1 / 1
1話 婚約者の弟一家が食事をたかりに来て婚約者に物をねだっていきます。 もう我慢の限界です
しおりを挟む
「お兄様。来たぜ。俺が来たぜ。俺だぜ。俺だ。俺が来た!」
「パタル伯父さん来たんだぜー」
「来たのよ、来たわ」
頭の悪そうな、いえ、確実に頭の悪い殿方が品のない女性と何の教育も受けていなさそうな
見るからに馬鹿な子供を連れて家を訪ねて来ました。
「おお、来たかチッザ。ナピアさん。リシア。リシン」
同棲してる婚約者のウィーラン伯爵家嫡男パタルが頭の悪い殿方達を家に迎えます。
この頭の悪い殿方達は悲しい事に婚約者の弟夫婦と子供達なんです。
はぁ、親に無理矢理決められた婚約者と同棲してるのですが、毎週末婚約者の弟夫妻が子供2人を連れて食事に来るのです。
初めのうちは我慢していたのですが、もう我慢も限界です。
何も持ってこずに、家の食事を食べつくしていくのです。
これは許せることではありません。
「俺一番乗りで入ったんだぜ。俺が一番乗りだぜ!」
「あ、お父様ずるい。俺が一番乗りで入りたかったのに」
「お父様ずるいのよ。私が一番乗りで入りたかったわ」
「酷いじゃないのチッザ。私が一番乗りで入りたかったのよ」
。。。これが婚約者の弟一家だなんて、何故私はこんなにも不幸が襲ってくるのですか。
婚約者の弟夫婦がこれでは、子供2人もまともに教育されてるわけがありません。
婚約者の弟チッザと妻ナピアは馬鹿同士気が合って結婚したのでしょうか。
馬鹿って惹かれあうんでしょうか。惹かれあうんでしょうね。
「今日はわざわざなんの用かしら」
用事がなければこんなに頻繁に来ないで下さい。
迷惑です。
死んで欲しいです。死んで下さい。
「飯食いに来たぜ。俺が一番食うんだぜ!」
「俺が一番食べる」
「私が一番食べるのよ。私が一番食べたいのだわ」
「駄目よ貴方達。私が一番食べたいのよ」
無銭飲食の強盗じゃないですか。
4人で飲食店の食事を食べつくして無銭飲食なんて処刑ですよね。
もうこの無銭飲食強盗一家は処刑でいいんじゃないでしょうか。
「パタル伯父さん来たんだぜー」
「来たのよ、来たわ」
頭の悪そうな、いえ、確実に頭の悪い殿方が品のない女性と何の教育も受けていなさそうな
見るからに馬鹿な子供を連れて家を訪ねて来ました。
「おお、来たかチッザ。ナピアさん。リシア。リシン」
同棲してる婚約者のウィーラン伯爵家嫡男パタルが頭の悪い殿方達を家に迎えます。
この頭の悪い殿方達は悲しい事に婚約者の弟夫婦と子供達なんです。
はぁ、親に無理矢理決められた婚約者と同棲してるのですが、毎週末婚約者の弟夫妻が子供2人を連れて食事に来るのです。
初めのうちは我慢していたのですが、もう我慢も限界です。
何も持ってこずに、家の食事を食べつくしていくのです。
これは許せることではありません。
「俺一番乗りで入ったんだぜ。俺が一番乗りだぜ!」
「あ、お父様ずるい。俺が一番乗りで入りたかったのに」
「お父様ずるいのよ。私が一番乗りで入りたかったわ」
「酷いじゃないのチッザ。私が一番乗りで入りたかったのよ」
。。。これが婚約者の弟一家だなんて、何故私はこんなにも不幸が襲ってくるのですか。
婚約者の弟夫婦がこれでは、子供2人もまともに教育されてるわけがありません。
婚約者の弟チッザと妻ナピアは馬鹿同士気が合って結婚したのでしょうか。
馬鹿って惹かれあうんでしょうか。惹かれあうんでしょうね。
「今日はわざわざなんの用かしら」
用事がなければこんなに頻繁に来ないで下さい。
迷惑です。
死んで欲しいです。死んで下さい。
「飯食いに来たぜ。俺が一番食うんだぜ!」
「俺が一番食べる」
「私が一番食べるのよ。私が一番食べたいのだわ」
「駄目よ貴方達。私が一番食べたいのよ」
無銭飲食の強盗じゃないですか。
4人で飲食店の食事を食べつくして無銭飲食なんて処刑ですよね。
もうこの無銭飲食強盗一家は処刑でいいんじゃないでしょうか。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
姉妹差別の末路
京佳
ファンタジー
粗末に扱われる姉と蝶よ花よと大切に愛される妹。同じ親から産まれたのにまるで真逆の姉妹。見捨てられた姉はひとり静かに家を出た。妹が不治の病?私がドナーに適応?喜んでお断り致します!
妹嫌悪。ゆるゆる設定
※初期に書いた物を手直し再投稿&その後も追記済
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
女神に頼まれましたけど
実川えむ
ファンタジー
雷が光る中、催される、卒業パーティー。
その主役の一人である王太子が、肩までのストレートの金髪をかきあげながら、鼻を鳴らして見下ろす。
「リザベーテ、私、オーガスタス・グリフィン・ロウセルは、貴様との婚約を破棄すっ……!?」
ドンガラガッシャーン!
「ひぃぃっ!?」
情けない叫びとともに、婚約破棄劇場は始まった。
※王道の『婚約破棄』モノが書きたかった……
※ざまぁ要素は後日談にする予定……
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
聖女が降臨した日が、運命の分かれ目でした
猫乃真鶴
ファンタジー
女神に供物と祈りを捧げ、豊穣を願う祭事の最中、聖女が降臨した。
聖女とは女神の力が顕現した存在。居るだけで豊穣が約束されるのだとそう言われている。
思ってもみない奇跡に一同が驚愕する中、第一王子のロイドだけはただ一人、皆とは違った視線を聖女に向けていた。
彼の婚約者であるレイアだけがそれに気付いた。
それが良いことなのかどうなのか、レイアには分からない。
けれども、なにかが胸の内に燻っている。
聖女が降臨したその日、それが大きくなったのだった。
※このお話は、小説家になろう様にも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる