聖女を追い出しても平気だと思っていた国の末路

聖女が国を去った日、神官長は分かっていた。
この国は、彼女を軽く扱いすぎたのだと。

「聖女がいなくても平気だ」
そう言い切った王子と人々は、
彼女が“何もしていない”まま国が崩れていく現実を、
やがて思い知ることになる。

――これは、聖女を追い出した国の末路を、
静かに見届けた者の記録。
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