こんなはずじゃなかった

B介

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デートのラスト3

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「ハァッ!アッ!…やめっ…」


ギシギシとベッドの軋む音が響く。

ベッドに寝転ぶ西園寺に抱きしめられながら、兵藤の巨砲で後ろから突かれ、喘ぐ睡蓮の手を借り、自らの物を扱く圭介。

「くっ!…睡蓮の手…気持ちいい…。」

ハアハアと吐息を漏らしながら、扱くスピードを上げる圭介。


激しい突き上げに背中をしならせる睡蓮の唇を塞ぐ西園寺は、いきり立つ自らの分身を睡蓮の腹に擦り付ける。

「ハア…早く、イケよ、雷仁…。」

ピチャピチャと水音を立てるキスの間に、汗を振り撒き、気持ち良さに夢中で腰を振り兵藤に責める様に声を掛ける西園寺。


「ウッ!…ハァッ!話しかけんじゃねぇ!睡蓮の中、堪能してんのに、テメェの声で萎えるだろうが!…クッ!睡蓮…締めんな…!アアッ!気持ちいい…チクショー…2人でしたい…」

必死に腰を振る兵藤のモノを離さないとばかりにぎゅうぎゅう締め付ける睡蓮。

「ヤッ!アッ!いい加減に…!ンンッ!」

睡蓮の言葉を飲み込む様に激しく唇を西園寺が貪った。


そして、そんな睡蓮の白い背中に舌を這わせたり、所有物の印を残すのに夢中な豪は、時折歯を立ててしまい、その刺激が更に内部の兵藤を喜ばせてしまう。


最初の約束は怒りと嫉妬の塊と化した4人に犯されて消えてしまい、まさかの4人同時に相手をすることになるとは思わなかった睡蓮は、その日寝ることは出来ず、朝日と共に瞼を閉じた。


起きた時は夕方で、もう一泊と駄々をこねる4人を無視して、重い身体で身支度を済ませた。






「あー…暫くお前らとは遊ばねえ。」

睡蓮の一言にギョッと目を見開く4人。



「な!何で!?やだよ!」


煩い、圭介。


「そんなこと許す訳ねえだろ。」

ギロリと鋭い視線を送る兵藤に、ビクッと身体を震わせるが、負けじと睡蓮も睨む。


「お前らといると身体がこのままじゃ壊される。」


「…あれはお前が悪いんだろ?」

フンッと足を組み変えながら言う、西園寺にも睨みを向ける。


「そもそも、盛るんじゃねえよ!!」

「…無理だ。」


ぽつりと呟く豪に、ハアアと溜息をつい、ついてしまった。

普段静かなくせして1番野獣な豪の歯形がズキリと痛む。


キキッとブレーキが掛かり、学園に着いた事を知らせる。


「とにかく、暫く部屋くんなよ!!」


バンッと扉を開けて、寮の部屋へと逃げ込み鍵を掛ける。

数秒後にバンバン扉を叩かれたが無視。

喚く声からして圭介と兵藤だ。



あー…しんど!


腰が痛え…。



ベッドにゴロンと転がると、携帯を暫く見ていない事に気付き、手を伸ばし、鞄を漁る。


電源を点けると、メッセージが届いていた。

「ん?……ちょうどいいか。」


あいつらに捕まりそうだしな。


それに、


「久しぶりだな。…気になってたし。」




睡蓮はメッセージに了解と打ち、送信し、瞳を閉じた。

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