58 / 63
53.魔法学園の寮を確保する。
しおりを挟む
私は騎士団との合同演習を終えて戻ってきた。
騎士団長の独断で演習が1ヶ月も延長され、2ヶ月も滞在した。
いい迷惑だよ。
騎士団のレベル上げに何故、付き合わされねばならないのよ。
季節が冬になったじゃない。
今度は遅れに遅れた学園の入学準備だ。
雪で覆われる冬に入学試験をやる貴族はいない。
創立して始めてとか言われた。
試験なんて儀礼的なものだから問題ないけどさ。
あいさつ、礼儀、レベル測定、実技が試される。
領地持ちで落第はない。
つまり、生徒の試験ではない。
教師が生徒を知って覚悟を決める為にやっている。
たとえば、侯爵家でまったく礼儀ができない生徒が入学するとする。
2年間で獣を人間にできるか?
教師は最低の礼儀とマナーを教えないといけない。
命懸けだ!
担当教諭が決めらない時は、実家から臨時の教諭を推薦して貰うそうだ。
臨時教諭と名の従者だね!
で、私とアンドラの試験で教師達が目を丸くした。
「レベル44?」
「レベル46?」
学園入学が近づくと、パワーレベリングでレベル20に合わせてきる生徒は見るが、30越えは聞いたことがない。
教師でもレベル33が最高であり、去年のトーマがレベル30でも話題になったとか!
レベル40超えとか、もう別次元ですよとか言われた。
これを見て、別の意味で担当教諭になりたがる人が少なくなった。
「エリザベート様、どうか問題を起こさないで下さい」
「わたくしが問題児に見えまして?」
「問題児とかいうレベルの話ではございません」
「説明して下さる」
「もちろんです」
担当教諭は説明を始めた。
学園は非常に保守的な存在らしく、王族、ラーコーツィ家、セーチェー家の三家は勢力が分散しているらしい。
私やアンドラが問題児という訳でもなく、むしろ優秀過ぎる生徒に分類される。
そんな人が三家以外から出てくるとひがみや諍いの種になる。
況して、オリバー王子と婚約者である私との仲の悪さは有名らしい。
王家と争うなど止めて欲しいと懇願された。
「わたくしは忠義を尽くしているだけです」
「でも、婚約を破棄しないと!」
「王子はそう言っていますが、王が認めていません。先生から王に言って頂ければ、いつでも破棄します」
「滅相もない」
「では、無理です」
「王子との争いは…………」
「王子に言って下さい」
担当教諭が死にそうな顔をした。
何でも貴族が小勢力であれば強引に生徒を退学にできるが、大きい貴族では生徒に責任を取らされないので代わりに担当教諭が責任を取らされる。
つまり、私が問題を起こすと、担当教諭の首が飛ぶ。
なるほど!
学園からすれば、ヴォワザン家は外から入ってきた異物でしかない。
それも二大侯爵家と並び立つほど巨大な伯爵家だ。
そんな大貴族様に担当教諭が決まりませんでしたとは言えないので運悪く、今年入ってきた新米教員の彼女が選ばれたらしい。
教師は潰しが利かない職業で、首になれば没落貴族一直線になる。
涙目で訴えた。
「エリザベート様、どうか穏便にお願いします」
「それは王子次第ね!」
「先生、姉様が問題を起こさないのは無理と思います」
「終わった! 折角、教諭になれたと喜んで貰ったのに」
「首になったら家で雇ってあげるわ」
まったく慰めにならない言葉だった。
◇◇◇
合格、学園へ入学許可を貰った。
次は寮室を借りる。
王宮に住む者を除けば、寮を借りないという選択はなかった。
私もアンドラも家から通う予定である。
しかし、学園ではパーティなどの催しがあり、自宅までドレスなどを着替えに替えるという選択が時間的にできない。
単なる衣装部屋として借りる必要がでる。
まぁ、それは大した問題ではない。
そうだ、上流貴族の私は別館を借りることが義務であった。
あくまで慣習だ。
絶対に守る必要ないが、上流貴族は地元の貧しい貴族の生徒の為に寮を無償で提供しなければならない。
好景気のヴォワザン領に寮費を払えない貴族がいるの?
私は高を括ったがいましたよ。
しかし、ヴォワザン領出身の法衣貴族と教会の牧師卿の娘などが埋もれていた。
担当教諭から10人のリストを預かった。
今更!?
