28 / 103
22.カロリナ、ゴブリン討伐を失敗す。
しおりを挟む
警戒は万全、日が暮れると半数の兵をつれて集落の近くに寄ることになった。
もちろん、貴族の子息であるイェネー、クリシュトーフ、カールの三人は待機を命じた。
もの凄く嫌がった。
「どうかアザをはじめ、私の友人達を守って頂けますか?」
「我らを警護としてお連れ下さい。命に掛けてお守りします」
「同じく、この身に掛けて必ずお守りします」
「足手纏いは承知しております。しかしながら、お守りさせて下さい」
「感謝します」
カロリナがそう言うと三人に笑みが浮かんだ。
はじめから駄目だと感じていたというとそうでない。
カロリナと一緒に後方待機になると思っていたのに、カロリナが前線に出るというのでならば自分もというノリであった。
自分達の希望が叶えられたと思ったのちにカロリナは続けていった。
「そのお気持ちは感謝します。でも、貴方達も大切な友達です。傷ついて欲しくありません。私の為に命を掛けるなんて言っている内は連れていけません。もし嫌と言うならば、この場で護衛の任を解任します。あとは好きにして下さい」
「カロリナ様、どうかお考え直しを!」
「悔しいですが判りました」
「困らせてすみません」
「では、イェネーのみ解任でよいのですね」
「お待ち下さい。待ちます。待たせて頂きます」
「待つのではなく、この子達を守るのです。判りましたね」
嫌がっていたが、強く言うと子供達の警備に付いてくれると言ってくれた。
カロリナが少し離れると「うらぎり者」と相手をなじる声が聞こえてきたが、それはカロリナには関係ないので無視することにした。
あの三人は絶対にここに残すことは決定事項であった。
影にも念を押された。
状況も考えず、後先を考えないで突撃などされたら最悪になりかねない。
護衛の子守の方も同意してくれた。
「まさか、僕にも付いてくるなとかいいませんよね」
「あら、エルは私の為に死んでくれないのかしら?」
「それは遠慮します。僕はカロリナ様をずっと見ていきたい。カロリナ様が嫌がって付いてゆくつもりです」
「ふふふ、勝手にしなさい」
「そうさせて頂きます」
エルが流暢にしゃべるようになってきた。
カロリナより少し背が低く、弟ができたみたいに可愛かったエルがいつの間にか肩を並べて歩くようになっていた。
まさか、抜かされないわよね?
「身長が同じになると、しゃべり方まで生意気になってきたのね」
「主の教育の賜物です」
「それは素敵な主だわ!」
「はい、すべてを包み込む包容力があり、何事にも動じない勇気を持ち合せ、その優しさ水の女神のように滴り落ちます。素敵な主です」
「それは素晴らしいわ!」
「ただ1つ。食い意地が悪く、家臣の食べ物まで奪ってしまうのです。それさえなければ、完璧な主なのです」
「それは誤解よ。家臣の物を奪ったことなどないハズよ」
「ご安心して下さい。何か1つ欠けている方が可愛らしく。この人の為なら、どんな苦労も惜しくないと思えるのです」
「私は貴方の忠誠心を疑うべきね!」
下らない話をしている間にゴブリンの集落に近づいてきた。
他の者がいれば、こんな下らない会話もできない。
でも、皆、家族のような領兵であり、顔見知りばかりで気心も知れていた。
「では、段取り通り! 私が魔法で先制します。近づく敵を弓矢で撃ち、討伐は影達に一任します」
「お嬢様、任せて下さい。ここは死守します」
「お願います」
影達も攻撃魔法が得意ではない。
領兵は庶民であり、魔法は使えない。
攻撃型の魔法使いはカロリナだけというアンバランスな構成であった。
あくまで調査だったので気にしていなかった。
『我は汝を召喚す。おお、火の大精霊フェニックスよ。天上の深淵を見るものよ。業火の浄化によって不浄を払え。汝らは偉大なるマルタの命により。あらゆる罪を焼き尽くせ。始まりにして終わり。天空に吹き荒れる炎嵐よ。我、力を対価なし、ここの力となって具現せよ。すべてを焼き尽くせ、ファイラー・テンペスト!』
カロリナから撃ち出されて炎が四方の飛び!
それが着弾すると炎柱が無数に上がって天空に伸びる。
天に伸びた柱が渦となって天空を舞う。
辺りは炎をまき散らし、それが新たな炎となって渦巻いてゆく。
極地的な炎竜巻があちらこちらで起こって地上の物を舞い上げる。
まさに地獄絵図。
燃えるものがある限り、どこまでも広がってゆく、業火の魔法であった。
領兵達もびっくりだ。
まさか、お嬢様がこれほど魔法使いとは思ってもいなかった。
中級極大の炎の魔法の最上位の魔法だ。
これ1つで貴族学園を卒業できる。
魔法教師もビックリの魔法だ。
しかも魔法陣の補助をなしで撃ち出すなんてかなり無茶振りの魔法であった。
一発撃てば、魔力枯渇で目を回して倒れていた。
陣地死守が絶対と言われた訳だ。
300体ほどが棲むゴブリンの巣が一瞬で火の海に変わった。
四方に逃げてくるゴブリンを影たちは四方に分かれて狩ってゆく。
『盾』
影が叫ぶ。
炎の中から炎の魔法が飛んできた。
ファイラーだ。
やはり、メイジ・ゴブリンがいたらしい。
影が近づくと、リーダー・ゴブリンらしい数体がメイジ・ゴブリンを守った。
もちろん、それは影の敵ではない。
だが、数が多くすぐに近づけない。
続けてメイジ・ゴブリンの陣地を攻撃をさせる訳にいかないので、風、木葉、花が援護に入る。
その後ろから炎で身を焼いているキング・ゴブリンのなりかけが攻撃を仕掛けた。
なりかけはタダのなりかけ、リーダー・ゴブリンと大して力は変わらない。
図体が大きいだけであった。
その周りを生き残りのゴブリンが酷い火傷を負いながらも取り囲んでいる。
そこからは乱戦だった。
影らが始終押しているが、決死の敵は侮れない。
確実に死に追いやらねいと止まらない。
厄介であった。
目を覚ましたカロリナに影が頭を下げた。
「申し訳ございません。50体以上を討ち漏らしました」
「アンブラが駄目なら他の誰がやっても駄目でしょう。もし責任があるなら、討伐を急いだ私にあります」
敵のゴブリンはまるで人間のように味方を逃がす為に陣地を狙った。
生き残りの決死隊は必至だった。
味方を逃がす陽動と気づいても対抗する手段がなく、50体以上のゴブリンを逃がすことになったらしい。
影らも陣地を守ることに必至だったのだ。
エルも1体のゴブリンを討ったらしい。
かなり危なかったということ?
怪我人は出たが死者ないなら問題ないだろう。
しかし、反省だ。
ファイラー・テンペストは見た目ほど、敵を瞬殺する威力はない。
大火傷を負わせ戦力を半減できるが、それだけだった。
中級魔法は所詮、中級魔法ということだ。
もちろん、貴族の子息であるイェネー、クリシュトーフ、カールの三人は待機を命じた。
もの凄く嫌がった。
「どうかアザをはじめ、私の友人達を守って頂けますか?」
「我らを警護としてお連れ下さい。命に掛けてお守りします」
「同じく、この身に掛けて必ずお守りします」
「足手纏いは承知しております。しかしながら、お守りさせて下さい」
「感謝します」
カロリナがそう言うと三人に笑みが浮かんだ。
はじめから駄目だと感じていたというとそうでない。
カロリナと一緒に後方待機になると思っていたのに、カロリナが前線に出るというのでならば自分もというノリであった。
自分達の希望が叶えられたと思ったのちにカロリナは続けていった。
「そのお気持ちは感謝します。でも、貴方達も大切な友達です。傷ついて欲しくありません。私の為に命を掛けるなんて言っている内は連れていけません。もし嫌と言うならば、この場で護衛の任を解任します。あとは好きにして下さい」
「カロリナ様、どうかお考え直しを!」
「悔しいですが判りました」
「困らせてすみません」
「では、イェネーのみ解任でよいのですね」
「お待ち下さい。待ちます。待たせて頂きます」
「待つのではなく、この子達を守るのです。判りましたね」
嫌がっていたが、強く言うと子供達の警備に付いてくれると言ってくれた。
カロリナが少し離れると「うらぎり者」と相手をなじる声が聞こえてきたが、それはカロリナには関係ないので無視することにした。
あの三人は絶対にここに残すことは決定事項であった。
影にも念を押された。
状況も考えず、後先を考えないで突撃などされたら最悪になりかねない。
護衛の子守の方も同意してくれた。
「まさか、僕にも付いてくるなとかいいませんよね」
「あら、エルは私の為に死んでくれないのかしら?」
「それは遠慮します。僕はカロリナ様をずっと見ていきたい。カロリナ様が嫌がって付いてゆくつもりです」
「ふふふ、勝手にしなさい」
「そうさせて頂きます」
エルが流暢にしゃべるようになってきた。
カロリナより少し背が低く、弟ができたみたいに可愛かったエルがいつの間にか肩を並べて歩くようになっていた。
まさか、抜かされないわよね?
「身長が同じになると、しゃべり方まで生意気になってきたのね」
「主の教育の賜物です」
「それは素敵な主だわ!」
「はい、すべてを包み込む包容力があり、何事にも動じない勇気を持ち合せ、その優しさ水の女神のように滴り落ちます。素敵な主です」
「それは素晴らしいわ!」
「ただ1つ。食い意地が悪く、家臣の食べ物まで奪ってしまうのです。それさえなければ、完璧な主なのです」
「それは誤解よ。家臣の物を奪ったことなどないハズよ」
「ご安心して下さい。何か1つ欠けている方が可愛らしく。この人の為なら、どんな苦労も惜しくないと思えるのです」
「私は貴方の忠誠心を疑うべきね!」
下らない話をしている間にゴブリンの集落に近づいてきた。
他の者がいれば、こんな下らない会話もできない。
でも、皆、家族のような領兵であり、顔見知りばかりで気心も知れていた。
「では、段取り通り! 私が魔法で先制します。近づく敵を弓矢で撃ち、討伐は影達に一任します」
「お嬢様、任せて下さい。ここは死守します」
「お願います」
影達も攻撃魔法が得意ではない。
領兵は庶民であり、魔法は使えない。
攻撃型の魔法使いはカロリナだけというアンバランスな構成であった。
あくまで調査だったので気にしていなかった。
『我は汝を召喚す。おお、火の大精霊フェニックスよ。天上の深淵を見るものよ。業火の浄化によって不浄を払え。汝らは偉大なるマルタの命により。あらゆる罪を焼き尽くせ。始まりにして終わり。天空に吹き荒れる炎嵐よ。我、力を対価なし、ここの力となって具現せよ。すべてを焼き尽くせ、ファイラー・テンペスト!』
カロリナから撃ち出されて炎が四方の飛び!
それが着弾すると炎柱が無数に上がって天空に伸びる。
天に伸びた柱が渦となって天空を舞う。
辺りは炎をまき散らし、それが新たな炎となって渦巻いてゆく。
極地的な炎竜巻があちらこちらで起こって地上の物を舞い上げる。
まさに地獄絵図。
燃えるものがある限り、どこまでも広がってゆく、業火の魔法であった。
領兵達もびっくりだ。
まさか、お嬢様がこれほど魔法使いとは思ってもいなかった。
中級極大の炎の魔法の最上位の魔法だ。
これ1つで貴族学園を卒業できる。
魔法教師もビックリの魔法だ。
しかも魔法陣の補助をなしで撃ち出すなんてかなり無茶振りの魔法であった。
一発撃てば、魔力枯渇で目を回して倒れていた。
陣地死守が絶対と言われた訳だ。
300体ほどが棲むゴブリンの巣が一瞬で火の海に変わった。
四方に逃げてくるゴブリンを影たちは四方に分かれて狩ってゆく。
『盾』
影が叫ぶ。
炎の中から炎の魔法が飛んできた。
ファイラーだ。
やはり、メイジ・ゴブリンがいたらしい。
影が近づくと、リーダー・ゴブリンらしい数体がメイジ・ゴブリンを守った。
もちろん、それは影の敵ではない。
だが、数が多くすぐに近づけない。
続けてメイジ・ゴブリンの陣地を攻撃をさせる訳にいかないので、風、木葉、花が援護に入る。
その後ろから炎で身を焼いているキング・ゴブリンのなりかけが攻撃を仕掛けた。
なりかけはタダのなりかけ、リーダー・ゴブリンと大して力は変わらない。
図体が大きいだけであった。
その周りを生き残りのゴブリンが酷い火傷を負いながらも取り囲んでいる。
そこからは乱戦だった。
影らが始終押しているが、決死の敵は侮れない。
確実に死に追いやらねいと止まらない。
厄介であった。
目を覚ましたカロリナに影が頭を下げた。
「申し訳ございません。50体以上を討ち漏らしました」
「アンブラが駄目なら他の誰がやっても駄目でしょう。もし責任があるなら、討伐を急いだ私にあります」
敵のゴブリンはまるで人間のように味方を逃がす為に陣地を狙った。
生き残りの決死隊は必至だった。
味方を逃がす陽動と気づいても対抗する手段がなく、50体以上のゴブリンを逃がすことになったらしい。
影らも陣地を守ることに必至だったのだ。
エルも1体のゴブリンを討ったらしい。
かなり危なかったということ?
怪我人は出たが死者ないなら問題ないだろう。
しかし、反省だ。
ファイラー・テンペストは見た目ほど、敵を瞬殺する威力はない。
大火傷を負わせ戦力を半減できるが、それだけだった。
中級魔法は所詮、中級魔法ということだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる