ行くよ?」
「適当でいーだろ」
5
「あー、なんかめんどくさくなってきたねー」
「まあよ、名前も知らん女を探そうってんだ、学校知ってるとはいえ、何百人ってお女の中から探すんだ、簡単にゃいかねーだろ」
「……それもそうだね」
あれから雅人の運転するスクーターの後ろに乗り、細い路地をくねくねと右へ左へ曲がりながらしばらく進み、ある自動販売機の前に座り、時間を潰す。
「ったくてめーはホント根性ねーなー、そんなんだから童貞なんだよ」
缶コーヒーを煽りながら雅人が言う。あまりにも暇すぎて話題なんて何でもいいのだろうが、意味もなく俺をバッシングするのはやめていただきたい。
「いやいや、お前だってそうじゃん」
言い返すと雅人は、フッ、と悟ったような目をして言う。
「俺の場合はワザとなんだよ。てめーと違って俺は女子に人気あるからな。流石に俺をマスコット扱いするクラスの女どもをやっちまうってのは無理あんけどよ? 余所の学校の女紹介してもらやー余裕だろ」
確かにこいつはその中性的童顔から学校で女子に大人気だ。授業中寝ててもかわいーと言われ、髪を金髪に染めてもかわいーと言われ、女子更衣室に間違えて(本当はワザと)はかわいーと言われ、蝶よ花よと育てられてきた。しかし、それは赤ちゃんだとか、柴犬だとかに向けられる感情に近いもので成り立っている。いざその牙を顕にすればかえって引かれたりするんじゃないだろうか。
「そーかー? そんな上手くいくとは思えんけどね。一回ヤれるか試してみよーよ? 7組の奴が余所の女子から紹介頼まれてるっつってたし」
すると雅人は嫌そうに言う
「だからよ? 俺はまだ童貞捨てる気はねーんだって。なんつったらわかるかなー、あ、そうそう、痴漢とか盗撮で捕まる野郎ってよ? 大体童貞クセーイケてない野郎なイメージあんじゃん? あれってよ、なんつーかさ、長い間童貞だからこそ強い強いリビドーを抱えてるって事を意味してんじゃねーかと俺は思うわけよ」
ふむ、確かにそんなイメージはある。そっち系の犯罪のニュースに、犯人としてイケメンとかワイルド系とかのヤりまくってそうな奴が出てきてるのを俺は見たことがない。
「んー、けどさ? それはあれなんじゃないの? あまりにもヤれないから仕方なく的な感じなんじゃないの?」
「いやいやおめー、この世にゃよ? 風俗とかいろいろあんだよ? ゲーム機一個買うような値段で一発やれちゃうんだよ? なのに電車の中とかで我慢出来なくなんだぜ? 超自我の中のリビドー全開じゃねーか! 俺は思うんだけどよ? やっぱ人間プラシーボ効果っつーか、希少価値っつーかさ、まだ知らない感触、まだ知らない感情、そういうのを抱えればかかえるほど、無理だ無理だと思ってるほ……、おい! 居たぞ! 乗れ!」
雅人は叫ぶとすぐに、スクーターに跨りセルスターターでエンジンをかける。
「へ?」
雅人の視線の先を見やると、一人の女子高生の後ろ姿。……こいつ、あんな熱弁をふるいながら見つけやがったのか?
「早くしろ!」
急かされながら俺はスクーターの狭いリアシートに跨る。
俺が乗り込んだのを確認すると雅人はスロットルを一気に捻り加速させる。
「あ、メット! メットかぶり忘れた!」
慌てていた俺達はヘルメットをかぶっていない。……ちょっとやばいんじゃないのか?