夏なら空いた別館を抑えるのも簡単だ。
見つからないとしても新築を建てることができた。
今、卒業を迎えようとする冬だ。
もう全部が埋まっていた。
今から建てるのも不可能だ。
慣例を破ったら母上様に怒られる。
「失礼するわ」
「これはエリザベート様。ご機嫌麗しゅうございます」
「お久しぶりね」
「もうお加減はよろしいのでしょうか?」
「ええ、全快よ」
「それは嬉しく思います」
「少し、いいかしら」
「今日はどういうご用件でしょうか?」
「ちょっとした手違いでね。別館の予約し損ねたのよ」
えっ、王族の令嬢が驚いた。
私が何を言ったかを気がつかないほど馬鹿ではない。
私とアンドラが使用するのに支障なく、10人以上の部屋を持つ別館は多くない。
2年前に喧嘩を売ってきた王族の令嬢の一人で格式は低いが中堅の領主の娘だった。
我が家の融資と南方交易会の借財なしでやってゆけない零細領主だった。
「今すぐ、出て行って貰えるかしら?」
「お待ち下さい」
「命令よ。出て行きなさい」
「どうか、ご猶予を!」
「わたくしに意見するのかしら?」
「いいえ、そんなつもりはありません。卒業式までお待ち下さい」
「どうして、わたくしが貴方の為に待たないといけないのかしら?」
「もちろん、私一人ならいますぐに出て行きましょう。ですが、この別館には我が領内の貴族が住んでおります。どうか、ご猶予を」
卒業式は9月末だ。
一ヶ月あれば、余裕で荷物を運び入れることができる。
そう思うかもしれないがそうはいかない。
私を当てに10人の貴族が入寮してくるかもしれない。
こちらも猶予がない。
「わたくしに恥をかかせるおつもりなの?」
「どうか、ご猶予を!」
「姉様、こちらの方にも事情がございましょう」
「アンドラは優しいのね。アンドラの頼みなら仕方ありません」
「ありがとうございます」
「卒業式から二日だけ待ちましょう」
「えっ、さす…………」
無茶苦茶な条件であった。
2年も住めば、それなりに荷物が増える。
それを二日で整理して出て行けと言うのだ。
戸惑う先輩の手をアンドラが取り、膝を付いてにっこりと笑う。
「姉様が無理を言って申し訳ありません。どうかこちらの事情もお察し下さい」
「えぇ、そうね!」
「先輩が面倒も見られておられる方々の引っ越しの費用はすべてこちらが持ちましょう。ご希望なら手配も致しましょう。さらに、しばらく王都に滞在を希望される方は最上級の旅館で部屋を用意させます」
「アンドラ様、ありがとうございます。しかし、まだ就職が決まっていない子もいるのです。それを思うと出て行けと言えないのです」
「無理な条件でなければ、そちらもこちらが用意致しましょう。また、本家の融資も少し増やしておきます。それならば、先輩の顔も立つでしょう。父上様によろしくお伝え下さい」
「はい、それならば! 必ず、二日後に出させます」
「先輩に感謝を」
「エリザベート様、アンドラ様に感謝を」
「要件はそれだけよ。よろしくお願いするわ」
「畏まりました。エリザベート様」
これはビジネスの常套手段で無茶な条件を言って脅す。
大抵、これで相手は怒る。
感情的になれば、しめたものだ。
そこから妥協点まで、こちらが折れる。
無茶を言っているのに何故か感謝される。
不思議な話だ。
「この方法では、姉様が暴君のように思われてしまいます」
「いいのよ。アンドラが交渉を進める方が早いでしょう。適材適所というのよ」
「確かに見事に嵌まってくれました」
「感謝してがんばってくれるでしょう」
卒業から2日で追い出される子はいい迷惑だろう。
しかし、追い出される子も最高の旅館を用意し、引っ越しの料金も必要なくなった。
就職できていない子も商会で雇うことで恩を着せることができる。
いい土産話を持って喜んで帰ることになる。
誰も損をしていない。
しかし、不思議な話だ。
同じ条件なのに最初から適切な条件を提示すれば、相手は図に乗って失敗する。
相手は調子に乗る。
何故か、レートを上げようとする。
最終的に不満が残る。
最悪、交渉が決裂する。
「判った。これは駆け引きという交渉術よ」
「判りますが、納得いきません」
「人間って、愚かな感情の生き物なのよ。ほとんど馬鹿と言ってもいいわ。騙されないように気を付けなさい」
「はい、気を付けます」
「よろしい」
上げて落とす。
価値のない物を価値があるように騙すこともできる。
詐欺師がよくやるテクニックだ。
騙されちゃ駄目だよ。
騎士団長の独断で演習が1ヶ月も延長され、2ヶ月も滞在した。
いい迷惑だよ。
騎士団のレベル上げに何故、付き合わされねばならないのよ。
季節が冬になったじゃない。
今度は遅れに遅れた学園の入学準備だ。
雪で覆われる冬に入学試験をやる貴族はいない。
創立して始めてとか言われた。
試験なんて儀礼的なものだから問題ないけどさ。
あいさつ、礼儀、レベル測定、実技が試される。
領地持ちで落第はない。
つまり、生徒の試験ではない。
教師が生徒を知って覚悟を決める為にやっている。
たとえば、侯爵家でまったく礼儀ができない生徒が入学するとする。
2年間で獣を人間にできるか?
