殿下は女子大生がお好きなようでもう女子大生でない聖女の私は婚約破棄を告げられました。怒らないで下さい。全て殿下が悪いのですよ。ざまぁ(笑)

甘いからあげ

文字の大きさ
3 / 7

3話 「今更謝ってももう遅いのよヒミリィ。 私は貴女が好きなぐらいよ。 さようなら私の好きなヒミリィ」

しおりを挟む
 「ねぇ殿下、何を悲劇のヒロイン気取って泣いているのよ。
泣いても何にもならないわよ。気持ち悪いわね。
殿方の癖に悲劇のヒロイン気取ってめそめそめそめそ。
殿方なら泣いてないで行動してみたらどうかしら」
 「殺してやる」
 「はぁ、出来るといいわね。
でもそこまで言うのなら殿下、貴方も殺される覚悟は出来ているわよね」
 人を殺そうという者は殺される覚悟がなければなりません。
人に殺すと言うなら、貴方も殺しに来いという礼節あるお誘いなのです。
この女子大生馬鹿殿下もそれぐらいの礼節は知っていたようですね。
ならば、礼節には礼節で返さなければなりません。
私も貴族、男爵令嬢、礼節を重んじるのが男爵令嬢。
 殿下が剣を抜く前により先に殿下の左手を斬りつけました。
遅いですね。
殿下の喉を斬りつけ、そのまま止めを刺しました。
 殿下、礼節を守った貴方を笑いはしません。さようなら。
 「お姉様~年を取りすぎてババァも過ぎてぼけた老女にでもなったのかしら~。
自分が何をしたのか分かってるのかしら~」
 はぁ、やれやれヒミリィはうるさいですね。
甲高い声が耳障りだとかそんな事は関係ないんですよ。
私がそんな理由で実の妹を殺すわけじゃないですか。
存在が邪魔なので殺しておきましょう。
 「お姉様~辞めて~。
なんでヒミリィお姉様に両脚を切り落とされたの~。
ヒミリィが何をしたっていうのよ~」
 何をしたかですか。
何かしましたっけ。
確かに殿下と浮気していたとか私の婚約者の殿下を奪おうとしたとかそんな事はありますが、
そんな事はどうでもいいのです。
ただただ貴女が邪魔だから殺すのです。
別にヒミリィが嫌いなわけではありません。
貴族なら、欲しいものはなんでも奪おうとするのは貴族らしい素晴らしい行為です。
むしろヒミリィは貴族らしく生きているので好きなぐらいです。
それでも貴女が邪魔だから殺すのです。
 「ヒミリィ、貴女が何か悪い事をしたからとかではないわ。
あんな女子大生馬鹿殿下と貴女が浮気していたとかあんな女子大生物大好き殿下を貴女が奪おうとした事とか
そんな事どうでもいいの」
 「じゃあ許してお姉様~。両脚切り落とされたヒミリィって惨めでしょ~。
これからはひっそりと生きていくから、もうお姉様のものを奪ったりなんてしないから~
許してお姉様~」
 ヒミリィが惨めな命乞いをしてきます。
 「今更謝ってももう遅いのよヒミリィ。
私は貴女が好きなぐらいよ。
さようなら私の好きなヒミリィ」
 ヒミリィの腹を割いてヒミリィの内蔵をぐちゃぐちゃに掻き回してから首を落としました。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

感情の無い聖女様は、公爵への生贄にされてしまいました

九条 雛
恋愛
「――私など、ただの〝祈り人形〟でございます。人形に感情はありませぬ……」 悪逆非道の公爵の元へと生贄として捧げられてしまった聖女は、格子の付いた窓を見上げてそう呟く。 公爵は嗜虐に満ちた笑みを浮かべ言い放つ。 「これからは、三食きちんと食べてもらおう。こうして俺のモノとなったからには、今までのような生活を送れるとは思わぬことだな」 ――これは、不幸な境遇で心を閉ざしてしまった少女と、その笑顔を取り戻そうとする男の物語。

婚約破棄されたので、隠していた聖女の力で聖樹を咲かせてみました

Megumi
恋愛
偽聖女と蔑まれ、婚約破棄されたイザベラ。 「お前は地味で、暗くて、何の取り柄もない」 元婚約者である王子はそう言い放った。 十年間、寡黙な令嬢を演じ続けた彼女。 その沈黙には、理由があった。 その夜、王都を照らす奇跡の光。 枯れた聖樹が満開に咲き誇り、人々は囁いた。 「真の聖女が目覚めた」と——

宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです

ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」 宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。 聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。 しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。 冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。

追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている

潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。

芋くさ聖女は捨てられた先で冷徹公爵に拾われました ~後になって私の力に気付いたってもう遅い! 私は新しい居場所を見つけました~

日之影ソラ
ファンタジー
アルカンティア王国の聖女として務めを果たしてたヘスティアは、突然国王から追放勧告を受けてしまう。ヘスティアの言葉は国王には届かず、王女が新しい聖女となってしまったことで用済みとされてしまった。 田舎生まれで地位や権力に関わらず平等に力を振るう彼女を快く思っておらず、民衆からの支持がこれ以上増える前に追い出してしまいたかったようだ。 成すすべなく追い出されることになったヘスティアは、荷物をまとめて大聖堂を出ようとする。そこへ現れたのは、冷徹で有名な公爵様だった。 「行くところがないならうちにこないか? 君の力が必要なんだ」 彼の一声に頷き、冷徹公爵の領地へ赴くことに。どんなことをされるのかと内心緊張していたが、実際に話してみると優しい人で…… 一方王都では、真の聖女であるヘスティアがいなくなったことで、少しずつ歯車がズレ始めていた。 国王や王女は気づいていない。 自分たちが失った者の大きさと、手に入れてしまった力の正体に。 小説家になろうでも短編として投稿してます。

聖女を追い出しても平気だと思っていた国の末路

藤原遊
ファンタジー
聖女が国を去った日、神官長は分かっていた。 この国は、彼女を軽く扱いすぎたのだと。 「聖女がいなくても平気だ」 そう言い切った王子と人々は、 彼女が“何もしていない”まま国が崩れていく現実を、 やがて思い知ることになる。 ――これは、聖女を追い出した国の末路を、 静かに見届けた者の記録。

すべて、お姉様のせいです

シエル
ファンタジー
私の姉は聖女だ。 我が家はごく普通の男爵家で、特に貧乏でも裕福でもない まったく特筆すべきことがない家である。 そんな我が家の長女であるアイラが、王立貴族学院へ 入学したことで『特別』になった。 お花畑ヒロインの家族もお花畑なの? そんなヒロイン体質の姉をもつ、セイカの苦労と涙の物語。 ※ 中世ヨーロッパがモデルの架空の世界です。 ※ ご都合主義なので、ご了承ください。

使い捨て聖女の反乱

あんど もあ
ファンタジー
聖女のアネットは、王子の婚約者となり、瘴気の浄化に忙しい日々だ。 やっと浄化を終えると、案の定アネットは聖女の地位をはく奪されて王都から出ていくよう命じられるが…。 ※タイトルが大げさですがコメディです。

処理中です...