「言ってる場合じゃねぇ!」
俺の心配を一喝して済ませると、スクーターはやがて女子高生を追い越す。
「いち、に、よし!」
追い越したことを確認すると、雅人は左右のブレーキレバーを思い切り握り、車体を減速させる。そしてある程度の減速が完了すると、車体を一気に左に傾けた。
「ちょ! まじか………、うわぁー!」
俺はスクーターが地面をガリガリと滑る音を聴きながら、地面をゴロゴロと転がった。
みなさん、好きなエロいコンテンツの形態はあるだろうか? 一般的には動画が1番、その座はこれからVRに取られてしまうかもしれないが、やはりこれらの形態が好きな人というのは、動いているだとか、実物に近い生々しさを求める事が多いであろう。
次に画像、これは静止画だ。動画に比べて実物感はある意味劣るのかもしれない。しかし、自分の一番好きなシーンやアングルを、時間とは関係なく眺めることが出来る。なので好きなシチュエーションへのこだわりが大きい人にはマストアテムとなるだろう。
そして、こちらが1番マニアックなのかもしれない小説や体験談などの文書だ。これはもちろんただの活字で、女体は一切目の前にない。文字で語られるそのシチュエーションを、脳内で自ら作り出し興奮する。ある意味最も原始的で、上級なエロの世界と言えるだろう。
なんにせよこの現代、エロの世界はインターネットをメインとして繰り広げられている。動画サイトに掲示板、体験談のまとめサイトや小説投稿サイトなんてのもある。
つまりなんでこんな話をするのかと言うと、今は誰だってエロいコンテンツの視聴者にも、配信者にもなれるってこと。そしてか弱き視聴者達には、昔ながらの悪いオッサンに騙されて脱いだ悲しみのエロスよりも、自分からノリノリで脱いだ喜びのエロスのほうを求めるものも多数いるだろう。
……モチロン俺もその一人。だっていざ女の子とするって時が来るのを想像したとき、すべてを諦めたような顔で『……早くして、目、瞑ってるから』って言われるより、笑ってる女の子に、『えへへー、今日はたくさん気持ちよくなろうね♪』とか言われた方が楽しいし興奮するってもんだ。半裸の可愛い女の子にそれを言われたらそれだけでもう……。それはエロ動画とか見てる時だって同じ。よし、今日からは全てのエロ関係の女神たちに感謝しながらエロを嗜むことにしよう。
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「……どうよ? 結構可愛くない?」
「おー、確かに。しかもおっぱいでかいじゃん」
最近、学校で大型掲示板サイトが流行っていた。とは言っても流行っているのは特定のスレッドで、『女神スレ』というものだ。その女神スレは、掲示板にエロい女の子が自らの意思でエロ画像をあげてくれる。
例えば……
1: 名無し@さすらいスケベ ID:miraretaiko
『半裸で胸を隠し画像』
スタイル悪くて申し訳ないが
2: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
じゅうぶん可愛い
3: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
ふぅ……
4: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
もっと頼む
5: 名無し@さすらいスケベ ID:miraretaiko
ありがと、おしりー
胸は自信ない
『後ろ姿の画像、お尻が半分見えている』
6: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
おおー
7: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
ぬいた
4: 名無し@さすらいスケベ ID:senzuriman
四つん這い求む
……みたいな感じだ。
そんな素敵な女の子のことはその界隈では"女神"と呼ばれるらしく、おだてまくられ、次々と過激な写真をアップする。胸チラ、パンチラ、全裸、M字開脚、ハメ撮り、インターネット上には様々なエロ画像が溢れているけど、それをナウでやり取りしている女の子が見せてくれたらどうだろう? 普段のエロいネットサーフィンよりも、まるで"生"で見ているかのような、そんな生々しい興奮を味わえるのではないだろうか? 俺は味わえる。
そんな光景を見て、クラスの女子たちは、『サイテー』と男子を蔑むばかりではなく、『ていうか、その女もキモいよねー、どうせあれだよね? 学校とかで誰にも相手されないから簡単に脱いでさ、あはーん、あたしを見てー、みたいな? 絶対リアルでもキモいおっさんとかにやらせまくってるよね?』
みたいなことを言うやつがいる。
やめろ! お前らみたいな奴らの同性を貶める文化のせいで、本当はエロエロなのに、『健二くん抱いて~』って思ってるのに周りの目が怖くて言えない女の子がいたらどうするんだ! 人生の損失じやん! ……ホントにいるか確認できる方法があればいいのに。
みたいな戯言はさておき、男も女も他人のやってる事が正しいか間違ってるか、かっこいいかきもいか、判決を下したがるやつが多すぎる。てめーら全員将来は裁判官志望か? そんなにみんなでめざしたら倍率やばくなるよ? もしもの時の第二志望も考えときなよ? なんて心配をするくらいにそれは一般的に行われている。
誰がよく知りもしないでよく使われる手法に~が~やるなんてさー、~が~だから結局~して欲しいからに決まってんじゃん? みたいな感じで、『決まってんじゃん?』と、その行動の理由を勝手に決めつけて、なおかつ押し付ける手法が取られる。
お前見たんか? そう言ってるとこ見たんか? と言いたくなるほどに奴らのその理論は適当に決まる。
……別にいいじゃんよ? 女が裸見て欲しくたってさ。理由なんかわかんないよ、俺男だし、その娘じゃないしさ。だからこそこんな気楽な視点で言えるのかも知らんけども。
そんな俺だって、俺に言ってきてるわけでもない女子の会話を勝手にジャッジする裁判官の卵。六法全書買っとかなきゃ!