教師は最低の礼儀とマナーを教えないといけない。
命懸けだ!
担当教諭が決めらない時は、実家から臨時の教諭を推薦して貰うそうだ。
臨時教諭と名の従者だね!
で、私とアンドラの試験で教師達が目を丸くした。
「レベル44?」
「レベル46?」
学園入学が近づくと、パワーレベリングでレベル20に合わせてきる生徒は見るが、30越えは聞いたことがない。
教師でもレベル33が最高であり、去年のトーマがレベル30でも話題になったとか!
レベル40超えとか、もう別次元ですよとか言われた。
これを見て、別の意味で担当教諭になりたがる人が少なくなった。
「エリザベート様、どうか問題を起こさないで下さい」
「わたくしが問題児に見えまして?」
「問題児とかいうレベルの話ではございません」
「説明して下さる」
「もちろんです」
担当教諭は説明を始めた。
学園は非常に保守的な存在らしく、王族、ラーコーツィ家、セーチェー家の三家は勢力が分散しているらしい。
私やアンドラが問題児という訳でもなく、むしろ優秀過ぎる生徒に分類される。
そんな人が三家以外から出てくるとひがみや諍いの種になる。
況して、オリバー王子と婚約者である私との仲の悪さは有名らしい。
王家と争うなど止めて欲しいと懇願された。
「わたくしは忠義を尽くしているだけです」
「でも、婚約を破棄しないと!」
「王子はそう言っていますが、王が認めていません。先生から王に言って頂ければ、いつでも破棄します」
「滅相もない」
「では、無理です」
「王子との争いは…………」
「王子に言って下さい」
担当教諭が死にそうな顔をした。
何でも貴族が小勢力であれば強引に生徒を退学にできるが、大きい貴族では生徒に責任を取らされないので代わりに担当教諭が責任を取らされる。
つまり、私が問題を起こすと、担当教諭の首が飛ぶ。
なるほど!
学園からすれば、ヴォワザン家は外から入ってきた異物でしかない。
それも二大侯爵家と並び立つほど巨大な伯爵家だ。
そんな大貴族様に担当教諭が決まりませんでしたとは言えないので運悪く、今年入ってきた新米教員の彼女が選ばれたらしい。
教師は潰しが利かない職業で、首になれば没落貴族一直線になる。
涙目で訴えた。
「エリザベート様、どうか穏便にお願いします」
「それは王子次第ね!」
「先生、姉様が問題を起こさないのは無理と思います」
「終わった! 折角、教諭になれたと喜んで貰ったのに」
「首になったら家で雇ってあげるわ」
まったく慰めにならない言葉だった。
◇◇◇
合格、学園へ入学許可を貰った。
次は寮室を借りる。
王宮に住む者を除けば、寮を借りないという選択はなかった。
私もアンドラも家から通う予定である。
しかし、学園ではパーティなどの催しがあり、自宅までドレスなどを着替えに替えるという選択が時間的にできない。
単なる衣装部屋として借りる必要がでる。
まぁ、それは大した問題ではない。
そうだ、上流貴族の私は別館を借りることが義務であった。
あくまで慣習だ。
絶対に守る必要ないが、上流貴族は地元の貧しい貴族の生徒の為に寮を無償で提供しなければならない。
好景気のヴォワザン領に寮費を払えない貴族がいるの?
私は高を括ったがいましたよ。
しかし、ヴォワザン領出身の法衣貴族と教会の牧師卿の娘などが埋もれていた。
担当教諭から10人のリストを預かった。
今更!?
