上 下
1 / 6

書きたいラノベ 男爵令嬢物 私は男爵令嬢物を書きたいのです 男爵令嬢はかっこいいのです

しおりを挟む
 男爵令嬢!!
男爵令嬢物が大好きになってしまいました。
高校生の時の妄想では地域の自警団、ガキ大将
地元を仲間を愛し護るそんなキャラにこれといった適切な役職を付けられませんでした。
 今の私は適切な役職を知りました。
男爵令嬢!男爵!貴族!領主!
領民を領地を愛し護り
家来弟分舎弟兵隊を率い外敵と戦う。
それが男爵令嬢!
かっこいいーー!
男爵令嬢ってかっこいいですよね。
ファイティングファンタジアの嗜みは当然兵を率いる事も一騎打ちもタイマンも騎馬戦もなんでもござれ。
勇者やヒーローとはまた違った良さがあるのです。
男爵令嬢にとって一番護らなければいけないのは領民なのです。
そのためにはどれだけ罪を重ねても領民を護るのです。
男爵令嬢とは罪を背負い生きていくものなのです。
兵隊が殺した命は男爵令嬢が殺したも同然なのです。
男爵令嬢は罪を重ね引き受け地獄に突き進むものなのです。
私が好きな台詞はこういうのようy方達の罪にはならない。
全て私の罪になるのよ。罪を恐れず殺しなさい」
兵隊が良心倫理観罪悪感やらで好き勝手に動いたり動かなかったりというのは困ります。
当然、誰かが彼等の罪を引き受けなければなりません。
その罪を背負うのは隊長でしょうか、当然違います。
舎弟でも幹部でも武将でもなく男爵令嬢が引き受けるのです。
かっこいいですよね。私はそういうキャラがかっこいいと思ってラノベを書きます。
 男爵令嬢は、産まれた時から爵位を家督を領地を継承したがります。
領民を領土を護ろうとします。
それは彼女達の本能なのです。
彼女達は人間ではなく、貴族、男爵令嬢という生き物なのです。
男爵家は大抵一人しか領地を継承できません。
一人分の領地や財産しかないのです。
だから、男爵家なのです。
男爵家に子供が2人いれば、当然のように殺し合います。
互いにとって邪魔で殺したい相手なのです。
それは仕方ありません。
 男爵令嬢は弟分妹分を持ち可愛がり教育し育てます。
それは、本来兄弟に持つ情を弟分妹分に注いでるいのです。
男爵令嬢といえども兄弟を殺せば当然悲しみます。
だから、その悲しみを誤魔化すために悲しみで歩みを止めないように
弟分妹分を愛するのです。
弟分妹分は実の兄弟と違って殺す必要がありませんから。
実力が認められた弟分妹分は舎弟舎妹になります。
いつまで立っても結果の出せない弟分妹分は、いつまで立っても弟分妹分のままだったりします。
 男爵令嬢は兄弟に殺されないかいつも怯えていて、寝る時は弟分妹分を部屋に周囲において寝ます。
兄弟を全て殺した男爵令嬢は、今度は兄弟を殺した罪悪感に苛まれます。
兄弟を殺した男爵令嬢は、永遠に殺した兄弟の事を忘れる事はありません。
永遠に兄弟殺しの事実から逃げられないのです。
だから、兄弟を全て殺しても部屋に周囲に弟分妹分をおいて寝るのです。
お察しの通り男爵令嬢とは弱い生き物なのです。
兄弟殺しなんてなんて事はないと嘘ぶき、永遠に殺した兄弟の事を恐れ続けるのです。
そんな男爵令嬢の恐れ罪悪感を少しでも和らげられるのが弟分妹分なのです。
馬鹿みたいですよね。馬鹿みたいというより馬鹿ですよね。
馬鹿だから、男爵令嬢などやっていられるのです。
賢ければ死ぬか男爵令嬢なぞ辞めて平民として生きていくのです。
しかし、男爵令嬢を辞めて平民として生きていくといっても
彼女達は人間ではないのです。
人間のふりをしても人間とは違うのです。
いくら賢くてもその違いはどうしようもなく、結局死んでしまうのです。
馬鹿ですねぇ。
そんな馬鹿で弱い男爵令嬢達を慈しみながらアルファポリスで男爵令嬢物を書いています。

しおりを挟む

処理中です...