……俺、学校向いてないのかな。
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「あー、言うなー、女子そーいうの。けどよ? 俺らだってそうじゃね? ネットにチ○コ晒してる奴いたら馬鹿にすんだろ?」
「……まぁ、間違いなくおちょくるな、けどよ? 影であんなマジんなって批判したりはしないよ?」
「……てめーよ、そりゃあちっと自分勝手なんじゃねーか? 別に誰が人のことどう思おーがそいつの勝手だろ?」
「そ~なんだけどさー……、なんつーか」
放課後、帰りながら先程の教室で感じたモヤモヤを雅人に話した。雅人はこういう時、妙にカラッとしてるというか、やたらと男前だ。そんな彼の意見は、ナルホド! とばかりに感心する場合と、イラッとする場合が50:50だ。
「ま、大変なんだろ? あいつらもよ? なんかスクールカーストっての? 俺らはまぁ良くも悪くも外れちまってんけどさ、やっぱ立場悪くなんのはつれーだろ? それ守るためならわからねーことわからねーまま取り敢えず喋んなきゃなんねー時だってあんだろ」
どうやら今回は前者のパターンのようだ。感心した。確かに俺も、電車とかで不良がガンくれてきたら、カバンに入れてる本をおもむろに取り出して熱中して読んでるふりしてやり過ごすし、部屋で一人"いたして"いる時にカーちゃんが入ってきそうになったら光の速さでズボンを上げてPCのコンセントを引っこ抜く。これらは意識してやっているわけではなく反射だ。……と考えると他人が自分守るためにやってることをとやかく謂うのは無意味だし筋違いか。
「……それもそーだな」
「だろ? んなどーでもいーことよりよ? これ見ろよ?」
そう言いながら雅人はこちらにスマホの画面を向けてくる。表示されているのは、昼休みクラスの奴らが盛り上がってた女神スレの女の子、右手で口元を隠しながら左腕でおっぱいを抱き寄せる半裸の写真。痩せすぎず太すぎず丁度良い柔らかそう具合の上半身に少しあどけない感じの顔立ち。いや、口元は手で隠しているが、一重なのにクリッとした感じの目で、『ん?』とでも言いたげに首を傾げる感じが愛らしい。愛らしくはあるが。
「……これがどーしたの? いや、エロいけど」
今更こいつがこの程度のものを俺に対して話題として振ってくるなんて珍しい。いや、エロいよ? ただの半チチ画像よりは断然ぐっとくるよ? けどこいつは最早そんなんで小躍りするレベルの男ではないはずだ。確か雅人が初めて素人系エロ画像にハマっていたのは小学校高学年あたりだったか。今も好きなんだとしてもそれは最早日常すぎる。普通の奴に例えると、『おう! 見てくれよ! 右足上げるじゃん? 前に出して下ろすじゃん? 左足でも同じことするじゃん? これずっと繰り返したら前に進めるんだぜ!』って言ってるようなもん。……と俺が訝しんでいると雅人は言う。
「いやよ、俺、こいつ多分見た事あんだよ、多分……西高の生徒なはずだ」
「はあ?」
いやいや、見たことあるって……、この写真じゃわかんないだろ。口元隠してるし、目元もなんか加工してるっぽいし。
「いやいや、マジなんだって! 先週よー、駅前のマックに西工の制服着たこの女がいたんだって! そんで、まあまあかわいいなーって思ってしばらく見てたら振り返るかなんかした時よー、ちょっとパンツ見えてよ?」
ふむ、ならば本当だな。なぜなら雅人はパンツを見た女の子の顔は絶対に忘れないからだ。
「なるほど、じゃあそうなんだろね」
「だろ?」
得意げにニヤリと笑う雅人。いやいや、その特技普通キモいからね。
……ふむ、スレの女神が特定可能か。確かにちょっと、いや、かなり興奮するシチュエーションだ。一目見るだけでもかなりテンション上がるよな。しかし、その行為はある種ストーカーチックなのではないだろうか……?
「で、だからといってどーすんの? またあれか? 弱み握ろうとあとつけたりすんの? もう俺やだよ? 前回ホント死ぬかと思ったしさ」
こないだの車塚晶の件は本当にヤバかった。流石にあんな恐ろしい女はそうそういないだろうけど。
「バーカ、てめーはいつもウンコみてーな発想しかできねーな? いいか? もし、もしよ? その女がノリノリで楽しくちょっと感じちゃったりなんかしながらエロ画像をアップしてたとしよう」
「ふむ」
表現はオヤジ臭いがそのシチュエーションがかなりそそることは俺にもわかる。
「で、そのノリノリ女の跡を付け回し、やっとこさ弱みを掴んでエロいことをさせる! するとどうだろう、そいつは恐怖に怯えながら、唇を噛み締めて俺たちに奉仕するんだ、どこへいった? あの頃のノリノリは? なあ、どこへいったんだ!!」
……!? 確かにそうだ。なんて勿体無い。……いや、それ以前に最低だけどさ。いや、そんな脅したりとかしたいわけじゃないよ? 一ミリも思ってないよ? ホントだよ?
「じゃあなんもしない方がいいんじゃん? それともこっそり見に行くだけ行くか?」
雅人は、ふっと息を吐きニヒルな笑みを浮かべる。
「いやいや、俺はただ、せっかくの希少な、エロスをノリノリで楽しむ女の笑顔を壊すのは勿体無いっつってるだけだもしも、もしもだ……」
勿体付けるが如く溜めを作る雅人。
「……もしも?」
「もしも俺たちがその女と"友達"になれたなら?」
「……っ!?」
つまりあれか? その西高の女の子は友達が二人増えただけで損はないし、俺達はなんも悪いことはしていない。
そんで、友達になるってことはつまり、……つまり!
「もしも自分の"友達"がこっそり女神やってて、一緒に遊んで帰ったあとなんとなくネットで掲示板を眺めてたらそこに"友達"が写真を、しかもメッチャエロいやつを、ノリノリでアップしていたなら?」
おう……。なんかちょっと順番が前後してるというか、なんか無理があるような気もしないではないが、しかし、……それはそれは。
「……すげぇエロいべ?」
「……あぁ、すげぇエロいべ。けど、そんなんできんの?」
「まかせな、作戦はもう考えてある」
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「……なぁ、ホントにやんの?」
「何今更ビビってんだよ? 最初はノリノリだったくせによ」
そーはいっても、なんかヤバそうというか、恥ずかしいというか。
……俺と雅人は今、例の女神に会うために西高付近の路地にいる。西高の正門前は片側1車線ずつ2歩道のついた、太くも細くもない道路。雅人の調べによると、正門を出た生徒たちは左右に別れて下校していくが、大通りに抜けられるのは左側で、よほど学校の近くに住んでる奴以外は左に曲がって下校するらしい。そして左に曲がった生徒たちは、隠れて公園にタバコを吸いに行くわけでもない限りはバス停のある大通りへの最短ルートを目指すので、必ずこの路地を通るということ。つまり、目当ての人間が学校のすぐ近くに住んでいなくてタバコも吸っていないのならここで待っていればいずれは会えるということだ。
「……うまくいくとは思えないんだけど」
「そりゃよ? 100パーうまくいくとは俺だって言えねーよ。けどおめー、うまくいきゃあれだぜ? 友達がエロい写真をだ……うっ!」
股間を抑えてしゃがむ雅人。普段彼からは勃起してもバレないようにパンツの下に革製の拘束具をつけている。そのせいでマックスに勃つと圧迫されてとても痛いらしい。
「自分で言いながら興奮すんなよ、……気持ち悪いな」
「……っと、まあそれくらいやべーってことだ!」
立ち上がりながら得意げに言う雅人。
「ま、別に一人でやってもいーけど、そんならお前後から美味しいとこだけ取ろうとすんなよ?」
「……わかったよ、やるよ」
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下校する女子をジロジロと観察たり、ガンをつけてくる男子に目をそらしたりしながら女神を探すこと20分。生徒たちもあら方下校し終えたのか、ほとんど姿が見られなくなった。
「なあ、もう帰ったんじゃないの? 逆のほうから」
地面にあぐらをかいた俺は言う。
「部活入ってるかもしんねーだろ? やなら帰れよ?」
スクーターのシートの上で寝そべる雅人がこちらを見もせず返す。
待つ、という行為に飽きた俺達は、暇すぎて気が立っていた。本人が通ったら見逃すわけにはいかないのでスマホで暇を潰すこともできず、ただ路地を睨みつけるだけの時間は非常に過ぎるのが遅い。
「なあ」
「んだよ?」
「今日は帰らないか?」
「あー、そうだなー、けどなー、部活してるかもしんねーしなー」
もしも彼女が部活に入っているのなら、あと2~3時間は出てはこないだろう。
「一旦時間潰さない? 部活終わりそ~な頃また戻ってくりゃいーじゃん」
「……それもそうだな。けどどこ行くよ?」
「適当でいーだろ」
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「あー、なんかめんどくさくなってきたねー」
「まあよ、名前も知らん女を探そうってんだ、学校知ってるとはいえ、何百人ってお女の中から探すんだ、簡単にゃいかねーだろ」
「……それもそうだね」
あれから雅人の運転するスクーターの後ろに乗り、細い路地をくねくねと右へ左へ曲がりながらしばらく進み、ある自動販売機の前に座り、時間を潰す。
「ったくてめーはホント根性ねーなー、そんなんだから童貞なんだよ」
缶コーヒーを煽りながら雅人が言う。あまりにも暇すぎて話題なんて何でもいいのだろうが、意味もなく俺をバッシングするのはやめていただきたい。
「いやいや、お前だってそうじゃん」
言い返すと雅人は、フッ、と悟ったような目をして言う。
「俺の場合はワザとなんだよ。てめーと違って俺は女子に人気あるからな。流石に俺をマスコット扱いするクラスの女どもをやっちまうってのは無理あんけどよ? 余所の学校の女紹介してもらやー余裕だろ」
確かにこいつはその中性的童顔から学校で女子に大人気だ。授業中寝ててもかわいーと言われ、髪を金髪に染めてもかわいーと言われ、女子更衣室に間違えて(本当はワザと)はかわいーと言われ、蝶よ花よと育てられてきた。しかし、それは赤ちゃんだとか、柴犬だとかに向けられる感情に近いもので成り立っている。いざその牙を顕にすればかえって引かれたりするんじゃないだろうか。
「そーかー? そんな上手くいくとは思えんけどね。一回ヤれるか試してみよーよ? 7組の奴が余所の女子から紹介頼まれてるっつってたし」
すると雅人は嫌そうに言う
「だからよ? 俺はまだ童貞捨てる気はねーんだって。なんつったらわかるかなー、あ、そうそう、痴漢とか盗撮で捕まる野郎ってよ? 大体童貞クセーイケてない野郎なイメージあんじゃん? あれってよ、なんつーかさ、長い間童貞だからこそ強い強いリビドーを抱えてるって事を意味してんじゃねーかと俺は思うわけよ」
ふむ、確かにそんなイメージはある。そっち系の犯罪のニュースに、犯人としてイケメンとかワイルド系とかのヤりまくってそうな奴が出てきてるのを俺は見たことがない。
「んー、けどさ? それはあれなんじゃないの? あまりにもヤれないから仕方なく的な感じなんじゃないの?」
「いやいやおめー、この世にゃよ? 風俗とかいろいろあんだよ? ゲーム機一個買うような値段で一発やれちゃうんだよ? なのに電車の中とかで我慢出来なくなんだぜ? 超自我の中のリビドー全開じゃねーか! 俺は思うんだけどよ? やっぱ人間プラシーボ効果っつーか、希少価値っつーかさ、まだ知らない感触、まだ知らない感情、そういうのを抱えればかかえるほど、無理だ無理だと思ってるほ……、おい! 居たぞ! 乗れ!」
雅人は叫ぶとすぐに、スクーターに跨りセルスターターでエンジンをかける。
「へ?」
雅人の視線の先を見やると、一人の女子高生の後ろ姿。……こいつ、あんな熱弁をふるいながら見つけやがったのか?
「早くしろ!」
急かされながら俺はスクーターの狭いリアシートに跨る。
俺が乗り込んだのを確認すると雅人はスロットルを一気に捻り加速させる。
「あ、メット! メットかぶり忘れた!」
慌てていた俺達はヘルメットをかぶっていない。……ちょっとやばいんじゃないのか?
「言ってる場合じゃねぇ!」
俺の心配を一喝して済ませると、スクーターはやがて女子高生を追い越す。
「いち、に、よし!」
追い越したことを確認すると、雅人は左右のブレーキレバーを思い切り握り、車体を減速させる。そしてある程度の減速が完了すると、車体を一気に左に傾けた。
「ちょ! まじか………、うわぁー!」
俺はスクーターが地面をガリガリと滑る音を聴きながら、地面をゴロゴロと転がった。
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店長さん凄すぎ! 店長さんもっと出してください(^^)
コメントありがとうございます。
店長は僕も好きです。
こんな店でバイトしたかった…
てなわけでバンバン出していく予定です。