夏なら空いた別館を抑えるのも簡単だ。
見つからないとしても新築を建てることができた。
今、卒業を迎えようとする冬だ。
もう全部が埋まっていた。
今から建てるのも不可能だ。
慣例を破ったら母上様に怒られる。
「失礼するわ」
「これはエリザベート様。ご機嫌麗しゅうございます」
「お久しぶりね」
「もうお加減はよろしいのでしょうか?」
「ええ、全快よ」
「それは嬉しく思います」
「少し、いいかしら」
「今日はどういうご用件でしょうか?」
「ちょっとした手違いでね。別館の予約し損ねたのよ」
えっ、王族の令嬢が驚いた。
私が何を言ったかを気がつかないほど馬鹿ではない。
私とアンドラが使用するのに支障なく、10人以上の部屋を持つ別館は多くない。
2年前に喧嘩を売ってきた王族の令嬢の一人で格式は低いが中堅の領主の娘だった。
我が家の融資と南方交易会の借財なしでやってゆけない零細領主だった。
「今すぐ、出て行って貰えるかしら?」
「お待ち下さい」
「命令よ。出て行きなさい」
「どうか、ご猶予を!」
「わたくしに意見するのかしら?」
「いいえ、そんなつもりはありません。卒業式までお待ち下さい」
「どうして、わたくしが貴方の為に待たないといけないのかしら?」
「もちろん、私一人ならいますぐに出て行きましょう。ですが、この別館には我が領内の貴族が住んでおります。どうか、ご猶予を」
卒業式は9月末だ。
一ヶ月あれば、余裕で荷物を運び入れることができる。
そう思うかもしれないがそうはいかない。
私を当てに10人の貴族が入寮してくるかもしれない。
こちらも猶予がない。
「わたくしに恥をかかせるおつもりなの?」
「どうか、ご猶予を!」
「姉様、こちらの方にも事情がございましょう」
「アンドラは優しいのね。アンドラの頼みなら仕方ありません」
「ありがとうございます」
「卒業式から二日だけ待ちましょう」
「えっ、さす…………」
無茶苦茶な条件であった。
2年も住めば、それなりに荷物が増える。
それを二日で整理して出て行けと言うのだ。
戸惑う先輩の手をアンドラが取り、膝を付いてにっこりと笑う。
「姉様が無理を言って申し訳ありません。どうかこちらの事情もお察し下さい」
「えぇ、そうね!」
「先輩が面倒も見られておられる方々の引っ越しの費用はすべてこちらが持ちましょう。ご希望なら手配も致しましょう。さらに、しばらく王都に滞在を希望される方は最上級の旅館で部屋を用意させます」
「アンドラ様、ありがとうございます。しかし、まだ就職が決まっていない子もいるのです。それを思うと出て行けと言えないのです」
「無理な条件でなければ、そちらもこちらが用意致しましょう。また、本家の融資も少し増やしておきます。それならば、先輩の顔も立つでしょう。父上様によろしくお伝え下さい」
「はい、それならば! 必ず、二日後に出させます」
「先輩に感謝を」
「エリザベート様、アンドラ様に感謝を」
「要件はそれだけよ。よろしくお願いするわ」
「畏まりました。エリザベート様」
これはビジネスの常套手段で無茶な条件を言って脅す。
大抵、これで相手は怒る。
感情的になれば、しめたものだ。
そこから妥協点まで、こちらが折れる。
無茶を言っているのに何故か感謝される。
不思議な話だ。
「この方法では、姉様が暴君のように思われてしまいます」
「いいのよ。アンドラが交渉を進める方が早いでしょう。適材適所というのよ」
「確かに見事に嵌まってくれました」
「感謝してがんばってくれるでしょう」
卒業から2日で追い出される子はいい迷惑だろう。
しかし、追い出される子も最高の旅館を用意し、引っ越しの料金も必要なくなった。
就職できていない子も商会で雇うことで恩を着せることができる。
いい土産話を持って喜んで帰ることになる。
誰も損をしていない。
しかし、不思議な話だ。
同じ条件なのに最初から適切な条件を提示すれば、相手は図に乗って失敗する。
相手は調子に乗る。
何故か、レートを上げようとする。
最終的に不満が残る。
最悪、交渉が決裂する。
「判った。これは駆け引きという交渉術よ」
「判りますが、納得いきません」
「人間って、愚かな感情の生き物なのよ。ほとんど馬鹿と言ってもいいわ。騙されないように気を付けなさい」
「はい、気を付けます」
「よろしい」
上げて落とす。
価値のない物を価値があるように騙すこともできる。
詐欺師がよくやるテクニックだ。
騙されちゃ駄目だよ。
0
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
ざまぁされるための努力とかしたくない
こうやさい
ファンタジー
ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。
けどなんか環境違いすぎるんだけど?
例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。
作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。
中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。
……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
無事にバッドエンドは回避できたので、これからは自由に楽しく生きていきます。
木山楽斗
恋愛
悪役令嬢ラナトゥーリ・ウェルリグルに転生した私は、無事にゲームのエンディングである魔法学校の卒業式の日を迎えていた。
本来であれば、ラナトゥーリはこの時点で断罪されており、良くて国外追放になっているのだが、私は大人しく生活を送ったおかげでそれを回避することができていた。
しかしながら、思い返してみると私の今までの人生というものは、それ程面白いものではなかったように感じられる。
特に友達も作らず勉強ばかりしてきたこの人生は、悪いとは言えないが少々彩りに欠けているような気がしたのだ。
せっかく掴んだ二度目の人生を、このまま終わらせていいはずはない。
そう思った私は、これからの人生を楽しいものにすることを決意した。
幸いにも、私はそれ程貴族としてのしがらみに縛られている訳でもない。多少のわがままも許してもらえるはずだ。
こうして私は、改めてゲームの世界で新たな人生を送る決意をするのだった。
※一部キャラクターの名前を変更しました。(リウェルド→リベルト)
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる