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1 朝のニュース見た?
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もしも、世界が終わるとしたら
あなたは最後に何をしますか?
「 また"明日"ね! 」
明日世界が終わるとも知らずに。
ある夏の日、全人類を騒がせるニュースが流れた。
アナウンサー「今年は全国各地熱い夏となりm…」
(テレビが切れる音)
?「明日、地球にいるあなたたちはなくなります。
信じる者は自分の成すべきことをし、信じないのであれば、私が口を出す意味はありませn…」
(テレビが切れる音)
〔緋月高等学校〕
武「朝のニュース見た?」
刀利「見た見た!人類滅亡するってやつ?w」
武「あれ信じる?w」
刀利「信じてはないけど、それを口実に好きなことやれるならいいかもな!w」
武「確かにw天才だなw!!」
由美菜「朝のニュース信じる?私は結構信じた。」
璃子「まじ?でも本気感あったのは分かる。」
冴「なにそれ…?どーゆーの?」
璃子「明日人類が滅亡するんだって!」
由美菜「途中でテレビ切れてめちゃ怖かったよね!」
冴「まじ!?そんなの本当にあるんだね…」
?「信じてるものは数少ないですね。 まぁあんなベタなニュース信じれるのも凄い方ですよね。
皆さんほんとに明日終わると思ってない様子ですか。
…まずはここの高校にでもしましょう。」
その高校は、「緋月高等学校(あかつきこうとうがっこう)」という名の高校だった。
その日の授業中、1人の生徒、刀利が洗脳された。
刀利「うぅぁあぁぁあ。このままだと地球が終わる。地球が。」
最初はただのふざけだと思う人も多かった。
だが、数分ごとにどんどん洗脳されてくのだ。
武「お、おい。ただの芝居だよな。ふざけんなよ、?」
刀利の友達、武が言った。
このことに関しては、さすがに教師も口を挟んだ。
教師「芝居はやめろよ。今は授業中だ。授業に集中しろ。」
でも、刀利は口を聞かない。
ずっと、"うぅあ"と叫んでいるのだ。
?「最初の犠牲者は〔高井刀利〕っと。
まぁ最初なんてどうでもいいんですがね。
…刀利…最初の犠牲者なんて可哀想に…。」
次は武。由美菜。璃子。冴。色々な生徒が洗脳されていく。
とうとう教師まで洗脳された。
?「この学校は洗脳完了ですかね…?次に行きましょうか…」
何かを忘れてはいないのか?
「あれ…お兄ちゃん?」
まだ誰か残っている。
それは、1年生、刀利の妹の祐里香だった。
祐里香「お兄ちゃん、いる?みんなが急に叫び声をあげて…って、えっ?」
祐里香が見たのは、目から血が出て、もういつもの「お兄ちゃん」ではない"モノ"だった。
祐里香「お兄ちゃん、お兄ちゃん?え?こっちも…?」
よく見るとその"モノ"はもう動いていない。
祐里香は涙を流した。
祐里香「ここのクラスも…?隣も…?あれ…誰もいないじゃん…
みんな…どうしちゃったの…??」
祐里香は涙を拭き取った。
祐里香「やっぱ変だ。あの朝のニュースからずっと。お兄ちゃんはバカにしてたけど、本当に明日終わるのかな……」
朝のニュース。
この真犯人を見つければ刀利を助けれるかもしれない。
明日が来るまでのタイムリミット。
その時間内にお兄ちゃんを助ける。
緋月高等学校、高井祐里香。
祐里香は刀利を助けることができるのか?
あなたは最後に何をしますか?
「 また"明日"ね! 」
明日世界が終わるとも知らずに。
ある夏の日、全人類を騒がせるニュースが流れた。
アナウンサー「今年は全国各地熱い夏となりm…」
(テレビが切れる音)
?「明日、地球にいるあなたたちはなくなります。
信じる者は自分の成すべきことをし、信じないのであれば、私が口を出す意味はありませn…」
(テレビが切れる音)
〔緋月高等学校〕
武「朝のニュース見た?」
刀利「見た見た!人類滅亡するってやつ?w」
武「あれ信じる?w」
刀利「信じてはないけど、それを口実に好きなことやれるならいいかもな!w」
武「確かにw天才だなw!!」
由美菜「朝のニュース信じる?私は結構信じた。」
璃子「まじ?でも本気感あったのは分かる。」
冴「なにそれ…?どーゆーの?」
璃子「明日人類が滅亡するんだって!」
由美菜「途中でテレビ切れてめちゃ怖かったよね!」
冴「まじ!?そんなの本当にあるんだね…」
?「信じてるものは数少ないですね。 まぁあんなベタなニュース信じれるのも凄い方ですよね。
皆さんほんとに明日終わると思ってない様子ですか。
…まずはここの高校にでもしましょう。」
その高校は、「緋月高等学校(あかつきこうとうがっこう)」という名の高校だった。
その日の授業中、1人の生徒、刀利が洗脳された。
刀利「うぅぁあぁぁあ。このままだと地球が終わる。地球が。」
最初はただのふざけだと思う人も多かった。
だが、数分ごとにどんどん洗脳されてくのだ。
武「お、おい。ただの芝居だよな。ふざけんなよ、?」
刀利の友達、武が言った。
このことに関しては、さすがに教師も口を挟んだ。
教師「芝居はやめろよ。今は授業中だ。授業に集中しろ。」
でも、刀利は口を聞かない。
ずっと、"うぅあ"と叫んでいるのだ。
?「最初の犠牲者は〔高井刀利〕っと。
まぁ最初なんてどうでもいいんですがね。
…刀利…最初の犠牲者なんて可哀想に…。」
次は武。由美菜。璃子。冴。色々な生徒が洗脳されていく。
とうとう教師まで洗脳された。
?「この学校は洗脳完了ですかね…?次に行きましょうか…」
何かを忘れてはいないのか?
「あれ…お兄ちゃん?」
まだ誰か残っている。
それは、1年生、刀利の妹の祐里香だった。
祐里香「お兄ちゃん、いる?みんなが急に叫び声をあげて…って、えっ?」
祐里香が見たのは、目から血が出て、もういつもの「お兄ちゃん」ではない"モノ"だった。
祐里香「お兄ちゃん、お兄ちゃん?え?こっちも…?」
よく見るとその"モノ"はもう動いていない。
祐里香は涙を流した。
祐里香「ここのクラスも…?隣も…?あれ…誰もいないじゃん…
みんな…どうしちゃったの…??」
祐里香は涙を拭き取った。
祐里香「やっぱ変だ。あの朝のニュースからずっと。お兄ちゃんはバカにしてたけど、本当に明日終わるのかな……」
朝のニュース。
この真犯人を見つければ刀利を助けれるかもしれない。
明日が来るまでのタイムリミット。
その時間内にお兄ちゃんを助ける。
緋月高等学校、高井祐里香。
祐里香は刀利を助けることができるのか?
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