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112話 【幼女を守ろうとする決意が見れる少女の好感度レベルが2になりました】
しおりを挟む「そうなのね」
「小羽玖ちゃんが言うように、きっとそうなんでしょう」
「実椿ちゃんの事頼んだわよ」
私は私で、色々とする事があります。
この新たな生で、私はする事があります。
小羽玖ちゃんが実椿ちゃんを小脇に抱えていてくれるなら、それも良いでしょう。
実椿ちゃんを小脇に抱えていないと、小脇が寂しいのも事実ですがね。
「うん」
「頼まれたよ」
「任せて」
「実椿ちゃんは私が小脇に抱える」
「実椿ちゃんは私が守る」
「今度は」
「今度こそは」
小羽玖ちゃんの意気込みを感じます。
ぴろんぴろんっ。
また、好感度が2段階上がるような好感度が聴こえてきました。
【幼女を守ろうとする少女の好感度が上がりました】
うんー、今度はさっきよりは、小羽玖ちゃんから私への好感度が上がる要素が少しはなくもないかもしれませんが。
やっぱり、小羽玖ちゃんから私への好感度が上がるような事、私何かしました?
好感度が上がってるのは、小羽玖ちゃんから実椿ちゃんへの好感度。
実椿ちゃんから小羽玖ちゃんへの好感度なんじゃないでしょうか。
まぁ、私はエタファン世界に、ゲームの世界に転生したのですから。
この世界のシステムがおかしいと文句を言っても、仕方がありません。
【幼女を守ろうとする決意が見れる少女の好感度レベルが2になりました】
まぁ、なんだか小羽玖ちゃんとの好感度レベルも2になったようです。
紳士が言ってた言葉からすると、私のこの世界での生き方次第で、
誰の好感度を上げるか。
誰かに憎まれ恨まれ誰かを殺すような生き方か。
生き方次第で、多種多様なボーナスがつくようです。
環希ちゃんからの好感度レベルが2になった事によるボーナスはまだわかりませんし。
小羽玖ちゃんからの好感度レベルが2になった事によるボーナスも、アナウンスされたり、
ウィンドウ画面に流れてきません。
が、何かのボーナスがあるのでしょう。
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